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VR制作会社おすすめ比較6選!選び方とメリット - 本格映像を作りたいなら検討すべき理由

最終更新日:(記事の情報は現在から1598日前のものです)
VR制作会社は360°映像の制作ノウハウを持ち、撮影からCG、編集のほか配信用アプリ開発まで請け負ってくれます。注目が高まっているVRを自社で活用したい方のために、制作をアウトソーシングするメリットとおすすめサービスを解説します。

VRコンテンツ制作のニーズの高まり

VRコンテンツは、360°に展開される仮想世界を体験できることから、ゲームやエンターテインメントとの相性が良く、スマートフォンの普及やPSVRのリリースに伴い急速に普及が進んでいます。

近年では、VR技術を建築やプロモーション、医療や教育に応用しようとする動きが加速しており、VRコンテンツの制作ニーズが高まっています。

しかし、VRコンテンツの制作難易度は非常に高く、「VR制作会社に任せたい」と検討している段階の方もいることでしょう。

そこで、おすすめの制作会社や選び方を紹介し、なぜVR制作会社を選ぶべきなのかを、自作する難易度の高さやメリットに注目して解説していきます。

VR制作会社おすすめ6選

まずはおすすめのVR制作会社を紹介していきます。

VR PARTNERS - 株式会社360Channel

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  • 年間500本以上を制作するVR動画のノウハウ
  • 国内最多規模のVR配信プラットフォーム
  • 360°動画・CG・アプリ開発をワンストップで実現

VR PARTNERSは、独自VR配信プラットフォーム「360Channel」で、年500本以上のVRコンテンツを制作するノウハウをもとに、プランニングから撮影・CG・編集・配信・効果測定までのワンストップサービスを提供するVR制作会社です。

実写による360°動画はもちろん、キャラクターも含めたフルCG制作、実写との合成なども可能、独自のアプリ制作も行っています。要望に応じて制作されたVRコンテンツは、マルチデバイス対応の360Channel配信を含め、幅広いプラットフォームでの活用提案が可能です。効果測定を含めたマーケティング、リアルイベントの企画運営にも対応、配信のみ・撮影のみなど、VRに関することはなんでも相談できます。

大手企業から中小まで手広く、さまざまな業界のでVR制作の実績があります。

Nest+Visual

  • VR・AR・MRコンテンツ制作
  • 多数のプロモーション映像制作ノウハウ
  • プロジェクションマッピング制作にも対応

Nest+Visualは、TVCMなどを数多く手がけた実績をVRに活かした、プロモーション映像作品に強みを持つVR制作会社「Nest360」を展開しています。

その高品質なVRコンテンツには定評があり、大手企業の製品プロモーションなどの実績も充分。VRだけでなく、AR(拡張現実)MR(複合現実)への取り組みも積極的に行っています。さまざまな施設でのインタラクティブコンテンツ制作・プロジェクションマッピング制作も行っており、イベントを含めたコンテンツ制作を一任できます。

セカンド・サイド

  • VRコンテンツ企画から配信・アプリまで対応
  • 教育・建築・不動産などのVRコンテンツ制作に対応
  • 3DCGやVFXを駆使したハイクオリティなVR空間を提供

セカンド・サイドは、30年を超える映像制作会社としての撮影ノウハウを活かした360°動画撮影はもちろん、3DCGやVFXを駆使したVRコンテンツ制作に対応するVR制作会社です。

コンテンツの企画から撮影、編集、CG制作はもちろん、アプリ開発やイベント企画・オペレーションを含めたワンストップサービスの提供が可能。ゲームやエンターテインメントのみならず、教育、建築・不動産関連などのVR制作実績も豊富です。

Kadinche

  • VRソリューションサービスPANOPLAZAを展開
  • さまざまなVRコンテンツ制作に対応
  • 3D/ステレオコンテンツ制作対応

Kadincheは、VRソリューションサービスPANOPLAZAの運営を通して、静止画、動画、ライブイベント、ワンショットVRなど、さまざまなVRコンテンツ制作サービスを提供するVR制作会社です。

もちろん、Web、スマートフォン、HMDなど、各種デバイスに対応するアプリ開発も依頼可能。360°動画によるバーチャルツアーなどを多数手がけるほか、それぞれを3D/ステレオコンテンツとして制作するのも可能です。

VROX

  • 高品質なCG表現が特徴
  • 新世代VRシステム「VROXブロックス」
  • 教育・建築・トレーニングコンテンツに実績

VROXは、もともと建築用のCGパース制作に定評のあった積木製作所が提供する、新世代VR/ARシステムです。

その経験に裏打ちされたVRコンテンツは、没入感を損なわせない圧倒的なCGクオリティを誇り、それをさらに自由に仮想体験するため、ゲーム用レンダリングエンジンをベースとしたVROXブロックスが開発されました。建築・不動産関連はもちろん、教育やトレーニングコンテンツの制作実績も豊富。リアルなCGによるエンターテインメント系でも実力を発揮します。

Hashilus

  • イベント・施設向けVRアトラクションに強み
  • HMD用VRコンテンツの企画・制作
  • VRハードウェア筐体の製作にも対応

Hashilusは、VR開発全体を得意分野としつつも、特にイベントや常設施設向けのVRアトラクション企画・制作に強みを持つ、VR制作会社です。

日本各地のアミューズメントパークへのVRアトラクション設置で数多くの実績を持ち、自らも移動遊園地という形式で、体験イベントを企画開催しています。HMD用のVRコンテンツの企画・制作はもちろん、専用のVRハードウェア筐体の製作にも対応。VR制作にかかわる一切をワンストップで提供可能です。

VR制作会社を検討した方がいいワケ

では、VRコンテンツ制作はなぜ自作ではなく依頼した方がいいのか、制作難易度などの理由に注目し、実写で360°動画を構築していくケースを例に挙げて解説していきます。

そもそもVRの仕組みとは

VRは前後左右上下がつなぎ合わせられた映像の一部を、視線の動きに従って移動させているのです。

HMD(=Head Mounted Display)であれば、センサーによって頭の動きと同期することになり、視線の動きに連動した、リアルな360°世界が楽しめます。

複数カメラで360°撮影の難易度が高い

一般的なVRコンテンツでは、前後左右上下に6台のカメラを配置して撮影することがほとんどであり、超広角レンズと組み合わせてカメラの台数を減らして撮影するケースもあります。

360°を撮影するため死角になる場所がありません。つまり、撮影者を含めた「写って欲しくないもの」まで撮影されてしまうのです。

360°動画の撮影は、どこで、何を、どのように撮るかをプランニングする必要があり、いわゆる「VR酔い」を起こさないような撮影方法など、経験に裏打ちされたノウハウが重要になるといえるのです。

カメラが高価になる

高品質の映像を収録するには、高機能なカメラも必要になり、それを複数台用意するためのコストもかかります

近年、手軽に360°撮影が可能なカメラが安価に販売されていますが、こうしたカメラは超広角レンズによって撮影されるパターンが多く、画質が低い映像しか得られないこともあるので注意しましょう。

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360°サウンドの難易度も高い

体験者に没入感を与えたいVRコンテンツでは、視点の移動に連動したサウンドが重要になるのは当然でしょう。

よって、素材となる映像を撮影する段階で、複数のマイクを使った360°サウンドの収録も行うケースが多いです。

収録したサウンドのバランスを取り、違和感のないように仕上げるにもノウハウが必要であり、作業中の確認のため、360°にスピーカーを配置した環境もあった方が望ましいです。

複数の動画ストリームを合成しなければならない

複数台のカメラで撮影された映像をVRコンテンツへと仕上げるには、6本の異なる動画ストリームを違和感のないように平面に並べ、つなぎ目が不自然にならないように合成していく必要があります。

多くの動画編集ソフトがバージョンアップによってVR対応を果たしているものの、特殊効果を得るためにプラグインが必要な場合もあり、編集や合成などのノウハウが必要となるでしょう。

配信に適した動画形式に書き出す難易度

完成したVRコンテンツは、配信するプラットフォームに応じた動画形式で書き出す必要があります。

YouTubeなどではMOV、MP4フォーマット/.H264コーデックなどの一般的な形式が利用できるものの、解像度はHDや4Kとは異なり、アスペクト比も1:1が基本となっています。

独自の配信を行う場合などは、コンテンツをHMDでスムーズに再生できるよう、専用アプリを開発する必要もあるでしょう。

VRコンテンツ編集時の難易度

YouTubeでVRコンテンツをアップロードする際、推奨されている高画質サイズは、1:1のアスペクト比で8,192 × 8,192ピクセルとされています。これは、フルHD画質の実に30倍以上の解像度であり、VRコンテンツが膨大な情報量を持っていることがわかるでしょう。

編集の基本となるソフトウェアこそ特別なものを必要としないものの、コンピューターにはそれ相応のスペックが求められることを意味します。もちろん、エフェクトなどの特殊効果などには専用のプラグインが必要な場合もあり、スティッチングやテロップの入れ方にもノウハウが必要になります。

VR制作会社を活用する3つのメリット

本格的にVRコンテンツを制作しようとした場合、大きなコストが必要となるのはもちろん、なによりも制作のノウハウが必要であることが理解いただけたのではないでしょうか。

現時点では、本格的で高品質なVRコンテンツは、専門の制作会社にアウトソーシングするのが得策だといえるのです。

蓄積されたノウハウを活用できる

360°動画の撮影、サウンド収録・編集、映像編集、書き出しなど、VRコンテンツ作成に必要なノウハウをアウトソーシングによって活用できるため、詳しくなくても本格的な映像を制作できるのがメリットです。

実際のVRコンテンツ制作に関するノウハウだけでなく、数多くのコンテンツを手がけてきた制作会社では、アイディアや企画などの段階から、作品を高品質なものとするための多くのアドバイスも得られるでしょう。

自社リソースの節約

アウトソーシングによって、リソースとコストを抑え、時間をかけずにVRコンテンツの制作ができるのも大きなメリットです。

VRコンテンツを自社で制作しようとした場合、こうしたノウハウは一から構築していかねばならず、制作のための機材などを含め、多くのリソースを投入しなければなりません。

たとえVRコンテンツ制作プロジェクトを立ち上げ、試行錯誤を重ねて最後まで仕上げられたとしても、最初から高品質なコンテンツを制作するのは困難であり、膨大な時間もかかってしまいます。

配信方法・アプリ開発も依頼可能

現在ではYouTubeをはじめ、VRコンテンツを配信するプラットフォームも数多く登場しています。しかし、すべてのプラットフォームが、コンテンツ制作の目的を満たしているとは限りません。

VR制作会社のなかには、配信プラットフォームを運営している企業もあり、目的に応じて配信方法のアドバイスも受けられます。独自配信を行う場合でも、そのための専用アプリ開発が可能な制作会社もあるります。

VR制作会社を選ぶポイント

最後にVRコンテンツ制作をアウトソーシングするメリットを踏まえ、VR制作会社を選択する際のポイントについても解説しておきましょう。

VRコンテンツの目的・用途

一口にVRといっても、制作するコンテンツの目的や用途によって、その性格は大きく異なります。

たとえば、素早い視線の動きへのダイナミックな反応が必要なエンターテインメント系と、リアルな360°空間を隅々までじっくりと観察したい不動産系では、求められる要素が異なるといえるでしょう。

360°空間を実写中心に構築するパターン、CGで構築するパターン、それらが混在するパターンがVRコンテンツには存在します。

目的・用途に応じてどのパターンを採用するかを明確にし、それを得意とする制作会社を選ぶのがポイントです。

配信プラットフォーム

エンターテインメント系のVRコンテンツでは、専用システムが用意されることがあるものの、多くのVRコンテンツは、配信のためのプラットフォームが必要です。

現在では、YouTubeがVRの配信プラットフォームを整備しているなど、Webサイトで公開するケースが多いといえます。より専門的なVRコンテンツでは、専用アプリの配布によって視聴するケースもあり、HMDが主要なプラットフォームに最初から対応していることもあります。

自社のVRコンテンツを、どのようなプラットフォームで配信すれば最も効果的なのか、的確なアドバイスを得られるVR制作会社を選択するのが重要です。独自のVR配信プラットフォームを運営している企業であれば、アドバイスのためのノウハウも蓄積されているといえるかもしれません。

希望に添ったVRコンテンツ制作会社を選択

VR制作会社も、実写の360°映像を得意とする場合もあれば、CGでのVR構築で定評のあるところもあります。同様に、手がけているコンテンツもエンターテインメント、不動産・住宅、医療関連などさまざまです。

自社がどのようなVRコンテンツを制作したいのか、どのようにそれを配信していくのか、全体像を明確にしたうえで、適した制作会社を選択するのが重要となるでしょう。

VR制作会社のノウハウを見極めよう

安価な360°カメラの登場や動画編集ソフトのバージョンアップもあり、VRコンテンツ制作のハードルは下がっているともいえます。

しかし、VRならではの体験が得られる本格的なコンテンツ制作は、まだまだ難易度が高いのが現実だといえます。VR制作会社に求めたいものは、コンテンツ制作のための確かな技術とノウハウです。その会社がどのようなVRコンテンツを制作するのに向いているのかしっかりと見極めていきましょう。

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