fondeskは、会社の代表電話を外部オペレーターが一次受付し、その内容をチャットやメールで通知する電話代行サービスです。
Webからの申し込みは5分程度(※)で完了し、fondesk専用番号への転送設定のみで即日利用が可能。専用マイページから社名や受付時間(15分単位)、通知先、支払い方法などをいつでも変更でき、応答設定は即時反映されます。
オペレーター対応は平日9時〜19時のみ(※)で、この時間帯に着信した電話を代行。Slack・Chatwork・Microsoft Teams・LINE・LINE WORKS・Google Chat・Eメールへ同時通知が可能です。
また、迷惑電話を遮断するブロックリスト機能だけではなく、聞き取り支援のなまえ辞書や応答カード、そして個人情報や機密事項をマイページのみで確認できるセンシティブ通知防止機能など、安心・安全な運用を支える多彩な機能が備わっています。
代表電話や人事関連の問い合わせ、一部の問い合わせのみ全従業員に見せたくない場合でも利用可能です。最低利用期間の縛りも1か月のみ(自動更新制・いつでも解約可能)であるため、短期間のみスポットで利用したいというニーズにも応えられます。
※出典:fondesk公式HP(2025年7月10日閲覧)
他社の電話代行サービスと比べてfondeskが差別化されているポイントとして、無駄な電話対応時間を削減するための独自機能が豊富に用意されている点が挙げられます。
代表的なのが迷惑電話対策の「ブロックリスト」機能です。特定の電話番号を登録すれば以降その番号からの着信を自動拒否でき、オペレーターにも通知されなくなります。最大10,000件(※)まで登録できるため、しつこい営業電話や間違い電話による業務中断を最小限に抑えられます。
また、人名や社名など聞き取り間違いが起きやすい情報をあらかじめ登録できる「なまえ辞書」や、要点を整理した情報カードを共有しておく「応答カード」機能も提供されており、オペレーターからの報告精度を高める工夫がされています。
さらに、通知内容の送り分け設定も充実しています。着信のあった宛て先に応じて通知先を自動で振り分けたり、メンションを自動付与する、といった細かな運用も可能です。
「電話対応のムダを排除する」ための機能が標準搭載されている点はfondeskならではの強みと言えます。
※出典:BOXIL掲載資料(2025年7月10日閲覧)
fondeskではユーザー自身が設定をコントロールできる設計になっており、必要に応じた運用の変更や確認作業がスムーズです。
他サービスでは運用変更のたびに業者へ連絡する必要があったり、設定反映にタイムラグが生じるケースもありますが、fondeskでは管理画面(マイページ)からの操作が即オペレーター対応に反映されます。
たとえば、受付時間の短縮や社名アナウンスの変更、通知先メンバーの追加・削除などもリアルタイムに適用可能です。
この柔軟性により、急な体制変更や組織改編があっても電話受付ルールを即座に調整できます。また、過去の受電履歴データが蓄積される点も安心材料です。
誰からどのような用件の電話があったかを後から社内で分析でき、問い合わせ内容の傾向把握や営業電話の多寡の可視化にも役立ちます。
電話対応業務のブラックボックスを解消して属人化しない運用を実現できる点もメリットです。
fondeskの料金体系は月額10,000円(税別)+通話件数に応じた従量課金と非常にシンプルです。
50件までの受電は追加料金0円で利用でき、51件目以降のみ1件あたり200円の従量料金が発生します。
初期費用やオプション料金も一切なく、不要なサービスを切り捨てた明瞭なプラン設計が特徴です。
月間の受電件数が50件以内であれば常に一律1万円で済む計算になり、100件ならば追加従量分(51件目以降50件×200円=10,000円)を加えて合計約2万円といった具合でコスト試算が容易です。
この料金水準は電話番専門の人材を社内で1人置くことや他社の受電代行サービスと比較しても割安感があり、電話対応のコスト削減を実感できるサービスと言えるでしょう。