カルサポ導入事例：いいずみファミリークリニック様　院内DX化を推進し、待ち時間短縮とカルテ作成業務の効率化を実現 [PR]

最終更新日：2025-11-21

電子カルテ「カルサポ」を導入したいいずみファミリークリニック様の事例です。導入検討の際にご参考にしてください。

導入企業

いいずみファミリークリニック様
業種：医療

クリニックについて教えてください。

静岡県富士市という富士山の麓の地域で小児科をメインとしたファミリークリニックを経営しています。富士市は人口 24 万人の地域です。健診の時間帯でアレルギー疾患・生活習慣病・乳幼児健診ワクチンなどをして、感染症の時間帯に発熱者などの対応をしています。
最近では、子どもの心の問題（不登校など）の患者さんも増えてきており、診療により一層力を入れています。忙しい日は患者数 200 人を超す日もあり、診療中はずっとバタバタしていますね(笑)。ただ、患者さんとの雑談が大切と思っており、その分明るい笑顔のある外来になっていると思っています。

小児科の業務で大事にしていることは

診察は親子での受診となりますが、病気の主人公である子どもとの会話で「子どもがどう思っていて」「どうして欲しいのか」という点を大切にしていますね。結構、親御さんの希望とのギャップはあるものなので(笑)。その中で、大切になってくるのが問診であると思っています。

医療 DX に取り組む理由

DX 推進の理由は大きく二つあります。
一つは患者さんの待ち時間短縮で、もう一つはスタッフの業務効率改善です。
多くの患者さんを診療する中では、常に患者さんの待ち時間対策は重要な課題となります。忙しいママたちの時間を奪うのはよくありません。スタッフにはよく、「患者さんは 3 回も待ち時間がある、診察まで、会計まで、処方まで。」と話し、常に待ち時間短縮に対してのアプローチをしてきました。DX がすすみ、受付時間短縮、会計待ち時間短縮につながっていると実感しています。
また当地域は静岡の人口減少・若者減少地区になりますので、今後の働き手不足をどう対応するかを考えたときに、業務効率の見直しをして業務の簡易化を図りたいと考えました。

患者さんの待ち時間を短縮するため、音声AI「カルサポ」を導入

カルサポ導入前の課題や背景について教えてください。

当院は以前から、クラークさんを配置して診療をしていました。クラークさんがいることで私が診療に専念できることは非常に大きな点です。
クラークさんは単にカルテの打ち込みに限らず、病名の確認や転記・カルテ加算の確認・看護婦さんへの処置の指示出しなど業務が多岐にわたります。そして、導入当初に比べてやることが少しずつ増えてきております。サッカーに例えると司令塔にあたる存在です。このマルチタスクを任せられるのは、ベテランといわれる人に限定されてしまうのが悩ましい点でした。

導入効果はいかがですか？

そんな時にカルサポに出会い、これはスタッフの労力減になると直感しました。カルテ打ち込み業務にばかり集中しなくてもボタン一つでカルテに転記できることは、素晴らしいことです。また、子どもの心の問題の診察では傾聴時間が長くなり、それを纏める為に残業することもありました。そこをカルサポがものの数秒で要点して項目を分けて資料を作ってくれたときは感動しましたね。
問診のなかで、「いま楽しみにしていることある？」「運動会いつあるの？」などと聞くのですが、そこはカルサポが【世間話】という項目で拾い上げてくれます。医療の SOAP 形式とは別に、患者さんの生活スタイルが垣間見えて、より人間味のある医療が提供できるきっかけになっていることは間違いないです。
機器も小型マイクをつけるくらいなので患者さんに対しても違和感はなく、時々子どもたちが興味津々に見ていますが良い受け止め方をして貰っています。先端の医療をしていて、すごいですねと褒めていただくこともあります。

臨床心理師の声：記録時間を短縮し、患者理解にもっと時間を

記録の構成を一から考える時間が省けたことでその時間をさらに有意義に使え相乗効果に繋がりました。サポートも手厚く今では手放せないほど大変満足しています（臨床心理師）