技術力と提案力で差別化!ソデックのSalesforce導入支援 Slack・Teams連携機能も提供

小規模な開発から大規模プロジェクトまで、Salesforceを中心としたITソリューションを提供。数多くのWEBアプリケーションの開発実績をベースに、Salesforceと他システムの統合を得意とする。
株式会社ソデック 公式サイト

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高木聖名さん 株式会社ソデック プロジェクトマネージャー
衣川康子さん 株式会社ソデック 企画部
島袋愛夏さん 株式会社ソデック プロジェクトリーダー
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難解な要望を実現する高い開発力。クライアント企業の一社員という意識で業務理解から丁寧に

――― Salesforce導入支援はいつからご提供されているのでしょうか?
衣川:2017年から始めております。もともとSIerとして受注していたのですが、企業様から直接の依頼をいただくようになったのは、ここ6年ほどです。
――― 数あるSalesforce導入支援サービスの中で、ソデックならではの強みはどこにありますか?
高木:開発力の高さが弊社の魅力です。実際にお客様から「他社では実現できなかった実装やカスタムが、ソデックにお願いしたらできる。だからお願いしたい」とおっしゃっていただくこともあります。
衣川:私は教育を担当しておりますが、技術レベルの維持には常に努力を重ねています。全スタッフが弊社の定める高い技術水準を満たした状態で、お客様と接することができるということを自負しています。Salesforceの方からも、「ソデックは他より技術力が高い」と評価されていると感じています。
――― その高い技術力はどのようにして実現しているのでしょうか?
衣川:弊社では、Salesforceが提供する認定資格取得を推奨し、社員が積極的に勉強に励める環境を整えています。また受験料の補助や手当、資格取得キャンペーンなどでモチベーションも向上させています。
高木:弊社のメンバーは、自主的でハングリーな人が多いと思います。自ら学ぶ姿勢をみんな持っているので、私も感化されて、「この資格を取ろう」「この勉強に着手しよう」とやる気が湧いてくるんです。お互い刺激し合っていて、私としてはその社風の居心地が良いというか、とても楽しいですね。

高木:また、技術面だけでなく、お客様の業務に関する勉強会も行っています。例えば、「会計とはどのような業務か?」といったことを学ぶことで、お客様が普段どのような仕事をしているのか、どう考えているのかという理解を深めることを目的としています。これにより、ヒアリング力が向上し、より良い提案ができるようになります。
衣川:Salesforceでは、プロジェクトが終わった際に評価アンケートを実施しています。そこで、「プロジェクトが良かった」という回答を多くいただいています。お客様の話をしっかり聞き、要望を明確にできるところは、弊社の強みだと思います。特に島袋は高い評価をいただいていますね。
島袋:システム会社とお客様が一緒に取り組まないと、プロジェクトは進みません。私もお客様の会社の一員だと思って仕事をしています。
Slackなど外部連携に強み。Centroと日本で唯一協力関係に

――― Salesforce導入に関して、特に得意とされている領域はどのようなものですか?
高木:主に2つあります。1つは、見積もりや請求といった業務工程のカスタマイズです。もう1つは、Slack、Teams、Google ドライブなどの外部システムとの連携です。
――― 外部システムとの連携は、他社では難しい開発になることが多いのでしょうか?
高木:大企業向けに提供されているサービスはありますが、中小企業向けに対応しているところは少ないですね。
島袋:SlackやTeamsに関して言うと、弊社はCentro(セントロ)というアメリカの企業と日本で唯一提携しています。
いわゆるコミュニティサイトにあたる「Experience Cloud」の導入実績が多いのも弊社の強みなのですが、Centroのツールを使用すればSlackやTeamsのUIでチャットするようにお客様とやり取りできます。この機能はCentroだけですし、日本国内で実績があるのは弊社だけです。
――― 相談しにいらっしゃるお客様はどのような課題をお持ちの方が多いですか?
島袋:顧客管理はもちろんですが、請求書発行までできるようにカスタマイズしてほしいといったご相談をよくいただきます。Salesforceが苦手としている機能に関して、強化してほしいといったご要望ですね。
――― 中でも難しかったご依頼にはどのようなものがございましたか?
高木:書類のプレビュー画面を作った案件ですかね。お客様が元々使用していたシステムでは帳票を出力する機能があって、他社製品ではできないと言われていました。でも、弊社の技術力で1から開発を行って、Salesforce上で出力できるようにしました。これは難しかったですが、やりきりましたね。
――― 逆に、御社としてぜひ相談にきてほしい方などはいらっしゃいますか?
衣川:Salesforceの活用方法についての教育についても承ります。
Salesforce初期導入時の一番の課題は「定着化」です。上層部はSalesforceを使ってほしい、でも現場はどう使えばいいのかわからない、導入したものの結局使われなくなってしまう。そういったケースが起こり得ます。そこで、Salesforceをどうやって使うべきかの教育とセットにしたパッケージもご提供していきたいと思っています。
丁寧なヒアリングとすり合わせで理想の業務フローを構築

――― では、御社にご依頼した場合、Salesforce導入までのプロセスはどのように進んでいくのですか?
島袋:まずお客様には、現行の業務フローを書き出していただきます。そして、その内容をもとに未来の業務フローをお客様と一緒に考えて作り上げ、開発に着手します。
大企業の場合は間にコンサルタントが入って、業務フローを作っていくのが一般的ではないでしょうか。ですが中小企業の場合は、その費用が負担になることも多いと思います。弊社ではコンサルティングも兼ねて開発を進めるため、費用面でもメリットがあります。
――― 未来の業務フローを作成する際に、意識していることはございますか?
島袋:ヒアリングを重視しています。実際に自分の仕事を言語化するのは意外と難しいことです。名もなき業務が結構重要だったり。そのため、質問を通じて現状の業務をどれだけ引き出せるかが重要であり、難しいことでもありますね。逆に、そこがうまくできると、未来の業務フローはすんなり作れます。
高木:カスタムのご依頼が多いため、画面レイアウトの確認もかなり細かく行っています。ユーザビリティの高い直感的な画面を作るため、Excelベースでレイアウト案を作成し、操作手順の確認を何度も重ねます。そうして、お互いの認識のズレがゼロになるよう、心がけています。
――― とても丁寧にご対応されているんですね。お客様からはどのような反応がございますか?
高木:お客様がご自身で画面イメージを作成してくださり、それにぴったりのものを開発できた際に、「高木さん、これですよ!」と喜んでいただけたことが本当に嬉しかったですね。しっかりと要件定義で認識を合わせて進められたからだと思います。
あとは弊社の強みであるSlack連携もご好評いただいています。書類の申請などがSlack上でSalesforceと連携しながら進められるなんて思っていなかったとか、驚きの声をいただくことがあります。お客様とっては、Salesforceでどこまでできるのか未知な部分も多いと思うのですが、付加価値を提供できているのではと感じています。
島袋:長くお付き合いのあるお客様から「ずっと担当でついていてほしい」と言われたときは嬉しかったですね。弊社では普段から、お客様とSlackで頻繁にやりとりをさせていただいています。急なトラブルでもSlackでご連絡いただければ、迅速に対応可能です。軽微な修正であればすぐに対応しますし、柔軟性の高さを評価いただいているのではと思います。
どんな課題も受け止められる。過去事例がなくてもまずは相談を
――― 最後に、Salesforce導入支援を検討している方に向けて、一言お願いします。
島袋:過去事例がなくても、案件の大小関わらず、「こういうことできますか?」とお気軽にご相談いただきたいです。
衣川:依頼をお受けする際、ほとんど毎回、今までにない新しいご要望をいただきます。どんなことでも受け止める器がありますし、やりとげてきた実績もあります。
高木:Salesforce以外でも開発力や提案力に強みがあります。お悩みがあればなんでも聞いていただければと思います。
衣川:AI関連も最近は力を入れています。例えば注文のキャンセルや予約を、自立型AIで24時間365日対応可能にすれば、サポートチームが担当しているような業務を大幅に効率化できるので、お悩みの方はぜひご相談いただきたいです。