無料で使えるおすすめのウイルス対策・不正アクセス対策ソフト5選!ソフトの特徴と選ぶ際のポイントを解説!

無料ツールの機能で満足できなければ、有料のウイルス対策・不正アクセス対策ソフトがおすすめです。「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位※」のBOXILからダウンロードできる各社のサービス資料で、ウイルス対策・不正アクセス対策ソフトの選定を成功させましょう。
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- ウイルス対策・不正アクセス対策ソフトとは
- ウイルス対策ソフトは本当に必要か?
- ウイルス対策・不正アクセス対策ソフトの選び方
- 更新頻度や対応速度が高いかを確認する
- 使いやすさやパソコンのパフォーマンスに影響しないかを確認する
- 互換性や性能に問題がないかを確認する
- 導入時のサポートがあるか確認する
- 無料で使えるおすすめのウイルス対策・不正アクセス対策ソフト比較5選
- Avira
- AVGアンチウイルス
- キングソフトセキュリティ Pro
- avast(アバスト)無料アンチウイルス
- Microsoft Defender
- 無料と有料の違いは?よくある機能制限と注意点
- 機能に制限がある
- 自動更新に制限がある
- サポートに制限がある
- ウイルス検出率が低い
- 広告が表示される
- 有料ソフトを検討するべきケース
- 無料版ではウイルス対策が不十分な場合
- 複数のデバイスを保護したい場合
- サービスを比較しましょう
ウイルス対策・不正アクセス対策ソフトとは
ウイルス対策・不正アクセス対策ソフトとは、コンピューターやネットワークに侵入しようとする悪意のあるプログラムや攻撃者から、データやシステムを守るシステムです。具体的には悪意のあるメールを検知して通知したり、悪意のあるサイトや安全性の低いサイトへのアクセスを制限したりしてくれます。
またセキュリティソフトによっては、外部からの不正アクセスを防止するファイアウォールや、ネットショップやネットバンキングで個人情報を保護する機能なども利用できます。
ウイルス対策ソフトは本当に必要か?
そもそもウイルス対策ソフト自体がいらないのでは、と考える方もいるかもしれませんが、ウイルス対策ソフトはパソコンやスマホにとって非常に重要なものであり、推奨されます。なぜならウイルス対策ソフトを入れないと個人情報を盗まれたり、パソコンやソフトが動かなくなったり、データファイルを破壊されたりする危険性が高いからです。
コンピューターウイルスは、悪意をもってつくられた不正プログラムであり、このプログラムを起動するとパソコンやスマホがウイルスに感染します。ウイルスに感染するとクレジットカードの情報やID、パスワードといった重要な個人情報を盗まれたり、パソコンやソフトが動かなくなったりします。
ウイルスは基本的にインターネットを介して感染するものであり、現代においてインターネットを介さずにパソコンやスマホを使うのは非常に難しいでしょう。ウイルスは無数に存在するうえ常に進化することを考えれば、セキュリティソフトはパソコンやスマホを守る対策として必須といえます。
ウイルス対策・不正アクセス対策ソフトの選び方
無料のウイルス対策・不正アクセス対策ソフトを選定する際は、いくつかの基準が存在します。代表的な基準について解説します。
更新頻度や対応速度が高いかを確認する
まずウイルス対策・不正アクセス対策ソフトのシステム更新頻度や、新たなウイルスに対する対応速度が早いかをチェックしましょう。新しいウイルスや攻撃手法は日々出現し進化を続けているため、これに対応し安全にインターネットを利用するには、ソフトも常に最新の対策ができていなければなりません。
無料のウイルス対策・不正アクセス対策ソフトであっても、システムの更新頻度や対応速度が高いソフトは存在するため、これらを比較するといいでしょう。
使いやすさやパソコンのパフォーマンスに影響しないかを確認する
ウイルス対策・不正アクセス対策ソフトはパソコンやスマホ、タブレットが起動している間は常に動いているものであるため、動作が重くなるといったパフォーマンスへの影響を確認するのも大切です。ソフトによってはインストールするとパソコンやスマホ、タブレットの動作が重くなったり、バッテリーの消費が増えたりすることもあります。
無料版のセキュリティソフトでは、設定やカスタマイズができないことも多く、後から動作を軽くするような調整も難しいため、とくに注意しましょう。 パソコンが使用されていない時間にウイルススキャンをするようなものや、オンライン上でスキャンを行うものなど、動作を軽くする工夫のされているものがおすすめです。
互換性や性能に問題がないかを確認する
ウイルス対策・不正アクセス対策ソフトを選ぶ際は、パソコンやスマホと互換性があるかもチェックが必要です。無料版のセキュリティソフトはたとえば「Windowsのみ」「WindowsとMacのみ」など、対応するOSが限られていることもあります。そのため各ソフトのサービスサイトや資料をチェックしWindowsやMac、Android、iOSなどセキュリティソフトを入れたい媒体のOSに対応しているかチェックしましょう。
導入時のサポートがあるか確認する
ウイルス対策・不正アクセス対策ソフトを導入する際には、サポート体制のチェックも重要です。どれだけ品質の高いセキュリティソフトであっても、100%ウイルス感染を防げるわけではありません。そのため万が一ウイルスに感染した場合、これを即座に対処するにはベンダーのサポートが必要です。
またソフトをインストールする際、初期設定や操作方法などでトラブルや不明な点が発生するケースも多いため、これをスムーズに解決するにもサポートがあると便利でしょう。しかし無料のセキュリティソフトはサポートに制限をかけられているケースが多いため、どういったサポートが受けられるか事前にチェックしておくと安心です。
無料で使えるおすすめのウイルス対策・不正アクセス対策ソフト比較5選
ウイルス対策・不正アクセス対策ソフトの中で、無料で使えるおすすめのソフトを比較紹介します。無料の範囲でできることや機能制限などを解説しているので、セキュリティソフト選びの参考にしましょう。
無料で利用できる機能と制限
Avira Free Securityはワンクリックだけで詐欺行為やハッカー、デバイスの速度低下の問題を解消可能なウイルス対策ソフトです。ウイルススキャンやファイアウォールなどのセキュリティ機能の他に、ブラウザの広告ブロックやパスワード管理ができるプライバシー機能、バッテリー節約などの性能向上機能を兼ね備えています。
ソフトウェアやドライバーを常に最新の状態に維持でき、感染したウェブサイト、ブラウザトラッカー、侵入型の広告をブロック可能です。
無料プランでは次の機能に制限がかかる、または利用できません。
機能 | 制限 |
---|---|
アプリとドライバーを自動的に更新 | 利用できません |
ぜい弱なオンライン アカウントの警告 | 利用できません |
高度なランサムウェアの攻撃をブロック | 利用できません |
カスタマーサポート | 利用できません |
30種類の高品質なチューンアップ ソフトで速度を最適化 | 利用できません |
無制限の VPN でネット サーフィンの匿名化とセキュリティ確保 | 利用できません |
デバイスの保護 | 1台まで |
AndroidとiOS向けのプレミアムアプリをラインナップ | 利用できません |
無料で利用できる機能と制限
AVG AntiVirus FREEは24時間365日のスキャンにより、マルウェア(不正に侵入し被害を与えるソフト)がパソコンに害を及ぼす前に補足する、セキュリティソフトです。ファイアウォール機能や、パスワードがハッキングされたら即座に通知を受信できる、ハックアラート機能を備えています。
スパイウェアやマルウェアに対する無料の保護機能も提供しています。iPhoneとAndroidの両方に対応したスマホアプリも無料で利用できるため、スマホを保護したい場合も安心です。
無料プランでは次の機能に制限がかかる、または利用できません。
機能 | 制限 |
---|---|
Wi-Fi ネットワークのセキュリティを確認 | 利用できません |
偽のウェブサイトを回避 | 利用できません |
フィッシング サイトから保護 | 利用できません |
AVG チューンナップ | 利用できません |
AVG セキュア VPN | 利用できません |
AVG アンチトラック | 利用できません |
キングソフトセキュリティ Pro
無料で利用できる機能と制限
キングソフトセキュリティProは、フィッシングサイト対策といったウイルス対策や、システムの動作が遅くなる問題を検出しパソコンの動きを軽量化できる、セキュリティソフトです。
キングソフトセキュリティ Pro無料版は、ポータブルメディア「StartHome」の広告で得られる収入によって、 無料でありながら有料ソフト同等レベルのサービスを提供しています。そのため、セキュリティソフトのインストール時にStartHomeがホームページに設定されます。
無料プランでは次の機能に制限がかかる、または利用できません。
機能 | 制限 |
---|---|
ブラウザのスタートページ | StartHomeに設定が必要です |
広告の削除 | できません |
avast(アバスト)無料アンチウイルス
無料で利用できる機能と制限
avast(アバスト)無料アンチウイルスはソフトやファイル、アプリを自動スキャンによって疑わしいファイルを分析したり、脅威の警告を表示させたりできるセキュリティソフトです。
avast(アバスト)は30年以上の実績があり、業界最大の脅威検出ネットワークをもっています。機械学習によるウイルス対策を行い、パソコンやスマートフォンの速度を落とさずにセキュリティソフトが利用可能です。iPhoneとAndroidの両方に対応したスマホアプリも無料で利用できるため、スマホを保護したい場合も安心です。
無料プランでは次の機能に制限がかかる、または利用できません。
機能 | 制限 |
---|---|
偽サイトを回避 | 利用できません |
疑わしいアプリを隔離 | 利用できません |
ハッカーをブロック | 利用できません |
ウェブカメラを利用したのぞき見阻止 | 利用できません |
機密性のあるファイルの完全抹消 | 利用できません |
アプリの自動アップデート | 利用できません |
Microsoft Defender
無料で利用できる機能
Microsoft Defenderはウイルス対策やファイアウォール、デバイスの保護などの機能をもったセキュリティソフトです。 Windows 10やWindows 11に標準で組み込まれており、追加のインストールや登録は不要です。
デバイスへの脅威を監視して、スキャンを定期的に実行してパソコンの状態をチェックし、不要なファイルやレジストリエントリを削除してパソコンのパフォーマンスを向上させます。以前はセキュリティソフトとしては機能が不十分といわれていましたが、近年は性能が向上し個人で利用するパソコンであれば十分といわれています。
しかし迷惑メールや最新のウイルスなどにはやや不安があるともいわれているため、これらからの保護をしっかり行いたいのであれば、別途ソフトの導入を検討した方がいいでしょう。
自社に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして、自社に合うのか検討してみましょう。
無料と有料の違いは?よくある機能制限と注意点
ウイルス対策・不正アクセス対策ソフトの有料版と無料版や無料トライアルを比較し、どのような違いがあるかを詳しく紹介します。
機能に制限がある
無料版では、有料プランに比べて利用できる機能が制限されている場合もあります。 たとえば次のような機能は無料版では利用できないか、利用できる容量や回数が少ない場合もあります。
- ファイアウォール:外部からの不正アクセスを防止する
- フィルタリング:悪意のあるサイトや安全性の低いサイトへのアクセスを制限する
- スパムチェック:危険な迷惑メールやメッセージを自動で検知してくれる
- パスワードマネージャー:さまざまなIDやパスワードを保護・管理できる
- 個人情報保護:ネット通販やネットバンクを利用する際に情報を保護してくれる
無料版は、ウイルス検出といった基本的な機能は試せますが、より強力な保護機能や便利な機能を試すには、有料プランに切り替える必要があるでしょう。
自動更新に制限がある
無料版では、ウイルス対策ソフトの自動更新に制限をかけられていることが多いです。 そのため、手動で更新を行う必要があります。 手動での更新が手間だと感じる場合は、自動更新が可能な有料プランに切り替えることを検討しましょう。
サポートに制限がある
無料版のウイルス対策・不正アクセス対策ソフトは、有料プランと比べてサポートの内容や範囲に制限をかけられていることが多いです。
たとえば、電話やチャットでのサポートがない場合や、サポートがサイトに掲載されたFAQやマニュアルのみの場合があります。そのためサービスに不具合や問題が発生したときに、どのようなサポートが受けられるかを確認しましょう。
ウイルス検出率が低い
無料版のウイルス対策・不正アクセス対策ソフトは、有料版と比べてウイルス検出率が低い傾向にあります。当然無料版であっても99%といった高い検出率を出すソフトもありますが、有料版と比べれば安全性は低いといえるでしょう。
前述したように、コンピューターウイルスは膨大な数が存在するうえ、常に新たなものが生まれ進化しています。そのためわずかな検出率の差であっても、パソコンやスマホが危険にさらされる可能性は非常に高くなると考えられます。
広告が表示される
無料版では広告表示されるケースが多いのも注意すべきポイントです。無料版では、一定時間が経ったり一定の操作を行ったりすると広告が表示され、これで利益を上げているケースが少なくありません。しかしこの広告表示は、単純にわずらわしいだけではなく、パソコンやスマホの動作が重くなったり画面が見にくくなったりします。
有料版のウイルス対策・不正アクセス対策ソフトには、これらの広告が一切表示されないため、動作やわずらわしさが気になる方は有料版を検討した方がいいでしょう。
有料ソフトを検討するべきケース
企業の状況やソフトに求めていることによっては、無料ソフトでは叶えられないケースが存在します。有料ソフトを検討した方がいいケースをまとめたため、ぜひ参考にしましょう。
無料版ではウイルス対策が不十分な場合
無料版は基本的なウイルス対策・不正アクセス対策ソフトを提供していますが、前述したように機能が限られているため、高度な脅威や新種のウイルスに対応できない可能性があります。個人情報の流出に不安を感じる方や、会社の情報をパソコンやスマホで扱っている方であれば、有料版を検討するのがおすすめです。
複数のデバイスを保護したい場合
無料版は一般的に1台のデバイスでしか利用できません。一方で有料版は基本的に複数台への導入が可能であり、ソフトによっても台数や支払う料金は異なるものの最大5台程度までは対応しています。
そのためパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットなど複数のデバイスをもっており、これらすべてにウイルス対策・不正アクセス対策ソフトを導入したい場合は、有料版の検討がおすすめです。1つのセキュリティソフトでデバイスすべての一元管理できるため、管理の効率化といった面でも有料版はメリットがあるといえます。
サービスを比較しましょう
自社に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして自社に合うのか検討してみましょう。