販売管理機能を搭載したERP21選 - 機能・料金比較
ERP(基幹システム)には多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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- ERPとは
- 販売管理システムとは
- 販売管理のあるERPを選ぶ理由
- 販売管理のあるERPの選び方
- 業界や従業員規模にマッチしているか
- 販売管理のデータ連携
- システムの操作性
- コストと導入期間
- ベンダーの信頼性とサポート体制
- 販売管理のあるERPの機能・料金比較表
- 販売管理のあるERP比較21選
- Microsoft Dynamics 365 Business Central
- GRANDIT
- SMILE V Air
- Oracle NetSuite
- Oracle Fusion Cloud ERP
- Galileopt DX
- MJSLINK DX
- RobotERP ツバイソ
- freee統合型ERP
- クラウドERPシステム「スマイルワークス」
- MA-EYES
- GEN CLOUD ERP
- ZAC
- SAP Business One
- SKit FLEXi
- 大企業向けERP「HUEシリーズ」
- ERPシステム EXPLANNER/Ax
- 奉行V ERPクラウド
- InfiniOne ERP
- FutureStage
- Microsoft Dynamics 365-株式会社テクトラジャパン(販売代理店)
- ERPに搭載される販売管理の詳細
- 販売管理のあるERPのメリット
- データを一つに統合
- 仕組み化による工数削減
- 全体のデータを踏まえた意思決定
- 顧客満足度の向上
- 販売管理のあるERPのデメリット
- 導入コストの高さ
- 導入期間の長さと複雑さ
- 柔軟性の欠如
- 最適な販売管理搭載のERPを導入しよう
- BOXILとは
ERPとは
ERPとは、「Enterprise Resource Planning」の略称で、企業の経営資源である「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」を一元管理し、経営を効率化するためのシステムです。
ERPは、販売管理や生産管理を含む企業全体の情報をリアルタイムで共有し、異なる部門間でのデータの一貫性を保つことで業務プロセスの最適化を図ります。
販売管理システムとは
販売管理システムとは、販売業務に関係する一連の流れを管理するシステムです。商品を販売するまでの、仕入・受注・在庫・出荷・納品・請求・代金回収といった一連の業務を管理します。
販売管理システムは、販売活動の迅速化、在庫の適正管理、顧客対応の向上などを実現します。
販売管理のあるERPを選ぶ理由
販売管理システムよりも、販売管理機能のあるERPを選ぶ理由について解説します。
ERPの統合性
ERPシステムは、財務・人事・在庫管理・製造・購買など、企業全体のさまざまな機能を一つのプラットフォームで統合しています。そのため、データの重複入力がなくなることでデータの一貫性が保たれ、情報のリアルタイム共有が可能です。
ERPでは、販売管理も他の業務と統合されているため、販売データが在庫管理や会計システムと即座にリンクされ、全体的な業務効率が向上します。
たとえば、受注情報が会計や在庫システムと連携することで、迅速かつ正確な納期管理や請求書発行が可能です。販売状況と在庫状況をリアルタイムで把握できれば、過剰在庫や欠品を防ぎ、在庫回転率を向上できます。さらに、顧客情報を一元管理することで、部門を超えた顧客対応が可能になり、顧客満足度の向上にもつながるでしょう。
販売管理システムでは、各部門で個別に管理されているデータ連携が不十分な場合があり、情報の一貫性が損なわれたり、データ更新の遅延が発生したりする可能性があります。
データにもとづく意思決定のサポート
ERPシステムは、販売データだけでなく、会計データや在庫データなどを統合的に分析することで、経営全体の状況を把握可能です。ERPはリアルタイムでデータを更新・共有できるため、販売傾向や在庫状況、財務状態など、企業運営に必要な情報を包括的に分析できます。
たとえば、過去の販売データにもとづいて、将来の売上を予測し、販売戦略を迅速に策定できるようになります。
商品・顧客・地域ごとの利益率を分析することで、収益性の高い商品や顧客を特定可能です。顧客の購入履歴や属性データにより、顧客ニーズを把握し、効果的なマーケティング施策に役立てられます。
カスタマイズと拡張性
多くのERPシステムは高度なカスタマイズが可能で、企業の特定のニーズに合わせて機能を調整できます。販売管理システムは特定の機能に特化しているため、カスタマイズの柔軟性が限られる可能性があります。
また、ERPは企業の成長に応じてスケールアップが容易です。新しい機能やモジュールを追加することで、ビジネスの変化に柔軟に対応できます。
ERPと販売管理システムの違いについては、次の記事で詳しく解説しています。こちらもあわせて参考にしてください。
販売管理のあるERPの選び方
販売管理機能を搭載したERPの選び方には、確認すべき以下のポイントがあります。
業界や従業員規模にマッチしているか
導入を検討しているERPが、どのような業界向けか、どのくらいの従業員規模向けかを確認しましょう。一部のERPは、製造業や流通業、サービス業など特定の業界向けにカスタマイズされており、その業界のニーズに特化した機能を提供しています。
たとえば、小売業向けのERPでは、POSシステムに対応しているケースが多くあります。公式サイトの導入事例をチェックし、過去に似た企業が導入していないか見てみましょう。
販売管理のデータ連携
ERPの販売管理が、財務や人事、生産管理など他の部門とのシームレスな連携を実現できるかどうかを確認することが重要です。将来的なビジネスの拡大や変化に対応できるよう、システムの拡張性や柔軟性も評価しましょう。ERPが必要に応じて、新しいモジュールや機能を追加できるかどうかをチェックします。
システムの操作性
ERPシステムは多くの従業員が日常的に使用するツールです。そのため、ユーザーインターフェースが直感的で操作しやすいことが重要です。使いやすいERPは、従業員のトレーニング時間を短縮し、生産性を向上させます。
ERPの実際の使用感を把握するために、デモや無料トライアルを活用し、従業員からのフィードバックを得るようにしましょう。
コストと導入期間
ERPシステムの導入には、初期費用だけでなく、運用コストや保守費用も考慮する必要があります。
また、導入期間も企業の業務に影響を与えるため、稼働までにどれくらいの時間がかかるかを確認することが重要です。短期間で導入できるシステムならば、業務の中断を最小限に抑えられるため、有効な選択肢となります。
ベンダーの信頼性とサポート体制
ERPを提供するベンダーの信頼性やサポート体制も重要な選択基準です。
システムの導入後に発生する問題やトラブルに、迅速に対応できるサポート体制が整っているかどうかを確認しましょう。ベンダーの実績や他の企業の導入事例、口コミなども参考にするとよいでしょう。
販売管理のあるERPの機能・料金比較表
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※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
販売管理のあるERP比較21選
おすすめの販売管理のあるERPを比較紹介します。
Microsoft Dynamics 365 Business Central - 富士フイルムPBC株式会社
- 中小企業向けクラウド型ERP
- アップセル・クロスセルを強化
- 47か国語対応
Microsoft Dynamics 365 Business Centralは、中小企業に特化したクラウド型ERPソリューションです。販売や購買、在庫・生産・会計など主要な業務を統合し、データにもとづいた迅速な意思決定を支援します。
販売管理をはじめとした機能はオンラインにてトレーニングを受けられます。たとえばMicrosoft Dynamics 365 Business Central で品目とサービスを販売するでは、6時間程度のレクチャーを提供しており、システムに慣れていないスタッフでも習得が可能です。
- 中小企業向け統合型クラウドERP
- 卸売業やサービス業など業種特化型ERP
- 日本の商習慣に合わせた設計
GRANDITは、経理や販売、人事など10種類以上の基幹システムを統合した中小企業向けのERPです。商社・卸売業やサービス業、情報サービス業、製造業に特化したERPを提供。予算を割けない中小企業でも、日本の商慣習にあった業界特化のERPを利用できます。
- クラウドSaaS型基幹業務システム
- インボイス制度に対応
- IT導入補助金対象
SMILE V Airは、ERPとグループウェアの機能を兼ね備えたクラウドサービスです。販売管理や会計管理、人事給与、見積管理、ワークフロー管理、文書管理、カレンダー機能、コミュニケーションツールを搭載し業務効率化をサポートします。
販売管理には「SMILE V Air 販売」がおすすめです。見積書や納品書の作成、顧客管理、受注管理など販売業務に必要な機能を多く搭載。エコノミーからプレミアムまで料金プランの選択肢も多くあります。
Oracle NetSuite - 日本オラクル株式会社
- 43,000社以上※1の導入実績
- 在庫管理システムで在庫をリアルタイムで一元管理
- 27以上の言語と190以上の通貨に対応
Oracle NetSuiteは、世界中の43,000社以上に導入されているクラウドERPです。Oracle Fusion Cloud ERPのような大規模なサービスと比べると、中小企業から中堅企業までにおすすめしたいシステムです。
販売管理においては受注管理、発注管理、在庫管理、出荷管理など必要な機能を丸ごと一つのERP内に統合。デモや学習資料、導入事例もオンラインにて閲覧できるため導入の際に役立つでしょう。
※1 出典:日本オラクル「クラウドERP、財務会計、CRM | NetSuite 」(2025年9月17日閲覧)
Oracle Fusion Cloud ERP - 日本オラクル株式会社
- 業界別ERPを提供
- AIにより業務プロセスを自動化
- 調達から支払い・サプライヤー管理を自動化
Oracle Fusion Cloud ERPは、財務会計やプロジェクト管理、販売管理といった基本機能はもちろん、パフォーマンス管理やリスクマネジメントの文脈においても機能を提供しています。
高度な予測分析や監査もあることから比較的大規模な企業に適するサービスです。医療機関や公共機関での運用も想定されているため、業界特有の機能がほしい場合にはチェックするとよいでしょう。
Galileopt DX - 株式会社ミロク情報サービス
- 見積や受注、売上管理に加え、ロットや部品展開も管理
- 多様な切り口で販売・仕入実績を分析
- 販売管理は財務会計等と統合しリアルタイムな情報活用
Galileopt DXは、見積、受注、売上管理に加え、製造業に不可欠なロット管理や部品展開管理といった高度な商品管理を実現するERPです。
多様な切り口から売上・仕入実績を分析し、販売力の強化と機会損失の回避を支援します。販売管理は財務会計などの基幹業務システムと統合されており、リアルタイムで正確な情報を活用することで、迅速な経営判断を可能にします。
MJSLINK DX - 株式会社ミロク情報サービス
- 販売、仕入、在庫業務を一元管理し効率化
- 顧客や商品情報を管理し販売戦略に活用
- 見積、受注、請求を連携し正確な取引を支援
MJSLINK DXは、販売、仕入、在庫管理を一元化し、業務効率化を支援するERPです。見積、受注、請求業務を連携させることで、正確な取引処理を可能にします。また、顧客情報や商品情報を管理し、販売戦略の策定に活用できる点も特徴です。これらの機能により、販売業務を包括的にサポートします。
RobotERP ツバイソ - ツバイソ株式会社
- 販売プロセスをWebベースで効率的に統合管理
- マーケティングと営業活動を統合し業務効率を向上
- リアルタイムの情報共有で迅速な意思決定を支援
RobotERP ツバイソは、ビジネスを効率的に管理するための統合ソリューションです。Webベースで簡単にアクセスできるため、どこからでも販売プロセスを効率的に管理可能です。MA/SFAの統合機能により、マーケティングから営業までを一元的に管理し、業務の効率化を実現します。
さらに、リアルタイムでの情報共有が可能であるため、迅速な意思決定が支えられます。これにより、販売チームはタイムリーに顧客ニーズに応えられ、売上の最大化に寄与します。また、データ分析を通じたインサイト提供で、販売戦略の効果を高めることも可能です。
freee統合型ERP - フリー株式会社
- 案件管理から入金・支払管理まで
- 案件ごとの収支管理が簡単に
- インボイス制度に対応
freee統合型ERPは、販売管理サービス「freee販売」の開始により誕生した小規模企業にも適したクラウド型ERPです。会計ソフトはもちろん、人事管理や販売管理を含め網羅的な機能を低価格にて利用できます。
販売管理においては、入力された情報をもとに見積書や発注書、請求書などの書類を簡単に作成可能。会計と販売の機能をワンクリックで移動できるのも、会計に強いフリーならではです。
クラウドERPシステム「スマイルワークス」 - 株式会社スマイルワークス
- 販売管理機能「販売ワークス」を搭載
- EDI搭載で受発注業務を自動化
- インボイス制度・電子帳簿保存法に対応
クラウドERPシステム「スマイルワークス」は、会計と販売、給与の3つの主要な機能を中心にサービスを展開するクラウド型のERPです。インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しています。
販売管理機能「販売ワークス」では、案件管理や仕入管理、在庫管理のような基本的な機能はもちろん搭載しており、オプションには帳票を読み取るOCR、申請と承認をするワークフローなどがあります。
- セミオーダー可能なERPパッケージ
- プロジェクト型企業と広告業界向けパッケージ
- 詳細な見積情報を管理
MA-EYESは、追加開発が可能なセミオーダーメイドのERPです。標準機能をそのまま利用する「SaaS」、オンプレミスでセミオーダー式の「一括」、セミオーダーかつSaaSの「SaaS+」の3つの導入形式から選べます。
プロジェクト管理に特化したプランと広告業界に向けたプランの大きく2つが提供されているため、いずれかの企業はあわせて検討するとよいでしょう。
GEN CLOUD ERP - GEN株式会社
GEN CLOUD ERPは、各業種の商習慣に合わせて機能を提供するクラウド型のERPです。商社やメーカー、アパレル、化粧品、食品、工場、クリエイティブ、サブスクビジネスなど多くの業種へ適応。
販売管理は帳票作成やインボイス制度対応のほかに、ShopifyやTERMINALといったクラウドサービスとも連携。価格も月額23,200円〜と抑えめなのも強みです。
- プロジェクト型ビジネス特化のクラウドERP
- リアルタイムの損益管理
- 電子帳簿保存法・インボイス制度対応
ZACは、ITやクリエイティブ、コンサルティングなどのプロジェクト型ビジネスに特化したクラウド型ERPです。プロジェクト管理を主軸にしつつカレンダーやCRM、文書管理も搭載しており、グループウェアのような使い方が可能。
販売管理、購買管理、勤怠管理、工数管理、経費管理などプロジェクトに関わるデータを一元管理し、リアルタイムにて収支状況を把握できます。業界特有の風習を反映したテンプレートが用意されているので、導入もスムーズです。
- 中小企業向けERP
- マーケティングキャンペーン管理が可能
- 強力なデータビジュアライゼーション
SAP Business Oneは、SAPが提供する中小企業ないし中堅企業向けのERPです。クラウドとオンプレミスの両方に提供し多様なニーズに対応します。
財務会計や資産管理、購買管理、在庫管理に加え、SFAとCRMの機能も付属。マーケティングもまかなえる多機能なERPです。スマートフォン対応もしており時間や場所を問わずにアクセスできます。
SKit FLEXi - 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・セキスイシステムズ
- クラウド販売管理ERP
- 卸売業・製造業の導入実績が豊富
- 手厚いサポート体制
SKit FLEXi(スキットフレキシー)は、中堅企業に適した販売管理に強いERPです。積水化学グループが住宅や建築などで蓄積したノウハウとクラウドを融合したシステムとなっています。
見積書と請求書の作成、受注管理、売上管理など販売業務に必要な機能を網羅。ロット管理や承認ワークフローといったオプション機能も充実しています。
大企業向けERP「HUEシリーズ」 - ワークスアプリケーションズ
- 日本の大企業向けERP
- 業種別ソリューションを提供
- 柔軟なシステム連携
大企業向けERP「HUEシリーズ」は、日本の大企業向けに開発されたERPです。多数の基幹システム、商習慣への対応、法改正の反映など大企業のニーズに対応した特徴を備えています。製造業・商社卸売業・小売業・鉄道業・情報サービス業の業種別ソリューションを提供。
日本の商習慣に即した機能が多く、請求条件や支払条件、手形・外貨管理、源泉税など細かな要件にも対応。AI-OCRによる請求書の自動入力もあり、請求書処理の効率化と人的ミスの防止を両方実現できます。
ERPシステム EXPLANNER/Ax - NECネクサソリューションズ株式会社
- 日本の商習慣や法制度に柔軟対応
- 豊富な業務機能と幅広い連携
- 企業の成長に合わせ段階的導入
ERPシステム EXPLANNER/Axは、販売、債権、債務、会計、人事、給与をカバーする基盤ERPです。国産ERPとして、長年の実績とノウハウを活かし、日本の商習慣や法制度改正に柔軟に対応しています。また、EXPLANNERシリーズや他社製品、サービスとの連携を強化し、多様なシステムと連携することで業務効率化を促進します。
複雑な取引、多様な支払、IFRS対応、グループ人事管理など、顧客の要件にも柔軟に対応。データ出力・分析機能で、経営に必要な情報の見える化を支援します。企業の成長に合わせ、業務や組織ごとの段階的な導入や拡張が可能です。
奉行V ERPクラウド - 株式会社オービックビジネスコンサルタント
- 自動更新で法改正に確実対応し、変化に強い
- 標準機能で網羅し豊富な連携で独自業務も対応
- 複数システムのマスターを一元管理、データ活用強化
奉行V ERPクラウドは、販売管理を含む基幹業務をSaaS型で標準化し、企業の生産性向上を支援するERPです。幅広い標準業務を22種類のモジュールで網羅するとともに、100種類以上の外部サービスやノーコード・ローコードツールと柔軟にAPI連携することで、独自の業務要件にも対応します。
グループ経営モデルでは、複数法人間のリソース配分や全社経営状況のリアルタイム把握が可能となり、変化に強い業務環境を構築できます。
InfiniOne ERP - FutureOne株式会社
- 業界特有の業務に合わせた豊富な業種別テンプレート
- 変化に柔軟に対応できる拡張性の高いシステム設計
- 導入から運用まで自社一貫体制で手厚くサポート
InfiniOne ERPは、企業の基幹業務をワンシステムでカバーする中堅企業向けERPパッケージです。販売管理から生産管理、会計管理まで、企業の基幹業務を切れ目なくサポートする豊富な標準機能に加え、多種多様な業界の導入ノウハウに基づいた業種別ソリューションも提供しています。
機能変更や追加に対応しやすい設計のため、業界の変化にも柔軟に対応でき 、ECサイトやBIツールなど各領域のベストソリューションとも連携し、IT活用の全体を支援します。
FutureStage - 株式会社日立システムズ
- 日本特有の商習慣と多様な生産形態に適合した国産ERP
- ノーコード・ローコード開発で柔軟な拡張性を提供
- 強力な外部BIツール連携でデータ活用を効率化
FutureStageは、中堅・中小製造業・卸売業向けのクラウド型ERPです。販売・生産管理に加え、購買、在庫、原価、財務会計連携まで一連の基幹業務を標準装備しています。日本独自の商習慣や多様な生産形態に対応する国産システムとして長年の実績があり、ノーコード・ローコード開発による簡易な拡張性も特長です。
Microsoft Dynamics 365-株式会社テクトラジャパン(販売代理店) - 株式会社テクトラジャパン
- グローバル法制度・商習慣に対応し多言語多通貨でデータベース管理
- OutlookやTeamsから見積作成、承認をおこなえ業務が完結
- Microsoft CopilotのAI支援で先回りした判断を加速
Microsoft Dynamics 365は、中堅・中小企業向けの統合型ERPです。販売、人事、財務、在庫、製造、購買、固定資産管理を標準機能として搭載しています。
販売管理機能では、受注管理、納期回答、出荷管理、返品管理など一連のプロセスを網羅しています。購買や財務とリアルタイムに情報が同期され、受注から入金までのキャッシュフローを追跡可能です。Outlookとの連携により、メール内で見積書や請求書を直接作成し送信できます。
ERPに搭載される販売管理の詳細
販売管理の機能にはいくつかの要素があります。ERPに販売管理が含まれていると相互に関連する要素を簡単に反映できます。たとえば、受発注にて会計処理へ反映したり、経費申請をしたりといった具合です。
| 機能 | 概要 |
|---|---|
| 受注管理 | 見積書の作成、契約の締結、受注処理 |
| 出荷管理 | 倉庫からの出庫、運送、顧客への納品 |
| 請求管理 | 請求書の作成、入金管理 |
| 在庫管理 | 棚卸し、受発注による在庫数の調整 |
| 仕入管理 | 原材料や部品の発注、納品物の確認 |
販売管理のあるERPのメリット
販売管理のあるERPの導入メリットについて解説します。
データを一つに統合
販売管理のあるERPにより、点在していたデータが一つにまとめられます。ERPは、販売管理機能だけでなく会計、在庫管理、顧客管理などさまざまな機能を包含。これにより従来発生していた情報の重複や不整合が解消され、データが正確になったり転記の工数を削減できたりします。
仕組み化による工数削減
ERPによっては特定のアクションをした際に自動で処理される設定を作成可能です。たとえば受注から出荷、請求までの一連のプロセスを取りまとめて、工数やミスを削減します。単に販売管理システムを導入するのではなく、ERPの一部として導入するメリットだといえるでしょう。
全体のデータを踏まえた意思決定
販売管理を搭載したERPなら、全体を俯瞰したうえでの意思決定が可能です。ERPは販売データや在庫データを集約することで、売上や在庫を予測できます。担当者はこの予測を踏まえて需要の急増、在庫の不足などを発見し迅速に製品の生産や発注が可能です。
顧客満足度の向上
販売管理のあるERPにより、迅速で正確な受注処理や出荷・請求管理が可能になり、顧客満足度が向上します。納期の遵守や正確な請求書の発行は、顧客との信頼関係を強化し、リピーターの獲得にもつながるでしょう。また、クレームやトラブルの発生を未然に防ぐことで、顧客サービスの質も向上します。
販売管理のあるERPのデメリット
販売管理のあるERPには次のようなデメリットもあります。
導入コストの高さ
ERPの導入には、販売管理システムを導入する以上の費用がかかるでしょう。大規模なERPを導入する場合、ライセンス費用や導入費用が数百万円になることもあります。販売管理システムと比較して、機能だけでなく費用も天秤にかけどちらを導入すべきか判断しましょう。
また、ベンダーがERPのサポートを終了した場合には、新しいシステムへの移行が必要となり、追加のコストや時間が必要です。
導入期間の長さと複雑さ
ERPシステムの導入には長期間を要することが多く、そのプロセスは非常に複雑です。企業の業務プロセスに合わせたカスタマイズやシステムの設定、データの移行、従業員のトレーニングなど、多くのステップを経る必要があります。このため、導入期間中は業務の中断や遅延が発生する可能性があり、スムーズな業務運営が困難になることがあるでしょう。
柔軟性の欠如
ERPシステムは多機能である一方で、特定の業務プロセスに対する柔軟性が欠けることがあります。とくに、中小企業や特定の業種においては、既存の業務プロセスに完全にフィットしないケースが少なくありません。
このような場合、ERPを使用するためには業務プロセスを変更する必要があり、従業員の抵抗や業務の生産性の問題が発生する可能性があります。
最適な販売管理搭載のERPを導入しよう
販売管理搭載のERPを選ぶ際には、自社の業界に合っているか、カスタマイズできるかに注目しましょう。販売管理を搭載しているERPは多いため、使い勝手を見比べたり、他機能の有無で比較したりするのがおすすめです。
販売管理のあるERPのうち最適なサービスを選ぶには、要件や予算に合わせて、複数のシステムを比較検討することが大切です。
BOXILとは
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