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スマートキャンプ、マネーフォワードグループへ参画 - SaaS普及を加速

最終更新日:(記事の情報は現在から1837日前のものです)
スマートキャンプは11月中をめどに、マネーフォワードグループへの参画を発表しました。M&A金額は約20億円と、マネーフォワード社史上最大規模のM&Aとなります。

スマートキャンプ、マネーフォワードグループへ参画 - SaaS普及を加速

SaaS比較サイト「BOXIL(ボクシル)」を運営するスマートキャンプは2019年11月11日、マネーフォワードグループへの参画を発表しました。マネーフォワードが当社の株式72.3%を11月中に取得する予定です。

スマートキャンプは、「テクノロジーで社会の非効率を無くす」をミッションに、SaaS企業のマーケティングソリューションを提供しています。

主要事業である「BOXIL(ボクシル)」は、SaaSプロダクトを提供している企業が、効率的に見込顧客を獲得できるマーケティングプラットフォームです。掲載サービスは1,000種類以上にのぼり、SaaS導入希望企業は、各サービスの評価をもとに比較検討、資料請求ができます。

このほか、インサイドセールスを支援するBPO「BALES(ベイルズ)」および、インサイドセールスに特化したSaaS型CRM「Biscuet(ビスケット)」を通じて、見込顧客に対する営業の効率化を支援しています。

マネーフォワードは、クラウド型会計ソフトや経費精算ソフトなどを含む8つのサービスから成る「マネーフォワード クラウド」に加え、自動記帳ソフト「STREAMED」や経営分析ソフト「Manageboard」を提供し、バックオフィス業務の効率化を支援しています。

今回のグループ参画により、両社は事業展開の加速を図ります。主に次の3点が挙げられます。

(1)シナジー創出による両社事業の成長加速
・BOXIL、マネーフォワード クラウドそれぞれのデータを活用し、SaaSレコメンドエンジンを開発(予定)
・スマートキャンプのメディア運営ノウハウを活用し「マネーフォワード クラウド」の新規顧客獲得を加速

(2)オフライン事業への本格的な展開
当社サービスの見込顧客獲得を推進すべく、全国に拡がるマネーフォワードグループのネットワークを活用し、オフライン事業(展示会など)を本格的に展開

(3)人材交流及びノウハウ共有による経営力強化

今回のM&Aはマネーフォワード上場以降4社目、過去最大規模となります。スマートキャンプとマネーフォワードは、「テクノロジーで社会の非効率を無くす」という志を共にし、マーケティングとプロダクトの両面からSaaS普及に貢献。中小企業、ひいては日本全体の生産性を上げ、経済成長の牽引者になることを目指します。

スマートキャンプCEO古橋(左)、マネーフォワードCEO辻(右)

※2020年4月8日編集部追記:設定変更に伴い記事を更新しました。掲載内容は公開当時のものです。

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