無料で使えるおすすめのセキュリティ診断サービス2選!サービスの特徴と選ぶ際のポイントを解説!
おすすめセキュリティ診断サービスの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。ぜひセキュリティ診断サービスを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
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セキュリティ診断サービスとは
セキュリティ診断サービスとは、Webサイトやアプリケーションに潜む脆弱性を検知するシステムです。
自動検査ツールやホワイトハッカーの手動診断などの機能がついており、サイバー攻撃の防止やセキュリティ対策の効率化などのITセキュリティの業務を効率化する機能があります。
無料のセキュリティ診断サービスを選ぶときのポイント
無料のセキュリティ診断サービスを選定する際は、いくつかの基準が存在します。代表的な基準について解説します。
診断の範囲を確認する
セキュリティ診断サービスを選ぶ際は、セキュリティ診断の範囲を確認することが大切です。無料版では、セキュリティ診断の対象となるサイトやアプリの種類や構成によって、診断できる項目や深さが異なります。
自分のサイトやアプリに対して、どのようなセキュリティ診断が必要かを把握し、それに合ったサービスを選びましょう。また、セキュリティ診断の範囲を広げるためには、有料版にアップグレードする必要がある場合もあります。
利用回数を確認する
セキュリティ診断サービスを選ぶ際は、セキュリティ診断の回数を確認することが必要です。無料版では、セキュリティ診断の回数に制限があります。
一定期間に一回しか診断できない場合や、診断の間隔が長い場合があります。自分のサイトやアプリの更新頻度やセキュリティの重要度に応じて、適切な診断の回数を選びましょう。また、診断の回数を増やすためには、有料版にアップグレードする必要がある場合もあります。
サポート体制を確認する
セキュリティ診断サービスを選ぶ際は、セキュリティ診断のサポート体制も確認しましょう。。無料版では、セキュリティ診断のサポート体制に制限があります。
診断の方法や結果に関する質問や相談ができない場合や、サポートの対応時間や方法が限られる場合があります。自分のサイトやアプリの運用方法やトラブルに応じて、必要なサポート体制を選びましょう。また、サポート体制を充実させるためには、有料版にアップグレードする必要がある場合もあります。
無料で使えるおすすめのセキュリティ診断サービス2選
セキュリティ診断サービスの中で無料で使えるおすすめのツールを紹介します。無料の範囲でできることや機能制限などを解説しているのでセキュリティ診断サービス選びの参考にしてみてください。
OpenVAS ‐ Greenbone
無料で利用できる機能
OpenVASは、既知の脆弱性を発見するためのオープンソースのセキュリティスキャナです。OpenVASは、Webサーバーやファイアウォールなどのさまざまなターゲットに対して、脆弱性のスキャンを実行できます。また、スキャン結果をデータベースに保存したり、脆弱性の修正方法を提案したりする機能も備えています。
Vuls ‐ フューチャー株式会社
無料で利用できる機能と制限
Vulsは、LinuxやWindowsを対象にしたオープンソースの脆弱性スキャナです。Vulsは、脆弱性データベースから脆弱性情報を取得して、サーバにインストールされている各種ソフトウェアにどのようなレベルの脆弱性が存在しているのかを検知します。
また、検知した脆弱性をチケット化したり、対応方法を提案したりする機能も備えています。無料プランでできることは、LinuxやWordPressのスキャンなどです。
無料プランでは次の機能に制限がかかる、または利用できません。
機能 | 制限 |
---|---|
Windowsスキャン | 利用できません |
チケット管理 | 利用できません |
組織内情報共有 | 利用できません |
サポート | 利用できません |
自社に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして自社に合うのか検討してみましょう。
無料と有料の違いは?よくある機能制限と注意点
無料のセキュリティ診断サービスでよくある機能の制限をまとめました。
診断範囲の制限
無料版のセキュリティ診断サービスを使う際は、診断範囲の制限を確認してください。無料版では、診断対象のドメインやIPアドレス、リクエスト数などが限定されています。自分たちのシステムやネットワークに必要な範囲をカバーできるか、診断の精度や深さが十分か確認しましょう。
診断回数の制限
無料版のセキュリティ診断サービスを使うときは、診断回数の制限に注意してください。診断回数とは、どのくらいの頻度で脆弱性を検査できるかです。無料サービスでは、診断回数が有料サービスに比べて少ないことが多く、年に1回や2回しか診断できない場合もあります。
診断回数が少ないと、脆弱性が見逃されたり、新たに発生したりするリスクが高まります。診断回数は自社のセキュリティニーズに合わせて、十分なサービスを選ぶことが重要です。
診断機能の制限
無料版のセキュリティ診断サービスを使う際は、診断機能の制限を比較することも大切です。 無料版では、診断機能が限定されていたり、最新の脅威に対応していない場合があります。 自社のシステムに適した診断機能を提供しているサービスを選びましょう。
有料ツールを検討するべきケース
企業の状況やツールに求めていることによっては、無料ツールでは叶えられないケースが存在します。有料ツールを検討したほうがよいケースをまとめているので参考にしてみてください。
ウェブサイトの規模が大きい場合
ウェブサイトの規模が大きい場合、無料のセキュリティ診断サービスではカバーできない範囲が出てくる可能性があります。たとえば、サブドメインやディレクトリ、パラメータなどの設定が複雑になっている場合、無料版では診断できないページが多くなります。
また、ウェブサイトの規模が大きいと、診断にかかる時間も長くなります。有料版では、より高速かつ正確に診断できるサービスが提供されています。
診断の頻度が高い場合
自社のシステムやネットワークに頻繁に変更がある場合や、定期的に診断を行う必要がある場合は、有料版に切り替えたほうがよいでしょう。無料版では、診断の回数に制限があることが多く、年に1回や2回しか診断できない場合もあります。
診断の回数が少ないと、新たに発生した脆弱性を見逃したり、診断結果が古くなったりするリスクがあります。有料サービスでは、診断の回数に応じたプランを選択でき、随時や変更時に診断を行えます。診断の頻度を自社のニーズに合わせて、最新のセキュリティ状況を把握することが重要です。
診断結果の分析や改善策の提案を受けたい場合
無料のセキュリティ診断サービスは、診断結果の分析や改善策の提案を受けられないことが多いです。診断結果のレポートが簡素化されていたり、レポートが提供されなかったりします。
診断結果の分析や改善策の提案を受けたいならば、有料版を選ぶべきです。有料版では、診断結果の詳細や脆弱性の深刻度、修正方法などがレポートに記載されます。また、専門家によるアドバイスやサポートも受けられます。
サービスを比較しましょう
自社に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして自社に合うのか検討してみましょう。