高機能なツールを導入したのに、設定が複雑で結局ログを取るだけ。専任の担当者がおらず、たった1人で運用に追われる情報システム部門。業務改善を進めたくても、頼れる情報は現場へのヒアリングのみ。IT環境が複雑化するなかで、多くの企業が「ツールの形骸化」という壁に突き当たっています。
NTTスマートコネクト株式会社が提供するwakucone plusは、IT資産管理・セキュリティ・業務可視化という分断されがちな3つの領域を、1つのプラットフォームに統合したクラウドサービスです。専門知識がなくても使える直感的なUIに徹底的にこだわり、リスクの可視化から対処までをワンストップで完結させます。
今回は、同社ビジネスイノベーション部 アシスタントマネージャーの西澤一輝氏に、サービスの強みや導入企業で起きた変化、独自の開発思想から今後の構想まで詳しくお話をうかがいました。

<お話をうかがった方>
NTTスマートコネクト株式会社
ビジネスイノベーション部 アシスタントマネージャー
西澤 一輝氏
専門知識がなくても運用が回る IT資産管理・セキュリティ・業務可視化をワンストップで統合
――まずはじめに、wakucone plusがどのようなサービスなのか、初めて聞く方にもわかるように教えてください。
西澤氏: wakucone plusは、IT資産管理、セキュリティ、業務可視化といった、ITの運用に関わる
複数の領域を1つのプラットフォームで提供するサービスです。端末やアプリケーションの情報を収集・分析し、リスクや業務上の無駄を見やすいダッシュボードで可視化します。
さらに、検知した内容に対する対処までを直感的なUIで、専門知識がなくても誰でも簡単にワンストップで実現できる点が特徴です。分断されがちなIT運用を一体化し、実効性のある管理と改善につなげていく。それが私たちの目指しているところです。
――可視化だけでなく対処まで1つで完結するのですね。同じような課題を解決する他のサービスと比べたとき、最も大きな違いはどこにありますか。
西澤氏: 一番の差別化ポイントは、専門知識なしでIT資産管理やセキュリティはもちろん、業務可視化まで対応できる点です。
従来のツールは機能が複雑で、導入しても使いこなせず入れっぱなしになってしまうという問題がありました。wakucone plusは直感的なUIにこだわり、現場の誰もが使える設計にしているため、継続した運用が可能です。実際に他社ツールから乗り換えて、社内の運用率や活用度が一気に高まったというお客様からのお声をいただいています。専門知識や煩雑な運用を不要とすることで、人手不足の企業でも確実に運用を定着させられます。
そして、単なるセキュリティなどの守りの管理だけでなく、AIを用いた業務の視える化により業務改善まで踏み込むことができ、攻めの活用までワンストップで実行できる。これが他社にはない最大の強みだと考えています。
――守りと攻めの両方を1つのツールで担えるのは心強いですね。実際にお客様から「これが良かった」と特に評価されるのは、どういった点でしょうか。
西澤氏: 大きく3点あります。
1点目は、直感的な使いやすさと管理者の負担軽減です。ダッシュボードが見やすく、すぐに対処すべきアラートが一目でわかるという評価を非常に多くいただきます。導入時の設定も非常に簡単で、毎日の運用が負担なく継続できると好評です。
2点目は、リスクの早期発見と確実なセキュリティ対策です。情報の持ち出しや深夜・早朝の不審な挙動などを事前に検知し、インシデントの未然防止につながっているという評価をいただいています。USBの細かい利用制御もできますし、リスクを検知した後、管理画面から数回のクリックで即座に対処まで完了できる。この発見から対策までのアクション性の高さも、強みとして実感いただいている部分です。
3点目は、客観的なデータに基づく説得力のある業務可視化です。感覚やヒアリングに頼っていた業務実態がデータで客観的に見えるようになった、という評価も多くいただきます。繰り返し業務や労働時間の偏りが定量的に把握できるため、現場のDX推進や業務平準化に向けた根拠データとして活用いただいております。
なかでも継続利用につながっている特徴は、1点目の直感的な使いやすさと管理者の負担軽減だと考えております。
問題の事後確認にしか使えていなかった状況からの脱却 潜在的なリスクに対処可能に
――他社ツールから乗り換えて活用度が一気に高まった事例があるとのことでしたが、具体的にどのような企業で、何がどう変わったのか教えてください。
西澤氏: 特に印象的なのは、他社のツールから乗り換えられた700名規模の製造業のお客様からいただいたお声です。
このお客様は、以前のツールは操作が難しく、結局「問題が起きた後の確認」にしか使えていませんでした。しかしwakucone plus導入後は、誰でも使える直感的な画面とAIのリスク分析によって、潜在的なリスクに対して事前に対処ができるようになったと、大変喜ばれております。
変化が特に表れたのは、情報システム部門の業務です。セキュリティ対策や資産管理が求められるなかで、日々のヘルプデスク業務にも追われている状況でしたが、wakucone plusでは専門知識がなくても迷わずワンクリックでセキュリティ対処ができるため、リソースが限られた環境でも対応できる運用体制を確立されています。
――事後の確認しかできなかった状態から事前対処まで到達できたのは、大きな変化ですね。管理の手間という面では、導入の前後でどのような違いが生まれるのでしょうか。
西澤氏: PCなどのIT資産管理の手間が大幅に減ります。具体的な数値や回数でお伝えするのは少し難しいのですが、手作業の台帳更新をゼロにできるIT資産管理だとご説明しています。
効果がわかりやすく表れたお客様も、導入前はExcelでの台帳管理と、各拠点への確認作業をされていました。煩雑になりがちな、こうしたアナログ作業から脱却できます。棚卸しを月1回、あるいは年1回実施されているお客様であれば、リアルタイムで確認したいときに最新の状態が表示されるので、棚卸の時間そのものが必要なくなります。
さらに、長時間稼働していない端末でも自動で把握できるため、現場に潜む隠れた端末紛失リスクにもいち早く気づくことが可能です。
時短だけでなく議論の質も向上 実態の可視化で、現場からの提案や相談が増加
――業務可視化の面では、感覚に頼っていた状態からどんなデータが見えるようになるのでしょうか。
西澤氏: AIがPCの操作ログから定型業務を自動で仕分けし、各部署の業務実態を客観的なデータとして可視化します。具体的には、これまで半日かかっていた業務ヒアリングが、わずか1時間程度に短縮された事例もあります。
――半日が1時間というのは、かなりのインパクトですね。どのようなお客様での事例だったのでしょうか。
西澤氏: 自治体のお客様の事例です。このお客様は、DX推進に向けて外部のDXアドバイザーから支援を受けながら取り組みを進められていました。しかし、聞き手側が現場の情報や課題について十分理解していないため、ヒアリングでは想像や推測に基づいた議論になりがちという、根本的な課題も抱えていらっしゃいました。
wakucone plusを導入いただき、アプリケーションによる解析で業務実態を可視化したことで、現場のリアルデータに基づいて意思決定できる点が非常に有用であるというお声をいただきました。具体的には、組織全体や個人ごとの稼働時間や利用状況が可視化され、各部署の業務実態が一目で把握できるようになりました。その結果、課題や改善ポイントを素早く、かつ的確に特定することが可能になり、業務改善への道筋が開かれたと評価いただいています。
また、時間の短縮だけでなく、論点が明確になったことで議論の質そのものが向上したというお声もいただきました。印象的だったのは、現場から「こんな取り組みはどうだろうか」といった積極的な提案や相談が増え、職員ご自身の意識改革やモチベーション向上にもつながったという点です。具体的な提案の中身まではお聞きできていないのですが、データ分析によって課題提起と業務改善の精度が向上したという評価をいただいております。
――提案が現場から自発的に出てくるのは、理想的な形ですね。こうした成果が出やすいお客様には、どのような特徴がありますか。
西澤氏: これまでの導入事例を振り返ると、特に成果を出しやすいのは、DX推進や業務改善の意欲はあるけれど、現場の実態がつかめていない・確認する仕組みがないお客様だと思います。
残業を減らしたい、業務を平準化したいという目標があっても、これまではその根拠となるデータがありませんでした。しかし、客観的なデータを手に入れ、それが視える化された途端、論点の解像度があがり、議論のスピードが格段に上がります。データがあることで現場も納得しやすく、自発的な改善提案が出やすくなるため、組織の意識改革という大きな成果にもつながっています。
導入の壁は「設定が大変そう」という心理 迷わせない設計こそ最大のサポート
――こうした変化の手前で、導入前のお客様はどのような課題を抱えていることが多いのでしょうか。
西澤氏: 大きく3つの課題をうかがうことが多いです。
1つ目は、IT担当者様の業務過多です。世の中にあるIT資産管理ツールは高機能である一方で初期設定や運用の設定が複雑なため、結局ログを取るだけになってしまい、レガシー化してしまっているというお悩みが非常に多いですね。そうして一度挫折された企業様が、wakucone plusへの乗り換えを機にIT運用を確実に定着させるケースは多いと感じています。
2つ目は、DX推進の壁です。業務改善をしたくても、現場へのヒアリングや現場担当者の感覚に頼るしかなく、客観的なデータがないため社内の説得や、コスト効果算出などが具体化できず、一歩目を踏み出せないという課題です。
3つ目は、セキュリティ対策の不安です。リモートワークの普及により統制がとりづらくなったセキュリティ運用や、機密情報の持ち出しリスクを可視化したいけれど、ログを追跡する余力がないというお悩みをよくうかがいます。
――一度ツールで挫折した経験があると、次の導入にも慎重になりそうですね。実際に導入のハードルになりやすい点はどのようなものですか。
西澤氏: 一番のハードルは、IT資産管理やログ管理は初期設定や運用ルール作りが大変そうだという、心理的・リソース的な壁です。
ここに対して私たちは、あえて人による導入サポートに依存しない、プロダクト自体が実装を助ける仕組みを提供しています。マニュアルを読み込まなくても直感的に運用に乗るUI/UXこそが、私たちが提供する最大のサポートだと考えています。
UI/UXと運用支援の双方で共通して意識しているのは、運用担当者様の心理的・時間的なハードルを
極限まで下げることです。多機能なツールは設定画面や画面遷移が複雑になりやすく、いわゆる「設定迷子」に陥るなど、運用が定着しないハードルとなってしまいます。wakucone plusのダッシュボードは「今対処すべきリスクは何か」が一目でわかるよう情報をあえて絞り込み、次に何をすべきかという導線まで明確に設計しています。分析の専門知識がなくても、数回のクリックで直感的に次のアクションへ移れる。この体験にこだわっています。
もう1つは、初期構築や設定の手間を極限まで減らすことです。クラウド上でアカウントを開設すれば、最低限必要なアラート設定などが最初から設定されており、すぐに見たい情報が可視化される状態を作っています。また、充実したチュートリアルにより、最低限必要な初期設定も簡単に実施いただけます。自己完結できる直感的なUIと、初期設定の圧倒的な手間のなさがあるからこそ、多忙な1人情シスの環境でもツールがレガシー化せず、無理なく毎日使い続けていただけると考えています。
――ツールを入れて終わりにしないために、企業側で意識しておくとよいことはありますか。
西澤氏: 最大のポイントは、情シス部門だけで抱え込まず、全社で共有してアクションにつなげることだと思います。
wakucone plusは専門知識がなくても使えるため、情シスがセキュリティ対策に使うだけでなく、現場の管理者や経営陣にもデータを共有し、働き方改革やDX推進に活かすことができます。実際、うまく活用できているお客様は、情シスと経営層がデータを密に共有いただいているお客様だと感じています。
また、AIが自動でリスクや業務の無駄を分析しますので、ツールを入れて把握するだけで終わらせず、直感的な画面からすぐに対処する、改善するという行動に移していただくこと。これがwakucone plusの価値を最大限に引き出すための重要なポイントです。
IT管理の負担を極限まで減らす 開発を貫く2つの判断基準
――プロダクト主導で定着を支える仕組みは、どのような開発・運営体制から生まれているのでしょうか。
西澤氏: 運営・サポート体制における強みは、AIが分析をアシストすることで、専門担当者が不在の企業様でも異常をいち早く検知し、お客様ご自身で即座に対処できるシステム基盤を持っている点です。
そして開発面での最大の強みは、NTTグループとしての安定した基盤と、スタートアップのようなスピード感・技術への挑戦を両立している点です。
wakucone plusは、PCの操作ログなど、お客様の非常にセンシティブな重要データをお預かりします。ここで求められるのは、データが安全に守られており、かつシステムが止まらないという安定感です。これを実現するNTT基準の強固な運用体制は、お客様の導入の決め手の1つになっていると思います。
その安定した基盤があるからこそ、開発においてはアグレッシブに動くことができています。約30人のチーム内に営業、企画、開発のすべての機能を揃えており、お客様の声をタイムラグなく共有し、部署をまたぐ調整なしでスピーディーに機能へ落とし込む、非常にアジャイルな開発体制を持っております。
――営業から開発まで同じチーム内にあるのは、意思決定がかなり速そうですね。その体制が活きた事例などはありますか。
西澤氏: 直近では、勤怠管理サービスとの連携機能をスピード感を持って進めていました。
機能の詳細はまだお話しできないのですが、勤怠情報とPC操作ログのズレや、そこからわかるアラート情報を見たいというご要望をお客様からいただき、対応することになりました。こちらは開発要望から数ヶ月でベータ版のリリースにいたりました。
――要望から数ヶ月でベータ版まで到達できるのは、かなりの速さですね。機能を増やすだけでなく、使いやすさや成果実感はどのように担保されているのでしょうか。
西澤氏: まず開発の前にモックを作成し、実際にUIをお客様に見ていただくようにしています。そのうえでヒアリングを進め、使いやすい、使いにくいという評価をいただきます。さらに正式リリースの前には、ベータ版として特定のお客様に機能を使っていただき、ヒアリングや改善要望をもとに開発を進め、修正をしています。
検証で必ず確認しているのは、私たちが一番のポイントに置いている直感的な使いやすさと対処のしやすさから、ズレていないかという点です。
その前段のお客様の声は、営業やサポートチームを通じて集約し、企画・開発チームで共有しています。ただし、声を単なる機能の要望リストとして捉えるのではなく、その裏にある真の課題は何かを徹底的に深掘るようにしています。たとえば「このデータが見たい」というご要望があった際、そのままグラフを追加するのではなく、なぜそのデータを見たいのか、どういうアクションを起こしたいのかまでヒアリングし、本質的な業務改善につながる、より洗練された機能として反映しています。
――ご要望をそのまま機能にするのではなく、裏側にある課題まで掘り下げているのですね。そうした判断の根底には、どのような思想があるのでしょうか。
西澤氏: 私たちが最も大切にしているのは、IT管理の負担を極限まで減らし、働く人がワクワクできる未来を作るという思想です。
もともとこのサービスの前身に、wakuconeという製品がありました。この名前には、ワーク=仕事をコネクト=つなぐことで、もっとワクワクできる未来を提供したいという私たちの強い思いが込められています。そして昨年、IT資産管理などのセキュリティ機能を大幅に強化し、wakucone plusとして再リリースを行いました。この「プラス」には、単に機能を追加したという意味だけでなく、お客様に確実な守りの基盤を提供する価値をプラスしたという意味があります。
IT管理ツールはどうしても「監視されている」「管理が面倒」といったネガティブなイメージを持たれがちです。しかし私たちは、直感的なUIやAIの力で、その負担を限りなくゼロに近づけたい。そして、そこで得られた客観的なデータを使って、現場から自発的な業務改善が生まれたり、部署間のコミュニケーションといった新しいつながりが生まれたりしてほしいのです。入れて終わりのツールではなく、お客様の組織全体がワクワクと前を向けるプラットフォームを作ること。それが私たちの開発の指針です。
機能開発の優先順位も、この思想から2つの基準で決めています。1つ目は、お客様の課題解決にいかに早く直結するか。これはアジャイルな体制を持つ私たちの大前提です。ただ、それだけでは、ただの便利な管理ツールで終わってしまいます。そこで2つ目に、新しい技術への挑戦を通じてお客様がワクワクする価値を生み出せるかを強く意識しています。確実かつスピーディな課題解決という実用性と、先端技術を駆使したワクワクという革新性。この両輪を高い次元で両立させることが、私たちのぶれない意思決定の軸です。
管理と分析はすべてツールが巻き取る 人が創造的な仕事に専念できる未来へ
――今後、特に注力したい領域や構想はございますか。
西澤氏: 大きく2つあります。
最も優先度が高いのは、シャドーIT・シャドーAI(管理者が把握していない未承認のSaaSやIT機器の利用)対策、つまりSaaSの管理機能の強化です。近年、業務のクラウド化が進む一方で、管理者が把握しきれていない未承認のSaaS利用が、情報漏えいなどの大きなセキュリティリスクとなっています。
私たちはwakucone plusの強みであるPC操作ログの収集・蓄積と俯瞰的な可視化の技術を活かし、現場でどんなSaaSが使われているかを自動で把握し、管理できる仕組みをさらに強化していきます。こちらは2026年中にベータ版のリリースを計画しています。
2つ目は構想段階ではありますが、集めたログから業務フローそのものを見える化するというものです。これまでは、どのアプリを何時間使っているかといった業務実態の可視化が中心でした。今後はそこからさらに踏み込み、点と点のログをつなぎ合わせることで、お客様の現場で実際にどのようなフローで業務が回っているのかを客観的なデータとして浮かび上がらせる技術も視野に入れています。そうすることで、お客様の業務改善はさらに加速するはずです。
――どちらも既存の強みの延長線上にある構想ですね。市場環境や技術トレンドを踏まえると、今後どのような変化を見据えていらっしゃいますか。
西澤氏: 私たちが注目しているのは、まさにシャドーIT・シャドーAI対策にも通じるAIの普及、そして人間とシステムの関係性の変化です。
ガートナー社は、2028年までに日常業務における意思決定の少なくとも15%がエージェント型AIによって自律的に行われると予測しています。※1また同社のCIO調査では、2030年にはIT業務の25%をAIが単独でこなすようになるという見通しが示されています。※2
これまでのIT資産管理やセキュリティ対策は、膨大なアラートを人が目視で確認し、判断して対処する、人間中心のプロセスが当たり前でした。しかし今後は、AIが裏で自律的にセキュリティや業務状況を監視し、異常時だけ人間が介入する世界、そして最終的にはAIが完全自律で処理を行う世界へと移行していくと考えています。
人が頑張ってデータを監視し対処する時代から、データとAIが自律的に組織を守り、人はより創造的な仕事やメンバーのケアに専念する時代へ。そうしたシフトを見据え、それに適応するプラットフォームづくりを進めています。
※1 出典:Gartner「Gartner Identifies the Top 10 Strategic Technology Trends for 2025」(2026年10月6日閲覧)
※2 出典:Gartner「Gartner Survey Finds AI Will Touch All IT Work by 2030」(2026年10月6日閲覧)
――その先に目指している、プロダクトとしての理想像を教えてください。
西澤氏: 私たちが目指す理想像は、セキュリティ対策やデータ分析を自動化し、人がより創造的な仕事に集中できるようにするプラットフォームになることです。
IT資産管理やセキュリティ領域では、検知から対処までの完全自動化を目指します。直近ではアラートをよりわかりやすく、すぐに直感的に対処できる機能を充実させていますが、将来的には人の手を介さず、システムが裏側で自動的にリスクを排除する世界を作りたいと思っています。
データ分析の領域では、人が直接ログを見て課題を探すのではなく、システム側がレポートを通じてお客様自身も気づいていない課題を明らかにし、先回りで提案する状態へと進化させたいですね。
AIが得意な管理や分析は、wakucone plusがすべて巻き取ります。そうして人は、その先にある「どう業務を変えていくか」というDXの実現や、創造的なワクワクする業務に集中できる環境を作りたいと考えています。wakuconeという名前の由来でもある、働く人がワクワクする未来を作り出すこと。それが私たちの追い求めるプロダクトの理想像です。
――最後に、導入を検討している企業のご担当者へメッセージをお願いします。
西澤氏: IT資産やログの管理を、ただの守りの業務で終わらせないでください。そこから得られるデータは、企業を成長させる宝の山だと思います。面倒な設定やデータ分析はwakucone plusにお任せいただき、皆様にはぜひ、ツールから得られた事実をもとに、社内環境の改善といった攻めのIT推進に時間を使っていただきたいと思います。
特に次の3つの課題をお持ちの企業様には、ぜひご利用いただきたいです。1つ目は、他社のツールを導入したものの、難しくて使いこなせず放置している企業様。2つ目は、専任の情シスがおらず、1名体制で運用に追われている、いわゆる1人情シスの企業様。3つ目は、業務改善を進めたいけれど、客観的なデータがなく具体的な一歩を踏み出せない企業様です。
まずはお気軽にお問い合わせいただければと思います。お問合せをお待ちしております。
