COMPANY Identity Managementの料金・機能・導入事例
の料金・機能・導入事例
株式会社Works Human Intelligence
COMPANY Identity Managementとは
ID管理システム「COMPANY Identity Management」は、Works Human Intelligenceが提供する大企業向け統合人事システム「COMPANYシリーズ」の一製品で、人事データベース（COMPANYシリーズや他システム）と連携して、社内システムのアカウントライフサイクルを一元管理するサービスです。
企業内のさまざまな業務システムIDやパスワード情報をExcelや紙帳簿で別々に管理する非効率を解消し、ID情報を統合管理することで運用負荷の軽減とセキュリティ向上を実現します。
人事システム（COMPANY人事・給与など）に登録された入社・異動・退職といった発令情報を読み取ってアカウントの発行・権限付与や剥奪を自動化するといった運用も可能です。
兼務や出向、転籍、新卒一括採用など日本企業特有の複雑な人事異動サイクルにも対応可能です。
さらに、ID棚卸（アカウントの定期監査）機能により、各システムの実際のアカウント状況と管理対象IDを照合して退職者や休眠アカウントを自動検出し、不正利用リスクの早期発見・是正につなげます。
こうした発見的統制に加え、Active Directory・Office365・Salesforceなど多様な社内外システムとの外部連携にも対応可能です。
COMPANY Identity Managementのおすすめポイント
ポイント1
人事発令と連動したIDライフサイクル自動化
COMPANY Identity Managementは、人事システム上の発令情報（入社・退職・異動など）とリアルタイムに連動し、アカウントの発行・権限変更・削除をルールに沿って自動実行します。
雇用形態や所属部署、役職に応じて必要な各業務システムのアカウントを即時に発行し、退職時には関連するシステムから一括でアクセス権を剥奪します。
IT部門が個別にアカウント登録や削除を手作業する必要がなくなり、ID管理業務の工数を大幅に削減可能です。
また、日本企業で頻繁に発生する兼務や出向、転籍にも対応可能な柔軟性を備えており、従来は対応が難しかった複雑な異動シナリオでも人的ミスなくスムーズにアカウント権限を更新できます。
人事イベントにあわせて、常に最新の適切なアクセス権を維持できる点が大きな強みです。
ポイント2
定期的な棚卸と幽霊アカウント検出によるセキュリティ強化
COMPANY Identity Managementには、社内システムのアカウントを定期的に棚卸（監査チェック）する機能があり、各システムの実利用状況と管理台帳上のID情報の不一致を自動検出します。
退職済みの元社員アカウントや、一時的対応で現場システム上だけに作成された臨時アカウントが放置されていないかをシステムが洗い出し、管理者に確認依頼が可能。
幽霊アカウントの残存を防止することで、「退職者がまだ社内システムにログインできていた」「部署異動者に不要な管理権限が残っていた」といったセキュリティ事故を未然に防ぎます。
紙やExcelで目視チェックしていた従来の棚卸業務を劇的に効率化しつつ、内部統制を強化する発見的統制を実現可能です。
ポイント3
多様な社内外システムとの豊富な連携機能
異なるメーカーやクラウドサービスのシステムが混在する環境でも、COMPANY Identity ManagementならID情報を一元化できます。
その理由は、多彩な外部連携オプションを標準搭載しているためです。オンプレミス・クラウドを問わず、Active Directory（Windowsドメインのアカウント）やMicrosoft 365、Salesforceなど主要な外部システムとの連携コネクタが用意されており、容易にアカウント情報を同期可能です。
また、REST APIによるシステム連携や、CSVデータ出力による汎用的な連携にも対応しており、レガシーな自社開発システムから最新のクラウドSaaSまで幅広く接続できます。
新たなシステム追加時もガイダンスに沿って設定できるナビゲーション機能があるため、ID管理対象の拡張も容易です。
これらの充実した連携機能により、社内に点在するIDをCOMPANYに集約し、「一つのID」で全社システムを利用できる環境を構築できるでしょう。
※BOXIL編集部調査情報
COMPANY Identity Managementの料金/プラン
無料プラン：なし
無料トライアル：なし
ー
- 月額/ユーザー
ー
- 初期費用
ー
- 利用人数
ー
- 最低利用期間
ー
- 要お問い合わせ ○ 追加費用が発生しない価格設定 COMPANYなら年間の保守料金の中に初年度の導入費用、サポート費用、法改正対応やバージョンアップ費用がすべて盛り込まれているため、突発的に費用が発生することはありません。 業務改善とコスト削減をトレードオフにすることなくご利用いただけます。
COMPANY Identity Management
※BOXIL編集部調査情報
COMPANY Identity Managementの機能/仕様
| 導入形態 | クラウド | 対応言語 | 日本語 |
|---|---|---|---|
| OS | — | スマートフォンのブラウザ対応 | — |
| iOSアプリ | Androidアプリ |
| API連携 |
|---|
| SOC | — | ISO | ISO/IEC 27001 / ISO/IEC 27017 |
|---|---|---|---|
| プライバシーマーク | そのほかセキュリティ認証・内部統制 | ISO/IEC 27701 / ISMAP |
| メール | — | チャット | — |
|---|---|---|---|
| 電話 | — |
| ワンタイムパスワード | — | 生体認証 | — |
|---|---|---|---|
| SSO(シングルサインオン) | — |
| IPアドレスのアクセス制限 | — | 端末のアクセス制限 | — |
|---|---|---|---|
| 時間のアクセス制限 | — | 特定アプリのアクセス制限 | — |
| 特権パスワード管理 | ワークフロー連携 | ||
|---|---|---|---|
| パスワード自動変更 | — | パスワード隠ぺい | — |
| 操作証跡取得 | 不正利用の検知 | ||
| 一括でID追加・削除 | スケジュールでID追加・削除 | ||
| IDの利用申請 | 利用申請と利用履歴の突合 | ||
| Active Directory連携 |
※BOXIL編集部調査情報
COMPANY Identity Managementの連携サービス
Microsoft Entra ID / Microsoft 365 (旧称 Office 365)
※BOXIL編集部調査情報
COMPANY Identity Managementの導入効果
グループ全体のID管理を統合し、業務効率化とセキュリティ強化を実現
COMPANY Identity Managementを導入した企業では、グループ全体のID管理を一元化し、業務効率化と内部統制の強化につなげています。 日揮ホールディングスでは、法人が増え人事システムが分散していたために生じていた社員番号の重複や法改正対応の負荷という課題に対し、COMPANY ID管理を導入。グループ共通の社員ID発行により人材情報の一元化を実現し、頻繁な法改正にも柔軟に対応できる体制を構築しました。 また、三建設備工業では、人事情報とID管理の連携を自動化したことで、二重入力の手間や大規模な組織改編時の権限調整作業を大幅に削減。その結果、情報システム部門・人事部門双方の業務が効率化され、今ではCIM連携なしの新システム導入は考えられないほどの基盤となっています。 JCOMでは、複数システムのID発行や棚卸作業をシステム化し、月間約1,300時間の工数削減効果（※）が見込まれるなど、グループ各社で大きな業務改善を実現しています。 ※出典：COMPANY公式HP 導入事例（2025年7月15日閲覧）
※サービス提供会社掲載情報
COMPANY Identity Managementの導入企業（順不同）
- 日揮ホールディングス株式会社
- 三建設備工業株式会社
- ＪＣＯＭ株式会社
※BOXIL編集部調査情報
COMPANY Identity Managementの画面/UI
定期棚卸
管理しているアカウントや権限が、連携先システムの実アカウント状況と乖離がないかを確認。退職者アカウントや、テストアカウント、緊急対応のために業務システムで直接作成したアカウントの残置を防止。
※サービス提供会社掲載情報
COMPANY Identity Managementの口コミ・評判
口コミサマリー
COMPANY Identity Managementのサービス資料
おすすめ
提供企業作成
3分でわかるCOMPANY
※サービス提供会社掲載情報
COMPANY Identity Managementに関するよくある質問
Q システム監査（内部監査）に役立つ機能はありますか？
A ID棚卸（アカウントの定期的な洗い出し）機能が監査対応に有効です。 各システムに登録されたユーザーIDと、CIMで管理しているID情報を照合して、不要なアカウントや過剰な権限を付与されていないか確認できます。発見された休眠アカウント等は一覧化され、是正措置（削除や権限見直し）を行うことで監査指摘リスクを低減できます。Q 人事システムに登録が無い派遣社員や外部協力社員のID管理もできますか？
A 可能です。 人事マスタに存在しない社外スタッフについて、COMPANY Identity Management上で必要なプロフィール情報を登録すれば、社内システムのアカウントを発行して管理できます。 その際、契約期間に応じてアカウントの利用期限（有効期間）を設定でき、契約終了日に自動的にログイン不可になる仕組みでセキュリティを担保します。Q アカウントの有効期限を設定して期間限定で権限を付与することはできますか？
A 可能です。ユーザーや権限ごとに「いつからいつまで利用可能か」を指定して付与できます。Q シングルサインオン（SSO）や多要素認証（MFA）機能は利用できますか？
A COMPANY Identity Management自体はSSOやワンタイムパスワードなどの認証機能は提供していません。 しかし、IDaaS製品と組み合わせて利用することで、SSOやMFAによる認証とCOMPANY ID管理の権限コントロールの連携が可能です。
※BOXIL編集部調査情報
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IT/通信/インターネット系
東京都港区虎ノ門2-6-1 虎ノ門ヒルズステーションタワー 10階
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