[ええじゃない課Biz×BOXIL] 注目のITツールを紹介 - 2022年9月18日放送分
ええじゃない課Bizとは
「ええじゃない課Biz」は、業務効率化に役立つITツールを紹介する情報番組です。
<番組詳細>
番組名:ええじゃない課Biz
放送局:TOKYO MX(関東ローカル 東京・埼玉・千葉・神奈川・茨城およびYouTube 他)
放送日時: 2021年4月4日(日)25:35~26:05 以降、隔週放送
ジャンル: デジタル情報番組
ターゲット: 30~35歳のビジネスパーソン
本記事では、2022年9月18日放送の番組内で紹介された注目のITツールを一気に紹介します。
CAT.AI
「CAT.AI」は、音声とテキストの両方でユーザーへの自動対応が可能になる次世代の高性能AIサービスです。
プロダクト名のCAT.AIは「Customer Agent of Tomorrow.AI」を略したもので、「明日(未来)のAI顧客エージェント」を意味しています。
CAT.AIは、AIを使ったテキストのチャットボットと音声のボイスボットの2つを同時に使える画期的なサービスです。CAT.AIの活用で、テキストだけ、音声だけでは伝わらない部分をそれぞれが補いあい、よりユーザーに寄り添ったサービスを提供できます。
スマートフォンでの通話では、通話した状態のままテキスト情報でのやりとりも可能です。音声だけではわかりづらい、テキストだけでは難しいことも、聴覚と視覚の両方から情報を伝達することで伝わりやすくなるだけでなく、ユーザーに安心感を与えられます。
また、CAT.AIはヒトのような自然な会話も実現します。たとえば、これまでのAIチャットボットではむずかしかった「質問中に別の質問に対する回答を行う」ことも可能です。
コールセンター、カスタマーセンターの対応やショッピングサービスのサポートなどさまざまな場面でのユーザー体験の向上に寄与する画期的なサービスです。
yuriCargo
「yuriCargo」は、スマートフォンにアプリをインストールするだけで、運転を評価し安全運転の習慣化をサポートしてくれるサービスです。
yuriCargoをインストールしたスマートフォンを所持し運転を開始すると、スマートフォンの加速度センサーやGPSから自動で運転を検知。運転中の急ブレーキや急ハンドル、急アクセルも自動で検出され、運転終了後にはドライバーの安全意識を評価してくれます。
国内で発生している交通事故の7割は、安全運転義務違反によるものです。つまり、個人の不注意が交通事故の主な原因といえます。そこで株式会社デンソーは普段から安全運転を意識付けられるよう、安全運転意識をスコア化できるyuriCargoを開発。
yuriCargoの利用で、自分だけでは気付きづらい危険につながる運転のクセを把握できるようになることで、高い安全意識を持った運転の習慣化を目指せます。
yuriCargoは個人が無料で利用できるアプリです。アプリが収集したデータは、行政や企業の交通安全への取り組みや交通安全ビジネスに活用できます。
たとえば、yuriCargoのユーザーの急ブレーキや急アクセルの実績から交通の危険な場所を可視化することにより、運転前の注意喚起や指導を行うなど、円滑な安全運転への取り組みが可能になります。
FAMoffice
「FAMoffice」は、テレワーク下でも円滑なコミュニケーションを実現する仮想オフィス空間です。
テレワーク下では、社内のメンバーが互いに何をしているのかわからず、対面で業務を行う状況よりも話しかけづらいという課題があります。ちょっとした上司への確認事項を会議の隙間時間に行うこともできません。
FAMofficeは、仮想空間にオフィスを構築し、アバターでの出社を可能にするソリューションです。これにより、従業員同士のリアルな状況が可視化され、コミュニケーションが円滑化されます。
リアルなオフィスで行っていたような雑談、声がけも仮想オフィス内で実現。仮想オフィスはブラウザから操作できるため、ほかの業務アプリを使った作業を邪魔しないのも特徴です。
ブラウザからシステムにサインインすると、アバターが仮想空間内の自席に着席。席札で出退勤状況がわかるだけでなく、「外出中」「食事中」などのステータスも表示できます。さらには、「つぶやき機能」による作業の詳細情報の共有も可能です。
仮想空間内の会議室への移動や、アバター同士を重ねるだけでオンライン会議やビデオ通話も簡単に始められます。
あい作
「あい作」は、JA(農業協同組合)と農業者をつなぐ営農支援プラットフォームです。
先端システムを駆使するスマート農業が浸透しつつある中でも、パソコンや最新機器を使いこなすことが難しい農業者も多くいます。
あい作を利用することで、スマートフォンやタブレットによる作業内容の記録や指導員からの栽培に関する周知連絡、農業者の営農相談などを簡単に行えるようになります。これまで紙を使いやりとりしてきた情報も、クラウド上でリアルタイムに共有できるようになるのも利点です。
また、作物の栽培においては農薬の使用量や使用回数、農薬散布後から収穫できるまでの日数などが法律で定められています。法律上の基準を超えないようにするためには農薬や散布に関する情報の管理が必要です。
あい作では農薬の使用実績もデータで蓄積されていくため、農薬散布の回数や収穫日もスマートフォンから簡単に確認できるようになります。これらの情報はJAの営農指導員にも共有され、的確な営農指導にも役立てられます。
これらの機能により、農業者だけでなく、JA職員の業務の効率化やペーパーレスを加速してくれます。
鬼管理専門塾
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