SurveyMonkey

導入事例 Hさん
- 男性 40代前半
- 小売/流通/商社系
- 従業員数 1,000人以上
- 人事総務
- 部長・課長クラス
※掲載情報はインタビュー対象者の導入当時のものであり、最新の仕様とは異なる場合があります。
導入前の課題:合併後の組織混乱と、属人化した旧システムの限界
―――まず、SurveyMonkeyを導入された当時の状況についてお聞かせください。
SurveyMonkeyを導入した当時は、2014年に全国の関連会社が合併し、ひとつの大きな組織に生まれ変わったタイミングでした。これまで異なる文化やルールで働いてきた社員が急に集まったため、現場での混乱や意見の対立が予想されていました。
特に、それまで現地で決裁できていたことが本社ルールに統一されるなど、本社との距離を感じる場面が増えることが懸念されました。そこで、組織のエンゲージメントを正しく把握し、現場の生声を収集するために満足度調査の導入が決定しました。
―――導入前はどのように調査を行っていたのでしょうか。
以前は、IBMのNotesで独自のデータベースを開発し、自社で運用していました。しかし、維持管理に専門的なSEの知識が必要で、ノウハウを持つ社員の異動や退職があると、メンテナンス対応が難しくなることがありました。
―――メンテナンスが困難になると、具体的にどのような支障が生じていましたか。
メンテナンスのたびに上司の許可を得て時間を確保し、前任者へのヒアリングを繰り返すことが常態化していました。前任・後任ともに業務負荷が増え、本来の業務が遅れるだけでなく、精神的なストレスも蓄積していました。こうした維持管理コストと、属人化のリスクを解消することが急務でした。
誰でも数十分で作れる手軽さと、多角的な分析
―――ツール選定にあたり、重視したポイントは何ですか?
無料で試せることと、アンケートフォームを誰でも簡単に作成できることを最重視しました。複数のシステムを比較検討した結果、最も手軽で操作性が良かったのがSurveyMonkeyでした。
―――実際に導入してみて、操作感はいかがでしたか?
操作はシンプルです。現在は、毎年ほぼ決まった内容のアンケートを数十分で作成し、社内掲示板などで案内を流すだけで運用できています。以前のようなシステム開発の知識は一切不要になりました。
―――運用面で特に評価している機能はありますか?
豊富なテンプレートも魅力ですが、特に回答者の都道府県、年齢、職種、役職など、さまざまな属性を掛け合わせて集計・分析できる点が重宝しています。手軽に多角的な分析ができるので、費用以上の価値があると感じています。
現場と経営の橋渡しが満足や信頼につながる
―――現在はどのようなフローで運用されていますか?
本社人事が作成したアンケートに対し、各拠点の担当者が回答リマインドやフォローを行います。集計後は、本社から現場の担当者へフィードバックがあり、その内容を県内の管理職と共有したうえで改善策を立案しています。
―――現場の反応で、印象的だったことはありますか?
当初は「設問の意味がわからない」「回答しても改善につながるイメージが持てない」といった声もありました。そこで、現場でのヒアリング結果を本社に伝え、設問の表現を見直してもらいました。その結果、翌年には「自分の考えが反映されやすくなった」という声が寄せられ、低迷していた満足度スコアも改善しました。
―――調査結果が実際の施策に結びついた事例があれば教えてください。
「システムの数が多くて生産性が低い」「紙文化から脱却したい」といった不満の声を受け、経費精算の電子化や基幹システムの一本化が実現しました。現場からは「出社しなくても完結する作業が増えた」と喜ばれています。
満足度調査が経営に反映されているという実感が、社員の信頼につながっていると考えています。
誠実なフィードバックが信頼を生む
―――最後に、従業員調査の運用において大切にされていることを教えてください。
調査することが目的にならないよう、常に意識しています。聞きっぱなしでは、かえって社員の不満が増幅しかねません。私たちは年に1回の方針説明会の場で、調査から見えた傾向と、それを受けて会社が取り組むことを、できる限り誠実にフィードバックするようにしています。
―――今後のSurveyMonkeyへの期待や、活用の展望はいかがでしょうか。
現状、日本語のローカライズやデザインのカスタマイズ性には少し課題もありますが、ツールとしての利便性は非常に高いです。今後も「できること・できないこと」を包み隠さず伝え、社員の生の声を経営の仕組みや風土の改善につなげていきたいと考えています。
SurveyMonkey
\ 稟議や社内提案にも使える!/
