カオナビ 導入事例 異動調整が1人5分に、評価制度の見直しと業務効率化を同時に実現

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カオナビ 導入事例 異動調整が1人5分に、評価制度の見直しと業務効率化を同時に実現

従業員数201〜300人の小売/流通/商社系系企業に勤めるAさんは、タレントマネジメントシステム「カオナビ」を導入しました。どのようにサービスを選んだのか、実際に使ってみてどう感じたのか、お話をうかがいました。

導入事例 Aさん

導入事例 Aさん

  • 男性 20代後半
  • 小売/流通/商社系
  • 従業員数 201〜300人
  • 人事総務
  • 係長・主任クラス

※掲載情報はインタビュー対象者の導入当時のものであり、最新の仕様とは異なる場合があります。

導入前の課題:数字だけの評価が招いた、現場の不公平感と離職の連鎖

―――タレントマネジメントシステムを導入する前の状況について教えてください。

以前は「freee人事労務」で情報を管理し、評価は各部署がExcelシートで行っていました。特に営業部門(店舗)では実績100%の評価基準だったため、数字以外の貢献がほとんど可視化されていませんでした。

―――実績100%の評価では、具体的にどんな問題が出ましたか?

販売実績や商材獲得など、目に見える数字だけが評価の対象になっていました。一方で、締め作業や実績集計、ポスターの掲示など、目立ちにくいものの重要な店舗運営業務がたくさんあります。

そうした業務が評価に入らないため、「実績さえ出せば、掃除などの周辺業務は行わなくてもよい」といった意識が生まれました。その結果、面倒な仕事が実績の出にくい人に押し付けられ、悪循環につながっていました。

―――それは現場の雰囲気にもかなり影響しそうですね。

ええ、店舗内の人間関係が悪化し、モチベーションの低下や離職につながっていました。昇給制度も在籍年数に応じて一律に上がるだけだったため、努力や成果が給与に反映されにくいという課題もありました。

現場が自ら使いたくなる操作性と、配置のしやすさを重視

―――システムを選ぶとき、何を一番重視しましたか?

一番は使いやすさです。カオナビを含めて3社を比較しましたが、機能が多すぎるとかえって操作性が損なわれると感じました。カオナビは、メインの評価機能に加えて、社員のエンゲージメントを測定できる「パルスサーベイ」や、配置検討に役立つ「ロケーションサーチ」といった独自機能がある点が魅力でした。

―――「ロケーションサーチ」はどういう場面で使っていますか?

人事異動の際に役立っています。以前は候補者ごとに、自宅から各店舗までの通勤時間を乗り換えアプリで調べていました。カオナビなら店舗に近い人をまとめて検索できます。そのため、通勤時間の確認に要する時間を大幅に短縮できると確信し、決め手の一つになりました。

配置にかかる時間が大幅に減って、情報を探すストレスもなくなった

―――導入後、実務ではどのような変化がありましたか?

情報管理の負担が大幅に軽減されました。以前は「〇年度の面談記録」というフォルダの中から一人ひとりのExcelを探しており、1シートを見つけるのに1分ほどかかっていました。今はカオナビで検索するだけで、過去の面談履歴や基本情報を1分以内に確認できます。

―――期待していた「ロケーションサーチ」の効果はどうでしたか?

効果は想定以上でした。以前は15名ほどの異動調整に1〜2時間かかっていたのが、導入後は1人あたり5分程度で終わるようになりました。評価業務もワークフロー機能によって、「入力が終わったので確認お願いします」といった連絡が不要になりました。その結果、実務の負担軽減につながっています。

―――現場への定着のために工夫されたことはありますか?

「会社が導入したから使わされる」という感覚ではなく、自ら使う意識を持ってもらえるよう、全スタッフに導入の目的を丁寧に説明しました。加えて、毎月のパルスサーベイや1on1面談の入力はカオナビ上で行う運用にしました。その結果、自然とシステムに触れる機会が増えました。

システムの力をもっと引き出して、活用の幅を広げたい

―――現時点の総合評価は10点満点中何点ですか?

現時点では6点です。システム自体は有用だと考えています。ただ、評価シートの作り込みが複雑で、使いこなすにはある程度のIT知識と学習が必要だと感じました。スマホ表示にも制限があるため、現場での使いやすさには改善の余地があると考えています。

―――改善してほしい点や、今後期待することはありますか?

このようなシートを作りたいという要望に対して、設定を代行してくれるサービスがあるとありがたいです。ただ、カオナビは継続的にアップデートされていて、開発者に直接要望を出すこともできます。

課題はあるものの、長い目で見ればさらに良くなっていくシステムだと考えています。これからも活用しながら、より良い組織づくりにつなげていきたいです。

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