「有名なSaaS管理ツールはどれが自社に合う?」「料金や、入退社のアカウント処理を自動化できる範囲はどう違う?」とお悩みではありませんか。
ジョーシスとfreee IT管理(旧Bundle by freee)は、SaaSアカウントとデバイスを従業員台帳で一元管理できるツールです。どちらも入退社に伴うアカウント発行・削除を自動化できます(ジョーシスは上位プランのみ対応)。
ジョーシスでは、ツールに加えて、PCの手配やヘルプデスクを任せられる代行サービスも申し込めます。freee IT管理では、freee会計と連携して、SaaSの利用料まで会計のデータとつなげて管理できます。
両製品の機能や料金、口コミを比較し、自社の運用体制に最適なSaaS管理ツールの選び方を結論から解説します。
【30秒でわかるこの記事のポイント】
・SaaSアカウントとデバイスを従業員ごとの台帳で管理する基本の機能は、どちらも備えている
・PCの手配やヘルプデスクまで、IT管理の実務を社外に任せたいならジョーシス
・freee会計などfreeeの製品とあわせて、バックオフィスの管理をまとめたいならfreee IT管理
▶︎SaaS管理ツールの主要サービスの資料をまとめてダウンロード
SaaS管理ツール全体のおすすめ製品やタイプ別の選び方は、下記で紹介しています。
>SaaS管理ツール比較おすすめ11選 タイプ別選び方と機能・料金表
\ 【限定特典】Excelで編集できる比較表つき/
※掲載料金は税区分の記載を含め、各社公式サイトの表記に基づいています。
ジョーシスとfreee IT管理の違いを比較【一覧表】
まずは一覧で、料金とプラン、入退社の自動化の条件、freee会計との連携、問い合わせサポート体制を比較してみましょう。
| 比較項目 | ![]() ジョーシス | ![]() freee IT管理 |
|---|---|---|
| プランの種類 | SaaS Management/Access Managementの2プラン | 年契約・年払いプランの1種類 |
| 主な対象 | 情報システム部門・セキュリティ部門 | 情報システム部・コーポレートIT部・総務部 |
| 初期費用 | 要問い合わせ | 0円 |
| 月額費用(最安プラン) | 要問い合わせ | 1ユーザー月額300円 (年契約・年払い・最低50ID) |
| 入退社に合わせたアカウントの自動発行・削除 | 〇 (Access Management) | 〇 |
| freee会計との連携 | 〇 (freee会計のアカウントの状態を表示) | 〇 (明細からのSaaS検知・請求情報の取り込み・アカウントの管理) |
| 問い合わせの窓口 | Slack・Webフォーム・メール・AIエージェント | 製品画面のメッセンジャー・AIチャット |
| 特徴・強み | 端末の調達・キッティング・回収の代行 ヘルプデスクの代行 | freee会計の明細からSaaSの利用料を取り込み スマートフォンでの備品の棚卸し |
| 口コミ評価 | 4.53 (85件) | 4.60 (5件) |
〇=対応。口コミ評価はBOXILサービスページの表示値(2026年10月時点)です。
両製品とも、MDM(端末を一括で管理するツール)や人事システムから情報を取り込み、従業員ごとにSaaSアカウントとデバイスを紐づけて管理できます。
PCの手配やヘルプデスクまで、IT管理の実務を社外に任せたい企業にはジョーシス、freee会計などfreeeの製品とあわせて、バックオフィスの管理をまとめたい企業にはfreee IT管理がおすすめです。
ジョーシスは、SaaSとデバイスの統合管理に加えて、アクセス権の管理によるセキュリティの強化を打ち出している製品です。
上位プランのAccess Managementでは、アクセス権の申請と承認やアプリのアカウントの棚卸しまで行えます。PCの調達やキッティング、回収、ヘルプデスクは、ツールとは別の代行サービスの対象です。
freee IT管理はfreeeの製品群の1つで、SaaSアカウント・デバイス・備品をまとめて管理できます。freee会計の明細と連携すると、SaaSの利用を見つけ、利用料をアプリごとの請求情報として取り込めます。
\手元でじっくり比較/
【結論】ジョーシスとfreee IT管理はどちらがおすすめ?
決め手になるのは、PCの手配やヘルプデスクまでIT管理の実務を社外に任せるかどうかです。
どちらの企業像にも当てはまらない場合は、両製品の見積もりを取り、同じ条件(利用人数・年額)で比較検討してください。
IT管理の実務まで社外に任せたい企業はジョーシスがおすすめ
ジョーシスは、IT管理の実務まで社外に任せたい企業におすすめです。SaaSとデバイスの管理に加え、PCの調達やヘルプデスクも代行可能です。次のような状況なら、代行サービスで社内の作業を減らせます。
- 情報システムの担当者が少なく、PCの購入やキッティングまで手が回らない
- 従業員からのPCやアプリの質問に答える人手が足りない
- 退職した従業員のPCの回収や保管、廃棄を社内で行っている
ジョーシスには、PCの手配や入退社の業務、従業員からの質問への対応を任せられる代行サービスがあり、ツールと同じ会社に頼めます。代行の内容はサポート体制と代行サービスの比較で紹介しています。
freeeの製品とあわせてバックオフィスの管理をまとめたい企業はfreee IT管理がおすすめ
freee IT管理は、freeeの製品群でバックオフィス管理を統一したい企業におすすめです。SaaSアカウントやデバイスに加え、備品も一元管理できます。次のような状況なら、手作業を減らせます。
- SaaSの支払いをfreee会計の明細で管理している
- SaaSごとの利用料を、freee会計の明細を見ながら手作業で集計している
freee IT管理は、freee会計の明細と連携してSaaSの利用料を手入力せずに取り込めます。明細の連携でできることとジョーシスのfreee会計との連携の違いは、連携サービスの比較で紹介しています。
ジョーシスとfreee IT管理の機能の違い
両製品とも、従業員ごとの台帳と、入退社に合わせたアカウント自動化の機能があります。各機能をどのプランで利用できるか、そして台帳に何を取り込めるかが比較の重要なポイントです。
ジョーシスとfreee IT管理の機能比較表
| 比較項目 | ジョーシス | freee IT管理 |
|---|---|---|
| プランの種類 | SaaS Management/Access Managementの2プラン | 年契約・年払いプランの1種類 |
| 入退社に合わせたアカウントの自動発行・削除 | 〇 (Access Management) | 〇 |
| 従業員からのアカウント申請と承認 | 〇 (Access Management) | 〇 (メンバー数2,500未満) |
| 利用者へのアンケートで行う棚卸し | 〇 (デバイスは両プラン・アプリのアカウントはAccess Management) | 〇 (対象はアプリか備品) |
| スマートフォンで読み取る備品の棚卸し | 要問い合わせ | 〇 (棚卸しはiOS版のみ) |
| シャドーITの検知に使う情報 | 〇 (ブラウザ拡張機能・Google Workspace/Microsoft 365のログ・連携アプリ) | 〇 (ブラウザ拡張機能・Google Workspace・freee会計の明細・連携アプリ) |
| ファイル共有設定の棚卸し | 〇 (Box・SharePoint。Google Driveは一部の企業に先行リリース) | 〇 (Google Drive・Box・Dropbox・OneDrive・SharePoint) |
| freee会計との連携 | 〇 (freee会計のアカウントの状態を表示) | 〇 (明細からのSaaS検知・請求情報の取り込み・アカウントの管理) |
| 管理画面の操作を記録する監査ログ | 〇 (Access Management) | 〇 |
| 管理画面へのSAML SSOログイン | 〇 | 〇 (SAMLオプションプラン) |
〇=対応。ジョーシスでMicrosoft 365のログから利用状況を見つけるには、Microsoft Entra ID P1またはP2のライセンスが必要です。
共通するのは、SaaSアカウントとデバイスを従業員ごとにまとめて管理する台帳
両製品に共通する主な機能
・従業員ごとの台帳
・MDMからの取り込み
・人事システムからの取り込み
・ブラウザ拡張機能
・ライセンスとコストの管理
・契約更新日の通知
・カスタムアプリでの管理
・API連携
両製品とも、複数の外部システムから情報を取り込めます。MDM(Microsoft Intuneなど)や、人事システム(freee人事労務、SmartHRなど)と連携可能です。
取り込んだ従業員の情報に、SaaSアカウントとPCを紐づけて管理できる点は同じです。
違いが出るのは入退社の自動化を使えるプラン・freee会計の明細の使い方・棚卸しの方法
ジョーシスのプランはSaaS ManagementとAccess Managementの2つで、入社時のアカウント発行や退職処理を自動化するワークフローは、上位プランのAccess Managementでのみ利用可能です。
従業員からのアカウント申請、アプリのアカウントの棚卸し、監査ログも、Access Managementで使える機能です。
freee IT管理のオートメーションは、入社日や離職日を基準に、アカウントの発行と削除を予約して自動で行えます。freee会計の明細からもSaaSの利用を検知できます。
従業員にアンケートを送り、PCを今も使っているかを答えてもらう棚卸しは、両製品で使える方法です。
freee IT管理では、備品のバーコードやQRコードをスマートフォンのスキャナーアプリで読み取り、現物を確かめる方法も使えます。
ジョーシスとfreee IT管理の連携サービスを比較
両製品とも、自動で発行や削除ができるアカウントは連携先のアプリごとに決まります。自社で使う主なSaaSや人事システムが連携先にあり、発行と削除まで対応しているかを確かめると、自動化できる範囲がわかります。
| 項目 | ジョーシス | freee IT管理 |
|---|---|---|
| 従業員情報の取り込み元 | Google Workspace・Microsoft 365・SmartHR・freee人事労務・Okta・HENNGE One・カオナビ | Google Workspace・Microsoft 365・freee人事労務・SmartHR・KING OF TIME・カオナビなど |
ジョーシスは連携したSaaSのアカウント情報を自動で取り込み、アプリによっては発行と削除まで行える
ジョーシスと連携したアプリからはアカウント情報を自動で取得し、一部のアプリは、ジョーシス上からアカウントの発行・削除まで完結します。
freee会計とfreee人事労務は、どちらのプランでも連携の対象です。freee人事労務からは、従業員の情報をユーザー台帳に取り込めます(取り込めるのは1つの事業所)。freee会計のアカウントの状態(利用中・削除済)は、ジョーシスの台帳で確認できます。
freee IT管理はfreee会計の明細からもSaaSの利用を見つける
連携先のアプリごとに、アカウントの同期、追加、削除など、freee IT管理から行える操作が決まっています。
freee会計の明細と連携すると、経費明細からSaaSの利用を自動で見つけ、その利用料をアプリごとの請求情報としても取り込めます。取り込んだ請求情報は、アプリごとの「契約・請求」の画面で確認できます。
ジョーシスとfreee IT管理のサポート体制と代行サービスを比較
問い合わせ窓口と代行サービスの範囲を比較することで、導入後のサポート体制や、自社の実務負担をどこまで軽減できるかが把握できます。
| 項目 | ジョーシス | freee IT管理 |
|---|---|---|
| 問い合わせの窓口 | Slack・Webフォーム・メール・AIエージェント | 製品画面のメッセンジャー・AIチャット |
| 窓口の運営時間・受付時間 | 運営時間は平日10:00〜12:00/13:00〜17:30 (土日祝除く・返答の目安は2営業日以内) | メッセンジャーの受付は24時間 (返信は翌営業日以降の場合あり) |
| 運用の代行サービス | PCの購入・キッティング・回収・保管・廃棄 入退社時のアカウントの発行・削除 従業員からの質問への対応 | 導入時の初期設定 |
ジョーシスの窓口はSlack・Webフォーム・メールとAIエージェント
ジョーシスの問い合わせ窓口は、Slack、Webフォーム、メールと、AIエージェントのJosys Assistです。窓口の運営時間は平日10:00〜12:00と13:00〜17:30(土日祝除く)で、返答の目安は2営業日以内です。
ジョーシスはPCの手配から入退社のアカウント作業、ヘルプデスクまで代行サービスに任せられる
- PCの購入・キッティング・回収・保管・廃棄(デバイスライフサイクル)
- 入退社や異動に合わせたアカウントの発行・削除(SaaSライフサイクル)
- 従業員からのPCやアプリの質問への対応(ヘルプデスク)
デバイスライフサイクルでは、ジョーシス以外で購入したPCのキッティングも頼めます。キッティングでは管理用シールの貼り付け、ネットワークとVPNの設定、MDMへの登録にも対応し、廃棄のときはデータ消去証明書も発行できます。
SaaSライフサイクルでは、ジョーシスと連携できないSaaSも含めて、入社・退社や異動のときのアカウントの発行と削除を任せられます。
代行サービスはツールのプランとは別のサービスとして案内されており、料金はヘルプデスクがチケット制で10万円から、ほかの代行サービスは問い合わせが必要です。
freee IT管理の窓口は製品画面のメッセンジャーとAIチャット
freee IT管理の問い合わせ窓口は、ログイン後の画面右下から開くメッセンジャーです。受付は24時間で、サポートチームからの返信は翌営業日以降になる場合があります。
すぐに回答を確認したいときは、freeeアカウントでログインして、24時間365日使えるAIチャットサポートを利用できます。
導入時の初期設定はfreeeが代行し、契約後、最短1か月でサービスの提供が始まります。
ジョーシスとfreee IT管理の料金プランを比較
両製品とも、料金はユーザー単位で発生します。freee IT管理は1ユーザー月額300円の年契約で、ジョーシスはプランを選んだうえで個別見積もりになります。
| 項目 | ジョーシス | freee IT管理 |
|---|---|---|
| プランの種類 | SaaS Management/Access Managementの2プラン | 年契約・年払いプランの1種類 |
| 初期費用 | 要問い合わせ | 0円 |
| 月額費用 | 要問い合わせ | 1ユーザー月額300円 (年契約・年払い・最低50ID) |
| 課金の対象 | ステータスが入社前・在籍中・休職中のユーザー | 月末時点で在職中・休職中のメンバー |
| 契約の期間 | 利用契約で決まり、終了日の30日前までに書面で通知しなければ自動更新 | 年契約 |
| トライアル | あり (すべての機能を試せる) | 契約前トライアルあり |
ジョーシスの料金体系は、2プランとも個別見積もり
ジョーシスは、SaaS ManagementとAccess Managementのどちらのプランも個別見積もりです。初期費用がかかるかどうかも、問い合わせて確認する必要があります。
| プラン | 内容 | 料金 |
|---|---|---|
| SaaS Management | SaaSとデバイスの統合管理、権限やコストを点検するレポート | 要問い合わせ |
| Access Management | SaaS Managementの内容に加え、アプリの棚卸し・従業員ポータル・入退社のワークフローなど | 要問い合わせ |
課金の対象は、ステータスが入社前、在籍中、休職中のユーザーです。退職済みや削除済みのユーザーは課金の対象外です。
契約期間は利用契約や購入契約書で決まり、終了日の30日前までに更新しない旨を書面で通知しなければ自動で更新されます。
契約前には、すべての機能を試せるトライアル環境を発行できます。
freee IT管理の料金プランは1ユーザー月額300円の年契約・年払いプラン
freee IT管理の料金は1ユーザー月額300円で、初期費用はかかりません。月額は年額を12か月で割った金額で、契約は年単位、請求は年額です。
| プラン | 初期費用 | 月額費用 | 年額費用 |
|---|---|---|---|
| 年契約・年払いプラン | 0円 | 1ユーザー300円 | 1ユーザー3,600円 |
最低ID数は50IDです。月末の在籍メンバー数が契約時のID数を上回ると、追加分の費用が残りの契約期間分請求されます。
SAMLでログインするには、1ユーザー月額300円のプランとは別に、営業担当者を通じてfreeeアカウント共通のSAMLオプションプランの契約が必要です。導入前の効果検証には、契約前トライアルを使えます。
この2製品以外のSaaS管理ツールの料金とも比較したい場合は、下記から料金・機能比較表と各社公式のサービス資料をまとめてダウンロードできます。
SaaS管理ツールの料金モデルや費用相場は、次の記事で解説しています。
ジョーシスとfreee IT管理の評判・口コミを比較
BOXILに投稿された口コミを見ると、ジョーシスでは画面のわかりやすさや人・デバイス・SaaSアカウントの一元管理が評価されていました。ユーザーから改善を求める声として最も多く挙がったのは、連携できるSaaSの拡充です。
freee IT管理では、アカウントの追加と削除をノーコードで自動化できる点と、Google WorkspaceやSmartHRなどから従業員の情報を取り込める点が評価されていました。
| 項目 | ジョーシス | freee IT管理 |
|---|---|---|
| 満足度 | 4.53 (85件) | 4.60 (5件) |
| 高く評価されている点 | 画面がわかりやすく操作がかんたん(17件) 人・デバイス・SaaSアカウントを一元管理できる(15件) | ノーコードでのアカウントの自動追加・削除 マスタ情報の取り込み |
| 最も多い改善の声 | 連携できるSaaS・連携機能をもっと増やしてほしい (28件) | 操作がやや複雑 (1件) |
| 次に多い改善の声 | カスタマイズ性・権限設定の柔軟さが足りない (18件) | なし |
満足度はBOXILサービスページの表示値(2026年10月時点)です。
ジョーシス
ジョーシスのよい評判では、次の点が評価されています。
- 画面が見やすく、直感的に操作できる
- SaaSのアカウントと端末をまとめて管理できる
- 外部サービスとの連携で台帳を更新する手間が減る
- CSVで大量の情報を取り込めて導入しやすい
- 問い合わせへの回答が早く、サポートも安心できる
改善を求める声には下記があります。
- 自社で使うアプリのうち連携できるものが少ない
- ジョーシス上でアカウントの発行や削除ができないアプリがある
- アプリとの連携が外れることがある
- カスタマイズはサポートとのやり取りが発生することがある
【操作性・使いやすさ】大量の情報もcsvでインポートできるため、従業員数が多くても導入しやすいと感じた
【他のサービスとの連携面(カスタマイズ性)】連携されているアプリが弊社にとっては少ない為、この分★-1となっている。
【営業担当やサポート面】slackにていつでも問い合わせが可能であったり、数回にわたり導入MTGを実施していただけたので課題はすぐにクリアできた。
メンバー台帳、ITデバイス台帳を外部サービスと連携することで更新が不要なこと
【操作性・使いやすさ】
UI等は見やすく直感的に操作できる
【他のサービスとの連携面(カスタマイズ性)】
アカウント発行・削除がジョーシス上でできないアプリがいくつかあり、すべてのサービスのアカウント発行・削除を代替することができなかった
【営業担当やサポート面】
営業、サポートからの回答は早い
アカウント費における管理もラクになりました。
また国産でありサポートも安心できますし、UIも見やすく使いやすいです。
freee IT管理
freee IT管理のよい評判では、次の点が評価されています。
- ノーコードでアカウントの追加と削除を自動化できる
- Google WorkspaceやSmartHRなどからマスタ情報を取り込める
- 入退社に合わせたアカウントの作業を一括で行える
- パスワードレスのログインで、セキュリティ面でも信頼できる
改善を求める声は、操作がやや複雑だという1件でした。口コミの件数が少ないため、契約前トライアルで、入社や退職を想定したアカウントの発行と削除が想定どおりに動作するかを確認しておきましょう。
社員の出入りがあった際のアカウントメンテも、一括で操作できるので非常に楽。
ログインがパスワードレスになっていることなど、セキュリティ面においても信頼できると思う
ジョーシスとfreee IT管理の導入前に確認したい注意点
機能を使える条件や料金や契約の条件など、製品ごとに把握しておきたい注意点があります。
ジョーシスはデバイスの利用者が1台に1人で、利用者のいないデバイスはアンケートで棚卸しできない
- デバイス1台に割り当てられる利用者は1人
- 利用者を割り当てていないデバイスは、アンケートでの棚卸しの対象外
デバイスは1台に1人しか割り当てられないため、共有のPCは、管理責任者か共有のメールアドレスをユーザーとして登録して割り当てます。共有のPCが少ない企業であれば、この運用で十分に対応可能です。
ジョーシスのデバイス棚卸しの機能は、利用者にアンケートを送って使用状況を答えてもらう仕組みです。そのため、利用者を割り当てていない予備のPCなどにはアンケートを送れず、この機能での棚卸しの対象になりません。利用者のいないPCが少ない企業なら、影響は小さいでしょう。
freee IT管理は最低50IDから契約でき、明細の連携は約90日ごとに設定し直す
- 最低50IDからの年契約(年払い)
- MDMから取り込んだ備品の情報を修正しても、MDMには反映されない
- スキャナーアプリでの棚卸しはiOS版のみ
- freee会計の明細の連携は約90日ごとに設定し直す
メンバーが50人に満たない企業でも、50ID分の契約になります。メンバーが50人以上いる企業には影響しません。
MDMから取り込んだ備品は、freee IT管理で直してもMDMには反映されません。端末の情報をMDM側で更新する運用なら、この点は気にならないでしょう。
スキャナーアプリでの棚卸しはiOS版で行うため、担当者用にiOSの端末を用意できれば支障は小さいでしょう。
freee会計の明細との連携は、約90日ごとに設定し直す必要があります。明細からSaaSを検知する機能を利用しない企業には影響ありません。
ジョーシスとfreee IT管理以外のSaaS管理ツールとも比較する
SaaSアカウントとデバイスを管理できるサービスはほかにもあります。2つのサービスで決めきれない場合は、次のサービスの料金と主要機能も比べてみましょう。
| サービス | タイプ | 初期費用 | 月額費用(最安プラン) | 主要機能 |
|---|---|---|---|---|
![]() ジョーシス |
ITデバイスとSaaSの統合管理 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 従業員・デバイス・アプリの台帳 入退社のワークフロー(Access Management) 端末の調達・回収の代行サービス |
![]() freee IT管理 |
SaaSアカウント・デバイス・備品の管理 | 0円 | 1ユーザー月額300円 (年契約・年払い・最低50ID) |
オートメーション freee会計の明細からのSaaS検知 スマートフォンでの備品の棚卸し |
|
マネーフォワード Admina |
SaaSとデバイスの統合管理 | 要問い合わせ | 0円 (50ID以下) |
SaaSの可視化 アカウント発行・削除の自動化 シャドーITの検知 デバイス台帳とMDM連携 |
|
zooba |
情シスAIエージェント(SaaS・IT資産管理とAIヘルプデスク) | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 従業員・アプリケーション・デバイスの台帳 シャドーITと退職アカウントの検知 棚卸しアンケート AIヘルプデスク |
|
DRESS CODE|IT Force |
ITデバイスとソフトウェアのライフサイクル管理 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ソフトウェア台帳とシャドーIT検出 入退社時のアカウント発行・削除 デバイス台帳と棚卸し ライセンス台帳 |
マネーフォワード Adminaは50ID以下の企業向けにすべての機能を使える無料のプランがあり、51ID以上は1IDあたり月額300円で、見積もりの相談もできます。
zoobaはAIで社内の問い合わせに答えるヘルプデスクを、DRESS CODE|IT Forceはデバイスとソフトウェアのライフサイクル管理を主な特徴としています。社内の問い合わせ対応や端末の管理を、SaaSの管理と同じサービスでどこまで行うかも、候補を絞る観点になります。
ジョーシスとfreee IT管理の比較でよくある質問
ジョーシスの費用はいくらですか?
ジョーシスの料金は、SaaS ManagementとAccess Managementの2プランとも個別見積もりです。
ジョーシスの費用は個別見積もりです。SaaS ManagementとAccess Managementの2プランがあり、それぞれ利用できる機能が異なります。
freee IT管理の料金はいくらですか?
freee IT管理の料金は1ユーザー月額300円の年契約で、最低ID数は50IDです。
追加の請求の条件などは、料金プランの比較にまとめています。
ジョーシスはどのアプリと連携できますか?
ジョーシスは350以上※のSaaSと連携でき、Google Workspace、Microsoft 365、SmartHR、freee人事労務などから従業員の情報を取り込めます。
アプリによって、アカウントの自動取得のみ対応する場合と、発行・削除まで対応可能な場合があります。
※出典:ジョーシス株式会社「AIを活用したIDガバナンス(ITチームおよびMSP向け) | ジョーシス – ITデバイス & SaaS 統合管理クラウド」(2026年10月9日閲覧)
ジョーシスと比べられるほかのSaaS管理ツールは?
SaaSアカウントとデバイスをまとめて管理するサービスには、freee IT管理のほか、マネーフォワード Admina、zooba、DRESS CODE|IT Forceなどがあります。
初期費用・月額費用と主要機能の違いは、ほかのSaaS管理ツールとの比較の表にまとめています。
ジョーシスとfreee IT管理はどちらが自社に合う?
2つのサービスから選ぶときは、PCの手配やヘルプデスクまで、IT管理の実務を社外に任せるかどうかを決め手にするのがおすすめです。
■ジョーシスがおすすめの企業
- 情報システムの担当者が少なく、PCの購入やキッティングまで手が回らない
- 従業員からのPCやアプリの質問に答える人手が足りない
- 退職した従業員のPCの回収や保管、廃棄を社内で行っている
■freee IT管理がおすすめの企業
- SaaSの支払いをfreee会計の明細で管理している
- SaaSごとの利用料を、freee会計の明細を見ながら手作業で集計している
料金は、freee IT管理が1ユーザー月額300円の年契約(最低50ID)、ジョーシスが2プランとも個別見積もりです。ジョーシスで入退社の自動化まで使うなら、上位プランのAccess Managementで見積もりを取り、同じ人数の年額で比べましょう。
なお、下記からは人気のSaaS管理ツールの機能・料金比較表とサービス資料をダウンロードできます。詳しい料金も確認できるため、稟議申請や社内検討時の資料としてご活用ください。
\複数サービスをまとめて比較/


