無料で使えるおすすめの年末調整ソフト5選!ツールの特徴と選ぶ際のポイント
無料ツールの機能で満足できなければ、有料の年末調整ソフトの利用がおすすめです。BOXILからダウンロードできるサービス資料で、機能や料金をチェックしましょう。
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目次を閉じる
- 年末調整ソフトとは
- 年末調整の業務フローと課題
- 年末調整ソフトの導入メリット
- 無料で使える年末調整ソフトの種類
- クラウド型とインストール型の違い
- 無料プランと有料プランの違い
- 無料の年末調整ソフトを選ぶときのポイント
- 利用者数や会社数に制限がないか確認する
- 他の経理ソフトや給与ソフトと連携できるか確認する
- セキュリティが整っているか確認する
- 無料で使えるおすすめの年末調整ソフト3選
- HRMOS年末調整
- フリーウェイ給与計算
- ジョブカン給与計算
- 無料トライアルを実施しているおすすめの年末調整ソフト2選
- オフィスステーション 年末調整
- 奉行Edge 年末調整申告書クラウド ‐ 株式会社オービックビジネスコンサルタント
- おすすめ年末調整ソフトの比較表【料金・機能・口コミ】
- 無料と有料の違いは?よくある機能制限と注意点
- 利用者数の制限
- 税制改正への対応の制限
- 他のサービスとの連携の制限
- 有料ツールを検討するべきケース
- 社員数が6人以上の場合
- 給与計算や勤怠管理と連携したい場合
- 複雑な給与体系を持つ場合
- サービスを比較しましょう
年末調整ソフトとは
年末調整ソフトとは、給与所得者に対する年末調整業務を効率化するためのシステムです。所得税の再計算や書類の作成・提出といった複雑な手続きを、デジタルで正確かつ迅速に処理できるようになります。
国税庁が無償で提供している「年末調整計算シート」や「年末調整控除申告書作成用ソフトウェア」もその一例ですが、民間サービスではさらに高機能なソフトも多く、経理業務全体の負担軽減に貢献します。
>>年末調整とは?わかりやすく解説 - 対象条件・期間など確認必須
年末調整の業務フローと課題
年末調整は、従業員からの申告書回収、内容の確認、税額の再計算、源泉徴収票の作成・配布、さらに法定調書や給与支払報告書の提出など、非常に多くの手順が含まれる業務です。特に人手で行う場合、記入漏れや計算ミスが発生しやすく、担当者の負担は大きくなりがちです。
また、書類の配布・回収や、自治体ごとの提出方法への対応など、対応すべき作業が煩雑である点も課題となります。
年末調整ソフトの導入メリット
年末調整ソフトを導入することで、手作業によるミスを防ぎ、処理時間を大幅に短縮できます。申告書類のデジタル配布や自動回収機能、入力チェックの自動化、電子申告への対応など、業務全体の効率化につながる機能が多数搭載されています。
さらに、法改正にも対応しやすくなるため、毎年の変更に振り回されることなく、正確な年末調整業務を行える点も大きなメリットです。中小企業や少人数の事業所でも導入しやすいサービスもあり、幅広い企業にとって有用なツールとなっています。
無料で使える年末調整ソフトの種類
年末調整ソフトにはさまざまな種類があり、導入形態や機能の範囲によって特徴が分かれます。業務に合ったソフトを選ぶためには、提供形態や料金体系の違いを理解することが重要です。特に無料で使えるソフトにも種類があり、自社に合った形式を選ぶことで、効率的な運用が実現できます。
クラウド型とインストール型の違い
クラウド型は、インターネット環境があればどこからでもアクセスできるため、複数の担当者で作業を分担しやすいのが特徴です。自動バックアップや最新法令への即時対応など、運用面でのメリットも多く、近年主流になりつつあります。
一方、インストール型は、PCにソフトを直接ダウンロードして使用する形式です。ネット環境に左右されない安定性がある反面、データの共有やアップデート管理に手間がかかることがあります。
無料プランと有料プランの違い
無料プランでは、年末調整に必要な基本機能が利用できるものが多く、小規模事業者や初めて導入する企業にとって導入ハードルが低いのが魅力です。ただし、従業員数に上限がある、帳票出力が制限される、サポートが限定的であるといった制限が設けられていることもあります。
有料プランに切り替えることで、従業員数の制限がなくなり、他の人事・労務ソフトとの連携や、電子申告機能の利用、電話やチャットでのサポートなど、より幅広い機能やサービスが利用可能になります。
無料の年末調整ソフトを選ぶときのポイント
無料の年末調整ソフトを選定する際は、いくつかのポイントを考慮すべきです。代表的な基準について解説します。
利用者数や会社数に制限がないか確認する
年末調整ソフトを選ぶ際は利用者数や会社数に制限がないか確認してください。無料版には利用者数や会社数に上限が設定されている場合があります。
社員数が多い企業やグループ会社のある企業は、無料版では対応できない場合があります。必要な利用者数や会社数に応じて、有料版を検討しましょう。
他の経理ソフトや給与ソフトと連携できるか確認する
年末調整ソフトを選ぶ際は他の経理ソフトや給与ソフトと連携できるか確認してください。無料版では他のソフトとの連携できない場合が多数あります。
たとえば、経理ソフトからのデータの取り込みや人事給与ソフトへのデータの送信ができない場合です。
これは、データの一貫性や正確性を損なうだけでなく、手間や時間がかかる場合もあるでしょう。他のソフトとの連携ができるソフトを選ぶことで、データの管理や作業の効率化につながります。
セキュリティが整っているか確認する
年末調整ソフトを選ぶ際はセキュリティが整っているか確認してください。
年末調整のデータは個人情報や機密情報が含まれているため、漏えいのリスクを避けるためにも、セキュリティが整っているソフトを選びましょう。有料版にはセキュリティが高い水準で提供されていることが多数あります。
無料で使えるおすすめの年末調整ソフト3選
年末調整ソフトの中で無料から使えるおすすめのツールを紹介します。無料の範囲でできることや機能制限などを解説しているので年末調整ソフト選びの参考にしてみてください。
無料で利用できる機能と制限
HRMOS年末調整は、年末調整における申告情報の収集や進捗管理、レポートの自動生成、給与計算システムとの連携などの機能が利用できる年末調整ソフトです。
年末調整の知識がなくても、従業員が質問に回答するだけで申告書が作成され、管理者は書類の回収やチェックの工数を削減できます。無料プランでは、企業規模にかかわらず、初期費用・月額費用がかかりません。
無料プランでは次の機能に制限がかかる、または利用できません。
| 機能 | 制限 |
|---|---|
| 年税額計算 | 利用できません |
| 源泉徴収票作成 | 利用できません |
| 市区町村・税務署への書類の提出 | 利用できません |
無料で利用できる機能と制限
フリーウェイ給与計算は、給与計算や年末調整、給与明細のメール配信など、給与計算に必要な機能を備えたクラウド型の年末調整ソフトです。特定の人数までなら無料で利用できる点が最大のメリットで、初期費用や月額料金がかかりません。また、無料でも法改正に対応した最新の機能が利用できます。
無料プランでは次の機能に制限がかかる、または利用できません。
| 機能 | 制限 |
|---|---|
| 従業員数 | 5人以下 |
| 会社数 | 1社のみ |
| 電話サポート | 利用できません |
無料で利用できる機能と制限
ジョブカン給与計算は、給与計算や源泉徴収票の発行、年末調整に加え、マイナンバーの管理などの機能を持った給与計算ソフトです。ジョブカン勤怠管理やジョブカン労務HRとの連携が可能で、勤怠データや従業員情報を自動で反映させられます。
「無料プラン」では、給与計算や源泉徴収票の発行などの基本機能を利用できます。
無料プランでは次の機能に制限がかかる、または利用できません。
| 機能 | 制限 |
|---|---|
| 従業員数 | 5名まで |
| ジョブカンシリーズとの連携 | 利用できません |
| チャットサポート | 利用できません |
無料と有料の年末調整ソフトをコストパフォーマンスまで考慮して比較しませんか?無料では物足りないと感じた方こそ、有料ソフトも複数チェックして、本当に自社に合ったものを選ぶことが大切です。
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無料トライアルを実施しているおすすめの年末調整ソフト2選
この項目では無料トライアルを実施しているおすすめのツールを紹介します。
オフィスステーション 年末調整 - 株式会社エフアンドエム
無料で利用できる機能と制限
オフィスステーション 年末調整は、給与支払者情報の登録や従業員データの登録、年末調整システム設定など、年末調整に必要な機能を備えたクラウド型の年末調整ソフトです。
従業員への年末調整通知やマイページ発行、申告データの確認や連携・出力なども簡単にできます。「トライアル版」は、多くの人数でも利用可能で、使える機能に制限はありません。
無料プランでは次の機能に制限がかかる、または利用できません。
| 機能 | 制限 |
|---|---|
| 従業員数 | 300名まで |
奉行Edge 年末調整申告書クラウド ‐ 株式会社オービックビジネスコンサルタント
無料で利用できる機能
奉行Edge 年末調整申告書クラウドは、年末調整申告書の作成やWeb提出、給与システムへの連携などの機能を持った年末調整ソフトです。
年末調整申告書の配付・回収や確認・修正などの業務をデジタル化し、業務時間を大幅に削減できます。また、自動計算や前年情報の複写機能で計算・入力ミスを防げ、申告の正確性を高められます。
無料トライアルの期間は7日間です。
自社に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして自社に合うのか検討してみましょう。
おすすめ年末調整ソフトの比較表【料金・機能・口コミ】
年末調整ソフトを選ぶ際には、料金や機能、使いやすさに加えて、実際のユーザーの評価も重要な判断材料となります。主な年末調整ソフトについて、無料プランの有無や対応機能、口コミ評価などを一覧で比較できる表を用意しました。自社に合ったソフトを見つける参考にしてください。
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一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。
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※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
無料と有料の違いは?よくある機能制限と注意点
無料の年末調整ソフトでよくある機能の制限をまとめました。
利用者数の制限
無料の年末調整ソフトを使う際には、利用者数の制限をチェックする必要があります。たとえば、年末調整の対象者数が10人以下や50人以下など、有料サービスに比べて利用者数が制限されているケースが多く見受けられます。
今は事業規模が小さく従業員も少ないなら、無料版でも問題はないかもしれませんが、将来的に従業員や事業所が増えた場合には、無料版では対応が難しくなるでしょう。
税制改正への対応の制限
年末調整は毎年税制や法令の改正によって計算方法や申告書の内容が変わる可能性があります。そのため、最新の税務情報に基づいて正確に年末調整を行うことが重要です。
無料の年末調整ソフトを使う場合、誤った計算や申告書を作成しないよう、最新の税制改正に対応しているかどうかを確認しましょう。有料の年末調整ソフトは、税制改正に迅速に対応している場合が多いでしょう。
他のサービスとの連携の制限
無料の年末調整ソフトを使う際には、他のサービスとの連携ができるかどうかも確認する必要があります。年末調整は、給与計算や勤怠管理などの他の業務と密接に関係しています。
そのため、他のサービスとの連携ができれば、データの入力や確認の手間が省け、作業効率の向上が可能です。無料サービスでは、有料サービスに比べて連携できるサービスの種類や範囲が限られていたり、連携に別途費用がかかったりする場合があります。
有料ツールを検討するべきケース
企業の状況やツールに求めていることによっては、無料ツールでは適えられないケースが存在します。有料ツールを検討したほうが良いケースをまとめているので参考にしてみてください。
社員数が6人以上の場合
無料版の年末調整ソフトは、社員数が少ない場合に適していますが、社員数が多くなると、入力や管理が煩雑になります。有料版の年末調整ソフトは、社員数に応じたプランが用意されており、年税額計算や源泉徴収票の作成などの機能が充実しています。
社員数が6人以上の場合は、有料版の年末調整ソフトを検討したほうが、効率的に年末調整を行えるでしょう。
給与計算や勤怠管理と連携したい場合
無料版の年末調整ソフトは、基本的に年末調整のみに対応しており、給与計算や勤怠管理などのソフトとの連携はできませんが、有料版の年末調整ソフトであれば連携が可能な商品が多くあります。
連携することで、データの入力ミスや重複作業を防げるので、有料版の年末調整ソフトを選んだほうが安心です。
複雑な給与体系を持つ場合
年末調整ソフトの無料版は、基本的な給与体系に対応していますが、インセンティブやペナルティなど、複雑な給与体系を持つ場合には、対応できない場合があります。
有料版ならば、さまざまな給与体系に柔軟に対応できるだけでなく、給与明細や年末調整のシミュレーションなど、便利な機能を利用できるでしょう。また、有料版では、最新の税制や法令に常に対応しているので、安心して年末調整を行えます。
サービスを比較しましょう
自社に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして自社に合うのか検討してみましょう。


