[ええじゃない課Biz×BOXIL] 注目のITツールを紹介 - 2023年3月19日放送分
ええじゃない課Bizとは
「ええじゃない課Biz」は、業務効率化に役立つITツールを紹介する情報番組です。
<番組詳細>
番組名:ええじゃない課Biz
放送局:TOKYO MX(関東ローカル 東京・埼玉・千葉・神奈川・茨城およびYouTube 他)
放送日時: 2021年4月4日(日)25:35~26:05 以降、隔週放送
ジャンル: デジタル情報番組
ターゲット: 30~35歳のビジネスパーソン
本記事では、2023年3月19日放送の番組内で紹介された注目のITツールを一気に紹介します。
&Resilience
「&Resilience」は、会社の災害対応を可視化する、BCP(事業継続計画)対策サポートサービスです。
BCP(事業継続計画)とは、災害が発生した際の企業が受ける被害を最小限に抑え、安全確保と事業の早期復旧を図るための計画のことです。
企業には、地震や台風など、万が一の際にでも事業を継続できる体制の構築が求められています。体制の構築の第一歩となるのがBCPです。国から求められていることもあり、BCPを策定している企業は多くありますが、「作っておしまい」にしているケースも少なくありません。
&Resilienceでは、BCPの策定だけでなく、万が一の際に企業が行動できるよう、課題抽出から計画の策定、訓練の実施などで事業継続力強化をサポートします。
災害発生時にマニュアルを見返して行動するのでは対応が遅れてしまいます。&Resilienceの利用で、災害時の状況をバーチャルで体験しながら課題を抽出。
対応できないことは何か、対応するためには何が必要かを洗い出し、改善につなげられます。
また、行動計画の策定と見直しも支援。実効性が高く、維持管理が容易な行動計画のテンプレートを用いながら、自社の実情に見合った行動計画を策定できます。
BizHawkEye
「BizHawkEye」は、金融機関との取引における、企業の課題を解消するマルチバンキングWebサービスです。
従来のマルチバンクサービスでは、PCにソフトをインストールして操作する必要がありました。そのため、ソフトを利用するためには出社しなければならず、完全なテレワーク化が難しいケースも少なくありません。
BizHawkEyeの利用で、インターネット環境があれば、いつでも複数の銀行との取引ができるようになります。Webブラウザ上から利用できるため、テレワーク中の経理業務の効率化を図れます。
BizHawkEyeは、一度ログインするだけで複数銀行での残高照会や振込操作が可能になります。さらには、振込依頼の作成から内容の正誤を上席が確認・承認するフローまでBizHawkEyeで完結します。
残高照会や入出金明細の取得は、スケジュール登録により自動で実行可能。毎日の残高照会や記帳をする必要がなくなります。経理業務にかかる負担を軽減し、業務効率化に大きく寄与するサービスです。
ekubot VoiceLITE
「ekubot VoiceLITE」は、AIが電話の問い合わせに自動応答してくれるツールです。
電話での問い合わせに対応する人員を用意すると、多くの人件費がかかるだけでなく、一度に多くの問い合わせが発生した際に回線がパンクしてしまうこともあります。
ekubot VoiceLITEでは、一度に40の回線による着信が可能。コストを削減しながら、品質の高い対応を安定して提供できます。
「今すぐ電話対応スタッフを増やしたい」と考えても、人員を確保するまでには多くの時間とコストがかかります。ekubot VoiceLITEなら、サービスの申し込みから利用までにかかる日数は最短1日。採用コストをかけずに利用できるのは大きな利点でしょう。
ekubot VoiceLITEでは、通話開始からさまざまなパターンに対応したシナリオを設定できます。直感的な操作で簡単にシナリオの設定ができるため、高いITスキルがなくとも利用をスタートできるのも利点です。
さらには、設定ミスを防ぐ設定漏れチェック機能やシナリオチェック機能が搭載されています。自動化が難しい対応は、スタッフへの電話転送で対応。さまざまなお問い合わせに、迅速かつ安定して対応できるツールです。
ヒトでは難しい24時間対応で顧客の困りごとに寄り添えます。
キャリア・オアシス
「キャリア・オアシス」は、職場内の問題をキャリアコンサルタントが解決してくれるサービスです。
従業員同士や上司・部下などの人間関係で問題を抱えている企業は多くあります。とくに上司と部下との関係では、人事評価に関する問題やパワハラやセクハラなどの問題が発生してしまうことも。
キャリア・オアシスの利用で、キャリアコンサルタントが企業の人間関係における課題を客観的な視点で解決に導いてくれます。たとえば、コミュニケーション不足や生産性の低下などを抱える企業にて、従業員へのアンケートで本音を調査して、結果を経営者に伝えることで課題を解決できたケースもあります。
その他、従業員が全員参加するスタッフミーティングを実施して、相互理解を深めコミュニケーション不足の解消を図ったケースも。
キャリア・オアシスでは、職場の問題解決だけでなく、国家資格の養成講座やオンラインセミナーに関する相談も受け付けています。
DHuLE
「DHuLE」は、製品開発試験で使用したい機器を貸与してくれる施設を見つけられるデータベースサイトです。
DHuLEでは、中小企業の技術や製品開発などの事業展開に役立つ技術試験を行える「公設試験研究機関」と連携し、機関が保有する人間工学や生理計測関連の機器情報を横断的に検索できます。
新製品の性能をテストしたい、製品を改良したいときには、DHuLEを用いることで試験に必要な機器を探して借りられます。
購入すると数千万円、数億円にもなる機器も、公設試験研究機関から借りられるのは大きな魅力です。また、取引先から公設試験研究機関で試験した報告書の提出書を求められた際には、公設試験研究機関の研究員が試験や測定を行い証明書を発行してくれます。
全国各地の公設試験研究機関にある機器を検索できるため、自社の製品や技術開発に必要な機器が見つかります。DHuLEは、中小企業の競争力強化をサポートしてくれるサービスです。