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2018-08-09

名刺管理市場シェア・市場規模を解説 | 注目サービス9選【2018年最新版】

クラウドを活用した自動化でその市場を拡大している名刺管理サービス。さまざまなツールやアプリが登場していますが、その市場規模やシェアはどうなっているのでしょうか。詳細な解説を行うとともに、注目のサービスも厳選して紹介します。※初回公開日:17/11/17
営業名刺管理ソフト
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名刺管理システムとは

名刺管理システムとは、紙の名刺をデジタルデータ化することで、従来手動で行っていた整理・保管をコンピューターに置き換え、管理・共有・活用していくシステムです。営業活動における名刺交換は欠かすことのできないことであり、リードのきっかけや商談へつながるための重要な要素となります。

しかし、集まった名刺を手動で整理するにしても限界があり、企業の財産として共有することもできず、チャンスが埋もれてしまったり、充分な活用ができないということになりかねません。

このような問題点を解決し、営業活動を効率的に行うために登場したのが名刺管理システムであり、活用することでさまざまなメリットを得ることができます。

以下の記事では、名刺管理と名刺管理システムについてより詳しく解説しています。

名刺管理アプリ・ソフトおすすめ比較16選【2018年最新版】 | ボクシルマガジン
名刺管理に便利なiPhone・Androidアプリやソフトを徹底比較。無料で使える名刺管理アプリ・ソフトも紹介して...

名刺管理の仕組み

名刺管理システムの大前提として紙の名刺をデジタルデータ化する必要があり、どのようなシステムでもデータベースに取り込んで管理・活用するための第一段階となります。

デジタルデータ化にあたっては大きく以下の2つの方法があり、両方に対応しているものもあります。

スキャナーで読み込んでデジタルデータ化

フラットベッドスキャナーや複合機のスキャン機能などを利用し、名刺をデジタルデータ化する方法です。

読み込んだ名刺はOCR(光学文字認識)によってデジタルデータ化され、データベース化されますが、複数枚を一度に読み込める反面、目視によっての確認と修正が必要になります。

スマートフォンで撮影してデジタルデータ化

スマートフォンで撮影した名刺画像をクラウド経由のOCR機能でデジタルデータ化する方法です。クラウドとモバイルデバイスが一般的になった近年では主流の方法となっており、OCRを経た名刺データを人間がチェックして修正を行う代行サービスが用意されています。

これによって構築されたデータベースはクラウド環境で一元化されるため、全国に拠点がある企業などでも全社的な活用が可能となります。

名刺管理が関連する営業領域やシステム

煩雑な名刺管理を簡略化し、効率的な営業活動につなげたいという企業ニーズから、サービスの利用が拡大している名刺管理システムですが、実はこれが関連するビジネスアプリケーションやシステム、営業領域は多岐にわたっています。

CRM(顧客管理システム)

企業活動の基本的要素となるCRM(顧客管理システム)では、詳細で正確な顧客情報が必要となります。特にBtoBの場合は、顧客が所属する部署や肩書きによってアプローチも変化しますが、このような情報は名刺管理システムのデータベースを利用できる可能性が大きいといえるでしょう。

SFA(営業支援システム)

CRMをベースにしながらも、独自の活動を行う営業スタッフを支援するSFA(営業支援システム)では、その活動の過程を詳細に記録していく必要があります。

そのなかで名刺交換が起こることも頻繁に考えられ、これを活かしていく方法も模索されています。SFAと連携の取れる名刺管理サービスも登場していますが、基本的に営業スタッフが手入力することになるSFAと、どのように整合性をとっていくかが課題となっています。

CRMとSFAの領域については以下の記事を参考にご覧ください。

CRMとは | おすすめサービス比較 | 活用法・SFAとの違いなど | ボクシルマガジン
顧客情報の管理に必須のCRMとはなにか?SFAとの違い、顧客管理の概念からその活用法、CRMの種類やメリット/デメ...

MA(マーケティングオートメーション)

展示会やマーケティングの過程で獲得したリードを分析し、興味を高めたうえで営業スタッフに引き継ぐというMA(マーケティングオートメーション)は、アメリカで広く活用されるようになっていますが、これに顧客管理システムを組み込んでいくことが有望視されています。

MAについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

マーケティングオートメーション(MA)とは | メリット・ツール比較・選び方・価格・機能 | ボクシルマガジン
マーケティングに効果のあるツールとして関心を集めるマーケティングオートメーション(MA)とは何でしょうか?基礎知識...

OCR(光学文字認識)

紙の名刺を自動的に文字データとして認識させるOCR(光学文字認識)は、名刺管理システムに欠かせないテクノロジーです。

現在では人間のチェックによって訂正/入力されている名刺管理システムが多く、この分野での進化や精度向上は、市場に大きな影響を与えると考えられています。

SNS

2017年6月に、名刺管理機能を持つSNS「Eight」のサービスが開始され、転職求人市場への参入が発表されたことにより、SNS分野での名刺管理システムの位置付けが注目されています。

これによってSNS利用者の一部が、個人的に名刺管理システムを活用する可能性が見込まれており、市場拡大に寄与すると予測されています。

名刺管理サービス市場規模

ここまで名刺管理システムの概要や仕組み、取り巻く環境などを解説してきましたが、以上のことを踏まえ、現状での名刺管理市場規模がどのような状況となっているのか、ご紹介していきます。

下図は、2015年までの名刺管理サービス市場規模の実績、および2020年までの予測を元に、その金額の伸びをグラフ化したものです。

出典:シード・プランニング 「法人向け名刺管理サービス」市場動向調査結果

グラフには明示されていませんが、法人向け名刺管理サービス市場はベンダーの参入があった2007年から開始したとされ、2009年時点では約3.7億円程度の規模でした。

その後、着実に拡大を続けていた市場規模は、2014年にSansanが行ったCMにより急拡大、20億円を超えるにいたりました。

2015年の実績では約32.6億円とさらに規模が拡大しており、その後の成長率は鈍化するものの、2020年には約68億円に成長すると予測され、最新の調査では2022年に100億円規模を超えるとも見られています。

広義での市場規模はさらに拡大する予測

これに加え、上述したように複数の営業領域やシステムとの関連を持つ名刺管理サービス市場は、広義の意味での市場規模がさらに大きいと考えられています。

2015年の実績で具体的な数字を計算すると、約140億円のSFA市場、約400億円のCRM市場、約80億円のMA市場、約650億円のOCR市場それぞれの5〜10%が名刺管理サービスに関係し、6、500万人のSNSユーザーの3%が名刺管理システムを利用すると見られることから、約197億円規模の関連市場が存在することになります。

出典:シード・プランニング「法人向け名刺管理サービス」市場動向調査結果

名刺管理サービス市場シェア

このような名刺管理サービス市場拡大をけん引しているのは、間違いなく「Sansan」である、ということがいえるでしょう。

下図は、2014年と2015年の名刺管理サービス市場シェアを円グラフ化したものです。

出典:シード・プランニング「法人向け名刺管理サービス」市場動向調査結果

いずれの年もSansanのシェアは8割を超えており、その圧倒的な強さが伺われますが、2016年最新調査でもこの傾向は変わっていないようです。

Sansanに続くのがキヤノン、ヤマトシステム開発となり、この3社で市場シェアの9割を占める状況が続いています。

注目サービス10選【2018年最新版】

このように成長を続ける名刺管理システム市場ですが、ここからは導入するにあたってのヒントとなるよう、注目されるサービスを厳選してご紹介していきます。

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Sansan(サンサン)

Sansanは、相手と面識のある出会いの記録が名刺であると捉え、共有して企業の資産とすることを目指した、クラウド型法人向け名刺管理サービスを提供しています。スキャンされた名刺データは正確にデータベース化されたうえで管理され、スマホアプリで時間と場所を問わないアクセスを可能とするとともに、全社で共有することができます。

社内の人脈を可視化する組織ツリーの作成、メール一括送信機能で顧客との関係を強化する他、CSVでのデータ出力はもちろん、Salesforceやeセールスマネージャーなどとの連携も可能、強固なセキュリティで企業資産を守ります。

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Sansanの詳しい機能や導入事例については以下の記事で詳しく解説しています。

Sansan(サンサン)の使い方・機能・事例を解説 | 名刺管理シェア1位製品の評判を紹介 | ボクシルマガジン
「Sansan」と「Eight」は同じ名刺管理アプリですが大きな違いがあります。Sansanは法人を対象としており...

Eight 企業向けプレミアム

  • 共有した名刺を社員同士で検索、閲覧
  • 接点のある同僚にその場でメッセージ
  • 共有された社内の全名刺を一括でダウンロード

Eight 企業向けプレミアムは、名刺情報を正確にデータ化して管理できる「Eight」の企業向け有料プランです。Eightの基本機能に加えて、社内のEightユーザーが保有する名刺情報を本人の承諾のもと、一括管理・共有でき、会社の資産として有効活用できます。

社員が個々に管理していた名刺情報を共有することで、新たな「見込み顧客」の育成につながりです。Eightをすでに利用している社員でもすぐに使うことができ、仕様はそのままなのでスムーズな移行が可能となります。Eightについては記事内で後ほど説明しています。

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PhoneAppli for Salesforce

  • スマホ/スキャナから簡単に名刺登録
  • Salesforce上へのリード・取引先登録からメール配信まで全て自動化
  • 5年連続Web電話帳シェアNo.1

PhoneAppli for Salesforceは、名刺情報をSalesforce上に取り込める名刺管理アプリです。名刺情報を登録したら、設定した閲覧範囲で社内共有が可能です。連絡先をクラウド上で一元管理し、 キーワードから検索できます。マーケティングオートメーションツールPardotと連携することで、名刺の取り込みから最短1時間で自動メール配信が可能になります。

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名刺de商売繁盛

名刺de商売繁盛は、眠っている名刺を企業資産として有効活用することを目的としたクラウド型名刺管理サービスを提供しています。さまざまな手段でスキャンされたデータを、最短翌営業日にデータベース化してツリー表示することによって人脈を可視化することを可能とし、セルフモードで名刺をデータ化すればデジタル化料金もかかりません。

モバイルデバイスとの時間と場所を選ばないアクセスはもちろん、地図データとの連携も可能、CSVでの出力にも対応しています。オプションでメール配信機能追加や、外部システム連携も可能です。

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名刺管理CRM 「SALES-8」


  • シンプルな名刺管理のCRM
  • タグ管理・Eメールトラッキング機能で営業効率を向上
  • 請求管理などのバックオフィス業務の負担も削減

SALES-8は、個人から中小企業・部門まで使える名刺管理を基本とした、CRM+SFAクラウド型サービスです。プランに応じて、営業に役立つ幅広いアドイン機能が取り揃えられます。
アドイン機能には数十万社の開拓名簿、テレマーケティング、案件管理、Eメールトラッキング機能、提案商品管理などの営業支援の機能だけでなく、見積書、請求書、売掛金などのバックオフィス業務までカバーしています。付属の顧客リストでは新規顧客の開拓や、アプローチしきれていない休眠顧客の掘り起こしも可能です。

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CAMCARD BUSINESS

CAMCARD BUSINESSは、90%の精度を誇るOCR機能を搭載した法人向けクラウド型名刺管理サービスを提供します。マルチデバイスに対応して時間と場所を問わない名刺管理を可能にするため、取った名刺画像を5秒でデータ化することを実現、最短5分で完了するオペレーター補正を依頼することも可能です。

全社で共有するための管理機能はもちろん、簡易SFA機能による顧客管理、salesforceやDynamics 365との連携も可能とし、効率的な営業活動を支援します。英語、中国を含めた17か国語への対応も魅力です。

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Eight

Eightは、100万人が利用するSNS型名刺アプリサービスです。スマートフォンで撮影するだけで正確な名刺情報を作成、グルーピングして共有し、ビジネスネットワークを構築することもできます。

Eightを通じてつながった相手が昇進や移動した場合でも、情報が自動的にアップデートされ、常に正確で最新の状態が保たれるだけでなく、メッセージでの気軽なやり取りも可能です。低価格な有料プランを活用すれば、データをダウンロードして管理するなど、さまざまな特典を享受することも可能です。

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【名刺管理】Knowledge Suite


  • スマホからもスキャナからも取り込み可能
  • 文字認識+オペレーター入力による高精度のデータ化
  • 高セキュリティ完備

Knowledge Suiteは、SFAやCRMなど営業に必要な機能を標準装備している名刺デジタル化サービスです。会社ではスキャナ、出先ではスマホアプリで簡単に名刺を取り込んですぐにデータ処理ができるため、即座に営業報告が可能です。

高性能の文字認識装置+独自の名刺辞書+オペレーター入力により、日本語に限らず、英語や中国語の名刺情報をほぼ100%の精度でデジタル化できます。

国内法が適用される国内大手IDCでの運用されており、文字認識エラーが出た場合はエラー文字のみを国内オペレーターが目視補正しているので、極めて安全に管理されています。

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myBridge

myBridgeは、LINEが提供する名刺管理アプリです。名刺をスマホで撮影すると、文字認識技術と人の手作業によって正確にデータ化してくれます。1日あたりの名刺の枚数や入力項目に上限がなく、全機能を無料で利用できるのも魅力的なポイントです。

たとえスマートフォンに連絡先が登録されていない相手でも、名刺を登録していれば情報を表示してくれるため、大事な顧客や取引先からの連絡も見落すことはなくなるでしょう。
また名刺情報を共有したい場合、2018年5月14日現在では「LINE」のトークやメールでテキスト情報を共有可能です。

UltimaBlue(アルテマブルー)

UltimaBlueは、名刺の共有・活用を行うにあたって事前コンサルティングサービスも行うクラウド型名刺管理サービスを提供していす。スキャナー、スマートフォン、複合機に対応した取り込みは、オペレーター補正によるフルモード、自社で補正することによって費用の発生しないゼロモードを用意、ニーズに応じて選択が可能です。

作成されたデータベースは、グルーピングや日経人事ウォッチャー連携で整理・管理、人脈マップ作成や一斉メール配信で活用できます。また、SalesforceやDynamics 365との連携も可能、名刺資産を最大限活かします。

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CRM・SFA・MAと組み合わせた有効活用が課題か

名刺の管理・活用に特化した名刺管理システムは、使い勝手の良さや自動化を享受できる反面、営業やマーケティングツールとしての活用はCRMやSFA、MAに一歩譲らざるを得ません。

AIを活用した優先順位付けなど、その機能はますます充実してはいますが、クラウドというプラットフォームを有効に活用すべく、あらゆるビジネスアプリケーションと一体となった使い勝手、データベースの一元化が課題になるといっていいでしょう。

そのためにも、業務効率化に欠かせなくなっている名刺管理システムの導入には、将来性も含めた検討が必要だといえます。

ボクシルとは

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選び方ガイド
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