【2023年最新】ERPの比較おすすめ19選!価格・機能比較表あり


ERP(基幹システム)の各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。販売管理、在庫管理、生産管理の効率向上などさまざまな目的で導入されるERPの比較にお役立てください。サービス比較はこちら
目次を開く
ERPのタイプ
ERPは、導入目的に応じて次の3つのタイプに分類できます。
導入企業の目安 | 企業例 | |
---|---|---|
タイプA | 年商が〜50億円の企業※ | バックオフィス業務の管理を一元化したい企業 |
タイプB | 年商が50億〜300億円の企業※ | 上場にそなえて財務会計や内部統制を意識したい企業 |
タイプC | 年商が300億円〜の企業※ | グループ会社や海外拠点での運用を視野に入れている企業 |
タイプD | 食品業界の賞味期限管理をはじめ業界特有の慣習が多い企業 | プロジェクト単位で管理している企業、食品業界の企業、卸売業の企業など |
数値は目安です。各社の製品によって適した企業には差があります。
自社に当てはまるタイプを確認したら、比較表で要件に合う製品を探してみましょう。
おすすめERPの比較表
サービス名 | ![]() ZAC | ![]() Oracle NetSuite | ![]() OBIC7 | ![]() Plaza-i | ![]() マネーフォワード クラウドERP | ![]() SAP Business One | ![]() Galileopt DX | ![]() NetSuite | ![]() Reforma PSA | ![]() EAST2 | ![]() GRANDIT miraimil | ![]() GEN | ![]() iDempiere | ![]() AMMIC | ![]() ALL-IN | ![]() MA-EYES | ![]() SAP Business ByDesign | ![]() SAP S/4HANA Cloud | ![]() MA-EYESnc | ![]() Oracle E-Business Suite | ![]() ソアスク | ![]() ツバイソ | ![]() PROGRESS-ONE | ![]() Infor SyteLine | ![]() 生産管理777クラウド | ![]() FutureStage クラウド | ![]() Oracle JD Edwards EnterpriseOne | ![]() GLOVIA SUMMIT | ![]() EXPLANNERシリーズ | ![]() Cloud2Mfg | ![]() GLOVIA iZ | ![]() GLOVIA きらら | ![]() Clovernet ERPクラウド |
ユーザーレビュー | 3.57 | 4.67 | 3.64 | 3.73 | 4.67 | 4.0 | 3.14 | 4.0 | 4.33 | 3.83 | 4.33 | 4.8 | 4.5 | 4.67 | 4.0 | 4.67 | 4.67 | 3.67 | 4.0 | 4.0 | 4.5 | 4.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
タイプ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
初期費用 | 0円(税抜)〜 | 0円(税抜)〜 | 0円(税抜)〜 | 0円(税抜)〜 | 300,000円(税抜)〜 | 0円(税抜)〜 | 0円(税抜)〜 | 100,000円(税抜)〜 | 50,000円(税抜)〜 | 1,000,000円(税抜)〜 | 1,800,000円(税抜)〜 | 0円(税抜)〜 | |||||||||||||||||||||
月額固定費用 | 450,000円(税抜)〜 | 0円(税抜)〜 | 60,000円(税抜)〜 | 216,420円(税抜)〜 | 40,000円(税抜)〜 | 75,000円(税抜)〜 | 500,000円(税抜)〜 | 15,000円(税抜)〜 | 7,500円(税抜)〜 | ||||||||||||||||||||||||
月額従量課金 | 6,000円(税抜)〜 | 23,500円(税抜)〜 | 0円(税抜)〜 | 2,597円(税抜)〜 | 4,500円(税抜)〜 | 31,620円(税抜)〜 | 10,000円(税抜)〜 | 1,000円(税抜)〜 | |||||||||||||||||||||||||
無料プラン | |||||||||||||||||||||||||||||||||
無料トライアル | 無料デモあり | 無料デモ | 無料デモあり | ||||||||||||||||||||||||||||||
対応言語 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| ||||
導入形態 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| |
iOSアプリのURL | |||||||||||||||||||||||||||||||||
AndroidアプリのURL | |||||||||||||||||||||||||||||||||
スマートフォンのブラウザ対応 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
SOC |
|
|
|
|
|
|
|
|
| ||||||||||||||||||||||||
ISO |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| ||||||||||
プライバシーマーク | |||||||||||||||||||||||||||||||||
そのほかセキュリティ認証・内部統制 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| ||||||||||||||||||||
財務会計 | オプションにて外部サービスと連携 | 連携にて可能 | 連携にて可能 | ||||||||||||||||||||||||||||||
管理会計 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
予実管理 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
経費管理 | 連携にて可能 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
債権管理 | 連携にて可能 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
債務管理 | 連携にて可能 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
資産管理 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
採用管理 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
人事管理 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
労務管理 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
販売管理 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
購買管理・受発注管理 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
在庫管理・倉庫管理 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
生産管理・開発管理 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
BI | |||||||||||||||||||||||||||||||||
CRM・SFA | 連携にて可能 | CRM QuickCreatorにて可能 |
ERPの失敗しない選び方
ERPの選び方で迷わないよう、自社に合ったツールを探せる手順をまとめました。
1.必要な機能を洗い出す
ERPを選ぶ際は、自社に必要な機能の要件を洗い出してから比較するのがおすすめです。以下のリストを使って洗い出しておきましょう。
確認方法 | 内容 | |
---|---|---|
クラウドでの導入が可能か、オンプレミスでの運用が必須か確認する | クラウドなら初期費用を抑えられ運用に乗せやすいものの、会社の意向によりオンプレミスでの導入が必須な場合もあります。情報システム部門にどちらで導入すべきか確認しましょう。 | |
会計ソフトがすでに導入されているか確認する | 未導入の場合は導入を検討します。導入済みの場合は置き換えるか、連携で対応するか検討しましょう。 | |
人事管理システムや労務管理ツールがすでに導入されているか確認する | 未導入の場合は導入を検討します。導入済みの場合は置き換えるか、連携で対応するか検討しましょう。 | |
販売管理ソフトや在庫管理ソフトがすでに導入されているか確認する | 未導入の場合は導入を検討します。導入済みの場合は置き換えるか、連携で対応するか検討しましょう。 | |
上場済みまたは上場を検討中か、また第三者による認証を取得しているか確認する | 内部統制やセキュリティの要件をどこまで厳格にするかによって選べる製品の幅が決まります。 | |
似たようなERPを過去に運用してきたか確認する | 導入や運用の流れをつかめていない場合はサポートやコンサルタントによる助けを借りましょう。大企業のように導入自体に大きなリスクを伴う場合は、経験があってもサポートの充実度合いを測るのは重要です。 |
2.社内で使用しているシステムを調べる
ERPは、社内の既存システムと置き換えるのか連携するのかが重要になります。現在自社で利用しているシステムを確認しておきましょう。
確認方法 | 内容 | |
---|---|---|
現在利用している会計ソフトとの連携を確認する | 経費精算システムや給与計算ソフトなど、会計と関連するシステムはどのツールを使用しているか確認しましょう。 | |
現在利用している人事管理システム、労務管理ツールとの連携を確認する | 勤怠管理システムや人事評価システムなど、人事・労務と関連するシステムは、どのツールを使用しているか確認しましょう。 | |
現在利用している販売管理ソフト、在庫管理ソフトとの連携を確認する | 生産管理システムをはじめ、関連するシステムはどのツールを使用しているか確認しましょう。 | |
連携方法を確認する | Excel・CSV読み込みやAPI連携など、製品によって連携の仕方は異なるので、予め連携方法を調べておきましょう。 |
3.予算を決める
ERPの料金は、毎月の支払いで数万円から導入できる製品、もろもろを合算すると億単位の費用がかかる製品などさまざまです。そのため、ERPの導入に使える予算を事前に確認しておきましょう。
確認方法 | 内容 | |
---|---|---|
ERPの導入に使用できる予算を確認する | ERPの料金相場を把握し、導入に使用できる予算を確認しましょう。 |
4.要件に合う企業へ資料請求する
これまで確認した内容を踏まえて、BOXILの比較表で要件に合うERPを探しましょう。
確認方法 | 内容 | |
---|---|---|
機能の要件を満たす製品はあるか確認する | 各製品の搭載機能を確認し、条件に合うシステムを探します。なければ必要な機能を見直しましょう。 | |
予算内で導入できるか確認する | 機能、連携の要件を満たす製品の料金を確認し、条件に合うシステムを探します。予算を超えてしまう場合は、予算の調整か各種機能、連携の必要性を再度検討しましょう。 | |
要件に合う製品の資料請求をする | 各要件を満たす製品の口コミ評価の投稿と点数を確認し、要件に合う製品の資料請求をしましょう。 | |
試験導入する製品を数社に絞り込む | 資料の内容で改めて要件と合っているのかを確認し、試験導入する製品を数社に絞り込みましょう。 |
5.試験導入で社内評価を確認し、本導入する製品を決める
絞り込んだ製品を試験導入し、実際の使用感を確かめてください。従業員からの評価も併せて確認し、本導入する製品を選定しましょう。
確認方法 | 内容 | |
---|---|---|
絞り込んだ製品を試験導入して使用感を確認する | 資料請求した製品のトライアルに申し込み、実際に社内で使ってみましょう。 | |
従業員からの評価は高いか確認する | 簡単に操作できたかをヒアリングしましょう。 | |
本導入する製品を決める | 従業員の評価に問題がなければ公式サイトに問い合わせて導入手続きを進めましょう。 |
おすすめのERP
無料で利用できるサービスや英語対応など、各項目でおすすめのERPを紹介します。評判・口コミの評価が高い製品を厳選しました。
小規模・中小企業におすすめの製品
小規模・中小企業向けのERPを検討する場合は、自社の企業規模や働き方に合っているかを選定の軸にすると良いです。小規模企業の場合、社内体制の変化にあわせられるシステムかが重要な観点となります。
次のサービスは20名以上向けの会計機能であれば月額39,800円からとなっており、人事労務の機能とあわせても比較的低コストでの運用が可能です。また、上場を目指す企業に向けた機能もあるため、急成長している企業にもおすすめです。
- 個人事業主向けのサービスあり
- Salesforceやkintoneと連携
- 一度の入力で記帳や試算表作成まで一気通貫で完結

無料のおすすめ製品
無料サービスで検討する場合は、利用できる機能と開発コミュニティ活発度合いを確認しましょう。無料のERPはオープンソースを利用することがほとんどとなるため、利用者が自身でメンテナンスをしていけるのかが重要です。
ベンダーからの保障やサポートを期待するのであれば、有料のほうがよいと考えられるケースもあります。とくにERPは全社的に利用するシステムなので大きなリスクを避けるのが無難です。
次のサービスは、拡張性が高くオープンソースのなかでは比較的利用されているため、無料でも導入を検討できます。
- オープンソースなため無料
- OSGiによって機能の拡張が容易
- JAVAによる自社開発も可能

ERPの製品一覧
個別で紹介できなかったおすすめのERPを一覧で紹介します。
- 機能モジュール単位での購入や利用ができる
- ワークフローや出力機能が標準搭載されている
- プロジェクト型ビジネスに特化したERP
- 3か月や半年先の売上や利益の見込みを可視化
- 案件別の原価を自動計算でき案件別損益を把握
- 販売管理と工数を連携しプロジェクト損益管理を実現
GRANDIT miraimil - GRANDIT株式会社
- 多言語に対応
- 会計、人事・労務、販売管理・在庫管理へ対応
- 商社・卸売業、サービス業に特化
- コンサルティングサービスあり
- 同社の倉庫管理システムや打刻システムと連携
- SaaSとパッケージに対応
- プロジェクトごとにリアルタイムで収支管理
- インボイス制度に対応した請求書を発行可能
- SSL暗号化や2段階認証によるセキュリティ対策
Oracle NetSuite - 日本オラクル株式会社
- 世界34,000社※にて利用
- 在庫管理やPOSシステムで特定の業界にも対応
- グローバル企業向けのNetSuite OneWorld
※出典:日本オラクル「クラウドERP、財務会計、CRM」(2023年3月23日閲覧)
- 中堅、中小企業向けERP
- 多通貨や多言語にも対応
- 貿易商社をはじめとした外資系企業、日本国内企業にも適応
マネーフォワード クラウドERP - 株式会社マネーフォワード
- 同シリーズ1サービスから利用可能
- 他社システムとの連携が豊富
- オプションのBPO
SAP Business ByDesign - SCSK Minoriソリューションズ株式会社
- 会計から人事、販売までがオールインワン
- 海外展開している企業にも適す
- さらに大きな企業にはSAP S/4HANA Cloud
Microsoft Dynamics 365 - 日本マイクロソフト株式会社
- Officeシリーズと好相性
- 営業やマーケティングの機能あり
- 医療や金融への特化も
- プロジェクト管理や広告事業に必要な機能を網羅
- 業務に合わせて必要な機能を追加開発・拡張
- プロジェクトごとの収支や予実を把握
- メーカーや商社など7業種に特化
- 月額32,500円からと低コスト
- 画面共有やWeb通話でのサポート
Odoo - 株式会社Pro-SPIRE
- オープンソースなため無料
- 全世界で700万人※が利用
- 営業やマーケティング機能も
※出典:Odoo「オープンソース ERP および CRM」(2023年3月23日閲覧)
GLOVIA きらら
- 販売、会計、人事給与を幅広く対応
- 機能を細かく追加する料金形態
- SaaSとパッケージを提供
EXPLANNERシリーズ
- 汎用的なERPと業界特化のERP
- 規模を問わず導入できる
- SaaSとパッケージを選択可能
- 中堅企業向けのERPパッケージ
- 会計や人事の機能に強み
- IaaSの導入サポートあり
- 多様な企業にて導入
- 連結会計をはじめ大企業向けの機能構成
- 中小企業向けの奉行シリーズと連携
「BOXIL SaaS AWARD Spring 2023」の受賞サービス
「BOXIL SaaS AWARD(ボクシル サース アワード)」は、SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」が毎年3月4日を「SaaSの日(サースの日)」と定め、優れたSaaSを審査、選考、表彰するイベントです。
今回の「BOXIL SaaS AWARD Spring 2023」は、2022年1月1日から2022年12月31日までの1年間で新たに投稿された口コミ約14,000件を審査対象としており、計265サービスに、ユーザーから支持されるサービスの証としてバッジを付与しました。
ERPとは
ERPとは、会計や人事労務といった複数の機能を組み合わせバックオフィス業務を効率化するシステムです。全社的にリソースの管理がなされるため、数値での可視化を見込めるほか、内部統制の強化などにも活用できます。
ERPの種類
ERPの種類には多くのものがあり、分類にも多様な考え方が存在します。以下ではなかでも主要な分類の仕方に絞って紹介。製品の選定の基準として役立ててください。
SaaSとパッケージ
ERPの種類を導入方法にもとづいて3つに分けると、クラウドのSaaS、クラウドのIaaS、オンプレミスとなります。ERPを選定する際には定期購読のSaaSと買い切りのパッケージ(IaaSまたはオンプレミス)のいずれを利用するかが重要なポイントです。SaaSとIaaS、オンプレミスの違いについてはこちらの記事にて紹介しています。
※上記の3つ以外には、ERPパッケージを利用せずいちからシステムを作成するスクラッチ開発も存在しますが、中小企業では導入が難しい点と、大企業でも減少傾向にある点をふまえて本記事では説明を割愛します。
会計と人事・労務、販売管理・在庫管理
ERPの機能を大きく3つに分けた際の、会計と人事・労務、販売管理・在庫管理のいずれが要件として必要なのかに注意します。ERPは細かな機能が無数にあるので、おおまかにどの機能が搭載されているのかを調べることで選定を効率的に進められます。なお、ERPの機能はこちらの記事にて詳しく紹介しています。
中小企業と中堅企業、大企業
企業規模にあったERPを選定するとよいでしょう。ERPは中小企業向け、中堅企業向け、大企業向けによって製品の機能群が異なります。よって、どの規模に属しているのかをふまえて、ERP選定に役立てるのがおすすめです。なお、企業規模を年商によってざっくり区分すると次のようになります。
企業規模 | 中小企業 | 中堅企業 | 大企業 |
---|---|---|---|
年商 | 〜50億円 | 50〜300億円 | 300億円〜 |
汎用的なERPと業界に特化したERP
汎用的なERPと業界に特化したERPのいずれを選択するかも重要な選定ポイントです。製造業や流通業、広告業、飲食業、アパレル業など業界によっては商慣習にあわせたERPがリリースされています。IaaSやオンプレミスでのカスタマイズも考えられますが、可能であれば意図して設計されている特化型のERPを選ぶとよいでしょう。
内部統制やセキュリティの要件
内部統制やセキュリティにおいて一定の条件を課せられている際は、それもあわせて確認すべきです。詳細な要件はERP提供企業への確認が必要ですが、SOCやISOといった認証は多くの企業がWebサイトにて公表しています。問い合わせる製品を選ぶ際は特に参考にするとよいでしょう。
サポートの充実度
ERPは社内での影響範囲が大きいゆえ、サポートの充実度も重要です。電話やメール、フォームでの問い合わせが可能かはERP提供企業から確認しましょう。また、定性的な選び方としてBOXIL SaaSをはじめとしたWebサイトにおいて口コミをチェックするのもおすすめです。
ERPの機能
ERPの機能には、管理会計や労務管理といった、バックオフィス業務を効率化する機能が備わっています。ERPとひとことでいっても、各機能から必要なものをピックアップして構成するERP、はじめから網羅的に搭載されているERPなどさまざまです。それらを適切に選ぶためにも、どの機能が必要かをあらかじめ把握しておきましょう。

ERPを導入するメリット・デメリット
ERPを導入することのメリット、デメリットはそれぞれ次のとおりです。詳しくは次の記事で解説しています。

ERPを導入するメリット
- データを一元管理
- 担当者の工数削減
- データ活用の促進
- 経営状況をすばやく分析
- 運用フローの最適化
- セキュリティリスクを軽減
- 適切な内部統制
ERPを導入するデメリット
- 選定対象が膨大で違いも複雑
- 導入失敗時のリスクが大きい
- 運用に乗せるまでが一苦労
ERP導入の注意点
ERPを導入する際に注意すべき点をまとめました。必ず確認して導入時の参考にしてみてください。
注意点1:必要な機能を洗い出しきれているか
ERPは関係部署が多いため要件が膨大になります。しかし、導入当初の想定から漏れている機能があると、全体設計にかかわる可能性がありリスクが大きいです。そのため、ERPを導入する際はシステムを利用することになる部署や社員から綿密にヒアリングし、できる限りミスマッチが発生しないよう対策しましょう。
注意点2:人数の増減を考慮しきれているか
ERPの料金はシステム単位で課金されるものから利用人数あたりで課金されるものまでさまざまです。機能が多いシステムゆえ、想定していない利用者が発生すると費用が余分にかかりやすいのも特徴。長期間使うシステムなため、将来の人員計画も加味して予算を編成しましょう。
ERP導入時の注意点をさらに確認したい方は、ERPの導入事例を参考にしてみて下さい。

ERPの口コミ数ランキング
BOXILでまとめているERPのレビュー数のランキングを紹介します。製品選びの参考にしてみてください。
順位 | サービス名 | 料金プラン | 説明文 |
---|---|---|---|
1位 | ![]() freee | 39,800円〜/月(月額従量課金) | 会計と人事労務の機能をそなえたERP。中小企業から使いやすいほか、上場企業が導入できる上位プランも提供しています。 |
2位 | ![]() ZAC | ライセンス費用 + 保守費用(月額従量課金) | 案件やプロジェクト単位での管理が得意なERPです。同社からは廉価版のReforma PSAも販売されています。 |
3位 | ![]() Oracle NetSuite | 要問合せ | 世界で導入されている、中小企業から中堅企業におすすめのERP。大企業向けの上位プランも存在するため、あわせて検討するとよいでしょう。 |
4位 | ![]() OBIC7 | 要問合せ | 会計、人事労務、生産・販売と幅広い機能を搭載したERPです。業界に特化したとソリューションも。 |
5位 | ![]() Plaza-i | 要問合せ | 多言語、多通貨に対応しており規模の大きい企業でも使えるERP。構成の検討、初期設定、導入補助など幅広いサポートに対応しています。 |

BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
- BOXIL Magazineの会員限定記事が読み放題!
- 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
- 約800種類のビジネステンプレートが自由に使える!
BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。
BOXIL SaaS質問箱は、SaaS選定や業務課題に関する質問に、SaaSベンダーやITコンサルタントなどの専門家が回答するQ&Aサイトです。質問はすべて匿名、完全無料で利用いただけます。
BOXIL SaaSへ掲載しませんか?
- リード獲得に強い法人向けSaaS比較・検索サイトNo.1※
- リードの従量課金で、安定的に新規顧客との接点を提供
- 累計800社以上の掲載実績があり、初めての比較サイト掲載でも安心
※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ、調査概要:2021年5月期 ブランドのWEB比較印象調査
