SMS送信サービスの費用相場は月額5.56円!1件あたりの料金や初期費用
SMS送信サービスには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
⇒【料金・機能比較表つき】SMS送信サービスの資料をダウンロードする(無料)
目次を閉じる
- SMS送信サービスの費用相場
- 【調査】SMS送信サービス16サービスの費用一覧
- SMS送信サービス(クラウド型)の料金モデル
- 1.送信件数に応じた従量課金制
- 2.定額型
- SMS送信サービス(クラウド型)の費用内訳
- 初期費用
- 月額費用・年額費用
- 【注意】オプション
- 1件あたり8円以下!費用対効果が高いSMS送信サービス11選
- XOXZO絶対認証
- クラコールSMS
- MOTENASU SMS
- SMS FourS
- Cuenote SMS
- SMSLINK
- SMS送るくん
- SMS HaNa
- WEBCAS SMS
- Rakuten CPaaS SMS API
- Value SMS
- SMS送信サービスの費用シミュレーション
- SMS送信サービス導入時の注意点
- 到達率と配信速度
- セキュリティ対策
- SMS送信サービスの比較ならBOXIL
SMS送信サービスの費用相場
SMS送信サービスは配信数に比例する従量課金制のサービスが一般的で、1通あたり5〜18円前後に収まります。配信規模が数十万通〜になると初期費用が発生することもありますが、ボリュームディスカウントによって1通あたりの金額が安くなるケースが多いです。
BOXILでは、実際にSMS送信サービスを導入した方を対象にアンケート調査※を行いました。結果、初期費用が0円と回答したユーザーは全体の31.6%。費用がかかったユーザーに絞ってみると初期費用の平均は368,677円でした。月額の平均は62,777円となり、1か月あたりおよそ5,000〜1万通ほど送信していると考えられます。
調査概要:インターネット調査にてSMS送信サービスの導入に携わった全国20〜60代の男女1,687人へ実施。本調査の期間は2025/03/28〜2025/03/30。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある
【調査】SMS送信サービス16サービスの費用一覧
アンケート調査に加え、主要なクラウドSMS送信サービス16件の初期費用と月額費用を調査。公式サイトに記載がないサービスを除くと、各種費用の平均は下記のようになりました。
- 初期費用の平均:0円
- 月額費用の平均:1件あたり5.56円
各製品の実際の金額は次のとおりです。(※2025年10月22日時点)
| サービス名 | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|
| KDDI Message Cast | 0円 | 要問い合わせ |
| KYUSMS | 0円 | 要問い合わせ |
| SMS HaNa | 0円 | 要問い合わせ |
| SMSLINK | 0円 | 6円/件~ |
| 空電プッシュ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| Cuenote SMS | 0円 | 6円/件~ |
| 絶対リーチ!SMS | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| SMS Publisher | 0円 | 要問い合わせ |
| WEBCAS SMS | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| メディアSMS | 0円 | 要問い合わせ |
| クラコールSMS | 0円 | 5円/件~ |
| SMSコネクト | 0円 | 要問い合わせ |
| MOTENASU SMS | 0円 | 5円/件~ |
| SMS FourS | 0円 | 5.8円/件~ |
| バンソウSMS | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| メッセージ一元管理システム coco | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
下記より、おすすめサービスの資料や機能比較表をダウンロードできます。料金を把握した上で、機能や特徴を詳しく比較したい方はぜひご活用ください。
SMS送信サービス(クラウド型)の料金モデル
SMS送信サービスには大きく2つの料金モデルがあり、それぞれおすすめの企業が異なります。
1.送信件数に応じた従量課金制
最も一般的な料金体系で、「1件あたり月額○○円」という形式です。多くのサービスでは、送信件数が増えるほど単価が下がる段階的な価格設定となっています。
2.定額型
送信件数にかかわらず、システム全体で定額の料金体系です。なお、上位の機能を利用する場合に料金が変動する可能性があります。
SMS送信サービス(クラウド型)の費用内訳
SMS送信サービスの費用は、初期費用と月額費用(または年額費用)の2つが基本で、さらに必要に応じてオプション費用が発生します。
初期費用
クラウド型の初期費用は、基本的に無料とされているケースが多いです。設定代行や操作方法のレクチャーによって、多少なりとも費用が発生する場合もあります。
コストを抑えたい場合は、自社で設定したりみずから社内教育を推進したりする、一定の内製化が求められます。なお、特殊なカスタマイズはオプション費用が発生しやすいので注意しましょう。
月額費用・年額費用
クラウド型の月額費用(年額費用)は、一般的に「送信件数に応じた従量課金制」が主流です。各社公式サイトには1件あたり6円前後と記載されています。ただし、実際にはボリュームディスカウントが予想されるので、要件にあった複数社で料金を比較するとよいです。
SMS送信サービスのみの機能であれば安く導入できますが、関連した周辺機能も追加しようとすると、やや高くなります。それでもシステムを個別に入れるよりは、費用も手間も減らせるはずなので、これを機にぜひ検討してみましょう。
【注意】オプション
高度な機能を利用する場合は、追加のオプション費用が発生する場合があります。システムによって、無料の場合とオプションの場合があるので、問い合わせて要件を伝える際に、事前にすり合わせておきましょう。よくあるオプション機能の具体例を以下にいくつか紹介します。
- 他システムとの連携
- サポートの上位プラン
- 双方向機能(送受信)
- アンケート機能
- 誤送信防止機能
- 認証コード生成機能
SMS送信サービス導入を検討する際、初期費用・月額利用料だけで予算を組むと、後から想定外の出費に驚くことがあります。実際の運用を始めてから「こんな費用が必要だったのか」と困惑しないよう、見落としがちな追加コストについて事前に理解しておきましょう。
1件あたり8円以下!費用対効果が高いSMS送信サービス11選
SMS送信サービスのなかでも、1件あたりの料金が8円以下に設定されている業界最安値水準のサービスを選定しました。各ツールの特徴や詳しい料金プランなどを解説するので、SMS送信サービス選びの際にご活用ください。1件あたりの料金が安い順に掲載しています。
XOXZO絶対認証
- 1件3円の手頃な単価設定
- 最短即日で運用開始可能
- 認証コード配信に特化したシンプル設計
- 無料トライアルは提供なし
- 配信はテンプレート承認制
- 送信内容はテンプレートに従う必要があり自由度が低い
| 初期費用 | 0円 | 月額費用 | 0円〜(最低利用料金999円) |
|---|---|---|---|
| 無料トライアル | × | ||
| 導入実績 | 公式情報なし | ||
XOXZO絶対認証は、Xoxzo株式会社が提供するSMS認証専用の送信サービスで、1件3円の手頃な単価設定を実現しています。
認証コード配信に特化したシンプル設計で初期費用・月額費用ともに無料、月間最低利用料金も999円(333件分)から利用できるため、小規模用途でも導入しやすい点が特徴です。
申し込みから設定・運用まで専門知識は不要で、最短即日でサービスの利用が可能です。配信はテンプレート承認制となっており、追加文面の送信は事前申請が必要ですが、承認されない場合もある点には注意しましょう。
無料トライアルはありませんが、コスト重視・スピーディなSMS認証導入を目指す事業者向けの選択肢です。
クラコールSMS
- 1件5円からの低価格
- 代表電話やフリーダイヤルなど電話番号の表示が可能
- 自動短縮機能を標準装備
- 専用番号利用時は月額費用が必要
- URL自動短縮機能はAPI利用時のみ
| 初期費用 | 0円 | 月額費用 | 0円 |
|---|---|---|---|
| 無料トライアル | - | ||
| 導入実績 | HAYA など | ||
クラコールSMSは、株式会社三通テレコムサービスが運営するSMS送信サービスです。PBXやFAXなど複数のクラウド通信サービス「クラコール®」シリーズのひとつで、1件5円からの手頃な価格設定で提供されています。
発信元番号は共通番号や代表番号などを目的に応じて自由に設定でき、CSVレポート出力といった日常業務の効率化機能も備えています。
5,000円の番号登録料がかかりますが、最低利用期間がないため、1か月だけの利用も可能です。双方向SMSへの対応や無料トライアルの有無などについては導入時に事前に確認しましょう。
高い利用継続率と到達率を誇っているため、大規模配信や確実な到達を重視する企業にとって有力な選択肢です。低コスト重視でSMS配信を始めたい中小企業から、大量SMSを安価に送りたい事業者まで幅広く適しています。
MOTENASU SMS
- 予約配信や一斉配信などの機能がオプションなしで利用可能
- 1件5円~の低単価で大量配信に対応
- 単発利用も可能
- 双方向メッセージには未対応
- 短縮URLは今後実装予定
- セグメント配信やステップ配信は同社のCRMツールの契約が必要
| 初期費用 | 0円 | 月額費用 | 0円 |
|---|---|---|---|
| 無料トライアル | - | ||
| 導入実績 | DINOS CORPORATION/東京博善/矢場とん など | ||
MOTENASU SMSは、株式会社FIDが提供するSMS送信サービスです。SMS送信単体だけではなく、CRM・MAツールと一体になったサービスも提供しており、会員データや行動履歴を活用したパーソナライズ配信やシナリオ配信に強みがあります。
CRM機能と併用できるため、ECや通販、金融など幅広い業種で多様な施策に活用されています。
SMS専用ツールでは業界最安値水準の1件5円から送信できるのにもかかわらず、個別配信や一斉送信、宛名差し込み、ダッシュボードなど必要な機能を網羅している点が魅力です。
また、API連携することで、ステップ配信やセグメント配信が利用できます。多機能な分操作習熟も必要ですが、配送確認やリマインド通知、督促なども含め多様な活用方法があるため、費用を抑えつつも本格的なSMS配信を行いたい企業におすすめです。
- 送信元の英語表記が自由に設定可能
- 2段階認証専用プランがあり導入しやすい
- 強固なセキュリティ設定が可能
- 月額最低利用金額が設定されている
- 具体的な公式事例の公開数は少なめ
| 初期費用 | 0円 | 月額費用 | 3,000円〜(最低利用料金) |
|---|---|---|---|
| 無料トライアル | ◯ | ||
| 導入実績 | インシュアランスサービス/ピスケス/ミス・パリ など | ||
SMS FourSは、株式会社りーふねっとが提供する法人向けSMS配信サービスです。配信元表示は会社名や任意の文字列などの英語表記に対応し、認証コード配信や一斉通知など幅広い用途に適しています。
SMS FourSの強みは、高いコストパフォーマンスをもちつつもセキュリティ機能も充実している点です。管理画面にはGoogle認証システム連携の多要素認証やパスワード有効期限・桁数ポリシー設定、ログインIP制限など強固な管理者向けセキュリティ機能を備えています。
初期費用は不要ですが、プランごとに送信単価が異なり、1件あたり5.8円から送信できます。無料トライアル用に1か月間のテスト環境も発行可能なため、大規模・高信頼のSMS配信基盤として導入のしやすさと堅牢性を両立したサービスです。
- 最低送信数なしの完全従量課金
- 1契約で複数用途や部門で使い分けが柔軟にできる
- Salesforce・kintoneなどとの連携に強み
- 月間の最低利用件数や最安プラン以外の1件あたりの料金は別途問い合わせ
- トライアルには所定の審査あり
| 初期費用 | 0円 | 月額費用 | 要問い合わせ |
|---|---|---|---|
| 無料トライアル | ◯ | ||
| 導入実績 | 木更津市役所/生活協同組合コープおきなわ/LabBase など | ||
Cuenote SMSは、ユミルリンク株式会社が開発・運営する法人向けSMS送信サービスです。初期費用無料・従量課金のみで利用でき、1件あたり6円~と業界最安水準の配信単価を実現しています。
自治体向けにはLGWAN対応の「Cuenote SMS for LGWAN」を提供し、総合行政ネットワーク経由の高セキュアなSMS配信にも対応可能です。
IVR音声通知や双方向SMS、アンケート機能、API連携、Salesforceやkintoneといったシステム連携などの機能も豊富で、コスト感も踏まえると導入を検討したいサービスと言えるでしょう。
また、組織・部門ごとの権限管理や承認フロー、複数部門での利用を統合管理できるワークエリア機能を備え、大企業での全社展開にも耐え得る設計です。
多彩な通知用途・大量配信の実績と運用ノウハウを活かし、金融・行政・ECなど多様な業界で導入が進んでいます。
- 利用がない月は料金0円
- 短縮URLや予約配信標準搭載
- アンケートやLGWAN対応などの豊富なオプション
- 双方向SMSはオプション
- 専用番号や送信元英字表記の利用は月額費用が別途3万円かかる
| 初期費用 | 0円 | 月額費用 | 0円〜 |
|---|---|---|---|
| 無料トライアル | ◯ | ||
| 導入実績 | ゲオホールディングス/MEME/ファストドクター など | ||
SMSLINKは、30年以上にわたるFAX・メールなど通信サービス提供の実績をもつ株式会社ネクスウェイが運営するSMS配信サービスです。通信インフラの豊富なノウハウを活かし高品質かつ低コストなSMS配信を実現しています。
1対1の個別即時送信に強い高性能APIを備えており、短時間で大量のOTPコードなどを配信する用途にも適しています。
送信成功分のみ1件6円~の従量課金制を採用しており、利用がない月の料金は0円となるため、無駄なコストが発生せず単発利用もしやすい点が特徴です。
利用月で1,000円未満の場合に最低利用料金1,000円がかかる点や、双方向SMS・専用番号利用がオプションとなる点に注意が必要です。しかし、他サービスと異なり料金が明示されているため、小規模利用で一定のコストはかかるものの、予算の見通しは立てやすいでしょう。
手軽さ・低コスト・多機能の特徴から、金融・交通・飲食などの多様な業種で利用されており、導入実績3,500社以上※を達成しています。
※出典:ネクスウェイ「導入事例」(2025年11月20日閲覧)
SMS送るくん
- 申し込みから最短即日で利用を開始できる手軽さ
- 届かないメッセージは48時間で10回以上送信リトライ
- 半角英数字3~11文字の送信元表示が可能
- 双方向SMSは非対応
- 標準送信元は050番号
- 長文対応の文字数が少ない
| 初期費用 | 0円 | 月額費用 | 要問い合わせ |
|---|---|---|---|
| 無料トライアル | ◯ | ||
| 導入実績 | 公式情報なし | ||
SMS送るくんは、株式会社TACTが提供するSMS配信サービスで、直感的な操作性を重視して開発されたサービスです。1件6.5円~の低価格で、最短即日で開始できるトライアルは、1週間まで無料で試せます。
簡易な通知やリマインドなど、小規模かつスピーディにSMS連絡を始めたい事業者に適しています。
標準送信元は050番号で、1件あたりの送信文字数に上限があるほか、導入事例の具体的な社名は未公表です。コスト重視・小規模利用向けのシンプルなSMS配信ツールを求める企業に最適です。
- 最大2か月・3,000件まで無料トライアル
- 発信者番号の登録・追加が無料
- 3ステップで設定できる簡単配信画面
- 月額基本料金が必須
- 双方向SMSの場合は利用開始までに2か月ほどかかる
| 初期費用 | 0円 | 月額費用 | 980円〜 |
|---|---|---|---|
| 無料トライアル | ◯ | ||
| 導入実績 | ニトリ/富士山ドリームエアラインズ/西部ガス株式会社/呉信用金庫 など | ||
SMS HaNaは、日本テレネット株式会社が提供するSMS配信サービスで、最大2か月・3,000件までの本格的な無料トライアルを利用できます。
また、そのトライアルとは別途で操作画面を体験できるトライアルも提供しており、ニーズに合わせてトライアルを選択できるのは大きなメリットです。
SMS HaNaの強みとして簡単な操作性が挙げられますが、発信者番号の登録や追加が無料で行える点も特徴のひとつです。
オプションで双方向SMS(返信受信)にも対応。
月額基本料金が必須となる点や、料金詳細は個別見積もりが必要な点には注意するべきですが、3ステップで配信設定ができる手軽さを備えているため、初めてSMS配信を導入する企業にも適しています。自治体・金融・物流など幅広い業種で活用されています。
WEBCAS SMS - 株式会社WOW WORLD
- コンバージョンやエラー要因がわかりやすい配信レポートあり
- 複数チャネル連携による一元管理も可能
- 本文すべてを差し込み可能
- 海外宛配信に非対応
- サポート対応が平日のみ
| 初期費用 | 0円 | 月額費用 | 0円〜 |
|---|---|---|---|
| 無料トライアル | ◯ | ||
| 導入実績 | セゾン自動車火災保険/カーコンビニ倶楽部/北海道税理士会 など | ||
WEBCAS SMSは、株式会社WOW WORLDが運営する1件8円から送信できるSMS送信サービスです。メールやLINEなど複数チャネルと一元的に連携できる点が特徴で、メール・SMSを組み合わせた施策の自動化や分析にも強みがあります。
メールが配信エラーになったユーザーにのみSMSで追加配信するといった、柔軟な対応も実現可能です。
料金体系は個別見積もりとなっており、海外への配信には対応していませんが、国内での大量配信や複数チャネル連携を検討する企業に適したサービスです。
大手保険会社や税理士などの幅広い導入実績があり、長文の重要通知や業務連絡を確実に届けたい企業に多く選ばれています。
Rakuten CPaaS SMS API - 楽天モバイル株式会社
- 双方向のやり取りが可能なAPI
- 無料サポートが365日24時間対応
- APIドキュメントが充実
- キャリア共通番号や独自送信元IDは有料オプション
- 長文は分割して送信される
| 初期費用 | 0円 | 月額費用 | 0円〜 |
|---|---|---|---|
| 無料トライアル | ◯ | ||
| 導入実績 | 公式情報なし | ||
Rakuten CPaaS SMS APIは、楽天モバイル株式会社が提供するAPI型SMS配信サービスで、送信と受信の両方に対応しているため、双方向コミュニケーションや自動認証・問い合わせ対応など柔軟な運用が可能です。
100通・3か月の無料トライアルが提供されています。
独自送信元IDや発信者名カスタマイズは有料オプションのため注意しましょう。
楽天グループの通信基盤による高い信頼性をもち、APIドキュメントが充実しているため、自社アプリやサービスでSMS連携を自動化したい事業者に適しています。
Value SMS
- 初期・月額費用0円
- 1件8円~の低価格設定
- 最低利用料金2,178円で少量利用も対応
- 簡単操作・管理画面から即時配信可能
- 短縮URLやクリック計測など機能が充実
- 双方向SMSは非対応
- 海外携帯宛は非対応
- 利用のある月は最低利用料金1,980円が発生
| 初期費用 | 0円 | 月額費用 | 0円〜 |
|---|---|---|---|
| 無料トライアル | ◯ | ||
| 導入実績 | 具体的な社名は未公表 | ||
Value SMSは、株式会社Valueが運営するSMS配信サービスで、1件8円から送信可能です。利用のある月は最低利用料金1,980円が発生しますが、ブラックリスト管理やテンプレート機能などにより、少量でも無駄なくSMS配信ができます。
簡単操作の管理画面から即時一斉配信やCSVアップロード、短縮URL発行やクリック計測など、マーケティング用途にも役立つ機能を標準搭載。
公式サイト上で導入企業名の公開はありませんが、DMや予約リマインド・販促通知など幅広い業種で利用されています。双方向SMSに対応していない点には注意が必要ですが、とにかくコスト重視で、簡単・シンプルなSMS運用を目指す企業に向いています。
SMS送信サービスの費用シミュレーション
導入したいSMS送信サービスの候補が絞れてきたら、実際の費用をシミュレーションしてみましょう。社内申請の際には「どのくらいの費用がかかるのか」「それに見合った効果があるのか」を数値で示せれば、稟議を通しやすくなります。
・初期費用0円
・1件あたり5.6円
・買い切りオプション費用100,000円
- 月額費用:10,000件 × 1件あたり5.6円 = 56,000円
- 年間費用:56,000円 × 12か月 = 672,000円
算出できた672,000円の年間費用に買い切りオプションの費用をプラスすると、この場合にかかる初年度の費用は772,000円となりました。
この試算をもとに導入後の効果も金額として計算し、費用に見合っているかを判断しましょう。
SMS送信サービス導入時の注意点
費用や料金だけでなく、次のポイントにも注意してサービスを選びましょう。
到達率と配信速度
SMS送信サービスでは、送信したSMSが確実に受信者に届くかどうかが重要です。国内正規ルートと海外迂回ルートのどちらを選ぶかによって、到達率は大きく異なります。国内正規ルートの方が到達率は高くなりますが、費用も高くなります。
配信速度は、送信したSMSが受信者に届くまでの時間です。多くのサービスは数秒~数十秒で配信されますが、場合によっては数分かかることもあります。配信速度が遅いサービスは、顧客に不快感を与えてしまう恐れがあります。
セキュリティ対策
送信するSMSに個人情報や機密情報が含まれている場合、漏えいのリスクがあります。強固なセキュリティ対策を講じているサービスを選ぶことが大切です。
送信データの暗号化やアクセス制限などの対策を確認しましょう。送信元の電話番号を偽装してSMSを送信する「なりすまし」への対策を講じているサービスがおすすめです。送信元番号の認証や送信履歴の管理などの対策を確認しましょう。
SMS送信サービスの比較ならBOXIL
SMS送信サービスは大きくクラウド型とオンプレミス型に分かれますが、近年はメンテナンスの手軽さやセキュリティ対策の定期的な実施などから、クラウド型が主流となっています。クラウド型を中心とした費用相場は、初期費用が約4,000円、月額費用が約400円です。
SMS送信サービスを選ぶ際は、価格だけでなく「到達率と配信速度」「セキュリティ対策」をチェックすることが大切です。業界特有のニーズにも注目し、最適なシステムを選びましょう。
BOXILでは、 SMS送信サービスのサービス資料をマイページにて閲覧したりダウンロードしたりできます。請求した資料を使って、チームメンバーや上長へ共有するのもおすすめです。また、マイページでカスタマイズできる比較表を使えば、料金や機能を軸にサービスを見比べられて、稟議の準備に役立つでしょう。

