アンドロイド向け名刺管理アプリ人気比較13選!導入・活用事例【保存版】

目次を閉じる
- 名刺管理アプリとは
- Android向け名刺管理アプリの始め方・使い方
- アンドロイド向け名刺管理アプリの選び方
- プライバシーマークがついているかどうか
- 保存できる名刺データの件数
- 名刺データ化の方法
- おすすめのアンドロイド対応名刺管理アプリ・ソフト13選比較
- Sansan
- 名刺de商売繁盛
- Eight Team
- トーニチ ネクスタ メイシ
- ホットプロファイル
- Knowledge Suite
- myBridge
- PHONE APPLI PEOPLE for Salesforce
- SmartVisca
- bizcompass
- CAMCARD BUSINESS
- 名刺管理のメイシー
- Wantedly People
- 名刺管理アプリ導入・活用事例
- 導入例:R社(建設事業)
- 導入例:C社(広告事業)
- 導入例:S社(通信機器商社)
- 名刺管理アプリのメリット
- 検索性が高まる
- 携帯性が高まる
- 情報共有が進む
- アンドロイド名刺管理アプリで効率性を高めよう
- BOXILとは
名刺管理アプリとは
名刺管理アプリとは、集まった名刺をスキャンしてデータ化するものです。すぐに情報が呼び出せてかさばることもないため、規模の大小に関わらず名刺交換をする企業や組織にとって必須のアイテムと言えます。
Android向け名刺管理アプリの始め方・使い方
多数の名刺管理アプリがリリースされています。まず気に入った名刺管理アプリを「Google Play」からダウンロードします。
その後、交換した相手の名刺を撮影し、データを取り込みます。多くの名刺は白地か明るい色の紙に印刷されている場合が多いので、撮影する際に黒い手帳や濃い色の表紙のノートなどを下敷きにすると綺麗に撮影できます。
アンドロイド向け名刺管理アプリの選び方
名刺管理アプリを選ぶ際には、価格や名刺管理以外の機能にも注目すべきですが、主に次の3つのポイントを押さえておくといいでしょう。
- セキュリティの信頼性
- 保存できる名刺データの件数
- 名刺をデータ化する際の方法
プライバシーマークがついているかどうか
名刺管理アプリでは、顧客の個人情報を管理します。そのため、セキュリティが強固なアプリを選ぶ必要があります。
プライバシーマークは企業の個人情報の取り扱いが適切であると認められた証拠であり、信頼性を検討するうえでひとつの目安になります。どのアプリを選ぶか迷ったら、確認しておくとよいでしょう。
保存できる名刺データの件数
保存できるデータの件数を確認しておきましょう。もし無料のアプリを使う場合は、データ制限がある場合が多いので、注意が必要です。
データ件数の目安としては、手元にある名刺の枚数にくわえて、毎年どの程度増えるかも考慮して選ぶとよいでしょう。
名刺データ化の方法
ほとんどの名刺管理アプリが、画像化された名刺のテキストを自動で読み取るOCR機能を導入しています。スマートフォンで撮影するだけで読み取ってくれますが、判別しにくく、うまくデータ化されないこともあります。
有料のアプリはデータ化の精度が優れていることが多いので、不安な場合は有料アプリを選んでおいた方がよいでしょう。さらにオペレーターによるデータ補正サービスがあれば安心です。
おすすめのアンドロイド対応名刺管理アプリ・ソフト13選比較
数ある名刺管理アプリの中でも、特に人気があり使い勝手の良いアンドロイド対応のアプリを紹介します。
また、本記事で紹介する名刺管理アプリのさらなる詳細はこちらからご覧になれます。
- スキャンするだけで99%の精度の名刺データ化
- 顧客管理DBを自動構築
- 一括メール配信や自動ニュース配信で見込み客を発掘
Sansan(サンサン)は、社内にあるすべての名刺を集約することで「名刺を企業の資産に変える」 出会いの価値を最大化する、企業向け名刺管理サービスです。ユーザは名刺をスキャンするだけで、名刺情報は入力オペレーターにより正確にデータ化され、クラウド型アプリケーションを通して組織内で名刺情報を共有できます。
初期費用 | 月額 | 付属機能 | オプション |
---|---|---|---|
- | プランに応じて変動 | OCR(文字認識) | オペレーター入力代行・外部連携・Sansanスキャナ月額 10,000円/台 |
名刺de商売繁盛 - ヤマトシステム開発株式会社 ソリューション事業本部 ビジネスソリューション部
- 登録した取引先への電話や地図検索をワンタップで実行
- 紐づけ登録した商談情報を参加者や報告先へメールで共有
- メール配信とアンケートのオプション機能
名刺de商売繁盛は、商談数や受注率のアップを支援する名刺管理システムです。スマートフォンやタブレット、複合機から名刺情報を取り込め、取引先の特徴や商談記録などを紐づけ管理可能です。
名刺情報をもとに取引先の組織図をツリー表示しながら、社内人材とのつながりを可視化してくれます。設定した共通タグや個人タグで抽出した名刺情報をもとに、オプションでのメール配信や、自動集計できるアンケートなどを実施できます。
初期費用 | 月額 | 付属機能 | オプション |
---|---|---|---|
0円 | 30,000円 | オペレーター入力代行(40円/枚) | メール配信機能/アンケート機能 |
※金額はすべて税抜
Eight Team - Sansan株式会社
- 共有した名刺を社員同士で検索、閲覧
- 接点のある同僚にその場でメッセージ
- 共有された社内の全名刺を一括でダウンロード
Eight Teamは、名刺情報を正確にデータ化して管理できる「Eight」の企業向け有料プランです。Eightの基本機能に加えて、社内のEightユーザーが保有する名刺情報を本人の承諾のもと、一括管理・共有でき、会社の資産として有効活用できます。Eightについては記事内で後ほど説明しています。
初期費用 | 月額 | 付属機能 | オプション |
---|---|---|---|
- | 基本使用料12,000円+アカウント料1人400円 | OCR・オペレーター入力代行 | 名刺スキャン代行サービス |
※新規契約に限り10名までは無料、11名以上1人月額400円
トーニチ ネクスタ メイシ - 東日印刷株式会社
- 名刺の読み取り精度向上のためのAIを搭載
- 大手新聞社やメーカー、商社など豊富な導入実績
- 追加料金なしで名刺を無制限に登録可能
トーニチ ネクスタ メイシは、名刺情報の検索や登録が効率化できる法人向け名刺管理です。名刺の誤りを一度補正をすれば、次回からは類似の名刺を正しく認識してくれます。読み取れば読み取るほど精度が向上します。
メモ書き機能では、名刺ごとに15,000字もの入力ができ、名刺の交換相手の特徴や商談時の内容など詳細に記録可能。自動名寄せ機能では、メールアドレスと氏名が一致する人物は自動的に統合してくれるので、新しい名刺情報をすぐに確認できます。他にも、タグ付け機能や非公開設定、オンライン名刺交換機能など、名刺管理に必要な機能を豊富に搭載しています。
※公式サイト:トーニチ ネクスタ メイシ
初期費用 | 月額 | 付属機能 | オプション |
---|---|---|---|
0円 | 660円/1ユーザー(税込) | OCR(文字認識) | - |
- 高精度なデータ化
- 会社の組織図の自動生成
- メール開封状況、Webサイトへのアクセス状況まで把握
ホットプロファイルは、名刺管理・営業支援・マーケティングという売上向上に必要な3つの要素を連動させて営業効率と売上を高められるツールです。
名刺から得られる顧客情報などの面倒な入力作業を自動化、その情報を使った営業メールを送ることでメールの開封、Webアクセス履歴がわかります。
初期費用 | 月額 | 付属機能 | オプション |
---|---|---|---|
0円 | 3,000円/1ユーザー | OCR(文字認識) | SFAパック:1ユーザー/4,500円/月 |
Knowledge Suite - ナレッジスイート株式会社
- スマホからもスキャナからも取り込み可能
- 文字認識+オペレーター入力による高精度のデータ化
- 高セキュリティ完備
Knowledge Suiteは、SFAやCRMなど営業に必要な機能を標準装備している名刺デジタル化サービスです。国内法が適用される国内大手IDCでの運用されており、文字認識エラーが出た場合はエラー文字のみを国内オペレーターが目視補正しているので、極めて安全に管理されています。
初期費用 | 月額 | 付属機能 | オプション |
---|---|---|---|
0円 | 50,000円〜 | OCR・オペレーター入力代行 | - |
myBridge
- 名前・会社名・部署・役職などで検索可能
- すべての機能が無料
- オンライン名刺機能
mybridgeは、国民的SNSであるLINEによる名刺管理サービスです。登録したデータは、名前や会社名などさまざまなキーワードで検索可能。LINEやメールで簡単に名刺共有ができるほか、URL送付で名刺交換ができるオンライン名刺機能もあります。
また1日あたりに入力できる名刺の枚数に上限はなく、すべての管理機能が無料で利用できます。無料で名刺管理アプリを使いたいなら、必ずチェックしておくとよいでしょう。
PHONE APPLI PEOPLE for Salesforce - 株式会社Phone Appli
- スマホ/スキャナから簡単に名刺登録
- Salesforce上へのリード・取引先登録からメール配信まで全て自動化
- 5年連続Web電話帳シェアNo.1
PhoneAppli for Salesforceは、名刺情報をSalesforce上に取り込める名刺管理アプリです。名刺情報を登録したら、設定した閲覧範囲で社内共有が可能です。連絡先をクラウド上で一元管理し、 キーワードから検索することができます。マーケティングオートメーションツールAccount Engagement (旧 Pardot)と連携することで、名刺の取り込みから最短1時間で自動メール配信が可能になります。
初期費用 | 月額 | 付属機能 | オプション |
---|---|---|---|
15,000円~ | 300円〜 | OCR・オペレーター入力代行・Salesforceと連携 | - |
SmartVisca - 株式会社サンブリッジ
- スキャン・カメラ撮影して送信するのみ
- 日々の営業やマーケティング活動に有効
- Salesforce1モバイルアプリで名刺情報を活用
SmartVisca(スマートビスカ)は、名刺情報を正確にデジタル化し、Salesforce組織上で名刺管理および取引先・取引先責任者の管理を実現するSalesforce専用のクラウド名刺管理サービスです。名刺情報はSalesforce組織に取り込まれ、その他のサーバーには残りません。デジタル化された名刺情報はSalesforce組織上で一元管理されるため、IDやデータベースの二重管理も発生しません。
初期費用 | 月額 | 付属機能 | オプション |
---|---|---|---|
50,000円 | 10,000円〜 | OCR(文字認識) | オペレーター入力代行・Salesforce連携 |
- 簡単なアップロード
- 名刺データ化代行サービス
- すべての通信にSSL通信を採用
BizCompassは、個人向け名刺管理サービスの気軽さと、ビジネス向け名刺管理サービスの必要な部分をしっかり備えたシンプルなサービスです。社内名刺を「資産」として一括管理し、あらゆるビジネスシーンにおいてスマートで安全に使える名刺管理サービスの決定版です。
初期費用 | 月額 | 付属機能 | オプション |
---|---|---|---|
48,000円 | 5,000円〜 | OCR(文字認識) | オペレーター入力代行・Salesforce連携 |
CAMCARD BUSINESS - ワウテック株式会社
- 圧倒的なデータ化速度
- 簡易SFA機能
- 17か国語に対応
CAMCARD(キャムカード)BUSINESSは、全世界で1億1,000万人以上のユーザー数を誇る名刺管理アプリ「CAMCARD」のビジネス向けソリューションです。名刺をスマホで撮影するだけで即データ化できるため、名刺管理の手間を一気に削減してくれます。さらに、その撮影したデータを全社内ですぐに共有できるため、いつでも社内の人脈を確認ができます。
初期費用 | 月額 | 付属機能 | オプション |
---|---|---|---|
0円 | 1,400円〜/1ユーザー | OCR(文字認識) | オペレーター入力代行・外部連携 |
- Google感覚で使える名刺ソフト
- 充実した連携サービス
- 安心のセキュリティ
名刺管理のメイシーは、自動入力や使いやすい検索機能を搭載し、手作業でも高い精度を保っています。携帯でも見ることができ、名刺情報の共有が可能です。名刺を送るのも面倒という場合は「出張スキャンサービス」が利用できます。
初期費用 | 月額 | 付属機能 | オプション |
---|---|---|---|
0円 | 2,178円(税込) | OCR(文字認識) | オペレーター入力代行25円/枚(13項目)・外部連携 |
Wantedly People
- 200万人が使う、無料名刺管理アプリ
- 人工知能が複数の名刺をリアルタイムで解析&即時データ化
- 受け取った名刺すべてを1回の撮影で同時に読み込み、即時データ化され、 連絡帳に追加
Wantedly Peopleは、すべての名刺情報は、人工知能によって処理されるので、情報が漏れる心配がありません。 通信はTLS プロトコル v1.2 (SSL)を用いて暗号化されており、 送信されたデータは高い信頼性とセキュリティ水準を持つデータセンターにて厳重に保管されています。
初期費用 | 価格 | 付属機能 | オプション |
---|---|---|---|
0円 | 0円 | OCR(文字認識) | - |
名刺管理アプリ導入・活用事例
では次に、実際に名刺管理アプリを導入した企業の事例を紹介します。
導入例:R社(建設事業)
東京新宿の年商300億円を超える建設事業を手がける企業で、名刺管理サービスSansan(サンサン)が導入されました。
生産性向上と営業機会の拡大化を目指して、名刺管理サービスが使われています。
このツールにより、今まで個人管理だった名刺を個人の枠を超えて一社員の出会いを全社員が共有できるようになったそうです。
また、ツールを導入することで、部門・会社を超えて営業のチャンスを拡げ、全社員の共通する人脈を可視化し、多角的に業務を遂行が実現しました。
導入例:C社(広告事業)
広告メディア事業とヘルスケア事業を行っている企業です。
名刺管理サービスBizCompassの導入で月額費用を約20万円削減できました。
外出が多い営業担当者がスマホで位置情報を確認し、メールアドレスや電話番号といった企業の基本情報をデータ管理することは非常に大切度と考えており、効率よく活動するために効果を発揮しているようです。
導入例:S社(通信機器商社)
兵庫県姫路市に本社を置く、中堅の通信機器商社です。以前は名刺管理ツールとは別に、メールの配信やWebのトラッキングができるツールを導入し、組み合わせて使っていました。
ホットプロファイルの名刺管理だけではない、Webトラッキング機能が決め手となり、導入後はデータ化した名刺に対してメールを送り、その後の効果が目で見てわかるようになったため、今では能動的に活用する営業マンが増えました。
名刺管理アプリのメリット
検索性が高まる
アナログ方式の名刺管理を行う営業職の男性を対象にした調査では、1年間でもらう名刺の枚数は平均1人1,173枚、名刺探しや管理に費やす時間は1年間で約10時間を超えているということがわかっています。
名刺管理にアプリやソフトを導入しデジタル形式にすれば、キーワードを入力するだけで情報がすぐに呼び出せるようになります。
携帯性が高まる
アナログで名刺管理をしていると、どんどん名刺が増えていき、営業で持ち歩くには不便を感じる重さになってしまいます。その点名刺管理アプリなら、スマートフォンひとつですべての情報が持ち歩けるため、携帯性に優れているといえるでしょう。
情報共有が進む
社内で名刺管理アプリを導入すれば、名刺データの共有ができるようになります。昇進や転職などで名刺データはどんどん新しくなっていきます。一括で名刺データを管理できれば、データの齟齬も解消できるようになり、業務効率化が進むといえるでしょう。
その他の名刺管理アプリを利用するメリットに加え、デメリットについても詳しく解説してます。

アンドロイド名刺管理アプリで効率性を高めよう
ビジネスの効率化を図るうえで名刺管理アプリの導入は避けては通れません。名刺管理アプリの機能をもっとよく知れば、ツールの効果を最大限に引き出して生産性をアップできます。
名刺データに営業活動を結びつけて最初に名刺をもらったのは誰か、所属が変わったのはいつかなどの履歴管理もできます。
そして、相手に対して自社の誰がどのようにアプローチをしてきたのか、営業報告や商談の記録、スケジュールやタスク進捗が見えるようにすることで、戦略的なビジネスを行えるようになります。

BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
- BOXIL Magazineの会員限定記事が読み放題!
- 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
- 約800種類のビジネステンプレートが自由に使える!
BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。
BOXIL SaaS質問箱は、SaaS選定や業務課題に関する質問に、SaaSベンダーやITコンサルタントなどの専門家が回答するQ&Aサイトです。質問はすべて匿名、完全無料で利用いただけます。
BOXIL SaaSへ掲載しませんか?
- リード獲得に強い法人向けSaaS比較・検索サイトNo.1※
- リードの従量課金で、安定的に新規顧客との接点を提供
- 累計800社以上の掲載実績があり、初めての比較サイト掲載でも安心
※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ、調査概要:2021年5月期 ブランドのWEB比較印象調査
