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動線分析ツール12選!Webと店舗の顧客動線を見える化

最終更新日:(記事の情報は現在から1548日前のものです)
あなたの会社では動線分析を行っていますか?オンライン(Web)とオフライン(店舗)の両面から顧客動線を見える化することで売上を向上させる分析ツールをまとめてご紹介します。

戦略的に売上を上げていくためには、顧客の動線分析が欠かせません。この動線分析とは、顧客の購買行動の見える化するためのもので、顧客がどのような行動を経て購買に繋がるのか?もしくは繋がらないのか?ということを分析します。

この動線分析を細かく行うことができるようになれば、行動から顧客の傾向やパターンを予測することができるようになり、戦略的に購買に繋げられるようになります。そこで今回は、オススメの動線分析の導入ツールを紹介し、動線分析を導入するメリットを解説します。

動線分析のツールの概要

動線分析には大きくわけて2つあります。それは、実店舗の場合とウェブサイトの場合の2つです。顧客の購買行動というのは、実店舗で行う場合とウェブサイトで行う場合では異なります。

「あの商品(サービス)が気になるかも」という気づきを与える目的は同じですが、そこまでの導き方や購入するためにはそれぞれ違うテクニックが必要です。ここでは、実店舗の場合とウェブサイトの場合の動線分析のツールを紹介します。

実店舗の動線分析のツール8選

ABEJA Insight for Retail - 株式会社ABEJA

  • カメラ1台あたり月額8,000円から利用
  • 最短1週間で設置完了
  • 利用者限定の交流会の参加できる

ABEJA Platform for Retail は、売れている理由と売れていない理由を明確にします。通行者の顔画像を取得し、人工知能のディープラーニングを活用して、その個人ごとのデータを詳細にデータ化することができます。高度な分析ができるのにもかかわらず、誰にでも使いやすい管理画面であるため、パソコン操作が苦手な人でも安心です。まずは無料の体験デモを利用してみることをオススメします。

《価格》
初期費用:要お問い合わせ
月額利用料:8,000円(カメラ一台あたり)
無料プラン:デモのお試しあり

RETAILNEXT

  • プラグアンドプレイ型のプロセスを採用
  • 250のブランドへのソリューションの提供実績あり
  • 豊富な店舗分析ソリューション

RETAILNEXTは、店員と顧客の動きを自動的に分け、無駄なデータを省くことができます。そうすることで正確な情報を収集することができ、店員と顧客のやり取りを包括的に分析します。その結果、店員の最適化を図ることができ、余計な人件費の削減にもつながります。ついつい顧客の分析に偏りがちですが、RETAILNEXTでは時間帯に応じて店員数と顧客数の割合を調整できます。

《価格》
初期費用:要お問い合わせ
月額利用料:要お問い合わせ
無料プラン:デモ実演あり

アロバビュー

  • マルチカメラベンダ対応
  • 要件や予算に合わせた最適な録画方法を提案
  • 顧客に合わせたカスタマイズ

アロバビューは、国内実績8年連続No.1を達成し、多くの企業や施設から選ばれています。カメラの操作や録画などはすべてスマートフォンやタブレットで管理することはでき、初めてこのツールを使う人にとっても使いやすい仕組みになっています。これまで自社で使っていた解析ツールと連携するなどのオリジナルのカスタマイズにも対応しているため、今使っている解析レベルを上げたいという企業にオススメです。

《価格》
初期費用:要お問い合わせ
月額利用料:10,000円〜(画像解析サービス)
無料プラン:30日間限定でご利用頂ける評価版あり

ストアコミュニケーションプラットフォーム InSight

  • 店舗規模・システム拡張を課題に合わせて選択可能
  • 最新マシンラーニングを使った機能を搭載
  • eラーニングやコーチングなど手厚いデータ活用サポートも

InSightは、店舗のありとあらゆるデータを統合・可視化するFlow Solutionsが自社開発している動線分析ツールです。AIアクション提案・未来客数予測などの最新マシンラーニングを用いた機能をはじめ、来店者の店内行動、什器の効果、属性、試着室利用など、顧客のさまざまな行動データを可視化します。

また、店舗のPOS、天気、スタッフシフトといった外部データも統合でき、購買率やスタッフ効率などのKPIも算出。店舗運営改善に関する多くのノウハウ提供とサポートが受けられ、本社から店舗スタッフまでそのデータを活用可能です。

《価格》
初期費用:要お問い合わせ
月額利用料:要お問い合わせ
無料プラン:オンラインデモ体験あり

動線分析ソリューション

  • 場所を選ばずに素早く設置可能
  • 分析のサポートあり
  • 工場での活用実績が豊富

動線分析ソリューションは、施設内にあるモノやヒトの動きをデータによって見える化させるサービスです。データを見える化することによって次の戦略が立てやすく、経営判断を早めることにもつながります。その結果、現場の負担を増やすことなく、より効率的に状況を把握することができ、業績アップを実現することができます。こちらでは、取り付け作業からレポート発行、コンサルティングまでトータルでサポートしてもらうことができるので、分析できる人材が社内にいない企業にオススメです。

《価格》
初期費用:要お問い合わせ
月額利用料:要お問い合わせ
無料プラン:要お問い合わせ

RaFLOW

  • 工場内の作業の効率化
  • 工場の生産能力の向上
  • 搬送設備の効率を向上

RaFLOWは、位置情報を管理して動線分析を行うソフトウェアです。工場内での動きをパソコン上に3D再現することによって、工場内の効率化を実現します。工場内の動きには無駄が多く、余計な人件費や時間的コストを増やしてしまっている企業も少なくありません。それらの無駄をなくすために、人材の最適化や搬入の効率化をすることで現場での問題点を解消します。

《価格》
初期費用:要お問い合わせ
月額利用料:要お問い合わせ
無料プラン:要お問い合わせ

Genavis

  • ログデータを自由に加工、解析可能
  • 位置情報の取得から解析まで一気通貫したサービスを提供
  • 必要な測位環境を簡易に構築できる

Genavisは、サービスをワンストップのパッケージで提供しているため、導入に手間をかけません。自社で全てを行わなくても、設置からデータ解析までをコンサルティングしてくれるので、自社で専門家を雇う必要もありません。そのため、社内に分析できる人材がおらず、これから動線解析に本腰を入れ始めようと思っている企業にオススメです。

《価格》
初期費用:要お問い合わせ
月額利用料:要お問い合わせ
無料プラン:要お問い合わせ

Webサイトの動線分析のツール4選

KARTE - 株式会社プレイド

KARTE
KARTE
BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024 Good Service
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ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

  • 顧客の行動を動画で再現可能
  • 多様なデータ分析でユーザーとサイトの特徴を可視化
  • 業界ごとに違う行動や顧客グループなどの知見を利用可能

KARTE Insightは、サイト訪問中のユーザーをリアルタイム解析できるツールです。サイト上でのクリックやスクロール、滞留など顧客の行動を動画で再現可能です。

リピーターと離脱ユーザーの動線比較やセグメントごとの分析など、必要な用途での分析に役立ちます。複数チャネルでのデータ計測にも対応しています。

《価格》
初期費用:300,000円~
月額利用料:298,000円~
無料プラン:なし

Juicer

  • ペルソナを自動で作成
  • 成功パターンを可視化できる
  • 実際に成果につながっているページを知れる

Juicerは、ユーザー、ニーズ、コンテンツ、動線分析をすべて無料で行なってくれるため、ウェブサイトの運営を裏方でサポートしてくれます。会員登録をした後に発行されるタグをWebサイトに埋め込むだけで利用できるようになるため、実店舗のような設置の手間もありません。離脱率の高いページの改善はもちろんのこと、実際に成果につながっているページの理由も分析することができます。

《価格》
初期費用:無料
月額利用料:無料
無料プラン:無料

SPSS Modeler

  • 顧客の成長ロードマップに基づく分析
  • プログラミングに慣れていなくても利用できる
  • リクルートやJALが利用している

SPSS Modelerは、大手企業が多く利用するほど国内で人気のデータ・マイニング 予測分析ソフトです。SPSS Modelerは、現場で必要となる分析を網羅しており、短期間、長期間に分けての分析を繰り返し、マーケティングの成果を高めていきます。これからの時代生き残っていくためには、ネットでの見せ方は非常に重要になります。戦略的に顧客の動線を確保し、終点まで導くためには、分析をするだけではなく、分析結果を活用する必要があります。スピード感持ってウェブサイトで仕掛けていきたい企業にオススメです。

《価格》
初期費用:要お問い合わせ
月額利用料:要お問い合わせ
無料プラン:無料トライアルあり

User Insight

  • 大量トラフィックのサイトも安価に解析可能
  • 日本を代表する有名企業に多く導入されている
  • 勉強会・オンラインサポートあり

User Insightは、実店舗型の分析ツールと同様に、ヒートマップを使って訪問者のページの熟読度合いを計測することができます。そのため、ページ内においてどこの部分がよくクリックされており、どこの部分が注目されていないかを一目で知ることができます。マルチデバイスに対応しているので、顧客がどの端末を利用しても分析が可能です。

《価格》
初期費用:要お問い合わせ
月額利用料:要お問い合わせ
無料プラン:要お問い合わせ

動線分析がもたらすメリット

  

実店舗の場合のメリット

(1)エリア別滞在時間が知れる

来店した顧客が何時頃に入店し、そこからどのようなルートを辿り、どこのエリアに長く滞在しているかなどを知ることができます。購入履歴はレジで確認をすることができますが、どれくらいの滞在時間を要して購入につながったのかについては分析を行わないと知ることができません。しかし、店舗全体をヒートマップで見ることによって、どのエリアが過疎化しているのか、どれくらいその場所に滞在したのかを見える化することができ、顧客の興味のあるものを予測することができます。

(2)リアルタイムで顧客の動きを把握可能

リアルタイムで一人ひとりの顧客の動きを現場にいるような感覚で知ることができます。リアルタイムに動向を知ることができることによって、より早い次への施策を打つことにつながります。特に流動性の早い商品などを扱うお店である場合には、1日でも早く置く場所やディスプレイを変えるだけでを売上が変わります。動作分析をすることで、分析を行っていない競合店と差をつけることができるでしょう。
  

Webサイトの場合のメリット

  
(1)コンバージョン数の増加

ウェブサイトへのアクセスが増えているのに、それに伴ってコンバージョン率が上がっていない場合には、コンバージョンまでの導線に問題がある可能性が高いでしょう。それは何らかの理由でサイトから離脱をしてしまっているので、顧客の動線分析をすることで理由を予測することができるようになります。そしてピンポイントでの対策を行うことによって、今まで取りこぼしていたコンバージョン数を上げることができます。
  
(2)始点から終点までの細分化で多くの課題を発見

ウェブサイトの運営では、「アクセス数」「ページビュー」「ユニークユーザー」というポイントでアクセス解析を利用する人は多いと思います。しかし、これだけでは顧客の興味や、どのような購買行動を起こしているかまでは予測ができません。そこで、動線分析によって始点から終点までを細分化することで、どこで離脱が多いのかを判断することができるようになり、ウェブサイト上のすべての動線での課題が見つかります。
  
 

新時代を生き抜くために戦略的な動線を

以上がオススメの動線分析の導入ツールと、動線分析を導入するメリットについてでした。これからは、売上や客単価の分析だけでは、顧客のニーズを汲み取り売上を上げていくことはできません。多くの企業が戦略的にクロージングをしていく中で勝ち残っていくためには、自社で「売れた理由」と「売れない理由」を把握する必要があります。

より細かい顧客の購買行動や心理的な要素から傾向を掴み、商品の置き方、ウェブサイトの見せ方を常に変化させていかなくてはなりません。しかし、自社ですべてをまかなうというのはできない場合もあるので、ぜひ今回紹介したサービスを利用してみてください。これを機会に動線分析のメリットを理解し、あなたの会社でも導入してみましょう。

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