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【クラウド型データベース】よく聞くけどよく知らないビジネスIT用語を解説

最終更新日:(記事の情報は現在から1443日前のものです)
はじめにIT化が盛んな近年、ITに関わる仕事をしていなくとも様々な専門用語を耳にするようになった時代です。今やITリテラシーはシステム部門の人間だけが持つものではなくなりましたね。そんな中よく耳にする「クラウド型データベース」ですがこれは一体何なの

IT化が盛んな近年、ITに関わる仕事をしていなくとも様々な専門用語を耳にするようになった時代です。
今やITリテラシーはシステム部門の人間だけが持つものではなくなりましたね。
そんな中よく耳にする「クラウド型データベース」ですがこれは一体何なのか?
「クラウド」も「データベース」もなんとなくはわかるけど2つ合わさるとなんとことやら、と思っている方も多いでしょう。

今回そんな方へ向けて、「クラウド型データベース」の解説をしていきたいと思います。

「クラウド」と「データベース」

クラウドとは?

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クラウドとは英語の「Cloud(雲)」が語源であり、ふわふわと実態のないインターネット上の世界を表した言葉です。
そしてクラウドという言葉は一般的に「手元にソフトを稼働させる環境を持たずにサービスを利用するもの」という意味があります。

皆さんが普段利用しているGmailやYahoo!mailなどがまさにクラウドです。
メールサービスを稼働させるためにも蓄積されていくメールデータを保管するためにも、サーバやシステムなどの環境が必要です。
しかし当然その環境は皆さんの手元にあるわけではないですよね?
サーバなどやシステム環境は事業者側が抱えており、ユーザーはサービスだけを利用する。
これこそがクラウドの核となる部分です。

そして最近ではインターネット上にドキュメントファイルや画像データを保管できる「クラウドストレージ」が注目されていますね。

データベースとは?

DB
データベースの語源は第二次世界大戦後、米軍が拠点ごとに散在していた膨大な量のデータを一拠点に集約し情報へのアクセスや利用を効率化した取り組みから生まれたと言われています。

しかし、データベース単なるデータの集合体という訳ではありません。
データベースとはデータの蓄積、検索、加工、削除などのアクションを効率的に行えるよう有機的に整理されたデータでなければなりません。

実際に例を見てみましょう。

パイレーツオブカリビアン
2003年
ゴア・ヴァービンスキー
ジョニー・デップ
ブエナビスタ
3部作


ハリーポッター
2001年
クリス・コロンバス
ダニエル・ラドクリフ
ワーナーブラザーズ
8部作


ロードオブザリング
2001年
ピーター・ジャクソン
イライジャ・ウッド
ニューラインシネマ
3部作


これらは大ヒット映画の情報をまとめたものですが、ただ単に映画ごとの情報を集約しただけはデータベースではありません。
データベースとするにはこの情報を以下のように整理する必要があります。

タイトル

パイレーツオブカリビアン ハリーポッター ロードオブザリング

公開

2003年 2001年 2001年

監督

ゴア・ヴァービンスキー クリス・コロンバス ピーター・ジャクソン

主演

ジョニー・デップ ダニエル・ラドクリフ イライジャ・ウッド

配給会社

ブエナビスタ ワーナーブラザーズ ニューラインシネマ

構成

3部作 8部作 3部作

こうして整理することにより視認性が格段に増しますね。
そしてさらにこの整理された情報に検索、加工、削除のような機能を持たせることで初めてデータベースとなります。
もう一つ、共同加工作業が可能ということもデータベースを定義する重要な項目の一つです。

クラウド型データベースとは?

ここまでの説明でもうお解りかと思いますが、クラウド型データベースとは手元にサーバやソフトウェアなどの環境を持たずにデータベースを利用するサービスとなります。

クラウド型データベースを利用するメリットとしては、やはり自社に環境を構築する必要がないことです。

サーバだけを設置するだけなら簡単です。

しかしデータベースとするにはDBMS(データベースマネジメントシステム)というソフトウェアを取り込む必要があります。

DBMSは情報の検索、加工、削除、共同加工作業などを可能にするシステムであり、データベースの核となる部分です。
一般にデータベースを言うときは、このDBMSを指す場合が多いです。

DBMSを取り込む作業はシステム部門にとってかなりの負担であり、重い作業となります。
しかしクラウド型データベースはサーバを設置する必要もDBMSを導入する必要もなく、パソコンとインターネットにつながる環境さえあればすぐに利用できます。
さらに導入コストが格段に低いこともメリットのひとつです。

これらの理由から近年では多くの企業でデータベースのクラウド化が進んでいます。

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