ログ監視とは?ログ監視の基本を徹底解説!役割・項目など
本記事で掲載しているログ監視ツールや、紹介しきれなかったログ監視ツールの機能・価格をもっと詳しく比較したい方はこちらからご覧になれます。ぜひツール選定の参考にしてみてください。
ログ監視を導入しよう!
インターネットで何でもできる時代だからこそ、気をつけなければいけないのがネットワークセキュリティです。企業や組織の中でも情報漏えい対策を万全に行わなければなりません。マルウェアなどの不正プログラムといった外部からの脅威はもちろんですが、組織内部からの不正アクセス・不正操作などの脅威は無視できません。
そんな内部からの脅威を防ぐツールとして、ログ監視を紹介します!
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ログ監視とは?
そもそもログとは
ログ監視を説明する前に、「ログ」というものの定義に触れておきます。ログというのは、パソコンの使用履歴のことをいいます。どんなソフトを開いたか、ウェブ上でどのサイトのどのページをどれぐらい見たか、という記録がログと呼ばれています。

ログ監視
ログというのが単純な情報の集まりを指すのに対して、ログ監視はその集めた情報をもとに異常なログの発生を通知するツールやシステムのことをいいます。
ログ監視サービスをすぐに導入したい!という方はこちらの記事をぜひ参考にしてください。
ログ監視の目的
ログ監視を行うことで、従業員がそれぞれのパソコンで何をしていたのか一目瞭然になります。内部からの情報漏えいが起こった場合に、個人を特定するのが容易になりますし、情報漏えい発生の抑止力にもなります。
ログ監視ツールのススメ
ログの監視にはログ監視ツールの活用が欠かせません。問題が起こった時に、ログ監視ツールがないと個人を特定するのに膨大な時間がかかります。

一方、ログ監視ツールを使えば問題の箇所を簡単に特定できるので個人をあぶり出すのも容易です。

ログ監視ツールでできること
ここからはログ監視ツールでできることを詳しく解説していきます。
ネットワーク監視
ネットワーク監視機能を活用すれば、ネットワークに接続している機器に対して監視項目を設定し、自動的に収集・設定可能です。ネットワークに接続しているかの状態確認から、ネットワークのレスポンス速度まで計測できます。
各状況の可視化
ネットワーク機器の稼働状況や性能に関する監視状況を見える化可能です。状況を素早く認識し、判断できます。
ネットワークセキュリティの意識を持とう
ネットワークに接続さえすれば誰でも会社の重要な書類にたどり着ける。なおかつ、ログの監視・管理はしていない。その状況、非常に危険です!ログ監視を利用すれば従業員の動きを容易に把握できるようになります。ツールの導入を含めてぜひ検討してみてください。
- 暗号化通信を簡単に録画・保存・確認
- 共通アカウントの利用者も特定可能
- 影響を最小限におさえて導入可能
CryptoAuditorは、暗号化通信の操作内容を通信経路上で取得・記録し、サーバー管理者と管理プロセスを監視するシステムです。取得した操作記録は管理画面から動画で簡単に確認でき、SSH通信の場合は文字列の検索も可能です。また、共通アカウントを複数人で利用している場合でも、どの管理者がログインしたかを可視化できます。現在使用しているネットワーク環境をそのまま活用できるなど、導入時の影響をなるべく最小限に抑えられるポイントの1つです。
KeeperPAM - Keeper Security APAC株式会社
- 特権ID管理システムとしてゼロトラストでアクセスを厳格化
- 不正操作を検知するとAIがセッションを強制的に終了
- 多要素認証をすべてのシステムに強制適用
KeeperPAMは、ネットワークを介した重要なリソースへのアクセスを保護、管理できるPAMプラットフォームです。ゼロトラストネットワークアクセスを統合しており、ネットワークの内外を問わずアクセスを制御可能です。AIによる脅威検知機能により、サーバーやデータベースへの接続時に、不審な操作や異常な挙動を検知した場合、自動でアクセスを強制中断します。
WEEDS Trace - ウイーズ・システムズ株式会社
- 作業者を本人を特定可能
- 各種OS・DBから操作ログの収集、各種レポート出力可能
- 作業内容の問題を各種レポートを用いて監査可能
WEEDS Traceは、利用の制限、適切な担当者への割り当て、利用状況の把握、利用内容の分析をする特権ID管理ツールです。操作ログを漏れなく取得し、ログを自動的に監査します。自動化により、管理にかかる負担は大幅に軽減されます。
- 業界トップクラス、15種類の操作ログを取得
- シンクライアント環境での操作ログ取得を実現
- アクティブ時間(実稼働時間)の取得が可能
セキュリティを強化するため、詳細なユーザー証跡管理を行うにはクライアントの操作ログが必要です。MylogStar(マイログスター)は物理環境・シンクライアント環境にかかわらず、精度の高いログ収集力でPC操作ログなどを取得できます。また、取得したPC操作ログは直感的な管理画面で効率的に管理・活用ができるのです。 MylogStarはクライアント操作ログ管理の専用製品です。
MylogStar FileServer - 株式会社ラネクシー
- 198,000円 からと低価格かつ高機能
- ピンポイントで優れたログ収集力
- 管理サーバー不要
MylogStar FileServerは監視対象を機密情報が保存されたファイルサーバーに絞って、ピンポイントに監視対象のサーバーに直接インストールすることにより、ファイルサーバー内でデータの入出力やユーザーの操作を監視することでセキュリティを保つ、ファイルサーバーアクセスログ管理ソフトです。管理用のサーバーを別途用意する必要がなく、PCへのエージェントをインストールも不要の為、低価格で手軽なログ管理を実現します。投資予算を抑えた情報漏えい対策を検討中の企業にオススメのサービスです。
Eye“247” Work Smart Cloud - 株式会社フーバーブレイン
- パソコンの操作ログを1分単位で自動取得
- Wi-Fi接続履歴、ぜい弱性ソフトや禁止アプリの監視に対応
- 不審操作を管理者にアラート通知
Eye“247” Work Smart Cloudは、パソコンの操作ログの監視によって内部不正や情報漏えいを未然に防ぐPCログ管理ツールです。作業ログや印刷ログ、USB使用履歴、ファイル操作履歴、Wi-Fiの接続履歴など多様なログを記録します。
個人情報や機密情報を含むファイルを特定し、削除されるまで追跡できるほか、禁止ソフトウェアの利用制限、不審操作の検知通知なども可能です。操作ログをもとに業務内容の可視化から情報漏えい対策、セキュリティ対策までサポートします。
紹介したログ監視サービス以外も気になる方はこちらの記事をぜひ参考にしてください。
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