ERP徹底比較 - クラウド製品&システムのおすすめ | 導入メリット・デメリット

クラウドERP ZAC | GEN | Reforma PSA |
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満足度 ★★★★☆ | 満足度 ★★★★★ | 満足度 ★★★★☆ |
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ERPを選ぶ際には、各サービスの機能や料金だけでなく、クラウドか否かの提供形態や連携サービスにも注目する必要があります。なぜなら、「導入したはいいがコストに見合わない」「導入形態が違うせいで運用や導入に問題がある」などの課題が出てくると導入する意味がなくなってしまうからです。
数多くあるERPの中から、ボクシルで口コミでの評価が高く評判のいいシステムを厳選。上記3サービスの詳細や、他のERPの特徴もまとめて比較したい方は、記事中の紹介とあわせこちらの無料詳細資料をダウンロードして機能を比較してみてください。
各ERPのシステムの機能や料金を、ERPの基本とともに解説します。
- クラウドERP「ZAC」:17万ライセンス以上される定番国産クラウドERP
- デジタルスフィア Assembly ERP:複数クラウドサービスを組み合わせた柔軟なERPを構築
- Reforma PSA:IT/広告/Web業界に特化した低価格クラウドERP
- Oracle NetSuite:全世界20,000社以上で利用される有名ERP
目次を開く
ERPとは
ERPとは「Enterprise Resource Planning」という英語の頭文字から取った略語です。
直訳すると「経営・業務資源(を活用した) 計画(策定のための取り組み)」となり、一般的にERPは「自社の経営情報のほとんどすべてを集約するデータベース・データシステム」の総称を意味しています。
現在はITによって多くの情報を集約し、経営状態を定量的に把握することで、現場の課題を解決していくことから、ERPシステムは「統合基幹業務システム」や「基幹系情報システム」などと日本では呼ばれています。
ERPシステムのイメージ
上記のERPシステムのイメージを説明すると、ERPは営業・販売・物流・経理・財務など、企業内に点在しているあらゆる情報をIT化により一元管理するものです。
など、部門や業務別にそれぞれ専用のシステムを導入している企業もあると思います。
しかし、ERPシステムではそれぞれの管理を一元的に行えるため、基幹業務の効率化をはかったり、経営戦略を決めたりすることに役立つのです。
ERPと基幹システムの違い
基幹システムとは、会計、人事、生産、物流、販売といった主要な業務システムの総称です。基幹システムは企業経営にとって主要な業務システム全般を指すため、ERPと意味を混同されがちです。
しかし、基幹システムは企業経営にとって主要な業務システムの全般を指すことに対して、ERPはこれらを統合したシステムの名称であり、業務システムを統合し、一元化して管理するためのものです。
ERPが提供しているシステム
ERPがユーザーに提供しているシステムは以下のようなものがあります。
すべてのERPにこれらのシステムが備わっているわけではないので、自社に必要なシステムを搭載しているERPを選択しましょう。
ERPの導入形態
ERPは、もともと生産・在庫管理の手法であるMRPの考え方を企業経営向けに発展させた概念です。そのMRPとは資源を有効活用し、より効率の良い生産計画を立てるための生産管理手法のことです。
企業が有するあらゆる資源を活用し、生産能力を最適化するための管理手法の一つとされています。
そんなERPには統合型やコンポーネント型などのいくつかの導入形態があります。そのため、ERPの導入を検討する際には、どの形態が適しているかを事前に把握しておきましょう。
統合型
統合型のERPでは、販売や会計、在庫や人事など、それぞれのデータベースを分けずに、企業内のデータを一つに統合して管理します。
そのため、情報共有化や社内での仕事の連携を効率化できます。また、データが統合されていることでリアルタイムで確認でき、経営層も的確な判断がしやすくなります。
コンポーネント型
既存の業務システムの存在が、ERPの新規導入をためらう要因となることも多々あります。
しかし、コンポーネント型のERPは既存業務システムの最適化を目的としているため、既存の業務システムがあっても導入検討できます。既存システムとの連携ができるため、情報システムの強化や業務効率化が期待できます。
業務ソフト型
ERP導入の検討において、社内のすべてのデータを一つにしてまで管理する必要はなく、「管理会計や発注管理など特定分野の業務だけのシステムに対応できれば良い」と、考える企業もあります。
そのような場合には業務ソフト型のERPが適しています。業務ソフト型のERPは特定分野のみに対応しているため、比較的費用が安く導入も容易です。
クラウド型
グローバル化や環境の多様化など、ニーズの変化は常に起こっています。こうしたニーズの変化に対応するには、従来型のERPではコストや人的リソースの増加といった課題がありました。
そのため、現在では導入の柔軟性が高いクラウドサービス型のERPが主流となってきています。
ERPの導入メリット
ERPを導入するメリットとして、主に次の3点に注目して解説していきます。
- 情報の管理
- 連携
- コスト面
情報の一元管理
一般的に、「経理の情報は経理のシステムで、営業の情報は営業のシステムで…」というように別々に管理していますが、ERPではそのすべてをまとめて管理できます。
情報を一元化し多くの部署で情報を横断的に共有することで、データ共有にかかっていた時間がなくなり、全社的なデータ活用ができるようになります。
部門や業務ごとに別のシステムを導入している場合、各システムの数字が合わないなど、擦り合わせや修正作業が必要になってしまいます。しかし、ERPでは整合性のとれた精度の高い情報をまとめて管理できるので、その作業を無くせます。
システム同士の連携による業務効率の向上
ERPではある業務のデータを入力すると、統合データベースに反映、更新されます。
業務処理を一元管理できるフローも提供しているため、部門を横断してデータが更新され、部門間の連携が取りやすくなります。
そして一度打ち込んだデータを共有することにより入力ミスが減り、正確性が向上します。また、データの一元管理により手作業が大幅に削減できるので業務効率も向上します。
たとえば、会計ソフトに人事労務や経費精算、ワークフローなどのシステムが連携されたらどうでしょうか?会計用の集計を行ったり、情報の再入力などの必要がなくなり、より業務が効率化しますよね。
これをERPではシームレスに一つのシステムで行えるため、業務の無駄を削減できるのです。
迅速な意思決定が可能
ERPを導入すると、社内のさまざまな経営情報が集約されます。売上データ、在庫データ、営業実績など、経営管理に必要な情報を一元管理することで、より迅速で正確な意思決定を行うことが可能になります。
さらに、多くのERPでは経営分析機能が搭載されており、ERPに蓄積された膨大なデータを瞬時に集計、分析できます。
今までデータの集計や分析にかかっていた時間を大幅に削減できるので、より迅速な企業経営の意思決定へとつながります。
現代は経営のスピード感が高まっているので、この点は非常に重要です。実際にERPを導入した企業の事例はこちらの記事で解説しています。
費用を抑えられる
ERPは自社で開発できます。しかし、これには大きなコストが必要で、時間も費用も大きな負担になります。これに比べて、クラウド型のERPは費用を大きく削減可能です。また、クラウド型では保守管理の費用がかからないのも大きなメリットです。
近年では、他のクラウドサービスとの連携ができるERPも増えているので、従来より柔軟な運用ができるようになっています。
経営資源の可視化
ERPでは情報を一元管理するだけではなく、統合された情報を分析する経営分析機能が搭載されているため、経営資源の活用状況が可視化され、経営状態をタイムリーに把握できます。
より素早い経営の意思決定はスピード感が高まっている現代では欠かせません。
顧客満足度の向上
営業実績や顧客管理などの情報を共有することで、より的確な対応が可能になります。
また、緊急の発注に対しても、他部署へ問い合わせることなく迅速な対応ができるため、顧客満足度の向上へつながります。
カスタマーサポートの体制が充実しているERPを導入することで、さらに顧客対応が迅速化かつ的確化し、顧客満足度のさらなる向上が見込めます。

ERP(基幹システム)の各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。販売管理、在庫管理、生産管理の効率向上などさまざまな目的で導入されるERPの比較にお役立てください。サービス比較はこちら
ERPの導入デメリット
情報の一元管理により業務効率化や迅速な意思決定を可能にし、費用も抑えられるERPですが、デメリットも当然存在します。
システム選定やセキュリティの面に注目して、ERPの導入デメリットを解説していきます。
システムの選定が難しい
ERPは国内製品だけでなく海外製品も豊富に存在します。選択肢の幅がかなり広いため、選定が難しくなっています。
余裕を持った検討期間を設け、慎重に選定する必要があるでしょう。
セキュリティ対策
クラウド型のERPであれば特にセキュリティへの不安が付きまといます。自社データを外部に置くことになるため、サイバー攻撃や情報漏えいといったインターネットからの脅威の対象となる危険性も否定できません。
そのためERPを選定する際には、セキュリティ対策やセキュリティ要件の確認が必須でしょう。また、権限管理などの機能もきちんと確認しておく必要があります。
クラウドERPシステムのおすすめを比較
ボクシルでは、各種ERPシステムをまとめて比較できます。とりわけ人気の高いボクシルおすすめのクラウドERPシステムについて紹介します。
本記事で掲載しているクラウドERPや、今回紹介しきれなかった機能・価格をもっと詳しく比較したい方はこちらからご覧になれます。ぜひツール選定の参考にしてみてください。
クラウドERP「ZAC」 - 株式会社オロ
画像出典:ZAC公式サイト
- 見える化される収支・工数管理
- 経営予測・状況を常に把握
- 市販の財務会計サービスと連携
クラウドERP ZACは販売・在庫・勤怠・経費などの業務管理機能をベースに管理会計や経営モニタリングの機能を持ったクラウドERPシステムです。
売上・仕入れ・外注費・勤怠・経費を一元管理するので、プロジェクト収支を可視化でき、利益がひと目で把握できます。また、さまざまな管理会計レポートを出力でき、リアルタイムに経営数値をモニタリングできるので、堅実な経営判断や経営管理が可能となります。
請求や支払管理をシステム化しているので、入力ミスや請求漏れなどを無くすことができ、効率化できます。
価格
サービスを利用する人数に応じて価格が変化
デジタルスフィア Assembly ERP - 株式会社デジタルスフィア
画像出典:デジタルスフィア公式サイト
- 現場に合わせたクラウドサービスを選択しERPを構築
- 投資予算に合わせた柔軟なクラウドの組み合わせ
- 各サービスの機能を横断してデータ分析が可能
デジタルスフィア Assembly ERPは、さまざまなクラウドサービス製品を組み合わせ、最小限のコストで最適なERPの構築ができるシステムです。現場が希望するクラウドサービスを導入でき、会社の成長に合わせて新たなクラウドサービスに変更も可能。勤怠管理や会計ソフトなどの個別機能からスタートしても、最終的にERPとしての拡張性を保持できます。あらゆるクラウドサービスを一元管理することで、基幹情報や経営資源を統合的・リアルタイムに処理する基幹業務システムを構築し、効率的な経営を実現します。
価格
初期費用:要問い合わせ
月額:要問い合わせ
Reforma PSA - 株式会社オロ
画像出典:Reforma PSA(レフォルマ ピーエスエー)公式サイト
- 紙で行ってきた申請・承認を電子化
- 「販売管理業務」と「購買管理業務」をひとまとめで管理
- プロジェクトの情報を一元管理し、リアルタイムで更新・把握
Reforma PSA(レフォルマ ピーエスエー)は、案件・プロジェクト別の収支管理を中心に、可視化や業績予想を可能にするクラウド型ERPシステムです。日々の業務に電子ワークフローを導入することにより、作業の見える化、業務のスピードアップ、ミスの防止が期待できます。
業務フローに基づいて、請求・見積・精算書などのすべての帳票を作成でき、売上・利益レポートもボタン1つで出力可能です。また、リード(引合)情報の管理もできるので、未来の売上や収益見込みも把握することができます。導入コストも抑えられるので起業してすぐに使えるERPです。
価格
月額:6,000円~
初期費用:0円
Oracle NetSuite - 日本オラクル株式会社
画像出典:Oracle NetSuite(オラクル ネットスイート)公式サイト
- 全世界20,000社以上の導入実績を誇るクラウドERP
- 会社経営に必要な業務アプリケーションを一元管理
- リアルタイムなBIで「経営の今を見える化」
Oracle NetSuite(オラクル ネットスイート)は、全世界20,000社以上の導入実績を誇るクラウドERPシステムです。財務会計および顧客管理、Eコマースなど、会社経営に必要な業務アプリケーション機能を単一のシステムで管理できるため、業務プロセスの一元化が可能です。業務全体の最適化を通した成長戦略や経営改革を支援する「経営」にフォーカスした業務基盤を実現します。経営に必要なすべての機能が1つのソフトウェアで統合されているOracle NetSuiteは、さまざまな経営指標をリアルタイムに反映するBIを標準装備しています。「経営の今」を、現在進行形で「見える化」することが可能です。
EAST2 - 株式会社キューキエンジニアリング
画像出典:EAST2公式サイト
- 充実した業務管理機能
- 自社の要件に沿ったカスタマイズ開発
- さまざまなシステムと連携可能
EAST2(イーストイースト)は、中堅・中小企業向けのプロジェクト原価管理型ERPソリューションです。「引合受注管理」「作業管理」「勤務管理」など管理機能が充実しており、対象業務に応じて一部機能からでも導入が可能です。また受注組立生産方式で、顧客の固有業務へ細かく柔軟に対応できます。経理給与ソフト・グループウェア・タブレットシステムなどとの連携により、シームレスな業務運営を実現します。
MA-EYESnc - 株式会社ビーブレイクシステムズ
画像出典:MA-EYESnc(システム開発業界向け)公式サイト
- 商習慣に合わせた様々な契約形態に対応
- SES事業における支払・請求管理
- リアルタイムなプロジェクト予実把握
MA-EYESnc システム開発業向けクラウドERPシステムは、案件~工数管理~入金支払まで、システム開発業に必要な業務を一元管理できるERPシステムです。
システム開発業特有の商習慣に合わせた機能を備えており、豊富な導入経験を活かした機能設計で、低コストで質の高い管理を実現します。また、契約条件とプロジェクト毎の作業時間から、請求額および支払額を自動で計算する機能も搭載しているため、担当者の業務が効率化します。プロジェクト毎に設定した予算に対して、工数登録や経費、外注費など日々の業務実績を登録していくことで、リアルタイムで予実を可視化できます。
価格
月額:サービスを利用する人数に応じて価格が変化
初期費用:0円
クラウドERP freee(フリー) - freee株式会社
画像出典:クラウドERP freee公式サイト
- 会計・人事労務のバックオフィス業務を一気通貫で効率化
- 普段の業務を行っているだけで必要な帳票やレポートを自動作成、業務や意思決定のスピードを加速
- 内部統制機能により上場準備・上場企業も安心
クラウドERP freeeはスタートアップから上場済みの中堅企業まで使えるクラウドERPです。クラウドERP freeeでは、クラウド会計ソフトfreeeと人事労務freeeをあわせて利用することで、会計と人事労務領域のデータを一元管理し、業務を効率できます。
会計領域では、業務と会計を分断させないシングルインプットと人工知能の活用により、経理部門だけではなく全社で経理・会計を効率化します。また内部統制の権限管理やワークフロー機能をあわせて利用することで、安全に、ミスや手間を減らすことが可能です。
人事労務領域では、勤怠管理や給与計算、年末調整といった基本的機能に加え、入退社手続き、マイナンバー管理などの人事労務管理にも対応。従業員に関わるデータの多くを一気通貫で管理することが可能です。
そして、クラウド型の利点により、リアルタイムなレポートによる経営情報の把握や、業務のペーパーレス化を行うことが可能です。
価格
要問い合わせ
GEN クラウドERP - GEN株式会社
画像出典:GENクラウドERP公式サイト
- ノンプラグラミングで自由にカスタマイズ
- 誰もが使いやすい機能&洗練されたUI/UX
- 業種に合わせた7つのクラウドサービス
GEN(ジェン)は、バックオフィス業務を効率化する中小向けのクラウドERPです。AI技術がノンプログラミングでのカスタマイズを可能にし、管理体系の変化や帳票の仕様変更も柔軟に対応できます。管理レベルは高く、運用ハードルは低くなるように複雑な仕様を一掃したことに加え、ECサイトのような親しみやすいUIを採用することで、多くのユーザーが満足する高い定着度を実現しました。現在は7つの業種にフィットするクラウドERPを提供しており、どんな業種でもほぼ思いどおりに利用できます。
価格
初期費用:-円
月額:2万3,500円〜
NetSuite - Shearwater Japan
画像出典:NetSuite公式サイト
- 世界最大級のERPソフトシェア
- ERP内外のサービスと幅広く連携
- 海外も含め、事業所全体を一括管理
NetSuiteは、世界でもトップクラスのシェアを誇るERPサービスです。特徴としては、そのサービスが多岐に渡る点がひとつあげられます。ERPにかぎらず、CRMやEコマースといった分野も同企業は扱っており、シームレスに連携することでさらなる効率化が図れます。同企業が世界規模ということもあり、海外進出していることを想定してサービスデザインしています。国内外問わず、事業所すべてを同時に管理、分析することで、全体で見たときにもっとも最適な選択ができるようにしたERPです。
価格
要問い合わせ
ネットスイートの詳細については以下の記事で詳しく解説しています。
CAM MACS - 株式会社キャム
画像出典:CAM MACS公式サイト
- 始めてでも安心のライトな価格&導入後サポート
- クラウド&自社開発が実現する高い拡張性
- 導入実績とそのノウハウを集結した価値のある機能
CAM MACSは「Lite」「Middle」「Premium」のプランがあり、お申し込みから1週間で利用可能なノンカスタマイズプランからオリジナルの業務フローや機能をシステムに適応させるなど、企業の成長・発展に合わせてシステムを拡張できるクラウドERPです。販売・購買・在庫・EC・店舗・財務会計を一元管理など幅広い業務に利用が可能となります。
価格
月額:35,000円~
初期費用:35,000円~
iDempiere(アイデンピエレ) - 株式会社ネオシステム
画像出典:iDempiere公式サイト
- 低コスト経営ができるERP
- 必要な機能を標準装備
- 多言語、多通貨対応のグローバルシステム
iDempiereは、低コストで導入可能なオープンソースのERPパッケージです。企業経営に必要な、販売・在庫・購買・顧客・会計管理まですべての機能を標準搭載しています。また、「在庫管理」だけ利用したいという場合にも、機能を部分的に使うことも可能です。オープンソースのためライセンス費用は無料になり、他のERP・基幹システム製品と比較して非常に安く導入できるのもポイントです。世界中で利用されており、プラグイン構造の拡張性・開発の柔軟性も高く企業に合わせてカスタマイズ実装が可能です。「オープンソース」と聞くと、少しマニアックな印象も受けますが世界利用・低コスト経営を推進する企業の中ではスタンダードになっていくでしょう。
Odoo
画像出典:Odoo公式サイト
- 海外で5万社の導入実績
- 販売・購買・製造・在庫管理のすべてが可能
- 78の言語・169の通貨に対応でグローバルでも安心
Odooは、海外で5万社以上の導入実績を誇り、45もの機能を標準搭載した多機能なクラウドERPです。機能を絞ってスモールスタートすることでコストを抑えることができ、必要に応じて徐々に機能を追加することで業務のシステム化を実現し、業務改革にもつながります。通常のERPには搭載されていない機能も日々開発されているので、機能性を求めている企業にもおすすめです。
価格
要問い合わせ
MJSLINK NX-I - 株式会社ミロク情報サービス
画像出典:MJSLINK NX-I公式サイト
- 多様な業界・業種にカスタマイズ可能
- 導入作業の簡素化によりスピーディに導入可能
- 経営の最適化・スピード経営が可能に
MJSLINK NX-Iは、多機能なクラウドERPシステムです。豊富なオプション機能や業界別のソリューションから、多様な業界・業種に適したカスタマイズすることができます。業経営が可視化し、経営の最適化とスピード経営につながります。
価格
月額:要問い合わせ
初期費用:要問い合わせ
ALL-IN(オールイン) - 株式会社ビジネスバンクグループ
画像出典:ALL-IN公式サイト
- 経営に必要なすべて(9つ)のシステムが1つになっている
- データベースがつながっているのでデータ入力の二度手間が必要ない
- 経営状況がリアルタイムで「見える化」され、正しい経営戦略の立案ができる
- この機能が搭載されているERPシステムでは格安
ALL-INはインターフェースが利用者目線で作られており、直感的で使いやすい印象です。
基幹業務システムの中でもシンプルかつシームレスな機能が揃っているため、複数のクラウドサービスを利用する手間が省けるでしょう。
価格
月額:38,000円
初期費用:無料
※無料トライアルあり
※創業2年以内のスタートアップ割引あり
TeamSpirit(チームスピリット) - 株式会社チームスピリット
画像出典:TeamSpirit公式サイト
- ユーザインタフェースがシンプルできれいなため操作性がよい
- 勤怠管理、就業管理、経費精算、工数管理、電子稟議、モバイルまで利用可能
私の印象としてはとにかく使いやすそう!という感じのクラウドERPシステムです。他のERPシステムには「勤怠管理・就業管理」がないものが多かったため、便利さも高そうです!
価格
月額 600円 / ユーザ
初期費用 150,000円 / 1組織
無料トライアル 30日間
また、記事中で紹介したERPシステムの評判や口コミ、ランキングはこちらから確認できます。
クラウドERPシステムの選び方/比較ポイント
クラウドERPシステムを選ぶ際のポイントとして、
- 総合的な費用はどうか
- サポート体制はしっかりしてるか
- UIデザインはどうか
といったポイントが挙げられます。
下記のクラウドERPシステムの選び方ガイドでは、ERPシステムを選ぶ際のポイントだけでなく、クラウドERPを導入するメリットやデメリットなどといった情報を掲載しています。
【特別公開】各種クラウドERPシステムの詳細資料
今回紹介した各種クラウドERPシステムのサービスをもっと詳しく知りたい方や、紹介しきれなかった機能をご覧になりたい方はこちらから資料を一括で見たいという方は下記のリンクからどうぞ!
ボクシルでは企業から提供された以下のような資料をダウンロード可能です。ぜひご覧ください。
クラウドERPシステムの口コミと比較表
クラウドERPシステムの口コミ
ボクシルでは、各種ERPシステムに関する利用者からの口コミも見ることができます。
それぞれのサービス紹介ページで口コミを見ることができるとともに、新着の口コミはサービス一覧ページからも比較しながら見ることが可能です。
クラウドERPシステムの機能・価格比較表
こちらでは前ページにて紹介した各クラウドERPシステムの機能と料金の比較表を掲載しています。管理会計、経費精算、勤怠管理の機能は付いているか、などといったポイントがひと目でわかるようになっています。ぜひご活用ください。
また、ボクシルではクラウドERPシステムのサービス資料を一括でダウンロードすることもできます!気になられた方は以下のリンクよりどうぞ!
おすすめクラウドERPの機能比較表
対応領域 | 会計管理 | 生産管理 | 販売管理 | 在庫管理 | 人事・労務 | 債権・債務管理 |
---|---|---|---|---|---|---|
機能詳細 | 財務会計・管理会計・手形管理など | 製番管理・MRP・外注管理・製造工程・原価計算など | 受注管理・出荷・売上げ・請求・売掛管理など | 受払管理・棚卸資産評価など | 人事・給与・勤怠など | 回収や支払の業務を通じて資金の管理を行う企業にとって必要な領域 |
freee | ○ | - | - | - | ○ | ○ |
iDempiere | ○ | ○ | ○ | ○ | - | ○ |
Reforma PSA | ○ | - | ○ | - | ○ | ○ |
ZAC | ○ | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
CAM MACS | ○ | ○ | ○ | ○ | - | ○ |
NetSuite | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
Odoo | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
どのサービスも主要な機能はひととおりおさえているイメージです。実際にどの機能が必要なのかをより明確にするためにもぜひこの表を参考にしてください!
おすすめクラウドERPの価格比較表
サービス名 | 初期費用 | 利用料 | 月額/ユーザー | 無料お試し期間 | 無料プラン |
---|---|---|---|---|---|
freee | - | 39,800円/年 | - | - | - |
iDempiere | 0円 | 要見積もり | - | 利用可能 | - |
Reforma PSA | 0円 | 30,000円/月 | - | - | - |
ZAC | - | データセンター利用料:5万円~/月 ソフトウェア保守費用:ライセンス費用×1.5%/月 |
- | - | - |
CAM MACS | 35,000円~ | 35,000円~/月 | - | 利用可能 | - |
NetSuite | - | - | - | 14日間 | - |
Odoo | - | - | - | 利用可能 | - |
料金体系や金額感はサービスによってだいぶ違いがあります。予算とあった適切なものを選んでください!
もしも機能や価格で選べない場合は、シェアで選ぶのも一つの手です。
上場準備企業の内部統制強化にも「クラウドERP」が注目
クラウドERPは、上場を目指すベンチャー企業やスタートアップが内部統制を強化する目的でも導入が進んでいます。内部統制とは、企業が自発的に組織を統制するための仕組みのことですが、上場準備のためにはこの内部統制への対応が必要不可欠です。
しかし、ビジネスの急拡大を最優先に考えてきたベンチャー企業やスタートアップの多くは、システムの個別最適化によって業務フローが複雑化していたり、業務フローや制度を見直す機会がなかったりしたため、どのように内部統制を進めればいいかわからないという企業も少なくありません。
こうした背景から、比較的安価に導入でき、かつデータの一元管理や連携、業務フローの見直し、可視化を行うことができるクラウドERPを採用し、内部統制を強化する企業が増えているのです。
クラウドERPシステムはまだ日本に進出して間もないですが、クラウド化することには多くのメリットがあります。
どのERPシステムが自社に相応しいのかの判断材料・参考になれば幸いです。
ボクシルとは
ボクシルとは、「コスト削減」「売上向上」につながる法人向けクラウドサービスを中心に、さまざまなサービスを掲載する日本最大級の法人向けサービス口コミ・比較サイトです。
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「同じようなサービスがあり、どのサービスが優れているのかわからない。」
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また、ボクシルでは掲載しているクラウドサービスの口コミを募集しています。使ったことのあるサービスの口コミを投稿することで、ITサービスの品質向上、利用者の導入判断基準の明確化につながります。ぜひ口コミを投稿してみてください。
