【30秒で分かるこの記事の結論】
・サイバー攻撃対策ソフトは、不正侵入や情報漏えいを防ぐための「盾」
・選定時は、「技術的対策(WAF・境界防御)」と「人的対策(教育訓練)」を、自社のリスク箇所に応じて組み合わせる
・主なサービスは、「攻撃遮断くん」「BLUE Sphere」「ヤグラ セキュリティプラットフォーム」など
サイバー攻撃対策ソフトとは?
サイバー攻撃対策ソフトとは、外部からの不正侵入やマルウェア感染、情報漏えいなどのリスクを抑えるために、検知・遮断・監視を行うセキュリティ製品の総称です。ファイアウォールやWAF、侵入防止、ゼロトラストのアクセス制御、従業員向けのセキュリティ教育など、守り方に応じたサービスを利用できます。
サイバー攻撃対策ソフトを導入すると、攻撃の入口を減らしつつ、万が一の侵入も早期に発見し、被害の拡大を抑えやすくなります。担当者の目視や経験に頼らずに対策を自動化できるため、運用負荷を抑えながらセキュリティ水準を安定させられる点もメリットです。
近年はクラウド利用やリモートワークの定着で、社内ネットワークの境界だけを守る考え方が通用しにくくなりました。フィッシングやランサムウェアの巧妙化も進み、技術的な防御と人の対策を組み合わせて、継続的にセキュリティを見直す仕組みが欠かせません。
サイバー攻撃対策ソフトの選び方
サイバー攻撃対策ソフトを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。
- 導入目的を確認する
- 機能を確認する
- 比較ポイントを確認する
- 料金・価格相場を確認する
サイバー攻撃対策ソフトの種類を確認する
サイバー攻撃対策ソフトは、まず「技術で入口を塞ぐタイプ」と「人の判断ミスを減らすタイプ」に分けて考えると選びやすいです。前者にはWAFや境界防御・アクセス制御が含まれ、後者がセキュリティトレーニングサービスに当たります。
| タイプ | 代表カテゴリ | 主な特徴 | 適した企業 |
|---|---|---|---|
| 技術で入口を塞ぐタイプ | WAF/境界防御・アクセス制御 | Webアプリへの攻撃を遮断したり、通信を検査して不審な挙動を止めたりしながら、アクセス権限も最小化して侵入後の横展開を抑える。 | Webサイトや業務システムを公開している企業、拠点やテレワークが多く接続経路が複雑な企業、監査対応としてログや統制を強めたい企業 |
| 人の判断ミスを減らすタイプ | セキュリティトレーニングサービス | フィッシングやなりすましを想定した訓練と学習を継続し、クリックや誤送信などのヒューマンエラーを減らして組織の耐性を上げる。 | 従業員数が多い企業、メールやチャットでの業務が中心の企業、標的型攻撃の入り口になりやすい部署がある企業 |
サイバー攻撃対策ソフトの内容を確認する
サイバー攻撃対策ソフトは、「何を守るべきか」を先に整理すると比較が進みます。自社の業務で狙われやすい入口がWebなのか、社内端末やアカウントなのかで、優先すべき機能が見えてきます。
| 主要なサービス内容 | 概要 |
|---|---|
| WAF | WebサイトやWebアプリへの不正アクセスを検知・遮断し、SQLインジェクションやXSSなどの典型的な攻撃を防ぐ |
| ファイアウォール/IPS・IDS | ネットワークの出入口で通信を検査し、不審な通信や侵入の兆候を見つけて遮断・検知する |
| ゼロトラストアクセス(ZTNA) | 社内外を問わず「都度認証・最小権限」を前提に、ユーザーとアプリを安全につなげるアクセス制御 |
| セキュリティトレーニング | 模擬フィッシングや学習コンテンツで従業員の判断ミスを減らし、組織全体の攻撃耐性を底上げする |
| ログ監視/可視化 | 通信や操作ログを集約して分析し、異常の早期発見や原因追跡、監査対応に役立てる |
| マルウェア対策/サンドボックス | 不審なファイルや通信を分析し、未知のマルウェアや巧妙な攻撃を検知して被害拡大を防ぐ |
サイバー攻撃対策ソフトの比較ポイントを確認する
サイバー攻撃対策ソフトは、「運用し続けられるかどうか」で効果が大きく変わります。導入後に現場が回らなくならないよう、サービス内容以外の比較ポイントも把握しておきましょう。
| 比較ポイント | 確認する観点 | 見落としやすい注意点 |
|---|---|---|
| 導入のしやすさ | 既存環境の変更が必要か、導入までのリードタイムはどの程度か、設定の難易度は高くないか | PoCや段階導入ができないと、切り替え時に業務影響が出やすい |
| 運用負荷 | アラートの量、誤検知の調整方法、運用画面のわかりやすさ、定期メンテの手間を確認 | 通知が多すぎると放置され、いざというときに気づけない状態になりやすい。 |
| 可視化・レポート | 攻撃傾向や遮断結果をどこまで可視化できるか、監査向けのレポートが作れるか | ログの保持期間や検索性が弱いと、原因追跡や説明責任に耐えられない |
| サポート体制 | 日本語対応、受付時間、緊急時の連絡手段、初期設定の支援範囲を比較 | 窓口があっても、チューニングや設計相談ができないケースに注意 |
| 連携のしやすさ | SSO、ID管理、SIEM、EDR、クラウド基盤など、既存のシステムとつなげられるか | 連携が弱いと運用が分断され、確認作業が増えて対応が遅れやすい |
| スケーラビリティ | ユーザー数や拠点数、トラフィック増加に耐えられるか、拡張時の制約を確認 | 拡張で設計をやり直す必要があると、追加コストが膨らみやすい |
| 契約・価格条件 | 課金単位(ユーザー、拠点、帯域など)、最低利用期間、オプションの範囲を整理 | 最安プランでは必要機能が不足し、結局オプション追加で高くなることも |
| 提供形態と責任分界 | クラウド型かオンプレミス型か、障害時の責任分界、運用代行の有無を確認 | 「どこまでがベンダー対応か」が曖昧だと、障害時に初動が遅れやすい |
サイバー攻撃対策ソフトの料金・価格相場を確認する
サイバー攻撃対策ソフトはクラウド型のサービスが増えており、月額課金で利用するケースが一般的です。
料金は「保護する対象の規模」によって変わりやすく、WAFであれば月額1万円程度から利用できるものもあります。一方、複数サイトをまとめて守るプランでは月額10万円以上になることもあります。
境界防御・アクセス制御は拠点数やユーザー数、通信量に応じて費用が上がりやすく、個別見積もりになるケースが多いです。
セキュリティトレーニングサービスも同様に、対象人数や配信頻度、コンテンツの範囲で価格が変動しやすく、運用設計まで含めて見積もりを取るのが現実的でしょう。
初期導入費用が発生するサービスもあるので、月額だけで判断せず、初期費用を含めた総額で比較することが重要です。
サイバー攻撃対策ソフトのおすすめ比較4選【WAF】
WAF型のサイバー攻撃対策ソフトを4つ紹介します。
攻撃遮断くん
- 日本国内で開発・運用し24時間サポート
- AI検知エンジンで誤検知を抑制
- 申し込みから最短で即日導入が可能
攻撃遮断くんは、日本国内で開発・運用され、24時間365日の日本語サポートと高速な導入が特徴のWAFです。
国内開発のAI検知エンジンがSQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどの攻撃を検知して遮断します。誤検知を抑えるシグネチャ自動更新と24時間サポートにより、安心して利用できるでしょう。
攻撃遮断くんの価格・料金プラン
【1サイト/ベーシックプラン】
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| Webセキュリティタイプ | 要問い合わせ | 10,000円 |
| DDoSセキュリティタイプ | 要問い合わせ | 15,000円 |
| サーバーセキュリティタイプ | 要問い合わせ | 40,000円 |
【Webサイト入れ放題/サーバー台数使い放題プラン】
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| Webセキュリティタイプ | 要問い合わせ | 180,000円 |
| DDoSセキュリティタイプ | 要問い合わせ | 250,000円 |
| サーバーセキュリティタイプ | 要問い合わせ | 800,000円 |
BLUE Sphere
- 無制限に複数ドメインを保護
- アウトバウンドデータ量に応じた従量課金
- 無償のSSL証明書と専門チューニング
BLUE Sphereは複数ドメインを1契約で防御できるクラウド型WAFで、通信量に応じて費用が決まる従量課金制です。
SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどを検知する高性能エンジンに加え、無償のSSL証明書提供と更新が含まれています。経験豊富な専門スタッフが検知ルールをチューニングし、誤検知を抑えつつDDoS攻撃にも対応します。
BLUE Sphereの価格・料金プラン
| 3か月のアウトバウンドデータ量 | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| ~0.500TB | 100,000円 | 45,000円 |
| ~1.004TB | 100,000円 | 68,000円 |
| ~3.003TB | 100,000円 | 98,000円 |
| ~5.022TB | 100,000円 | 128,000円 |
AWS WAF
- クラウドネイティブで高い可用性
- 柔軟なルール条件と多彩なアクション
- 管理ルールやBot対策も提供
AWS WAFはクラウドネイティブなWebアプリケーション向けWAFで、高い可用性とスケーラビリティを備えています。IPや地理情報、正規表現、SQLインジェクションやXSS検出などの条件を組み合わせられ、許可や遮断、カウント、CAPTCHAなどのアクションを設定可能です。
AWSが提供する管理ルールやBot Controlルールを利用すれば、共通ぜい弱性や悪性ボットに迅速に対応できます。スコープダウンでカスタマイズも可能です。
AWS WAFの価格・料金プラン
要問い合わせ
Cloudflare WAF
- 全プランに標準搭載されたWAF
- 柔軟なカスタムルールとレート制限
- マネージドルールとセキュリティ分析
Cloudflare WAFは全プランに自動保護が付属し、Webアプリケーションをぜい弱性から守るクラウド型WAFです。
利用者はIPやヘッダーの条件に基づくカスタムルールやレート制限を作成でき、マネージドルールによって一般的な攻撃にも対処できます。Security EventsやAnalytics機能で検出ログを分析し、ルールを調整してセキュリティを維持できます。
Cloudflare WAFの価格・料金プラン
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| PRO | 要問い合わせ | 25ドル |
| Business | 要問い合わせ | 250ドル |
| カスタム | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
サイバー攻撃対策ソフトのおすすめ比較3選【境界防御・アクセス制御】
境界防御・アクセス制御型のサイバー攻撃対策ソフトを3つ紹介します。
Fortinet FortiGate
- 独自ASICで高速処理
- AIが脅威を常時分析
- SD‑WANとZTNAを統合
FortiGateは、世界中で利用されている次世代ファイアウォールです。独自ASICが通信を高速処理し、FortiGuardのAIがリアルタイムで脅威を検知・防御します。
SD‑WANやZTNAを内蔵しており、拠点間接続とリモートアクセスの両方を安全に統合できます。AI/MLによる脅威インテリジェンスが攻撃を素早く検出し、ポリシーの一元管理で運用を簡素化する点も魅力です。
Fortinet FortiGateの価格・料金プラン
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Zscaler
- AIによるゼロトラストSSE
- SSLトラフィックを全検査
- SWGやCASBなど統合提供
Zscalerは、SSEプラットフォームとしてゼロトラスト原則でクラウドから保護を提供するサービスです。独自のAIが脅威シグナルを解析し、SSLを含む全通信をプロキシで検査します。
Secure Web GatewayやCASB、DLP、クラウドファイアウォールなどを統合し、多層防御を単一プラットフォームで実現しているのが特徴です。
Zscalerの価格・料金プラン
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Palo Alto Networks Prisma Access
- 全拠点で一貫した保護
- 全ポート検査と脅威防御
- モバイルと支社を統合保護
Prisma Accessは本社や支社、外出先のユーザーまで同じレベルのセキュリティを提供するクラウドサービスです。全ポートを検査し、脅威防御やマルウェア防御、URLフィルタリング、SSL復号などを組み込んだポリシーを適用します。
グローバル展開のインフラにより専用機器が不要で、ログはStrata Logging Serviceに集約される仕組みです。GlobalProtectやリモートネットワーク、ZTNA Connectorにより安全なアクセスを実現し、利用地域に応じて自動的に拡張します。
Palo Alto Networks Prisma Accessの価格・料金プラン
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サイバー攻撃対策ソフトのおすすめ比較3選【セキュリティトレーニングサービス】
サイバー攻撃対策に役立つセキュリティトレーニングサービスを3つ紹介します。
ヤグラ セキュリティプラットフォーム
- AIエージェントがフィッシングを再現
- メール・SMS・電話による標的訓練
- OSINTと攻撃シナリオ自動生成
ヤグラ セキュリティプラットフォームは、AIエージェントがフィッシングやなりすましを再現し、社員の攻撃耐性を高めるセキュリティトレーニングサービスです。
メールやSMS、電話など複数チャネルで最新の攻撃手法を模擬し、公開情報をもとに各部署や役割に応じた攻撃シナリオを自動生成して配信します。
AIエージェントがリスクの高い従業員に定期的に訓練を自動提供し、なりすましサイトでの行動まで検知できます。最新の攻撃情報を素早く共有できるでしょう。
ヤグラ セキュリティプラットフォームの価格・料金プラン
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KnowBe4 セキュリティ意識向上トレーニング
- 多言語コンテンツと模擬フィッシング
- スマートグループと自動管理
- AIによるパーソナライズド訓練
KnowBe4は、セキュリティ意識向上トレーニングプラットフォームです。多言語対応のコンテンツライブラリとAIを利用した模擬フィッシングを備えています。
スマートグループ機能が従業員の行動や属性をもとに、模擬フィッシングやトレーニング課題を個別に割り当て、管理コンソールによる自動管理も可能です。
AIがユーザーの理解度に応じた訓練やフィッシングテストを提案し、60以上の詳細レポートやリスクスコアにより進捗を可視化できます。
KnowBe4 セキュリティ意識向上トレーニングの価格・料金プラン
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Proofpoint Security Awareness Training
- 役割や行動に基づくリスク評価
- 自動化されたリスクベース教育
- ZenGuideで個別学習と計測
ProofpointのSecurity Awareness Trainingは、役割や行動、権限を評価して高リスクの社員を特定し、データ主導の行動変革プログラムを構築するサービスです。
各社員のリスクに応じた学習パスとフィッシングシミュレーションを配信し、教育を効率化します。ナノ学習やゲーミフィケーションで学習と報告を促進し、プログラムの成果を可視化できます。
Proofpoint Security Awareness Trainingの価格・料金プラン
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サイバー攻撃対策ソフトを利用するメリット
サイバー攻撃対策ソフトは、攻撃を防ぐだけでなく、被害を小さく抑え、運用を回しやすくするための基盤にもなります。自社の体制や守るべきシステムに合わせて取り入れることで、セキュリティ対策を無理なく継続できます。
被害の拡大を防ぎ、事業停止リスクを下げられる
サイバー攻撃の怖さは、侵入そのものよりも、被害が連鎖して事業が止まることにあります。WAFや境界防御、アクセス制御で侵入口を減らし、通信の検査や遮断を組み合わせると、攻撃が成功する確率を下げられます。
たとえばWebサイトの改ざんや業務システムの停止、アカウントの乗っ取りが起きても、影響範囲を限定しやすいです。結果として、復旧に追われる時間や売上損失を抑えられ、顧客対応の混乱も最小限にできるでしょう。
攻撃の検知と対応を仕組み化し、運用負荷を抑えられる
サイバー対策は一度入れて終わりではなく、日々の監視と判断が欠かせません。検知や遮断、ログの集約が仕組みとして整うと、担当者の経験や勘に頼る場面が減り、対応の品質を一定に保ちやすくなります。
アラートの優先度付けやレポート作成が自動化されれば、担当者は「本当に危ないもの」から確認できるようになります。少人数の情報システム部門でも運用が回りやすくなり、緊急時の初動も早くなるでしょう。
セキュリティ水準を可視化し、監査や取引先要件に備えられる
セキュリティ対策は、社内の安心だけでなく、社外への説明責任にも直結する要素です。ログやレポートで対策状況を示せるようにしておくと、監査や取引先のセキュリティチェックに対して根拠を持って回答しやすくなります。
「どの攻撃をどれだけ遮断したか」「どの部署が訓練でつまずいたか」といった情報が見えると、改善点も具体的になります。結果として、場当たり的な対策から抜け出し、継続的にセキュリティを底上げできる状態に近づけるはずです。
サイバー攻撃対策ソフトを利用するデメリットや注意点
サイバー攻撃対策ソフトは有効な一方で、導入するだけで万全になるものではありません。よくある落とし穴を先に押さえておくと、導入後の混乱や「思ったほど効果が出ない」といった失敗を減らせます。
導入直後は設定調整が必要で、誤検知や業務影響が出ることも
サイバー攻撃対策ソフトは、環境に合わせてルールやポリシーを調整しないと、正しい通信まで止めてしまうことがあります。WAFの遮断ルールやアクセス制御の権限設計が厳しすぎると、業務システムが使いにくくなり、現場の不満につながりやすいです。
最初から「全面遮断」を狙わず、検知やログ取得から段階的に運用へ移すのが現実的です。業務に影響が出やすい画面や機能を洗い出し、例外設定やホワイトリストを整備しながら、テスト期間を設けてチューニングするとよいでしょう。
運用が回らないと形骸化し、費用対効果を感じにくくなる
アラートの確認やログの分析、ルールの見直しが止まると、対策は形だけになりやすいです。通知が多すぎて対応しきれなくなったり、担当者が固定されず引き継ぎが途切れたりすると、導入したのに守れていない状態が生じます。
形骸化を防ぐには、運用の設計を先に決めておくことが欠かせません。アラートの優先度、確認頻度、対応フロー、月次の振り返り項目を最小限でよいので定めましょう。レポートやダッシュボードで「見るべき情報」を絞ると、運用を回しやすくなります。
対策範囲に抜けが残りやすく、単体導入では守りきれない場合も
サイバー攻撃は入口が多く、Web公開、端末、アカウント、外部委託先など、狙われる場所が分散しています。WAFだけ、アクセス制御だけといった単体導入では、フィッシングによる認証突破や内部不正、侵入後の横展開など、別ルートのリスクが残りやすいです。
抜けを減らすには、守りたい資産と攻撃経路を棚卸しし、必要な対策を組み合わせる視点が大切です。たとえばWeb公開が多いならWAFを軸にしつつ、アカウント保護や教育を追加するといったように、優先順位をつけて段階的に補強すると現実的に進められます。
サイバー攻撃対策ソフトの導入を検討しよう
サイバー攻撃対策ソフトは、外部からの不正侵入やマルウェア感染、情報漏えいといったリスクを抑えるうえで、企業の事業継続を支える土台になります。
一方で、導入直後の設定調整や運用設計を怠ると、誤検知で業務に影響が出たり、アラート対応が形骸化したりする恐れもあります。対策範囲の抜けを残さないためにも、サービス内容だけでなく、運用負荷やサポート体制、連携のしやすさまで含めて比較しましょう。
実際に、サイバー攻撃対策ソフトを導入する際には、次のポイントを意識することが大事です。
- 自社の守りたい対象に合うタイプか
- 導入後に運用が回る設計になっているか
- 日本語サポートや緊急時の支援が十分か
- 既存のID基盤やログ基盤、クラウド環境と連携できるか
- 課金単位や初期費用を含め、総額で納得できるか
サイバー攻撃対策ソフトをより深く検討したい場合は、各ベンダーのサービス資料を請求し、比較・検討するとよいでしょう。
