SiteGuard Server Edition/SiteGuard Proxy Editionは、EGセキュアソリューションズ株式会社が提供する純国産のWAFです。SQLインジェクションやXSSをはじめとする多様な攻撃を検知・防御し、Webサイトの脆弱性悪用による被害を未然に防ぎます。攻撃パターンをデータベース化したトラステッド・シグネチャを標準搭載しており、新たな脆弱性が発見された場合も、自動アップデートにより最新の防御態勢を維持可能です。
専用ハードウェアが不要なソフトウェア型WAFのため、オンプレミスからクラウドまで柔軟に導入できます。Webサーバーに組み込む「Server Edition」とリバースプロキシ型の「Proxy Edition」、機器の設置が不要な「Cloud Edition」の3種類を用途に応じて選択でき、既存システムを大きく変えずに短期間でセキュリティ強化を実現します。製品を熟知したエンジニアによるサポート提供もあり、導入後に安心して運用を継続できる点も特徴です。
SiteGuard Server Edition/SiteGuard Proxy Editionでは、多角的な防御機能により、Webサイトを狙う幅広い攻撃をブロックします。チューニング済みのシグネチャ型検知エンジンが脆弱性を悪用した通信を自動的に検知し、攻撃がWebサイトに到達する前に遮断します。その対象範囲は広く、SQLインジェクションやXSSといった一般的な攻撃はもちろん、ディレクトリトラバーサル、クリックジャッキング、ログインアタックなど、多岐にわたる脅威に対応可能です。
Cookieを暗号化して改ざんを防止する機能や、HTTPヘッダにセキュリティ項目を自動付加する仕組みも備わっており、アプリケーション側の修正を行わずに脆弱性リスクの低減を実現します。Log4Shellのような深刻なゼロデイ脆弱性を狙う攻撃に対しても、シグネチャの自動アップデートによって迅速に防御策を適用できる点も特徴です。
SiteGuard Server Edition/SiteGuard Proxy Editionは、専門的なIT知識がなくても扱えるシンプルな設計を採用しており、短期間での導入や設定が可能です。必要最低限の設定項目に絞り込まれているため、初期構築のハードルが低く、すべての操作は直感的なWeb管理画面から実行できます。マニュアルを読み込まなくても、視覚的にわかりやすいUIで誰でも扱えるため、運用担当者への負担も最小限に抑えられます。
国産メーカーならではの手厚いサポート体制も魅力です。製品を熟知したエンジニアによる迅速な対応が受けられ、困ったときにすぐ相談できる安心感があります。開発企業が長年蓄積した豊富なナレッジを活用し、利用企業の課題解決を継続的に支援している点も強みです。
SiteGuard Server Edition/SiteGuard Proxy Editionは、ソフトウェア型WAFとして提供されているため、新たな専用機器を購入せずに導入できます。Server EditionはWebサーバー上で稼働するため、初期投資を大幅に抑えられ、既存サーバーのリソースを活用してすぐに利用開始できる手軽さが魅力です。
ライセンスをインストールするOS単位のシンプルな年間契約で、Server Editionの場合は、初年度252,000円~(次年度以降は126,000円~)という手頃な価格設定となっています。ライセンス費用にはサポートサービスも含まれており、追加コストを気にせず安心して運用できます。