SaaS AWARD 2022SaaS AWARD 2022

SaaS AWARD 2022SaaS AWARD 2022

企業の働き方や事業推進の変革を支援したサービスを、企業や社会への貢献度を踏まえて表彰します3月4日はSaaSの日
デジタルシフト部門
スタートアップ賞
創業10年以内×従業員100名以下の企業の生産性向上に最も貢献している
HRMOS採用
株式会社ビズリーチ
HRMOS採用
審査員コメント
カスタマーサクセスプラットフォームを開発する株式会社Asobicaの導入事例です。「少人数かつ高い採用目標で業務多忙」という急成長スタートアップならではの課題を「HRMOS採用」で解消しました。同社でも、高い採用目標を掲げる中で、連絡ツール、求人媒体の数が増えすぎて管理が追いつかず、さらに日程調整や進捗管理も増加し続け業務が圧迫されるという課題がありました。「HRMOS採用」の活用で業務負荷を削減し、ハイペースな組織拡大を支えるオペレーション構築を実現した上で、データを活用し戦略の見直しにも取り組んでいる点を評価しました。
デジタルシフト部門
中小企業賞(SMB)
従業員101名〜500名以下の企業の生産性向上に最も貢献している
HubSpot
スマートキャンプ株式会社
HubSpot
審査員コメント
コマースプラットフォームを提供するAnyMind Group株式会社の導入事例です。世界13の国と地域に17拠点を展開している同社では、営業情報の一元管理を目指し、その第一歩としてHubSpotを導入。海外拠点における売上成長400%のインパクトに加えて、拠点が物理的に離れていることで生まれていた「営業活動のブラックボックス化」「顧客情報のサイロ化」といった課題を解消した点が受賞の理由となります。複数拠点で営業管理の共通化を行いSFA導入の大きな目的である売上向上に成功しており、多拠点展開をされている日本企業の参考になる事例です。
デジタルシフト部門
大企業賞(エンタープライズ)
従業員501名以上の企業の生産性向上に最も貢献している
BtoBプラットフォーム 請求書
株式会社インフォマート
BtoBプラットフォーム 請求書
審査員コメント
日本瓦斯株式会社(日ガス)は、DX銘柄2021にも選出されたエネルギー企業です。「BtoBプラットフォーム 請求書」の導入により、毎月2,000件近く発生する一般経費の処理のうち4割超を電子化させ、連結決算を1週間近く短縮しました。さらに、承認作業の効率化、入力ミスや紛失リスクの軽減など、現場も管理者も請求書を電子発行するメリットを理解している点が浸透を後押ししました。複数事業所があり、連結会計に対応しなければならない、規模の大きな企業ならではの課題を解消できている事例として、選出しました。
デジタルシフト部門
SaaS連携賞(API賞)
他社SaaSとのAPI連携によって、より生産性向上に貢献している
審査員コメント
導入企業のエンジョイント税理士法人は会計SaaSの導入支援を得意とし、社内でもSaaSを積極的に活用しています。それゆえに生じるSaaS切り替えの手間、個人間の作業品質のばらつきが課題でした。それを「Dropbox Business」らの連携を通じて解消しています。近年、複雑なプログラミングコードの記述なしに業務アプリケーションを構築できるSaaSが世界で注目されており、本事例でも活用されている「Zapier」などが知られています。本事例は今後日本でも拡大を期待するSaaSの活用法であり、時流にのっとった先進的な事例と評価し、Best SaaS in Japanに選出しました。
デジタルシフト部門
AI/IoT SaaS賞
AI/IoTの領域でSaaSサービスを展開し、生産性向上に貢献している
SHaiN
株式会社タレントアンドアセスメント
SHaiN
審査員コメント
「松屋」など飲食チェーンを展開する株式会社松屋フーズホールディングスの導入事例です。店長昇格試験における公正な評価を、対話型AI面接サービス「SHaiN」の導入により実現しています。AIで自動作成される評価レポートを根拠として活用しフィードバックツールとするなど、システムを生かすフローへ改善し続けている点を評価し、選出しました。面接評価にとどまらず、人材育成の根幹を担うシステムとしての利用も検討されており、さらに活用が進むと期待しています。
デジタルシフト部門
グローバル賞
海外企業へSaaSサービスを提供し、生産性向上に貢献している(※国産SaaSベンダーに限る)
Teachme Biz
株式会社スタディスト
Teachme Biz
審査員コメント
住宅設備最大手LIXILのタイ現地法人における導入事例です。主に建造物用の窓やサッシを製造・販売しており、現場で取り付け作業を行う代理店スタッフ1,000名以上の技術標準化に活用しています。画像と動画を組み合わせたマニュアルを「Teachme Biz」で配布し、習熟度の差、言語の溝を適切にカバーする取り組みを実施。さらに閲覧状況をモニタリングし、マニュアル確認を習慣づける仕組みづくりをあわせて実施するなど、運用改善に取り組んでいる点を評価しました。フィリピン、インドネシア、ベトナム、インドなどの現地法人での横展開も進んでいます。
デジタルシフト部門
プロダクト開発賞
開発ストーリー、イチオシ機能開発にまつわるエピソード
審査員コメント
「ViKet Town」は、冒険社プラコレによるバーチャルオフィスツールです。同社は「Webが本社」を掲げ、2015年創業当時からオンライン上で業務を行っています。そのノウハウを生かしたツールとして「ViKet Town」を開発しました(2022年春正式リリース予定、現在はβ版)。昨今の組織課題に合致したプロダクトであることに加え、画面を異世界風とすることで同社らしい“冒険心”を演出しつつ、コミュニケーション課題を解消する工夫が加えられている点を評価しました。今後、同様の思いを持つ企業から深く愛されるサービスになるのではと感じています。