中小企業必見!ノーコード・ローコード開発ツール12選で脱・外注の第一歩
ノーコード開発・ローコード開発には多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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- 中小企業が抱えるアプリケーション開発の課題
- 開発コストが高い
- 技術者不足による開発の遅延
- 保守・運用まで手が回らない
- ノーコード開発・ローコード開発ツールのメリット
- 開発コストの削減
- 開発期間の短縮
- 保守運用が容易
- ノーコード開発・ローコード開発ツールの注意点
- カスタマイズ性に限界がある
- 複雑な業務には不向きな場合がある
- ツールに依存すると移行が困難になる
- ノーコード開発・ローコード開発ツールの選定ポイント
- 要件に合った機能を備えているか
- 使いやすい操作性を備えているか
- セキュリティ対策が十分か
- 運用サポートが充実しているか
- ノーコード開発・ローコード開発ツールの機能・料金比較表
- おすすめのノーコード開発・ローコード開発ツール12選
- Accel-Mart Quick
- Autify for Web
- Platio
- 楽々Webデータベース
- CELF
- Forguncy
- AppSuite
- コピロボ
- ペライチ
- Bubble
- Yappli
- Wix
- ノーコード開発・ローコード開発ツールが必要な企業
- IT人材の確保が難しい企業
- 業務効率化を急ぎたい企業
- 小規模なアプリを自社で内製したい企業
- 使いやすさも安全性も。自社に合うツールを見極めよう
中小企業が抱えるアプリケーション開発の課題
ノーコード開発・ローコード開発ツールを導入していない中小企業が、アプリケーション開発で抱えている課題についてまとめていきます。
開発コストが高い
中小企業では予算やリソースに課題があり、開発コストが相対的に高いです。外部の開発会社に依頼するとしても、満足に費用をかけられないケースが多いでしょう。また、内部で開発を試みる場合でも、スキルのある人材を雇用する人件費がかかります。これらの要因が重なることで、アプリケーション開発は大きな負担となります。
技術者不足による開発の遅延
中小企業では、技術者の確保が難しいためアプリ開発が遅延する傾向にあります。IT分野の専門知識もつ人材は需要が高いため、中小企業が優秀な技術者を採用するのは難しいです。技術者が不足しているために、バグの修正や新機能の追加が遅れるケースは容易に想像がつくでしょう。このような状況は、企業の競争力に悪影響を及ぼします。
保守・運用まで手が回らない
中小企業では、限られたリソースでの運用が求められるため、メンテナンスの負担が大きい傾向にあります。定期的なシステム更新やバグ修正には時間と労力がかかるため、人員が不足している場合はメンテナンスよりほか業務を優先する場面が出てきます。そのようなケースにおいては、セキュリティ対策がなおざりになるでしょう。
ノーコード開発・ローコード開発ツールのメリット
中小企業がノーコード開発・ローコード開発ツールを導入して得られるメリットは次のとおりです。
開発コストの削減
ノーコード開発・ローコード開発ツールでは、コーディングの知識が不要であるため、専門の開発者にかける人件費を削減できます。外部の開発会社に依頼する場合、内部で開発を試みる場合のいずれと比較してもコスト削減に貢献してくれるでしょう。
開発期間の短縮
ノーコード開発・ローコード開発ツールでは、テンプレートやドラッグ&ドロップによってすばやくアプリケーションを開発可能です。たとえば、プロトタイプの作成が容易になりフィードバックを迅速に得られます。これにより、開発サイクルが短縮され、製品を市場に投入するまでの時間が短縮されます。
保守運用が容易
ノーコード開発・ローコード開発ツールでは、直感的なインターフェースや自動更新機能があるため、保守運用が容易です。システムの更新やバグ修正をしやすいため、日常業務に支障をきたすことなく運用できます。また、最新の技術やセキュリティ対策にも対応しやすくなります。
ノーコード開発・ローコード開発ツールの注意点
便利なノーコード開発・ローコード開発ツールですが、導入にあたっては気をつけるべき点もいくつかあります。
カスタマイズ性に限界がある
ノーコード開発・ローコード開発ツールは、あらかじめ用意された機能やテンプレートをベースに開発を行うため、自由度の高い設計には向いていません。業務に細かく合わせた画面設計や特殊な処理が必要な場合、希望どおりに実現できないことがあります。
この点を意識せずに導入を進めると、途中でやりたいことができないといった壁に直面し、結局は外部開発に頼らざるを得ないケースも出てきます。費用と工数が二重にかかる可能性があるため、最初の要件整理が重要です。
複雑な業務には不向きな場合がある
ノーコードやローコードの強みは、シンプルなアプリや業務フローの構築にあります。業務の流れが複雑で処理が多岐にわたるようなシステムには適さないケースがあります。
そのまま無理に適用しようとすると、かえって操作性が悪くなったり、画面遷移が複雑化したりして、現場での混乱を招くかもしれません。業務内容に対して本当に適しているか、事前に見極めましょう。
ツールに依存すると移行が困難になる
ノーコード開発・ローコード開発ツールは、サービス上でアプリやデータを構築・管理する仕組みです。そのため、将来的に別のシステムへ乗り換える際、移行作業に手間がかかることがあります。
特に、独自形式でデータが保存されている場合や、ツール特有の設定が多い場合は、移行先での再構築が必要になることも。短期的な利便性だけでなく、将来の拡張や移行のしやすさも踏まえて選定しましょう。
ノーコード開発・ローコード開発ツールの選定ポイント
中小企業がノーコード開発・ローコード開発ツールを選定する際は、いくつかの基準が存在します。代表的な基準について解説します。
要件に合った機能を備えているか
ノーコード開発・ローコード開発ツールを選ぶ際には、目的や業務プロセスに合った機能を備えているかを確認するのが重要です。たとえば、特定の運用を自動化できるか、必要なデータ連携が可能かなどです。将来的なニーズを見越して、柔軟に対応できるツールを選ぶとよいでしょう。
使いやすい操作性を備えているか
ノーコード開発・ローコード開発ツールを選ぶ際には、操作が直感的で使いやすいかチェックしましょう。たとえば、ドラッグ&ドロップで簡単に操作できるか、UIがわかりやすいかなどを確認します。ITに詳しくないスタッフでも使いこなせるかを見極められるとよいでしょう。
セキュリティ対策が十分か
ノーコード開発・ローコード開発ツールを選ぶ際には、セキュリティ対策が適切か確認するのがおすすめです。たとえばアクセス制限や多要素認証が実装されているかを確認しましょう。
運用サポートが充実しているか
ノーコード開発・ローコード開発ツールを選ぶ際には、サポート体制が整っていると安心です。教育プログラムやマニュアル、チャットサポートなどが充実しているか確認しておきましょう。特にはじめてツールを導入する場合は、サポートが充実していることでスムーズに運用を開始できます。
ノーコード開発・ローコード開発ツールの機能・料金比較表
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※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
おすすめのノーコード開発・ローコード開発ツール12選
中小企業におすすめのノーコード開発・ローコード開発ツールを紹介します。
Accel-Mart Quick - 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート
Accel-Mart Quickは、ユーザー数に応じたコスト効率化が可能なノーコード開発・ローコード開発ツールです。Accel-Mart Quickは次のような特徴があります。
- 他社クラウドサービスとのデータ連携が容易
- ドラッグ&ドロップで簡単操作
- 中小企業や部門単位での利用に適している
Autify for Web - オーティファイ株式会社
Autify for Webは、AIを活用した自動テスト機能が利用できるノーコード開発・ローコード開発ツールです。Autify for Webは次のような特徴があります。
- 非エンジニアでも簡単に利用可能
- テストとデプロイの自動化
- ソフトウェア開発企業向け
Platioは、100種類以上のテンプレートを利用できる、スマートフォンアプリ開発向けのノーコード開発・ローコード開発ツールです。Platioは次のような特徴があります。
- 現場業務に特化したデータ管理機能
- モバイルアプリの制作が簡単
- 制作したアプリはオフラインでも利用可能
楽々Webデータベース - 住友電工情報システム株式会社
楽々Webデータベースは、Excelファイルをそのまま取り込んでアプリ化できるノーコード開発・ローコード開発ツールです。楽々Webデータベースは次のような特徴があります。
- クラウドとオンプレミスの両方に対応
- データの可視化やクロス集計が簡単
- ノンプログラミングで誰でも簡単にアプリを構築
CELFは、Excelの操作性をそのまま活かしたアプリ作成が可能なノーコード開発・ローコード開発ツールです。CELFは次のような特徴があります。
- RPA機能を含む業務アプリの作成が可能
- ドラッグ&ドロップで簡単にカスタマイズ
- 経理、営業、人事労務など幅広い部門で利用可能
Forguncyは、Excelライクな画面作成と基幹システムとの連携が可能なノーコード開発・ローコード開発ツールです。Forguncyは次のような特徴があります。
- 基幹システムと連携可能なデータベース機能
- 複雑な業務ロジックをコーディングなしで設定可能
- 受注管理や生産管理、顧客管理など幅広い業務に対応
AppSuiteは、desknet's NEOとのシームレスな連携が利用できるノーコード開発・ローコード開発ツールです。AppSuiteは次のような特徴があります。
- 豊富なテンプレートとデータ入力部品
- マウス操作のみでアプリ作成可能
- 専門スタッフによるアプリ作成支援
コピロボは、Excelファイルの自動集計に強いノーコード開発・ローコード開発ツールです。コピロボは次のような特徴があります。
- メール連携で添付ファイルの自動取得
- プログラミング不要の簡単設定
- 1ユーザーあたり月額20,000円から
ペライチは、ノーコードでホームページを作成できるツールです。ペライチは次のような特徴があります。
- 無料プランから利用可能
- 数百種類のテンプレート
- 3ステップでホームページ公開
Bubble
Bubbleは、AIを活用したデザイン支援機能が利用できるノーコード開発・ローコード開発ツールです。Bubbleは次のような特徴があります。
- 8,000以上のプラグインと統合可能
- ドラッグ&ドロップエディタで直感的操作
- バージョン管理機能でチーム作業が容易
Yappliは、モバイルアプリに特化したノーコード開発・ローコード開発ツールです。Yappliは次のような特徴があります。
- iOSとAndroidのネイティブアプリを開発
- プッシュ通知や生体認証の機能あり
- 年間200回以上の機能改善
Wixは、AIを活用した自動ホームページ作成機能が利用できるノーコード開発・ローコード開発ツールです。Wixは次のような特徴があります。
- 900以上のテンプレート
- AIを活用した自動ホームページ作成
- マーケティングツールが充実
ノーコード開発・ローコード開発ツールが必要な企業
ノーコード開発・ローコード開発ツールは万能なわけではありませんが、特定の課題を抱える中小企業にとっては非常に有効です。導入が特におすすめできる企業の特徴を紹介します。
IT人材の確保が難しい企業
専任のエンジニアやシステム部門が存在しない、あるいは外注に頼りがちな中小企業では、開発リソースの確保が大きな課題です。たとえば、社内にプログラミングの知識を持った人材がいない、もしくは採用が難航しているケースなどがこれにあたります。
こうした企業にとって、専門的なスキルなしでもアプリを作成できるノーコード開発・ローコード開発ツールは非常に有効です。少人数の体制でもスピーディーにシステム化を進められるため、IT人材不足の解消に大きく貢献します。
業務効率化を急ぎたい企業
紙やExcelを使った業務が多く、属人化や手作業によるミスが発生しやすい企業では、早急な業務改善が求められます。たとえば、営業日報や在庫管理、勤怠申請といった日常業務に時間がかかっているケースです。
ノーコード開発・ローコード開発ツールを使えば、こうした業務を短期間でデジタル化できます。スピーディーに現場の課題を解決できるため、改善のスピードを重視する企業に適しています。
小規模なアプリを自社で内製したい企業
業務の一部を補助するような小規模アプリを社内で自作したいというニーズを持つ企業もあります。たとえば、部署ごとのワークフロー管理や、シンプルなデータ収集フォームの作成といった用途です。
このようなニーズには、柔軟に自社運用が可能なノーコード開発・ローコード開発ツールが向いています。開発や修正を自社で行えるため、運用コストの抑制やスピーディーな改善にもつながります。
使いやすさも安全性も。自社に合うツールを見極めよう
ノーコード開発・ローコード開発ツールを選ぶ際はニーズに合った機能を備えているか、使いやすいか、セキュリティ対策がしっかりしているか、運用サポートが充実しているかなどをふまえて検討しましょう。
ボクシルでは各サービスの口コミが多く寄せられているので、選定の際はサービス資料とあわせてチェックすることをおすすめします。ノーコード開発・ローコード開発ツールは、次の記事でも詳しく紹介しています。



