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2017-11-15

サイバーパンクとは | 由来・特徴・作品 - 人間と機械が融合した世界

サイバーパンクはSFのサブジャンルのひとつで、人体改造や意識の大規模ネットワークへの接続が可能な世界がその概念の中心的世界観となっています。ここでは映画や小説、アニメを紹介することでその定義や由来を解説していきます。
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サイバーパンクとは

サイバーパンク(Cyberpunk)とは、1980年代に成立し流行したサイエンス・フィクションのサブジャンル、もしくは特定の運動、思想のことを指します。

典型的なサイバーパンクの作品では、人体や意識を機械的・生物工学的に拡張し、それらのギミックが普遍化した世界・社会において個人や集団がより大規模なネットワークに取り込まれた状況、または取り込まれてゆく過程などの描写を軸としています。

代表的作家としては、ウィリアム・ギブスンが有名です。

サイバーパンクの由来

「サイバーパンク」という言葉自体は、1980年代にブルース・ベスキ作の短編作品のタイトルとして登場していました。
その後、1985年にSF誌の編集者ガードナー・ドゾワによって、作風を指す言葉として用いられ、SF界における思想や運動を表すようになりました。

従来のハードコアSFや、スペースオペラ、サイエンスファンタジーなどに対するカウンターとしての思想、運動であり、それらを体現する小説に盛り込まれた要素についてサイバーパンクと呼んでいます。

サイバーパンクの系譜

「サイバーパンク」というジャンルを確立した作品としては、ウィリアム・ギブスン「ニューロマンサー」を始めとするスプロール・シリーズ作品があります。

ジェイムズ・ティプトリー・Jr.の小説「接続された女」は1974年に書かれた作品ですが、後にサイバーパンクの先駆的作品とみなされています。

また、フィリップ・K・ディックの小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか? 」も同様に作品自体はサイバーパンクとは見なされてはいませんが、この作品が原作の映画「ブレードランナー」はサイバーパンクのイメージの源流と見なされています。

サイバーパンクの特徴

「サイバーパンク」にはどのような特徴があるでしょうか。サイバーパンクの作品の特徴を簡単に紹介していきます。

人体の一部の機械化や改造

サイバーパンクの作品では、「サイバーウェア」「インプラント」などと呼ばれる人体へのコンピュータや機械・臓器などの埋め込みによって、本来の人間の持つ機能や意識を拡張する人体改造的な概念が登場します。

ネットワーク環境の発展

サイバーパンク作品の舞台の多くは、ネットワーク環境が高度に発展した「サイバースペース」などと呼ばれるネットワーク空間(または仮想空間、仮想社会)となっている社会が描かれています。

高度に情報化された社会(電脳社会)

そしてその社会は情報化が高度に進展しており、「電脳社会」と呼ばれる社会が描かれています。そこでは、人は特殊なデバイスを用いて、神経をダイレクトに電脳空間へと接続するようになっています。

AIの発展

古典的な電脳空間を題材としたサイバーパンク作品中のネタとして、AI(人工知能)が高度に発展を遂げ、AIが人間に対して反乱を起こしたり、ネットワークに入った者が原因不明の死を遂げてしまったりなどがあります。

サイバーパンクの有名作品

サイバーパンクに分類される有名作品を、「小説」「映画」「アニメ・漫画」の分野別に紹介していきます

小説

ニューロマンサー

『ニューロマンサー』(Neuromancer)はウィリアム・ギブスンによる長編小説です。1984年7月1日、カナダで初版出版され、日本語訳での初出は1986年となっています。

ウィリアム・ギブスンの長編処女作であり、サイバーパンクの代名詞的作品と言われています。
全4部作構成であり、続編である「カウント・ゼロ」「モナリザ・オーヴァドライヴ」とあわせて「電脳空間三部作」「スプロール・シリーズ」と呼ばれています。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は、フィリップ・K・ディックの1968年のSF小説で、日本語版は1969年にハヤカワ・SF・シリーズから刊行されています。

あらすじは、第三次世界大戦後の未来、サンフランシスコを舞台に賞金稼ぎのリック・デッカードが、火星から逃亡してきた8体のアンドロイドを「処理」するというものです。
1982年に公開された映画「ブレード・ランナー」の原作となっています。

映画

JM

「JM」は、1995年公開の映画で、監督ロバート・ロンゴが演出を手掛け、ウィリアム・ギブスンが短編作品「記憶屋ジョニー」を自ら脚色した作品です。

舞台は電子化が極限にまで進んだ近未来。特定の情報を脳に埋めこまれたチップに記憶させる“情報の運び屋”ジョニーがある機密情報を北京からニューヨークまで運ぶ依頼を受けることから物語が展開していきます。

またこの作品はビートたけしこと北野武のハリウッドデビュー作品でもあります。

ニューローズホテル

「ニューローズホテル」は1998年に製作された映画で、アベル・フェラーラが監督を手がけ、クリストファー・ウォーケン、ウィレム・デフォーらが主演です。ウィリアム・ギブスンの短編小説「ニュー・ローズ・ホテル」が原作となっています。

近未来の東京を題材にしており、「ニューローズ・ホテル」に身を潜めているXが、相棒・フォニックスや謎の美女・サンディとともに天才科学者・ヒロシを厳重な防御態勢を敷く会社から強引に引き抜くためにさまざまな策略を巡らせていく・・・というあらすじとなっています。

アニメ・漫画

GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊

「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」は、1995年11月に公開された日本の劇場用アニメ映画で、押井守が監督をしています。原作は、士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』です。

近未来を舞台としたSF小説的な内容で、アメリカではビルボード誌のビデオ週間売上げ1位や、全世界でのビデオ・DVDの売上は130万本となるなど、世界的にヒットした作品です。

AKIRA アキラ

「AKIRA」(アキラ)は、大友克洋による漫画作品で、『週刊ヤングマガジン』で1982年12月20日号から1990年6月25日号にかけて連載されました。1988年にはアニメ映画化もされています。

超能力による戦闘や恐怖、近未来の巨大都市の荒廃した有様やその崩壊を描いたSFコミックであり、漫画も映画もともに大ヒットしました。

作者の大友克洋によると、1980年代コミックの必要要素である、不良少年とバイク、友情、恋愛、サイバーパンク、戦いといったものをすべて詰め込んだものとなっています。

サイバーパンクを知り、有名作品を楽しむ

サイバーパンクは、高度に情報化が進んだ近未来を描いたSFのサブジャンルのひとつです。
その作品の世界では、人体は一部機械化・改造人間化されていたり、脳神経からネットワークにアクセスしたりする「サイバースペース」や「電脳空間」が登場します。

作品中で描かれているような高度ネットワーク社会はまだ実現はしていないものの、現実社会でもAIが登場して進化が進み、サイバーテロ・サイバー犯罪が発生するようになってきています。

今後のAIの発展やサイバーテロ・サイバー犯罪の今後を考えるうえで、過去に発表された小説や映画を見るのもひとつの勉強法として参考にできるでしょう。

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