[ええじゃない課Biz×BOXIL] 注目のITツールを紹介 - 2023年10月29日放送分
ええじゃない課Bizとは
「ええじゃない課Biz」は、業務効率化に役立つITツールを紹介する情報番組です。
<番組詳細>
番組名:ええじゃない課Biz
放送局:TOKYO MX(関東ローカル 東京・埼玉・千葉・神奈川・茨城およびYouTube 他)
放送日時: 2021年4月4日(日)25:35~26:05 以降、隔週放送
ジャンル: デジタル情報番組
ターゲット: 30~35歳のビジネスパーソン
本記事では、 2023年10月29日放送の番組内で紹介された注目のITツールを一気に紹介します。
Palette.Link
「Palette.Link」は、社員のモチベーション向上に寄与するグループウェアです。
リモートワークを導入したのち、社内のコミュニケーションに課題を感じている企業は多いでしょう。テキストや音声のみ、あるいはWeb会議システムでのコミュニケーションは対面でのコミュニケーションとは異なり意思の疎通が難しいことがあります。また、実際の行動を把握できないため、評価においては業務の結果を重視してしまいがちです。
Palette.Linkは、マサチューセッツ工科大学・ダニエルキム教授の「グッドサイクルの理論」をコンセプトに取り入れて開発されたグループウェアです。チャットや電話のような割り込み通知をすることなく、SNSのように情報をタイムラインで表示してくれます。
これにより、各々のタイミングで情報を確認できるようになり、社員の心理的安全性を確保しつつコミュニケーションを図れます。たとえば、日報に相談ごとを記載して上司とコメント返信でのやり取りも可能です。これらの特徴により、関係の質の向上やコミュニケーションの円滑化を促進します。
日報として、従業員が各タスクの作業時間や課題、相談ごとをパソコン・スマートフォンから入力することで、上司は現場のコンディションを遠隔地にいながら把握できるようになることも利点です。
適切なプロジェクト管理にもPalette.Linkは役立ちます。各メンバーからプロジェクト報告をPalette.Linkで受け取り、プロジェクト管理者が内容を確認して現状を把握し、次の指示や行動につなげられます。案件に関する情報がPalette.Linkに集約され、過去の活動履歴も簡単に追えるようになります。
イヤクル
「イヤクル」は、調剤薬局間で医薬品が売買できる、医薬品プラットフォームアプリです。
日々さまざまな薬を扱う薬局では、使用されない医薬品が期限切れになってしまい廃棄するケースが少なくありません。イヤクルは、このような在庫が有効活用されるよう開発されたアプリです。
イヤクルを利用することで、全国の調剤薬局に眠る医薬品をアプリを通して売買できるようになります。出品側・購入側ともにアプリの利用料がかからないため、コストを抑えながら廃棄を減らし、環境負荷の軽減に寄与できることもメリットです。
医薬品の出品はとても簡単です。アプリのホーム画面から「出品」をタップして、医薬品のGS1コードを読みとり、数量、割引率、使用期限など必要情報を入力するだけです。薬の写真の撮影と添付も可能です。
購入側は、ホーム画面の「さがす」をタップして医薬品を探し購入申請をします。配送方法や送料などに合意するだけで取引が成立します。
イヤクルを使うことで、抱えている不動在庫を必要とする場所へ割引価格で循環させられます。経営コストの削減と環境への配慮にもつながるアプリです。