クラウドログ管理システムおすすめ比較!導入で情報流出・不正改ざんの防止を
ログ管理システムには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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目次を閉じる
- ログ管理システムとは
- なぜログ管理が必要なのか
- クラウド型が注目される背景
- 導入目的 – 内部統制・セキュリティ強化・業務効率化
- クラウドログ管理ツールの選び方
- クラウドログ管理ツールの機能を確認する
- クラウドログ管理ツールを導入する際の注意点を確認する
- クラウドログ管理ツールの料金・価格相場を確認する
- 今注目のおすすめログ管理ツール紹介
- BlackBox Suite
- remopia
- MITERAS 仕事可視化
- MaLionCloud
- Eye“247” Work Smart Cloud
- PrivX
- KeeperPAM
- Watchy
- みえるクラウド ログ
- WEEDS Trace
- MylogStar 4
- MylogStar FileServer
- セキュリティソフトLOOOC
- Illegal View
- ALog SMASH
- Log Option
- DEFESA Logger
- NonCopy2
- SS1
- SecureCube Access Check
- ALog ConVerter
- RS-SHADAN
- Splunk
- Trellix SIEM
- Datadog
- クラウドログ管理システム導入のメリット・デメリット
- メリット
- デメリット
- BOXILとは
ログ管理システムとは
業務においてPCは欠かせない存在となっており、その操作履歴である「ログ」は重要な情報資産です。ログには、「誰が」「いつ」「どのような操作を行ったか」といった情報が記録されており、業務の可視化やトラブル時の原因追跡に役立ちます。
ログ管理システムは、こうした膨大なログデータを一元的に収集・整理・保存し、必要に応じて迅速に検索・分析できるようにするツールです。従業員の不正行為や情報漏えいなどのリスクを未然に防ぐためにも、ログの記録と活用は重要です。
なぜログ管理が必要なのか
ログ管理の目的は、単なる履歴の保存ではありません。
特に次のような理由から、企業におけるログ管理の重要性は増しています。
| 目的 | 内容 |
|---|---|
| 内部統制の強化 | 業務プロセスの適正化や不正行為の抑止 |
| セキュリティ対策 | 情報漏えいやサイバー攻撃の痕跡を特定 |
| トラブルシューティング | システム障害や業務ミスの原因特定 |
| 法令・コンプライアンス対応 | ログ保管義務や監査への備え |
これらに対応するため、組織全体でのログの適切な取得と管理が求められます。
クラウド型が注目される背景
近年では、クラウド型のログ管理システムが注目を集めています。オンプレミスと比較して、次のような利点があるためです。
- 初期導入コストを抑えやすい
- リモートワークや複数拠点に対応しやすい
- 常に最新のセキュリティ対策が適用される
- 拡張性が高く、運用負荷が軽減される
DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進やテレワークの定着により、クラウド型の柔軟性と即応性が、多くの企業にとって有力な選択肢となっています。
導入目的 – 内部統制・セキュリティ強化・業務効率化
ログ管理システムを導入する際は、「なぜ導入するのか」という目的を明確にすることが重要です。導入目的を明確にすることで、自社に最適なツールを選定しやすくなります。企業がログ管理システムを導入する主な理由は次のとおりです。
| 導入目的 | 詳細 |
|---|---|
| 内部統制を強化したい | 誰が・いつ・何をしたかの記録を残すことで、不正行為の抑止や業務の透明化を図ります。監査対応にも有効です。 |
| セキュリティ対策を強化したい | ログを通じて不正アクセスや情報漏えいの兆候を検知し、インシデント対応を迅速化します。 |
| コンプライアンスを遵守したい | ログの長期保管や改ざん防止機能により、法令や業界ガイドラインに対応可能となります。 |
| 業務を効率化したい | ログの自動収集・分析・レポート機能により、トラブル対応や稼働状況の把握が迅速に行えます。 |
| 運用状況を可視化したい | 組織全体の操作状況を可視化し、部門別・ユーザー別の傾向を把握して業務改善に活用できます。 |
こうした目的に応じて、各ログ管理ツールの機能を比較し、自社の課題にマッチしたシステムを選ぶことが成功の鍵です。
クラウドログ管理ツールの選び方
クラウドログ管理ツールを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。
- クラウドログ管理ツールの機能を確認する
- クラウドログ管理ツールを導入する際の注意点を確認する
- クラウドログ管理ツールの料金・価格相場を確認する
クラウドログ管理ツールの機能を確認する
クラウドログ管理ツールでできること、利用できる機能は次のとおりです。上記の導入目的・課題をどのように解決できるか記載しているため、必要な機能を洗い出しましょう。
【基本的な機能】
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| ログ収集 | クラウドサービスやアプリケーションから発生するログを自動的に収集する機能 |
| ログ監視 | リアルタイムでログを監視し、異常なアクティビティやセキュリティイベントを検知する機能 |
| ログ分析 | 収集されたログを解析し、パターンやトレンドを特定する機能 |
【特定の課題・用途・業界に特化した機能】
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| セキュリティインシデント対応 | 異常なアクティビティを検知すると、適切なアラートを発行し、セキュリティインシデントに対処するためのアクションをサポートする機能 |
| ログの保管とアーカイブ | 収集されたログを長期間にわたって保管・アーカイブし、法的要件を満たすための証拠として使用できる機能 |
| ダッシュボードとレポート | ログの状況やセキュリティインシデントの可視化を行うダッシュボードやレポートを作成する機能 |
| 可用性監視 | クラウド環境の可用性やパフォーマンスを監視し、障害やパフォーマンス低下の問題を特定する機能 |
異常なアクティブティに対処したい場合はセキュリティインシデント対応、コンプライアンス遵守を目的としている場合はログ管理ツールがあるサービスがおすすめです。
クラウドログ管理ツールを導入する際の注意点を確認する
クラウドログ管理ツールを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。
| 確認事項 | 詳細 |
|---|---|
| セキュリティとプライバシー | ログは重要な情報を含んでいるため、適切なセキュリティ対策が必要です。ツールの提供元がセキュリティ対策をしっかりと実施しているか確認しましょう。 |
| コンプライアンス | 産業規制や法的要件に対応するためには、選んだツールが対応しているか確認しましょう。 |
| 他ツールとの連携 | 既存のシステムやセキュリティツールとの連携が必要な場合、ツールが適切なインテグレーション機能を持っているか確認します |
| サポートとメンテナンス | サービス提供元が適切なサポートとメンテナンスを提供しているかを確認します。障害が発生した際の対応体制も重要です。 |
クラウドログ管理ツールの料金・価格相場を確認する
クラウドログ管理ツールの料金は、データの量やユーザー数、サーバー数によって異なります。一般的に、小規模なプランでは数千円から数万円程度から始まり、大規模なエンタープライズプランでは数十万円以上になることもあります。
無料プランやトライアルプランも用意されている場合があるので、利用前に試してみることもおすすめです。必要な機能と要件が搭載されているサービスの料金を確認しましょう。
今注目のおすすめログ管理ツール紹介
おすすめのログ管理ツールを紹介します。
BlackBox Suite - BlackBox Japan株式会社
- システムへのログインからデータアクセスを記録
- すべてのデータアクセス行為を業務証跡として保管、モニタリング
- 不要・危険なアクセスを自動で抽出
BlackBox Suiteは、誰が、どのデータへ、何件アクセスしたかを記録し、把握できるログ管理ツールです。3階層のWebシステムであっても、アクセス元がアプリケーションサーバーとならず、誰がどのデータにアクセスしたかを把握できます。
参照、削除、更新などのアクセス行為をログとして記録し、不正と思われるアクセスを自動抽出してくれるため、不正の防止と抑止力として役立ちます。プラグイン形式でのインストールで利用でき、既存環境に大きな影響を及ぼさないのもポイントです。
remopia - レバレジーズ株式会社
- 業務時間のログデータをグラフ化
- 記録した実働時間をもとに働きすぎや長時間離席を検知
- 作業中や離席中のステータス、利用アプリを確認可能
remopiaは、リアルタイムにメンバーの働き方や業務負荷を確認できる業務可視化ツールです。パソコンの画面を定期的に保存できるので、作業の様子も確認できます。
作業状況をステータスで確認できるほか、利用しているアプリも確認できるので、働きすぎや違法なアプリの利用などの防止にも役立ちます。長時間の離席や働きすぎの検知、アラートも可能です。
MITERAS 仕事可視化 - パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社
- PCログと勤怠の乖離チェックによって業務内容を効率的に可視化
- 独自のダッシュボードで稼働状況の比較や可視化が可能
- 休憩未取得や深夜/長時間勤務を検知し通知するアラート機能
MITERAS 仕事可視化は、PCの使用状況や業務内容を自動で記録・分析できるログ管理システムです。
労働時間の客観的な把握により、勤務時間や仕事内容を明確化し、マネジメントの課題を明確化します。稼働状況の比較が簡単にできる独自のダッシュボードや、休憩未取得や深夜/長時間勤務を検知しお知らせするアラート機能など、勤務管理を効率よく進められる機能が備わっています。
MaLionCloud - 株式会社インターコム
- 操作ログの収集、分析などで日常の運用をサポート
- 残業防止機機能や稼働状況可視化機能を搭載
- AIが収集ログを分析し従業員端末ログを安全度で採点
MaLionCloudは、MacやWindowsなどの端末の操作ログを収集し、情報漏えいリスク対策やIT資産管理、働き方管理などをサポートするツールです。パソコンの操作ログと勤怠管理システムの出退勤情報をもとに、勤務状況を見える化できます。
誰がいつ何の操作したのかを確認できるほか、収集ログを多次元分析するAIエンジンを搭載しており、異常の度合い順で従業員端末ログをリスト抽出し、分析結果をレポート出力可能です。
Eye“247” Work Smart Cloud - 株式会社フーバーブレイン
- アプリケーション使用履歴、ファイル操作履歴などの操作ログを1分単位で記録
- USB使用履歴、Wi-Fi接続履歴、クリップボード操作ログを取得可能
- 遠隔操作ツールによるリモートサポートや電話サポート付き
Eye“247” Work Smart Cloudは、業務の可視化とセキュリティ対策を一元化するクラウド型PC管理ツールです。1分単位でパソコンの操作ログを取得し、業務の生産性分析や不正防止に活用できます。
USB使用履歴やWi-Fi接続履歴、禁止ソフトウェアの起動状況を監視できるうえ、情報漏えいリスクを抑える機能も備え、管理画面でログの可視化・分析が可能です。業務管理とセキュリティ対策を両立できるソリューションです。
- 暗号化通信を簡単に録画・保存・確認
- 共通アカウントの利用者も特定可能
- 影響を最小限におさえて導入可能
PrivXは、暗号化通信の操作内容を通信経路上で取得・記録し、サーバー管理者と管理プロセスを監視するシステムです。取得した操作記録は管理画面から動画で簡単に確認でき、SSH通信の場合は文字列の検索も可能です。また、共通アカウントを複数人で利用している場合でも、どの管理者がログインしたかを可視化できます。
現在使用しているネットワーク環境をそのまま活用でき、導入時の影響をなるべく最小限に抑えられるポイントのひとつです。
KeeperPAM - Keeper Security APAC株式会社
- ユーザーの操作を詳細に記録
- システム全体の可視性を確保しログ管理を強化
- 既存のセキュリティ情報・イベント管理システムと統合可能
KeeperPAMは、SSHやRDP、ウェブブラウザセッションなど、多くのプロトコルでの画面とキーボード操作を記録できるPAMプラットフォームです。誰がどのような特権的な操作をしたかを詳細に把握可能です。
詳細なログ、セッション記録、自動レポート機能により、監査に必要なデータへ即時アクセスできるため、コンプライアンス遵守に役立ちます。特権アクセスに関するログと監査を自動で行い、異常発生時に通知する仕組みを備えています。
Watchy - 株式会社スタメン
- 非IT人材によるログ管理をサポート
- 必要な管理機能だけを1機能100円で組み合わせ利用
- 設定条件をもとに自動でプッシュ通知
Watchyは、端末ごとに必要な機能だけを選択利用できるログ管理ツールです。端末とユーザーを紐づけ、端末のログオン、ログオフ情報をもとに稼働時間を把握したり、不正なアクセスを管理したりできます。
設定したログの収集範囲や条件をもとに、自動でプッシュ通知してくれ、アラートの詳細をログから確認可能です。
みえるクラウド ログ - セブンセンスマーケティング株式会社
- PCのログイン情報をもとに業務時間を一元管理
- 操作履歴によって誤操作や管理ミス、二次被害を防止
- 10分ごとにパソコン画面をキャプチャ保存し業務記録
みえるクラウド ログは、税理士法に対応したPCログ総合管理システムです。使用するパソコンにインストールするだけで利用できます。
パソコンの起動状況、起動回数や時間を算出でき、長時間労働や休日出勤といった隠れ残業の防止に役立ちます。画面キャプチャにより作業内容を把握でき、生産量とタスクの推移を定量的にデータ化可能です。
WEEDS Trace - ウイーズ・システムズ株式会社
- 作業者を本人を特定可能
- 各種OS・DBから操作ログの収集、各種レポート出力可能
- 作業内容の問題を各種レポートを用いて監査可能
WEEDS Traceは、利用の制限、適切な担当者への割り当て、利用状況の把握、利用内容の分析をする特権ID管理ツールです。操作ログを漏れなく取得し、ログを自動的に監査します。自動化により、管理にかかる負担は大幅に軽減されます。
- 業界トップクラス、15種類※の操作ログを取得
- シンクライアント環境での操作ログ取得を実現
- アクティブ時間(実稼働時間)の取得が可能
セキュリティを強化するため、詳細なユーザー証跡管理を行うにはクライアントの操作ログが必要です。MylogStar(マイログスター)は物理環境・シンクライアント環境にかかわらず、精度の高いログ収集力でPC操作ログといったログを取得できます。
また、取得したPC操作ログは直感的な管理画面で効率的に管理・活用ができます。MylogStarはクライアント操作ログ管理の専用製品です。
※出典:ラネクシー「MylogStar 4 Desktop – MylogStar」(2025年5月26日閲覧)
MylogStar FileServer - 株式会社ラネクシー
- 198,000円からと低価格かつ高機能
- ピンポイントで優れたログ収集力
- 管理サーバー不要
MylogStar FileServerは監視対象を機密情報が保存されたファイルサーバーに絞って、ピンポイントに監視対象のサーバーに直接インストールすることにより、ファイルサーバー内でデータの入出力やユーザーの操作を監視するファイルサーバーアクセスログ管理ソフトです。
管理用のサーバーを別途用意する必要がなく、PCへのエージェントをインストールも不要のため、低価格で手軽なログ管理を実現します。投資予算を抑えた情報漏えい対策を検討中の企業におすすめのサービスです。
セキュリティソフトLOOOC - コムソル株式会社
- 内部統制強化
- 監視対象PCのキーログ収集
- 3秒に1回、画面キャプチャとして録画※
ルックは、画面キャプチャとキーログをあわせて解析し、内部からの不正行為による『個人情報や機密情報の漏えい』を予防するツールです。用法によっては、セキュリティリスク管理だけではなく、能動的なマネジメントを行えます。
たとえば、検索エンジンへの入力ワードを抽出し、「転職」といったワードでピックアップした検索者を対象にマネジメントを行えば、リテンション(離職率低下)につながるでしょう。また、業績優秀者の作業フローをBIとして活用できるかもしれません。
※出典:コムソル「画面キャプチャーを3秒ごとに動画で録画|社内PCモニタリング・監視ソフト「LOOOC(ルック)」」(2025年5月26日閲覧)
Illegal View
- デバイス検出時にアラーム通知
- 操作を動画として記録
- リモートデスクトップやマルチモニタに対応
Illegal View(イリーガルビュー)は、PC画面の状態を動画としてサーバーへ記録し、証跡管理を行うソリューションです。セキュリティ・インシデントやアクシデントの発生時に事業継続するため、情報資源の管理は企業にとって欠かせません。
また、ヒューマンエラー対策や内部不正対策も必要です。イリーガルビューは、それらの対策を低コストで実現できるサービスです。キーストロークやマウスクリック、アプリの起動や終了も取得できます。
ALog SMASH
- ログを自動圧縮
- 対象のサーバーに直接インストール
- IT管理者不在でも簡単に使用開始
ALog SMASH(エーログ スマッシュ)は、ALogシリーズのラインナップのひとつで、ファイルサーバーに直接インストールしログサーバーを使わない、コンパクトな監視システムです。独自のロジックでログを変換し、「ユーザが実際にどのような操作を行ったか」をわかりやすく伝えます。
英語版OSにも対応しているようです。CSVファイルのインポート・エクスポートも可能です。
Log Option
- VMwareをはじめとしたログ収集
- 定期レポートとリアルタイムアラート
- ログの横断検索・絞込検索
Log Optionは、ネットワーク性能監視ツール「System Answer」にバンドルされるオプション項目です。ユーザまたはグループごとに、ログに対するアクセス制限を掛けられ、管理系統を分散可能です。
カンマやタブ区切りの生ログ情報を、表計算ソフトのような読みやすいデータテーブルにまとめられます。ログにタグを付け、異なるフォーマットの情報同士を横断的に分析可能です。監視を「System Answer」で行い、ログ解析を「Log Option」で行うという役割分担です。
DEFESA Logger
- VMware対応
- プレゼンテーション型シンクライアントに特化
- ユーザごとにエージェントを起動させる独自技術
DEFESA Loggerは、仮想環境に対応した、WindowsOS上でセキュリティ管理を行う、サーバーベース型のソリューションです。印刷・メール・クリップボード・ファイル操作やアプリ起動の履歴を細かく残せるため、Windowsイベントログも取得できます。
スクリーンショット・キャプチャ・プリント・リモートデスクトップなど、禁止項目にも詳細な設定が用意されています。
NonCopy2
- 機密ファイルの自動暗号化と復号
- コピーガード機能
- 特許取得済技術による持ち出し禁止制御
NonCopy2は、エージェントをインストールする方式の。ノートやタブレットなどのモバイルデバイスにおける、セキュリティ基盤の構築に役立ちます。マイナンバーに関するセキュリティ対策や、不正コピーなどの防止を行えます。
Active Directoryと同期し、ユーザを管理用グループに紐付けられます。USBデバイスのブラックリスト・ホワイトリストを制作することで情報経路をマネジメントできます。
SS1
- 収集サーバーがログを最適化し管理サーバーに送信
- 受講無料のオンラインセミナー開催
- PCの使用制限など長時間労働抑制で「働き方改革」を支援
SS1は、IT資産管理の徹底を実現するソフトウェア・パッケージです。ネットワークグループごとにアップデートパッチといったデータを共有し、ダウンロード可能。また、アクセスポリシーを記述したファイルは、グループ内の各PCへ自動配信します。
プルとプッシュ型の配信を使い分けることでリスクを抑え、迅速なメンテナンスやインシデント対応が可能となります。
SecureCube Access Check - NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
- エージェントアプリ不使用
- ブラウザからのID利用申請
- RedHat系Linux上で動作
SecureCube Access Checkは、サーバーとクライアントの間にアプライアンスを設置し、既存システムに影響を与えずにアクセス制御が可能となるツールです。Webから行えるID利用申請ワークフローと、ID管理システムが連動しているため、2重のセキュリティ対策となります。
リスクの高い「ID共有」を避けつつ、管理者の利便性も確保できるソリューションです。
ALog ConVerter
- 重要データの閲覧を記録
- アクセス成功だけでなく失敗履歴も保持
- ログオンデータを出社退社データに変換
ALog ConVerter(エーログ・コンバータ)は、大手企業をはじめ、高いシェアを誇るアクセスログ管理ツールです。ファイルへのアクセス「成功・失敗」両方の操作を取得。アクティブ・ディレクトリサーバーの証跡を残し、アクセス元のIPやログオン情報を管理します。
また、特権IDからの操作も記録。また、ログオン情報から個人の出社時刻と退社時刻をまとめた月度帳票を自動作成する機能もあります。LinuxとWindowsで動作するようです。
RS-SHADAN
- ネットワーク・アプライアンス情報を自動収集
- エンジニアによる有人監視
- 持ち込みデバイスをブロック
RS-SHADANは、有人監視と、自動ツールを組み合わせた、ネットワークのリスク管理を行うクラウドサービスです。ネットワークに接続されたアプライアンスのデータを収集し、エンジニアが監視。アクセスブロックやセキュリティレベル更新によって不正アクセスを防ぎます。
管理者の操作や監視の手間を省き、人件費や教育コスト削減につながります。
Splunk
- セキュリティインシデントの相関性分析
- IoTやM2Mデータの解析
- メール送信・スクリプト実行などのイベント検知
Splunk(スプランク)は、統合ログ管理ソリューションです。システムログ、複数のセキュリティデバイスログの関連性・相関性を解析し、インシデントを管理します。認識したセキュリティ関連のイベントは、ダッシュボードで俯瞰できます。
相関係数は閉区間[-1,1]にマップされ、両端では影響力が大きく、中点ゼロでは影響がないことを表します。周期的なインシデントの分析に有効な実数尺度です。
Trellix SIEM
- ログデータを共通フォーマットに自動変換
- 独自のデータベースと専用ハードウェア
- ブラウザベースでレポート管理
Trellix SIEMは、セキュリティ情報・イベント管理を行う「統合ログ解析」ソリューションです。「McAfee GTI」と連携し、セキュリティリスクを視覚化します。オプション項目は、DBへのトランザクション記録や、アプリケーションの起動ログなどがあります。
電磁的記録の証拠保全や、分析に役立つツールです。日本語環境を含めた主要な言語をサポートしているようです。
Datadog - Datadog Japan合同会社
- インフラストラクチャ監視やログ管理、セキュリティなどを統合
- ログ分析はクエリ言語不要
- AIがログ異常を自動検知
Datadogは、クエリ言語不要で、リアルタイムにログの検索と分析が可能なセキュリティプラットフォームです。ログだけでなく、トレースやメトリクスといった他の監視データとログをシームレスに連携させ、根本原因特定を支援します。
AIによるログパターンの分析や、異常の自動検出機能も備えています。効率的なログ処理や必要なログのみをインデックス化し、コスト最適化が可能です。大量のログの保存にも対応しており、機密データを保護してセキュアな環境を整えます。
クラウドログ管理システム導入のメリット・デメリット
クラウド型ログ管理システムを導入することで、業務の効率化やセキュリティの強化といった多くの利点が得られます。一方で、導入前に注意すべき課題も存在します。以下に主なメリットとデメリットを整理しました。
メリット
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 初期コストの低さ | サーバー機器の購入や設置が不要で、導入コストを抑えやすい |
| 運用負荷の軽減 | ソフトウェアの更新やメンテナンスはベンダー側で対応 |
| スピーディな導入 | インターネット環境があれば短期間で運用開始が可能 |
| スケーラビリティ | 拠点やユーザー数の増加にも柔軟に対応できる |
| テレワーク対応 | 社外からでもログの収集・確認が可能で、働き方の多様化に適応 |
デメリット
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| インターネット依存 | ネットワーク障害時には一部機能が制限される可能性がある |
| 外部へのデータ預託 | 自社ログをクラウド上に保管するため、情報管理ポリシーの見直しが必要 |
| カスタマイズ性の制限 | オンプレミス型と比べて、独自機能の追加や詳細な設定が制限されることがある |
| 長期保管の制約 | プランによってはログの保存期間に制限がある場合も |
導入を成功させるためには、これらのメリット・デメリットを事前に把握し、自社の運用体制や要件に合致しているかを慎重に検討することが重要です。ログの重要性が高まるなかで、クラウド型を活用する企業はますます増えています。
BOXILとは
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