名刺管理ソフト比較25選 | iPhone・Androidアプリ、無料サービスを網羅

名刺管理ソフトの機能・特徴をまとめて比較したい方は、無料の一括資料ダウンロードがおすすめです。
名刺管理ツールで名刺情報をデータ化すれば、検索で簡単にデータを呼び出せるうえ、紙を管理するスペースも節約できます。
企業の場合は、名刺情報の社内共有が容易になり、ツールを活用すればマーケティングや営業活動へも活用できることが、名刺管理ツールを導入する最大のメリットといえます。単なる管理以上の機能を持たせられるため、利用目的や用途を踏まえた名刺管理アプリ・ソフトの選定がポイントです。
目次を閉じる
- おすすめ名刺管理サービス3選【法人向け】
- Sansan-Sansan株式会社
- Eight企業向けプレミアム-Sansan株式会社
- CAMCARDBUSINESS-キングソフト株式会社
- クラウド名刺管理サービス5選【法人におすすめ】
- 注目の名刺管理アプリ、サービス資料まとめ
- 無料名刺管理アプリ6選【個人におすすめ】
- 名刺管理アプリ4選【iPhone用】
- 名刺管理ソフト7選【PCメイン向け】
- 名刺管理アプリ・ソフトの比較表
- 名刺管理アプリ・ソフトの機能比較表
- 名刺管理アプリ・ソフトの料金比較表
- 名刺管理アプリ・ソフトの選び方
- 取り込み方法
- データ化のスピードと精度
- アカウント数
- セキュリティとアクセス制限
- 連携ツール・アプリ
- 名刺データをナーチャリングに活用できるか
- 社内の人脈を把握できる機能があるか
- データの重複を整理したい
- 名刺管理でアプリ・ソフトを使わない方法
- 名刺管理用のExcelテンプレート
- 名刺管理に使えるEvernote
- よくある名刺管理アプリQ&A
- 名刺管理アプリ・ソフトで管理を楽に
- 名刺の作成、印刷から配達までできるサービス3選
- ラクスル
- プリスタ。
- 名刺通販ドットコム
- ボクシルとは
おすすめ名刺管理サービス3選【法人向け】
クラウド名刺管理ソフトのなかでも、ボクシルで特に人気の法人向け名刺管理サービス3選を紹介します。
Sansan - Sansan株式会社

初期費用: - 料金:プランによる 無料トライアル:〇
スマートフォンアプリ iPhone:〇 Android:〇
Sansan(サンサン) は法人向けクラウド名刺管理システムを代表するサービスで、約8割のシェアを占めます。他サービスとAPI連携ができ、ビジネスプラットフォームとして利用可能。単なる名刺管理にとどまらず情報を有効活用したい企業におすすめです。
>Sansanの使い方・機能・導入事例
名刺管理といえばSansan。法人向け名刺管理サービスにおけるシェアは83%と、7年連続で1位を獲得しています(2020年の金額シェア、シード・プランニング調べ)。
新機能の開発、他クラウドサービスとの連携を積極的に推進。名刺スキャンだけで反社チェックができる新機能や、電子契約のクラウドサインと連携した契約管理オプション、Salesforceと連携した商談管理オプション、帝国データバンクと連携し企業情報を取得する機能などを発表しています。
機能が充実している分料金は高めなので、Sansanは、名刺情報を会社の資産としてフル活用したい企業におすすめです。
Eight 企業向けプレミアム - Sansan株式会社

初期費用 - 価格:月額10,000円〜/社 無料トライアル: -
スマートフォンアプリ(Eight/Eight scan) iPhone:〇 Android:〇
Eight企業向けプレミアム は、名刺管理アプリEightの法人向け有料プランです。Eightの基本機能に加えて、社内のEightユーザーが保有する名刺情報を一括管理・共有でき、顧客リスト作成にいかせます。30名未満での利用を推奨。
同じくSansanが提供するEight企業向けプレミアムは、社員個人がEightに登録している名刺を社内のEightユーザー同士で閲覧できる、法人向けサービス。「同僚が持つ名刺を自身の営業に活用したい」といったニーズに応えた仕組みで、名刺情報の効率的なデータベース化、チーム単位での情報共有に活用できます。
Eight上の名刺画像をSansanへ取り込む機能を備えているため、部署単位やチーム単位でのスモールスタートにも適しています。
SansanとEight、何が違うの?
SansanとEight企業向けプレミアムの違いは「名刺共有だけできればよいか、データベース化したいか」にあります。Sansanは全社的な名刺データベースを構築し、経営に活用する大企業向けサービス。Eight企業向けプレミアムは各自がEightに登録した名刺情報を社員同士で閲覧できるサービスで、小規模な企業や部門導入におすすめです。
オンライン名刺交換に対応
Eightは、Web会議での自己紹介をスムーズにする「QR名刺交換」機能をリリース。Sansanもオンライン名刺交換機能に対応する予定です。詳細は次の記事で解説しています。
CAMCARD BUSINESS - キングソフト株式会社

初期費用:0円 価格:月額1,400円〜 無料トライアル:〇
スマートフォンアプリ iPhone:〇 Android:〇
CAMCARD BUSINESSは、全世界で1.1億以上のユーザー数を誇る名刺管理アプリ「CAMCARD」のビジネス向けソリューションです。17か国語に対応。機能がシンプルだからこそのコストパフォーマンスが評価されています。
CAMCARD BUSINESSは簡易SFA機能を持ち、商談情報やタスクを名刺に紐づけて共有できます。またSalesforce、DynamicsCRM、SugarCRM、Google Contact、Kairos3、Oracle Sales CloudといったCRM、SFAと連携でき、情報を効率的に活用可能。
CAMCARD BUSINESSは、名刺データを営業活動やマーケティングへ活用したい企業におすすめです。
クラウド名刺管理サービス5選【法人におすすめ】
法人におすすめのクラウド名刺管理サービスを紹介します。
クラウドサービスのメリットは、デバイスや場所を問わずに登録・閲覧できること。外勤が多い営業部門や、視点間の情報共有で役立ちます。多くはスマートフォンに対応しており、ブラウザでの名刺データ閲覧が可能。iPhone/Androidアプリでのスキャンに対応したサービスもあります。
特に、営業部門で名刺データを有効活用したい企業におすすめです。
注目の名刺管理アプリ、サービス資料まとめ

名刺管理アプリの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。データのデジタル化、名刺紛失の防止、検索性の向上などさまざまな目的で導入される名刺管理ソフトの比較にお役立てください。サービス比較はこちら

初期費用: - 料金:従量課金制 無料トライアル:〇
スマートフォンアプリ(24/365) iPhone:〇 Android:〇
Knowledge Suite(ナレッジスイート) は、名刺管理と顧客情報管理を両立できるクラウドツール。SFA(営業支援システム)、グループウェアと連携し、活動報告と紐づけて共有できます。国内のデータセンターを使い、オペレーターによる手入力を最低限にとどめるなど、セキュリティを加味して運用しています。
※名刺の取り込みは無料アプリ「24/365」を使用

初期費用: - 価格:月額3,000円/ユーザー 無料トライアル:〇
スマートフォンアプリ iPhone:〇 Android:〇
ホットプロファイルは、営業部門向けのクラウド名刺管理ツール。名刺に紐づけて顧客情報を管理でき、拡張機能でSFA、MA、Web解析を行えるカスタマイズ性を備えています。他ツールとのAPI連携にも対応。

初期費用:15,000円 価格:月額300円〜/ユーザー 無料トライアル:〇
スマートフォンアプリ iPhone:〇 Android:〇
PhoneAppli(フォンアプリ) for Salesforceは、Salesforceとの連携機能が充実したクラウド電話帳サービス。スマートフォンで名刺を撮影しすぐに共有できます。標準でOCR機能を搭載しており、オペレーターによる入力サービスも提供しています。全社共有、部門内など柔軟な閲覧範囲の設定が可能。
※名刺の登録には無料アプリ「Salesforce」を使用

初期費用: - 価格:月額30,000円〜/社 無料トライアル:〇
スマートフォンアプリ iPhone:〇 Android:〇
名刺de商売繁盛は、月額3万円の定額で組織全員が利用でき、かつ合計20万枚になるまで料金が変動しないので、コストを節約したい企業へ特におすすめです。
※名刺のスキャンには無料アプリ「名刺de商売繁盛カメラ」を使用

初期費用:50,000円 価格:月額10,000円〜 無料トライアル:〇
スマートフォンアプリ iPhone:- Android:-
SmartVisca(スマービスカ)は、Salesforce専用のクラウド名刺管理サービスです。スマートフォンアプリで撮影した名刺情報を、Salesforceのデータに反映。Salesforceのアカウント配下で管理されるため、セキュリティを重視する企業におすすめです。
無料名刺管理アプリ6選【個人におすすめ】
個人利用におすすめの無料名刺管理アプリを紹介します。取り込みから管理まで、スマートフォン上で完結。文字を自動で読み取りデータ化するOCRに対応しており、すぐにデータベースへ追加されます。

価格:無料〜
スマートフォンアプリ(Eight/Eight scan) iPhone:〇 Android:〇
Eightの名刺取り込みは、スマートフォンのカメラで撮影するだけ。プロフィールを設定し、メッセージ交換などSNSのような使い方ができます。有料のプレミアム(月々プランは月480円、年間プランは年4,800円)では、無料会員よりデータ化の優先度があがり、名刺データのダウンロード、議事録の画像保存などができるようになります。
※スキャナーでの取り込みには、別途無料アプリ「Eight scan」が必要
※Eight企業向けプレミアムではEightユーザー間の名刺データ共有が可能

価格:無料
スマートフォンアプリ iPhone:〇 Android:〇
Wantedly Peopleはデータ化の速さが特徴。同時に10枚の名刺を読み込んで瞬時にデータ化してくれるので、一度に多くの人と名刺交換をした場合でもすぐに取り込めます。また完全無料で使えるため、まずはきちんと名刺を管理したいという方におすすめです。

価格:無料
スマートフォンアプリ iPhone:〇 Android:〇
LINEが提供する完全無料の名刺管理アプリ。名刺を撮影するだけでデータ化、LINEのトークで名刺情報を共有できるなど、LINEとの連携が特徴です。電話帳との連携、連絡先の一括ダウンロード、「共有名刺帳」機能による社内での名刺共有も無料で使用できます。

価格:無料/960円
スマートフォンアプリ iPhone:〇 Android:〇
CamCardは16か国語に対応する名刺管理アプリです。名刺をカメラで撮影するだけでなく、QRコードによるデータ化、名刺交換に対応。To-Do設定、商談リマインダーを残せるCRM機能も充実しています。名刺認識枚数に制限はなく、無料のCamCard Liteでも200枚まで読み取れます。
※CAMCARD BUSINESSでは企業単位でアカウントを持ち、名刺データを共有可能

価格:無料(アイテム課金制)
スマートフォンアプリ iPhone:〇 Android:〇
PiQy (ピッキー)は、アプリ内でデジタル名刺を作成し共有できる無料アプリです。デザインテンプレートは300種類以上。複数のプロフィールを作成できるため、趣味やビジネスなど目的ごとに作り分け、交換できます。

WorldCard Mobile(ワールドカードモバイル)は、台湾に本社を置く企業が開発した名刺管理アプリです。世界で2,000万以上のユーザーがおり、25か国の文字を判別可能。名刺データはExcelやCSV形式でエクスポートできるほか、Google コンタクトと同期できます。名刺50枚分まで無料です。
名刺管理アプリ4選【iPhone用】
iPhone用に提供されている名刺管理アプリを紹介します。

連絡帳&名刺のグループ管理は、スマートフォンに登録されている連絡先を利用できる名刺管理アプリです。電話やメールはもちろん、イベント作成、vCardの送信、交通費精算といった機能まであります。

Foxcard proは、撮影済みの画像からもデータを取り込める名刺管理アプリです。データはiCloudへ同期したりExcelへエクスポートしたりできます。日本語のほか、英語と中国語の文字も識別します。基本の利用料は無料です。

超名刺 Business Card Manager Liteは、Evernoteと双方向に連携する名刺管理アプリです。iPhoneの名刺画像を差し出す動作だけで、相手と名刺データの交換ができます。Bluetoothで接続できればオフラインでも交換可能です。Lite版は無料で利用です。

Biz Cardsは、シンプルな名刺管理アプリです。カメラで撮影したりアルバムから画像を取り込んだりして名刺データを登録します。「Call」をタップすればそのまま電話をかけられます。
名刺管理ソフト7選【PCメイン向け】
PCメインで利用する方におすすめの名刺管理ソフトを紹介します。スマートフォンアプリでの登録、閲覧に対応したサービスもあります。

価格:従量課金制
スマートフォンアプリ iPhone:〇 Android:〇
名刺ファイリングCloudは、PCソフト「やさしく名刺ファイリング」のクラウド版。名刺画像をOCRでデータ化し蓄積、登録した情報の修正や削除にも対応しています。Windows用アプリがありスキャナーと接続した取り込みが可能。無料で100枚まで(やさしく名刺ファイリング PROユーザーは500枚まで)登録でき、超過分は5,000枚/年のチケットを購入する仕組みです。

メイシーは、「使いやすさを極限まで追求」して開発された名刺管理サービス。CRMや請求書作成のMisocaとの連携に対応しています。スマートフォンアプリでは、名刺データの検索・閲覧と、カメラによる名刺スキャン機能が利用可能。データは端末上に保存されるためオフラインでも閲覧できます。

名刺バンクは、取り込んだ枚数によって料金が変化する従量課金制の名刺管理アプリです。スキャナーやスマートフォンのカメラで取り込んだ名刺は、画像処理とオペレーターの修正により正確にデータ化されます。作成した名刺データは、CSVやvCardの形式で出力されます。

初期費用:0 価格:月額2,500円/1ユーザー 無料トライアル:〇
名刺情報をもとにした人脈マップ作成、メール一斉送信といった豊富な機能を持ち、CRM/SFAとの柔軟な連携でビジネスを加速します。

初期費用: - 価格:13,000円 無料体験版:x
21か国語対応名刺管理ソフト。専用スキャナーとソフトの組み合わせで、精度の高いデータ化と簡単管理を実現。OutlookやExcelとの連携で、幅広いデータ活用を可能にします。

取り込んだ名刺データを自動整理・簡単検索できる名刺管理ソフト。社内LANでの名刺データ共有や他社データのインポートが可能、二次利用を簡単にします。*2020年3月10日販売終了

スキャナーやスマートフォンから名刺を取り込む名刺管理アプリです。パソコンなら23か国、24言語に対応します。Googleマップと連携して目的地までの経理を表示できます。※販売終了
個別にサービスを比較するのが手間な方は、まとめて資料ダウンロードがおすすめです。
名刺管理アプリ・ソフトの比較表
こちらでは、紹介した各名刺管理アプリ・ソフトの機能と料金の比較表を掲載しています。OCRに対応しているか、どのサービスと連携可能かといったポイントがひと目でわかるようになっています。
名刺管理アプリ・ソフトの機能比較表
機能面は、有料か無料かで大きく差が付く結果となりました。他サービスとの連携という点に着目すると、Sansanは頭一つ抜けています。
OCR(文字認識) | オペレーター入力代行 | Salesforceと連携 | DynamicsCRMと連携 | Kintoneと連携 | |
---|---|---|---|---|---|
Sansan(サンサン) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
PhoneAppli for Salesforce | ◯ | ◯ | ◯ | - | - |
Eight(エイト) | - | - | - | - | - |
CAMCARD BUSINESS(キャムカードビジネス) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × |
SmartVisca(スマートビスカ) | ◯ | ◯ | ◯ | × | × |
名刺管理のメイシー | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × |
Wantedly People | ◯ | - | - | - | - |
やさしく名刺ファイリング PRO/Mobile LE | ◯ | × | × | × | × |
Ultima Blue | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
名刺万能3 | ◯ | x | x | x | x |
名刺管理アプリ・ソフトの料金比較表
無料のものも少なくなく、比較的安価なサービスが多いです。
この表を参考に予算に合ったものをしっかり選んでください。
初期費用 | 利用料 | 月額/ユーザー | 無料お試し期間あり | 無料プランあり | |
---|---|---|---|---|---|
Sansan(サンサン) | ライセンス費用の12か月分 | プランに応じて変動 | - | ◯ | × |
PhoneAppli for Salesforce | 15,000円 | - | 300円 | ◯ | × |
Eight(エイト) | 0円 | 400円/月〜(通常無料。プレミアム有料) | 400円/月〜 | × | ◯ |
CAMCARD BUSINESS(キャムカードビジネス) | 0円 | 1,400円/月〜 | 1,400円/月〜 | ◯ | × |
SmartVisca(スマートビスカ) | 50,000円 | 10,000円/月〜 | 0円/月~ | ◯ | × |
名刺管理のメイシー | 0円 | 0円 | 500円〜 | × | ◯ |
Wantedly People | 0円 | 0円 | 0円 | × | ◯ |
Ultima Blue | 0円 | 名刺の枚数x0円/50円 | 2,500円/月〜 | ◯ | x |
名刺万能3 | - | 13,000円 | - | x | x |
名刺管理アプリ・ソフトの選び方
近年は、Eightのようなクラウド名刺管理アプリ・ソフトの利用が拡大してきました。
大量に名刺を取り込みたい、枚数は少ないけれど極力読み取りが正確なものがいい、次回の営業アプローチに便利な機能が欲しい、他のサービスにも連動して欲しい、などニーズに合った機能を選びたいですよね。
法人向けサービスを導入する場合、次のようなポイントからサービスを選ぶ必要があります。
取り込み方法
企業では大量の名刺を取り扱うため、いかに楽に名刺を取り込めるかが重要。特にイベントや展示会への出展後、営業に生かすには、素早くデータ化する必要があります。
スキャナで取り込むのか、スマートフォンで撮影するのか、手入力が必要なのか、スキャンスピードはどれくらいか、名刺何枚分で何分かかるかなど、具体的な枚数を想定して検討しましょう。
データ化のスピードと精度
取り込んだ名刺情報がデータ化されるまでのスピードと、データ化の精度も重要です。オペレーターが手入力するサービスだと精度は高いがスピードは遅め。画像読み取りだとスピードは速い一方で精度が低い可能性があります。
とはいえ、AI技術の進展にともない読み取り精度も向上しています。こちらも、具体的な枚数を基準にしながら比較するのがおすすめです。
アカウント数
名刺管理アプリ・ソフトの費用は、一般的に、初期費用+月額料金で構成されています。月額料金は主に次のような仕組みがとられます。
- 登録する名刺の枚数に応じて変動する従量課金タイプ
- アカウント数(利用する人数)に応じて料金が変動するタイプ
- 月額固定で利用人数の制限がないタイプ
人数や読み取り名刺枚数に上限があるものや、最低利用人数が定められているサービスもあります。将来的な変動の可能性も踏まえて検討しましょう。
セキュリティとアクセス制限
名刺は重要な個人情報。当然、管理には責任が伴います。常にネットワークと接続するクラウドサービスは、とりわけ堅牢なセキュリティが必要です。最低限プライバシーマークを取得しているか、過去に重大な事故を起こしていないかを確認しておくとベター。
部署や役職に応じたアクセス制限がかけられるかどうかも確認しておきましょう。
連携ツール・アプリ
Salesforceやマーケティングオートメーションツール、CRMなどほかのツールと連携できる名刺管理サービスを選べば、情報管理を効率化できます。
主に使うツールが決まっている場合は、ツールに付属する名刺取り込み機能との使い勝手も比較しておくのも有効です。
名刺データをナーチャリングに活用できるか
見込み客の管理と育成です。これを個人に任せず、組織を挙げて行うためのデータベースとして名刺データを管理しようということです。
その際必要な機能としては、名刺交換しただけなのか、多少でも先方のニーズをヒアリングしているのか、などの見込みレベルなどによってデータを「スクリーニング」して「抽出」することです。そしてそのデータをもとに、DMやメルマガなどで随時情報を送れるようにする「データラベル機能」や「メール送信機能」なども必要です。
社内の人脈を把握できる機能があるか
「社内人脈を整理し、可視化できる」ことも名刺管理アプリを選ぶ際に重視すべき項目です。
その人物や職場、企業に全くツテがないのと、それ以前に紹介や過去の面談実績があるのとでは、アポイントの成功率は雲泥の差です。
データの重複を整理したい
個人で名刺管理をし、それを単純に集積化して組織で活用した場合に、たとえば展示会の案内やメルマガなどが同じ人物に重複して送られてしまう、というようなことが起こります。
費用としてはわずかですが「データ管理もできないのか」というように自社に対する信頼感を著しく損なってしまう恐れがあります。それを避けるためには、同名、同組織などの重複を集約して1本化できる「名寄せ機能」が重宝します。
関連記事
建設業界で名刺管理ソフトを活用するメリット
【個人利用向け】名刺管理アプリの選び方
名刺管理でアプリ・ソフトを使わない方法
そもそも名刺管理の方法としては、次のようなものが挙げられます。
- ファイリング
- Excelやスプレッドシートに入力
- 名刺管理アプリ・ソフト
ファイリングは確実ですが検索性が悪く、物理的なスペースも必要なため、課題を感じている方も多いでしょう。Excelやスプレッドシートで管理する場合は、入力が手間。名刺画像もともにリスト化するには工夫が必要です。これらの課題を解決し名刺管理を効率化するのが、名刺管理アプリ・ソフト。セキュリティや読み取り精度への不安がぬぐえなかったものの、技術の進歩により解消されつつあります。
なお、さまざまな名刺管理の方法詳細とそれぞれのメリット・デメリットを紹介しています。
名刺管理用のExcelテンプレート
Excelでの名刺管理を継続したい、始めたい方向けに、シンプルで使いやすい名刺管理用Excelテンプレートをまとめました。Excelで名刺を管理する際のテクニックや注意点を記載しています。名刺管理の基礎を知りたい方にもおすすめです。
名刺管理に使えるEvernote
Evernote(エバーノート)を主に使っているため、名刺データもEvernoteで管理したいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで、名刺管理にEvernoteを活用する方法を紹介します。
名刺管理用のノートブックを作る
まずはスキャンした名刺情報を保存する、ノートブックを作成しましょう。スマートフォンから作成する状況を解説します。
ノートブックの作成方法はいつもと同様です。上のアイコンから作成しましょう。ノートブックができたら、さっそく名刺情報をスキャンしましょう!
名刺情報をスキャンする
名刺情報はEvernoteアプリを使って、カメラで新規ノートを作成しましょう。
画面に名刺が収まるようにし、名刺をスキャンします。
名刺取り込み用の「名刺カメラ」もありますが、これはプレミアム会員専用機能のため「ドキュメント」用のカメラから名刺情報をスキャンします。
確認できたら、作成した名刺管理用のノートブックを選択し、右上のチェックマークをタップしましょう。
名刺データを検索する
Evernoteでは、OCR機能でスキャンした名刺データのノート検索もできます。
名刺管理用のノートブックで、名刺の持ち主の名前を入れればヒットします。
タグ機能で検索精度を上げる
名刺情報の検索ができるものの、Evernoteは日本語への対応が不十分なので、日本語で検索してもヒットしないことが多いです。そこでタグ機能を利用しましょう。
ノートの編集画面でタグのアイコンをクリックすれば、タグを設定できます。会社名か名前をタグしておけば、検索でヒットするようになります。
Evernoteで名刺管理するメリット
Evernoteでの名刺管理には次のようなメリットがあります。
- 名刺管理アプリ・ソフトと同じように画像からテキストを読み込み可能
- ノートから電話発信やメールアプリが起動できる
- 情報を後からノートに自由に入れられる
Evernoteを愛用している人ならなおさら、普段と同じツールで一括管理でき情報をまとめられると、より便利。ただし枚数が多いと管理が手間になりがちなので、やはり、ビジネスで利用するなら法人向け機能を備えた名刺管理アプリ・ソフトの利用がおすすめです。
よくある名刺管理アプリQ&A
最後に、名刺管理アプリの導入を検討しているビジネスマンがよく疑問に思う点について、答えておきましょう。
Q:無料の名刺管理アプリのデメリットは?
A:大きいのは、管理できる容量に上限が設けられていることが多く、顧客等が多い場合はすぐにいっぱいになってしまうことです。その場合は、有料のグレードアッププランが用意さえている場合が多いです。
Q:そもそもデータはどのように入力するのか?
A:スアホのカメラ機能で写真を撮るとそれがスキャンされて、スマホの文字読み取り機能(OCR)でテキストデータ化されます。ただし、アプリによって精度がさまざまなので、場合によってはスキャン後手作業での修正が必要になります。
Q:スマホの機種変更をした場合、アプリは引き継げるか?
A:iPhoneからiPhone、AndroidからAndroidへ機種変更する場合は、同じアプリを再度インストールすれば基本的に引き継ぐことが可能です。
名刺管理アプリ・ソフトで管理を楽に
名刺管理アプリ・ソフトを活用し、名刺の整理にかかる工数を削減しましょう。記事で紹介したサービスは次のとおりです。
- Sansan(サンサン)
- Eight 企業向けプレミアム
- Wantedly People(ウォンテッドリー ピープル)
- Knowledge Suite(ナレッジスイート)
- PhoneAppli for Salesforce
- SmartVisca(スマートビスカ)
- ホットプロファイル
- CAMCARD BUSINESS(キャムカードビジネス)
- Eight(エイト)
- 名刺de商売繁盛
- 名刺バンク
- やさしく名刺ファイリング ビューワー
- スマート名刺管理
- メイシー
- 連絡帳&名刺のグループ管理
- Foxcard pro
- 超名刺 Business Card Manager Lite
- Biz.Cards
- LINE myBridge
- PiQy
- Saciva
- 名刺ファイリングCloud
- WorldCard Mobile Lite
- Ultima Blue(アルテマブルー)
- 名刺万能3
- 名刺読取革命Ver.2
今回紹介した、クラウド名刺管理アプリ・ソフトについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの一括資料ダウンロードをご利用ください。各サービスの詳細資料を無料でご覧いただけます。
名刺の作成、印刷から配達までできるサービス3選
テンプレートを利用して名刺を作成し、印刷や配達もオールインワンで請け負ってくれるサービスもあります。
ラクスル
- 100種類近くのテンプレートを用意
- 欧米名刺にも対応
- 当日出荷にも対応
ラクスルは、100部500円から注文できる名刺作成サービスです。当日出荷にも対応しているほか、欧米名刺や社交名刺と呼ばれる、小型サイズの名刺作成にも対応しています。また、ラクスルでは名刺の他にもチラシ(フライヤー)やポスター、Tシャツやのれんなど印刷物に関する数多くのサービスを提供しています。
プリスタ。
- 600種類上のデザインから選べる
- 100枚150円~の業界最安値水準
- 取り扱い用紙50種類以上
プリスタ。は、名刺100枚150円~印刷・作成できるサービスです。価格の安さだけではなく、デザイン600種類・用紙50種類以上から選べます。
Illustrator・Photoshop・Word・PowerPoint・エクセル全5種類のソフトから入稿できます。
名刺通販ドットコム
- 300種類以上のテンプレート
- モノクロ50枚780円~
- 午前中注文で即日出荷
名刺通販ドットコムは、300種類以上のテンプレートから名刺作成できるサービスです。モノクロ片面50枚で780円~、午前中の注文で即日出荷できる点が特徴です。
さらにカスタム名刺も人気となります。会社のスローガン・商品情報・QRコードなど大切な情報をカスタムできるサービスも用意されています。
ボクシルとは
ボクシルとは、「コスト削減」「売上向上」につながる法人向けクラウドサービスを中心に、さまざまなサービスを掲載する日本最大級の法人向けサービス口コミ・比較サイトです。
「何かサービスを導入したいけど、どんなサービスがあるのかわからない。」
「同じようなサービスがあり、どのサービスが優れているのかわからない。」
そんな悩みを解消するのがボクシルです。
マーケティングに問題を抱えている法人企業は、ボクシルを活用することで効率的に見込み顧客を獲得できます!また、リード獲得支援だけでなくタイアップ記事広告の作成などさまざまなニーズにお答えします。
ボクシルとボクシルマガジンの2軸を利用することで、掲載企業はリードジェネレーションやリードナーチャリングにおける手間を一挙に解消し、低コスト・高効率・最小限のリスクでリード獲得ができるようになります。ぜひご登録ください。
また、ボクシルでは掲載しているクラウドサービスの口コミを募集しています。使ったことのあるサービスの口コミを投稿することで、ITサービスの品質向上、利用者の導入判断基準の明確化につながります。ぜひ口コミを投稿してみてください。
