きちんと心得ていますか?社長の役割をまとめてみました
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社長に与えられている役割を6つまとめてみました
そもそも「社長」とはどういう人のこと?
社長とは、対外的に自分の会社の代表の役を担う人のことです。「会社」の「長」なわけですから、トップの立場で会社を管理する必要があるのです。ただし、「社長」というのが正式に定められた役割ではなく、法的には「取締役」として定められています。基本的に他社との契約関係などにおいての決定権は「代表取締役」が担い、社内における事業の決定などについては「社長」がその権限を要するということです。
「代表取締役」と「社長」はイコールではないため、中には別の人間が務めることもあります。しかし、このように対外と対内で人を変えていては面倒なこともあり、多くの会社では「代表取締役社長」として一括に役割を担っているのです。では、社長の役割とは、一体どのようなものなのでしょうか。
社長の役割1:会社の方針や戦略を決める
社長は企業のトップなわけですから、当然その企業の進むべき未来を決める必要があります。どのようにして売り上げを立てていくかや、どういうやり方で事業を進めていくかは、基本的に社長が決定します。ただ、ひとりではうまく行かない時などには、会社上層部の役員や参謀などに助言を仰ぐこともあるようです。
会社を背負う大きな決断となるので、しっかりとした決断力と意思がないと務まらないのです。
社長の役割2:会社の状態をマクロで管理する
社長は、会社の頂点であぐらをかいているわけにはいきません。会社がうまくいくように、自分の会社の状態を常に把握しておく必要があるのです。とはいえ、細部まで自分で見ていては他の業務にも支障が出てしまうので、ざっくりと全体を把握していればいいのです。
各部署のリーダーなどから報告を受けることで、会社全体の様子をしっかりと把握するのも、社長の役割です。もちろん、改善すべき点があればアドバイスも必要です。
社長の役割3:スムーズな業務の仕組みを作る
業務を進めるために作業をするのは社員ですが、効率的な仕組みができていないと、時間がかかってしまいます。そうなると社員のモチベーションダウンにもつながってしまうので、注意しましょう。
社長は、どのようなシステムを作れば社員がスムーズに仕事を進めることができるか、ということを常に考え、実行していかなければなりません。
もしシステム改善によって利益が増えれば、会社としても、そして社員も満足できるでしょう。
社長の役割4:社員をそれぞれの能力に合わせた部署に配置
会社には、社員がたくさん所属しています。それぞれ性格も違いますし、素質も違います。社長は、こうした一人一人の社員たちが得意な分野で活動できるように、適切な人事配置をする必要があります。「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、人は自分の得意分野であれば想像以上の働きをすることができる可能性が高いのです。
社長も自ら人事に関わり、社員を生き生きと働かせてあげるサポートをすることが大切です。もちろん、それぞれの社員が得意分野で実力を生かせれば、会社としても売り上げが上がったりして利益を得ることができる可能性もグンとアップします。
社長の役割5:会社に関する全ての責任を持つ
社長は、何度も言いますが会社のトップの存在です。それは単に「一番偉い」というだけでなく、「一番重い責任を負う」ということでもあります。会社が何か不祥事を起こしてしまったりすれば、たとえ社員の過失でも謝るのは社長です。
「社長になる」ということは、それだけ大きな責任が伴うということなので、もし起業を考えている人がいるならば、十分覚悟を持った上で活動をしていきましょう。
社長の役割6:会社の未来を継ぐ後継者を育成する
会社をこの先も発展させていきたい、と夢を描くことは大切です。しかし、自分の人生も無限というわけではありません。社長がもし急にいなくなった時、会社の人間は右往左往してしまうでしょう。ある程度の年齢になったら、社長は「後継者」の育成に力を入れるべきです。それはその時点での副社長でもいいですし、別の人間でもいいでしょう。
自分の会社を渡すに値する人物をしっかりと剪定し、育てていきましょう。
意外と知らない社長の役割6つのまとめ
社長は、実は誰よりも大変な仕事を担っているのです。現在社長の人も、役割を再確認し、実践していくように心がけましょう。また、これから起業を考えている人もいるでしょう。社長になるにはそれなりの責任が伴うので、その部分も踏まえてよく考えてみてください。
社長の仕事は大変ではありますが、自分の会社が発展していくと大きな喜びを得られるのも社長の大きな楽しみのひとつなのです。
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