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ServiceNowとkintone(キントーン)の比較
ServiceNowとkintoneは、共に業務アプリケーションを構築できるクラウドサービスです。両者の主な違いは次のとおりです。
| 比較項目 | ServiceNow | kintone |
|---|---|---|
| 提供会社 | ServiceNow Japan合同会社 | サイボウズ株式会社 |
| 主な対象業種 | ITサービス管理、人事、顧客サービスなど幅広い | 中小企業から大企業まで幅広い |
| 主な特徴 | ・ITSM、HR、CSMなど、さまざまな業務に対応した豊富な機能 ・高度なワークフロー自動化機能 ・AIを活用した機能(バーチャルエージェントなど) | ・プログラミング不要で、簡単に業務アプリを作成可能 ・豊富な拡張機能(プラグイン)やAPI連携 ・コミュニケーション機能(スペース、コメントなど) |
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ServiceNowとkintone(キントーン)の企業概要
ServiceNowとkintoneを提供する会社の企業概要について紹介します。
ServiceNowとは
ServiceNowは、ServiceNow Japan合同会社が提供するクラウドプラットフォームです。ServiceNow Japan合同会社は、米国に本社を置くServiceNow, Inc.の日本法人です。ServiceNow, Inc.は2004年に設立され、ニューヨーク証券取引所に上場しています。
ServiceNowは、ITサービス管理(ITSM)をはじめ、人事、カスタマーサービス、セキュリティオペレーションなど、さまざまな業務領域に対応したアプリケーションを提供しています。
kintoneとは
kintoneは、サイボウズ株式会社が提供するクラウド型の業務アプリ開発プラットフォームです。サイボウズ株式会社は、グループウェアのサイボウズOfficeやGaroonなどでも知られる企業です。
kintoneは、プログラミングの知識がなくても、ドラッグ&ドロップの操作で簡単に業務アプリを作成できるのが特徴です。
ServiceNowとkintone(キントーン)の基本機能を比較
ServiceNowとkintoneの基本的な機能について紹介します。
機能一覧
ServiceNowは、ITSM、HR、CSMなど、さまざまな業務に対応した豊富な機能を備えています。一方、kintoneは、基本的な業務アプリ作成機能に加えて、拡張機能やAPI連携によって機能を拡張できます。
■ServiceNowの主な機能
- ワークフロー自動化
- レポート・ダッシュボード
- バーチャルエージェント
- モバイルアプリ
- ポータル
- サービスカタログ
- ナレッジマネジメント
- インシデント管理
- 問題管理
- 変更管理
- 構成管理
- IT資産管理
- 人事サービスデリバリ
- 顧客サービス管理
- セキュリティオペレーション
- GRC (ガバナンス、リスク、コンプライアンス)
■kintoneの主な機能
- アプリ作成(データベース、フォーム、プロセス管理)
- スペース(グループ)機能
- コメント機能
- 通知機能
- 検索機能
- グラフ・表作成
- アクセス権管理
- プラグインによる機能拡張
- API連携
機能の比較表
双方の機能については次の表で比較してまとめているので、ぜひ参考にしてください。
| 機能 | ServiceNow | kintone |
|---|---|---|
| ワークフロー自動化 | ○ | ○(プロセス管理) |
| レポート・ダッシュボード | ○ | ○ |
| モバイルアプリ | ○ | ○ |
| コミュニケーション機能 | △(バーチャルエージェントなど) | ○(スペース、コメント) |
| 拡張性 | ○(App Engine) | ○(プラグイン、API) |
| ITSM | ○ | △(プラグインなどで対応可能) |
| HR | ○ | △(プラグインなどで対応可能) |
| CSM | ○ | △(プラグインなどで対応可能) |
価格・料金・仕様の比較表
| 比較項目 | ServiceNow | kintone |
|---|---|---|
| 月額料金(1ユーザー) | 個別見積もり | 1,000円~ |
| 無料トライアル期間 | 無料デモあり | 30日間 |
ServiceNowとkintone(キントーン)の特徴を比較
ServiceNowとkintoneは、ともに業務アプリケーションを構築できるクラウドサービスですが、提供元の会社や対象ユーザー層、機能の方向性が異なります。
ServiceNowは、グローバル企業であるServiceNow, Inc.が提供しており、大規模な組織での利用を想定した、豊富な機能と拡張性が特徴です。一方のkintoneは、サイボウズ株式会社が提供しており、プログラミング不要で誰でも簡単に業務アプリを作成できることがメリットといえます。
共通する基本機能としては、次のようなものがあります。
- Webブラウザ上でアプリケーションを構築・利用可能
- ワークフローの自動化
- レポート・ダッシュボード機能
- モバイルアプリ対応
- API連携
しかしながら、細かい仕様や付加機能、連携オプションなどはさまざまな違いがあります。
ServiceNow
ServiceNowの特徴は次のとおりです。
幅広い業務に対応した豊富な機能
ServiceNowは、ITサービス管理(ITSM)だけでなく、人事(HR)、カスタマーサービス管理(CSM)、セキュリティオペレーションなど、さまざまな業務に対応したアプリケーションを提供しています。
高度なワークフロー自動化
ServiceNowの強力なワークフローエンジンにより、複雑な業務プロセスを自動化できます。ドラッグ&ドロップの操作で、簡単にワークフローを設計できます。
AIを活用した機能
ServiceNowは、AIを活用した機能(バーチャルエージェント、予測インテリジェンスなど)を提供しており、業務の効率化を支援します。
kintone
kintoneの特徴は次のとおりです。
プログラミング不要で簡単アプリ作成
kintoneは、プログラミングの知識がなくても、ドラッグ&ドロップの操作で簡単に業務アプリを作成できます。ExcelファイルやCSVファイルを読み込んで、アプリの作成も可能です。
豊富な拡張機能(プラグイン)とAPI連携
kintoneは、プラグインによって機能を拡張できます。また、APIを利用して、他のシステムとの連携も可能です。
コミュニケーション機能
kintoneには、スペースと呼ばれるグループ機能や、コメント機能があり、チームでのコミュニケーションを円滑にします。
ServiceNowとkintone(キントーン)の評判・口コミを比較
ServiceNowの評判・口コミ
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kintoneの評判・口コミ
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ServiceNowとkintone(キントーン)は結局どちらを採用するべきか?
ServiceNowとkintoneは共に優れた機能を持つノーコード・ローコード開発ツールですが、次のような観点から製品を選定するのがよいでしょう。
■ServiceNowが向いている場合
- 大規模な組織で、ITSM、HR、CSMなど、幅広い業務をカバーしたい
- 高度なワークフロー自動化が必要
- AIを活用した機能を利用したい
- グローバルでの利用を考えている
■kintoneが向いている場合
- プログラミング不要で、簡単に業務アプリを作成したい
- 中小企業から大企業まで、幅広い規模で利用したい
- チームでのコミュニケーションを重視したい
- プラグインやAPI連携で、機能を拡張したい
価格面ではkintoneが安価ですが、ServiceNowは機能が豊富で、大規模な組織向けです。無料トライアルやデモを活用し、実際の業務に即した操作感を確かめることをおすすめします。
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