ノーコード開発ツール比較18選!使用するメリット・失敗しない選び方

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- ノーコード開発ツールとは
- ローコード開発ツールとの違い
- ノーコード開発ツールが向いている企業
- ノーコード開発ツールを使う3つのメリット
- 無料で始められるツールが多い
- 開発からリリースまでが早い
- イメージを感覚的に反映できる
- ノーコード開発ツールの選び方
- 利用目的に合ったツールか
- 社内で利用しているシステムと連携できるか
- テンプレート・パーツの種類は豊富か
- 導入後のサポート体制は充実しているか
- おすすめのノーコード開発ツール
- Forguncy
- Shopify
- Bubble
- AppSheet
- Adalo
- Notion
- Zapier
- Glide
- Yappli
- STUDIO
- Airtable
- Webflow
- ASTERIA Warp
- Voiceflow
- Thunkable
- Amazon Honeycode
- Platio
- UnitBase
- ノーコード開発ツールを利用する前の注意点
- 開発ツールごとにできることが制限される
- プログラミングよりも自由度が低い
- ノーコード開発ツールでソフトウェア開発を効率化
- ボクシルとは
ノーコード開発ツールとは
ノーコード開発ツールとは、コードを書かずにWebサイトやアプリケーションを構築できる開発ツールです。
ノーコード開発ツールによって、Web制作で作成される完成形を確認するためのモックや、想定しているプロダクト検証のためのMVP開発をスピーディーに行えるようになります。
ローコード開発ツールとの違い
ノーコード開発ツールと似ているものに、ローコード開発ツールがあります。ノーコード開発がコードを一切書く必要がない開発方法であるのに対し、ローコード開発は最小限のコード記述が必要です。
そのため、ノーコード開発ではMicrosoft Officeを扱えるレベルであれば良いですが、ローコード開発は多少のプラグラミングスキルを求められます。

ノーコード開発ツールが向いている企業
ノーコード開発ツールは、Webサイトやアプリケーション開発をスピーディーに行いたい、また試作品を自社で作成したい企業におすすめです。
ノーコード開発ツールを利用することで、外部企業に頼ってきたシステム開発を自社で行えるようになり、手作業で対応してきた細かい作業も簡単にシステム化できます。
コストを抑えてビジネスを形にできるノーコード開発は、特にベンチャー企業やスタートアップ企業と相性がいいです。
ノーコード開発ツールを使う3つのメリット
ノーコード開発ツールを使う3つのメリットは次のとおりです。
- 無料で始められるツールが多い
- 開発からリリースまでが早い
- イメージを感覚的に反映できる
それぞれの内容を確認しましょう。
無料で始められるツールが多い
ノーコード開発ツールは、無料で利用できるサービスが多いです。制限はあるものの、無料であるため気軽に利用でき、初期投資コストをかけずにシステムやアプリをリリースできます。
開発からリリースまでが早い
ノーコード開発ツールは開発工数を削減できるため、従来よりもより短期間でのリリースが可能です。通常であれば数か月程度かかるWebサイトやアプリでも、早くて2日でリリースできるケースもあります。
リリースまでだけでなく、一度構築したアプリの修正や改善もスピーディーに対応可能です。
イメージを感覚的に反映できる
プログラミングスキルやITの知識が少ないエンジニア以外の人でも、自身のイメージにもとづいてWebサービスやアプリの開発を行えます。外部企業に作成を依頼する資金がない場合でも、アイディア次第で新たなビジネスに挑戦できるのが、ノーコード開発の魅力です。
ノーコード開発ツールの選び方
ノーコード開発ツールの選び方のポイントは次の4つです。
- 利用目的に合ったツールか
- 社内で利用しているシステムと連携できるか
- テンプレート・パーツの種類は豊富か
- 導入後のサポート体制は充実しているか
それぞれのポイントを詳しく解説していきます。
利用目的に合ったツールか
利用目的に合ったツールかどうか、事前に確認することが重要です。ノーコード開発ツールは、製品ごとに対応領域が異なります。主な対応領域に次のとおりです。
- ホームページ、Webサイト
- アプリケーション
- ECサイト
- 業務効率化システム
ノーコード開発ツールの基本機能は、テンプレートやコンポーネントと呼ばれる部品をドラッグ&ドロップで組み合わせたWebサイトやアプリの構築です。ただし、付加的な機能はそれぞれの対応領域に応じて異なります。
たとえば、Webサイト制作に対応したツールではCMS機能やSEO機能を搭載。ECサイト制作に特化したツールでは商品管理や受注管理などのEC機能が搭載されています。
そのため、選ぶツールの対応領域が利用目的に合っているかどうか、しっかりと確認する必要があるでしょう。
社内で利用しているシステムと連携できるか
既存の社内システムと連携できるかも重要な選定ポイントです。ノーコード開発ツールの主な連携システムは次のとおりです。
- 顧客管理システム
- 決済システム
- プロジェクト管理ツール
- SNS
- カレンダー機能
どのようなシステムやサービスに連携できるかは、製品によって異なります。
テンプレート・パーツの種類は豊富か
ノーコード開発で理想のWebサイトやアプリを構築するためには、目的にあったテンプレートやコンポーネントが求められます。そのため、テンプレートやコンポーネントの種類がある程度豊富に用意されているかどうかが重要です。
導入後のサポート体制は充実しているか
ノーコード開発ツールは、感覚的な操作で開発ができるため便利なツールですが、なかには設計や運用段階でつまずくケースもあります。
そのため、導入や設計、運用、保守のそれぞれの段階でのサポート範囲や方法、料金の発生有無などを確認しましょう。現状は海外製のものが多いため、日本語でサポートを受けられるかも抑えるべきポイントの1つです。
おすすめのノーコード開発ツール
ノーコード開発ツールを利用すれば、WebサイトやECサイト、アプリケーション、業務効率化システムなどを、コードの記述なしで構築できます。おすすめのノーコード開発ツールを紹介します。
Forguncy - グレープシティ株式会社
- 基幹システムのデータを一元管理可能
- データをグラフや多段明細などで表現可能
- オンプレミス環境とクラウド環境に対応
Forguncyは、サポート満足度92%※のノーコードWebアプリ開発ツールです。受注管理や生産管理、顧客管理などの複数システムと直接接続し、データの参照や更新、組み合わせ利用などに対応できます。
画面上での計算処理をExcel関数で実装でき、見積書のようなレイアウトと計算機能を持った画面を定義可能です。データベースやワークフローなど業務システムの基盤となる機能を構築できます。
※Forguncy公式サイトより(2022年5月時点)
Shopify
- 世界中の数百万以上※の店舗が使用
- サブスクリプションモデルがベース
- デザイン性の高いECサイトが作成可能
ShopifyはECサイトの構築ができるノーコード開発ツールです。デザイン性が高く、こだわりのブランドを表現できるため、海外で支持を集めています。ビジネスの立ち上げから運営に必要なすべてのEコマース機能とPOS機能を1つのプラットフォーム内で提供します。
サブスクリプションモデルがベースで、ECサイトに求められる幅広い機能を実装できる拡張性の高さが特徴です。
※ 「公式サイト:Shopify」(2022年2月時点)
Bubble
- 幅広い目的のアプリ開発に対応するノーコード開発ツール
- HTMLやCSSの知識がなくても利用可能
- UIも細かく設定可能
BubbleはHTMLやCSSの知識がなくても、幅広い目的のアプリ開発に対応するノーコード開発ツールです。用意されたパーツを直感的にドラッグ&ドロップするだけで、デスクトップおよびモバイルWebブラウザー用のインタラクティブなマルチユーザーアプリを作成できます。
Scratchなどのビジュアルプログラミング言語の経験があれば、違和感なく開発を行えるでしょう。ユーザーインターフェースも細かく設定可能で、標準機能でできないことは有料プラグインにより実現できます。自由度の高さとノーコードのスピード感、利便性を兼ね備えたノーコード開発ツールです。
AppSheet
- GUIから操作しアプリ開発ができるノーコード開発ツール
- Google Cloudのサービスの一部として提供
- カテゴライズされたサンプルアプリをベースに業務向けのアプリ開発が可能
AppSheetは、ビジネスニーズに合わせカスタマイズされた、強力なモバイルアプリとデスクトップアプリを構築できるサービスです。
GoogleスプレッドシートとGoogleドライブに加え、Excelファイル、Cloud SQL、Apigee、Azure SQL、AWS、Salesforceオブジェクト、Smartsheet、ODataなどに接続できます。
Adalo
- コード不要でアプリの作成が可能
- 25以上※の美しくデザインされたコンポーネントから選択
- データベースの作成と接続が簡単
Adaloは、パーツを組み合わせたり必要なテキストを入力したり、感覚的かつ簡単な操作でアプリ開発ができるノーコード開発ツールです。25以上※の美しくデザインされたコンポーネントから選択できます。
WebアプリとAndroid・iOS向けのネイティブアプリの両方とも開発でき、Google PlayやApp Storeへの登録・配信も可能です。
※公式サイト:Adaloより(2022年2月時点)
Notion
- プロジェクト管理やスケジュール管理、社内Wikiなどオールインワンの万能ツール
- 機能性と遊び心を兼ね備えた書きやすいUI/UX
- チームでの共同作業や外部とのコラボレーションを円滑にする機能も充実
Notionは、ドキュメンテーションのほか、プロジェクト管理やスケジュール管理など、オールインワンの万能ツールです。営業や人事、マーケティングなどをはじめとして、どんな仕事の効率化にも寄与し、社内の情報が分断するのを防ぎます。
Zapier
- 3,000以上※のアプリを統合・自動化したワークフローを生み出す
- Slack、Google スプレッドシート、Google ドキュメント、Gmail、Twitterなどの多様なアプリに対応
- Zapsと呼ばれるワークフローを使用してアプリ間で情報を共有
Zapierは、3,000以上※のアプリを統合して自動化したワークフローを生み出せるノーコード開発ツールです。SlackやFacebook LeadAds、Googleスプレッドシート、Googleドキュメント、Gmail、Twitterなどの幅広いアプリに対応します。
たとえば、GmailをトリガーにDropboxにファイルを保存、Slackにメッセージを飛ばして知らせる一連の動きを自動化でき、業務効率化を実現します。
※公式サイト:Zapierより(2022年2月時点)
Glide
- アプリケーション開発用ノーコードツール
- 基本的なスプレッドシートのスキルを使用
- ドキュメントを編集するのと同じくらい簡単にアプリを更新可能
Glideは、データベースにGoogleスプレッドシートを利用し、何百ものビルド済みのテンプレートからアプリをコピーして、手軽にアプリ開発できるノーコード開発ツールです。
特に料理レシピ・ローカルガイドなどのコンテンツの構築に向いており、モバイル向けのアプリ開発に適しています。初心者や、ノーコード開発ツールを試してみたい人にもおすすめのツールです。
Yappli - 株式会社ヤプリ
- ノーコードでiOSとAndroidのネイティブアプリを素早く導入
- ドラッグ&ドロップの簡単な操作で開発可能
- エリアや属性などターゲットに合わせた多彩なプッシュ配信
Yappliは、Android、iOSのスマートフォン向けネイティブアプリ開発に適したノーコード開発ツールで、アプリ開発だけでなく、運用や分析までノーコードで行えます。
40以上※の機能があり、また豊富な外部サービスとの連携で使いやすい点が特徴です。作業をすぐに確認できるプレビューやタイマー、バックアップ機能などを搭載し、機能やデザイン変更、ストア申請管理までのすべてをワンストップで実行できます。さらに、実機確認ができる専用アプリも利用可能です。
※公式サイト:Yappli(2022年2月時点)
STUDIO
- Webサイト作成が完結
- 新しく搭載したCMSにより一瞬でコンテンツを発信
- リアルタイムコラボレーション機能が標準装備
STUDIOがあれば、1つの場所ですべてのWebサイト作成を完結可能です。コードやテンプレートに縛られることなく誰でも自由にデザインができ、作成したデザインは、1クリックで世界に公開できます。新しく搭載したCMSで、コンテンツも瞬時に発信可能です。
リアルタイムの共同編集によって、それぞれ別の場所にいても、チームでWebサイトを作成できます。
Airtable
- クラウド型のWebデータベースサービス
- GoogleスプレッドシートのようなUI
- データの形式が指定可能
Airtableは、クラウド上のスプレッドシートとデータベースを組み合わせた、ノーコードで構築可能なクラウド型Webデータベースサービスです。GoogleスプレッドシートのようなUIで、テキストや画像、データなどを入力して幅広い用途に利用できます。
データの可視化をしたり、タスクを整理したり、チームのマネジメントに活用したりと、使い方次第で業務効率を飛躍的に上げられるでしょう。
Webflow
- CMSに対応したWebサイトを構築できるノーコード開発ツール
- デザイン性の高いWebサイトを簡単に構築可能
- Photoshopなどの画像編集ソフトのようなUI
Webflowは、CMSに対応したWebサイトを構築できるノーコード開発ツールです。PhotoshopやPhotoDirectorなどの画像編集ソフトのようなUIであるため、感覚的に操作でき、デザイン性の高いWebサイトを簡単に構築できます。
350万人※を超えるデザイナーやチームによって使用されています。
※公式サイト:Webflow(2022年2月時点)
ASTERIA Warp - アステリア株式会社
- 既存のデータベースやファイルシステム、各種クラウドサービスと連携
- GUIベースで提供される開発環境で開発コストを削減
- 定型業務の自動化を実現
ASTERIA Warpは、ノーコードで使用できる、データ連携ミドルウェアです。ドラッグ&ドロップとプロパティの設定によるフローのしくみで、既存のデータベースやファイルシステム、各種業務システム、各種クラウドサービスなどと簡単に連携できます。
エンジニア向けではなく、より多くの人が使えるように設計された定型業務を実現するためのツールです。
Voiceflow
- 業界をリードする会話設計ツール
- AmazonのAlexaやGoogleアシスタントに対応した音声アプリの開発が可能
- ドラッグ&ドロップでブロックを組み合わせるだけでOK
Voiceflowは、AmazonのAlexaやGoogleアシスタントに対応した、音声アプリを開発できるノーコード開発ツールです。フローに沿って、ドラッグ&ドロップでブロックを組み合わせるだけで、コーディングなしで最先端のテクノロジーに対応したアプリ開発ができます。
サポートされているチャネルにワンクリックで公開するか、VoiceflowのAPIを使用して任意のチャネルと統合が可能です。
Thunkable
- コードなしで独自のネイティブアプリを作成
- プログラミングの知識がない人でも直感的な開発が可能
- コードの記述が必要な部分はScratchのようなブロックを組み合わせて対応
Thunkableは、テンプレートを選択し、ベースの部分をドラッグ&ドロップで組み立ててアプリ開発を行うノーコード開発ツールです。コーディングが必要な部分は、Scratchのようにブロックを組み合わせて対応すればよいため、プログラミングの知識がなくても直感的にアプリを構築できます。
50以上※のデザインコンポーネントや簡単なアニメーション、無制限のロジックブロック、オープンな統合により、何百万人※もの利用者がThunkableでカスタムアプリを構築しています。
※公式サイト:Thunkable(2022年2月時点)
Amazon Honeycode
- Amazonの提供によるビジネス向けアプリ開発ができるノーコード開発ツール
- 2020年6月にベータ版がリリース
- スプレッドシートがベース、GUIでカスタマイズ
Amazon Honeycodeは、ノーコードでビジネス向けのアプリ開発ができるツールです。スプレッドシートのようなデータベース「テーブル」、アプリ画面を組み立てる「ビルダー」、データ操作や通知の自動化を行う「オートメーション」の3つを使用します。
有料版もありますが、基本利用は無料のサービスです。手軽に顧客関係管理(CRM)やTo-doリスト、在庫管理システム、棚卸時のデータ入力、シフト入力、出社管理などのアプリを作成できます。
Platio - アステリア株式会社
- 自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成、活用できるクラウドサービス
- 現場業務のデジタル化と人手に頼っていた業務の効率化を実現
- 作成したアプリはすぐに配布して現場で使用可能
Platioは、100種類※のテンプレートから用途に合わせて選ぶだけで、幅広い業務のアプリのベースを作成できるサービスです。複数のアプリの組み合わせにより日常業務を効率化できます。
たとえば日次報告をアプリで効率化したいときは、店舗日報と営業日報、工場日報などのアプリを作成することで簡単に効率化できます。テンプレートは自社で使いやすいように項目を追加したり、見た目を変更したり可能です。
また、低価格から運用できるのも魅力です。最安月額20,000円※からアプリを構築できるため、コストの削減につながるでしょう。
※公式サイト:Platio(2022年2月時点)
UnitBase - 株式会社ジャストシステム
- ノーコードで業務システムの開発が可能
- 外部データベースからの自動取り込み
- 同時ログインライセンスの料金体系
UnitBaseは、要因された部品をドラッグ&ドロップで配置したり、使っていたExcelファイルを取り込んだりするだけで、業務システムの開発や改修、運用ができるノーコード開発ツールです。標準搭載されている機能でワークフローを作成でき、社内のさまざまな申請フローのシステム化を実現可能です。
また、外部データからUnitBaseへの自動取り込みで、改修に時間やコストがかかる基幹システムと連携できます。基幹システムのサブシステム構築やマスターデータの活用など、使い勝手が格段に上がります。
同時ログイン可能なライセンス体系のため、はじめから全社員でUnitBaseを利用できるのもメリットです。
ノーコード開発ツールを利用する前の注意点
ノーコード開発ツールを使用する前に、次のデメリットを確認しておきましょう。
- 開発ツールごとにできることが制限される
- プログラミングよりも自由度が低い
それぞれのデメリットについて説明します。
開発ツールごとにできることが制限される
ノーコード開発は、開発ツールに用意されている機能がベースになるため、選定する開発ツールによっては思い描いていたことが実現できない可能性があります。
初心者にとって、どの開発ツールを選ぶのがベストなのか判断するのは難易度が高いです。最初から完璧を求めず、試行錯誤しながら目標に近づけていくとよいでしょう。
なお、まだ日本製のノーコードツールは少なく、多くが海外製です。海外製であっても日本語で利用できる場合もありますが、完全にローカライズされているものばかりではありません。
Webサイト制作ができる日本製のノーコード開発ツールは増えてきましたが、システム開発が可能なツールは選択肢が少ない現状があります。そのため、多少の英語のスキルがあると、ノーコード開発ツールの選択肢が広がるといえるでしょう。
プログラミングよりも自由度が低い
ITツールにおいてシステムの簡便さと柔軟性の両立は難しいため、ノーコード開発ツールにおいても自由度や柔軟性はあまり高くない点を考慮しましょう。そのため、実際にリリースしてから、やりたいと思っていたことが実現できないこともあるかもしれません。
たとえば、「最新の決済機能をシステムに実装させたい」「部門別にアクセス権限を細かく分けて付与したい」といったニーズがあっても、ノーコード開発ツールのほうで対応してくれない限り、実現することは困難です。システムに搭載したい機能があっても、対応できない可能性があることは注意が必要です。
ノーコード開発ツールの自由度の低さを解消するために、ローコード開発ツールを利用する方法もあります。具体的には、大枠をノーコード開発ツールで進め、必要に応じて最低限のコーディングをする方法です。
ノーコード開発ツールでソフトウェア開発を効率化
ノーコード開発ツールとは、コードを書かずにWebサイトやアプリケーションの開発が行える開発ツールです。エンジニアでなくても開発が可能なことや、開発期間の短縮や費用の削減が主なメリットといえるでしょう。
似ているものにローコード開発ツールがありますが、ノーコード開発がコードを一切書く必要がない開発方法であるのに対し、ローコード開発は最小限のコード記述が必要です。
ノーコード開発ツールは、Webサイトやアプリケーション開発をスピーディーに行いたい、試作品を自社で作成したい場合に向いています。また、デジタル改革を進めたい企業におすすめです。
ぜひ本記事で紹介したツールや選び方を参考に、自社に適したノーコード開発ツールの導入を検討してみてください。
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