MDM（モバイルデバイス管理）ツールの費用相場と料金比較・おすすめソフト

クラウド型MDM（モバイルデバイス管理）ツールの費用相場

クラウド型のMDM（モバイルデバイス管理）ツールの費用相場は初期費用が0円〜5万円、月額利用料は1デバイスあたり250円〜500円程度です。

内訳	費用相場
初期費用	0〜5万円程度
月額利用料	1デバイスあたり250円〜500円程度

MDMツールを導入する際には、導入する台数や対応OSによって異なります。費用相場はシステムやサービスによっても異なるので、導入前には必ず見積もりを取るようにしましょう。

費用対効果が高いMDM（モバイルデバイス管理）ツール比較

MDM（モバイルデバイス管理）ツールの中でも費用対効果が高いおすすめのツールを紹介します。各ツールの特徴や詳しい料金プランなどを解説しているのでMDMツール選びの参考にしてみてください。

なお、とくに断りがない限り、料金は税抜価格です。

利用できる機能

SPPM3.0はAndroid・iOS・Windows・Macなど複数のOSに対応し、企業内端末を一元管理可能です。国内での開発・運用でサポートが手厚く、緊急時操作代行は追加料金なし。デバイスの紛失や盗難に備え、専門オペレーターがロックやワイプを実施し、管理部門の業務負担を軽減します。電話サポートが重視され、24時間対応可能です。

SPPM3.0の料金プラン・価格

プラン	初期費用	月額料金
SPPM3.0　モバイル端末	0円	300円
SPPM3.0　PC端末	0円	500円

利用できる機能

SPPM ForcusはAndroidデバイスのKIOSK利用を支援するMDMツールです。特化したKIOSKモードでは、複数のアプリ表示やハードボタン制御が可能です。遠隔からの再起動指示やロック、初期化も行え、情報漏えい対策が強化されています。利用シーンに応じた柔軟なモード選択が可能です。

SPPM Forcusの料金プラン・価格

初期費用	月額料金
要問い合わせ	300円

利用できる機能

LINC Biz emmは、利用アプリも管理できる業務用モバイル端末管理システムです。規定通信手段以外の禁止や、カメラ機能禁止などのニーズに応じて、モバイル端末をカスタマイズでき、カスタマイズした際の動作保証にも対応しています。スマートフォンメーカー提供のサービスで、スマートフォンAQUOSを購入すれば、導入検証不要で利用を開始できます。紛失時の遠隔ロックやアプリの一括導入にも対応し、利用用途に合った管理が可能です。

LINC Biz emmの料金プラン・価格

要問い合わせ

利用できる機能

Jamf Proは120種類以上のインベントリ情報を収集可能で、デバイス属性とユーザー属性を組み合わせて豊富な情報を提供します。端末のさまざまな情報やMDMとの通信日などを詳細に把握できます。また、コンテンツの送信状況や履歴も確認可能で、構成プロファイルやアプリの配信状況を可視化します。グループ単位や個別端末に対する配信状況やコマンドの到達状況が把握でき、管理を効率的にサポートします。

Jamf Proの料金プラン・価格

プラン	初期費用	月額料金
Now	要問い合わせ	要問い合わせ
Business	要問い合わせ	要問い合わせ
Enterprise	要問い合わせ	要問い合わせ

プラン	初期費用	月額料金
Jamf Education Enhanced	要問い合わせ	要問い合わせ
Jamf Education Ultimate	要問い合わせ	要問い合わせ

利用できる機能

SOTI MobiControlは95％以上の継続利用率を有しています。SaaS／オンプレミスに対応し、オールインワンパッケージでは基本機能に加え、リモート操作やサイレントインストール、ランチャー機能なども提供しています。セキュリティ機能も充実しており、階層管理により組織体系を柔軟に管理でき、ポリシーの適用も効率的です。

SOTI MobiControlの料金プラン・価格

要問い合わせ

利用できる機能

mobiconnectはクロスプラットフォーム対応で柔軟に活用できます。導入から運用まで顧客中心のサポートを提供し、セキュリティも強化されています。不正利用やポリシー違反を自動検知し、安心して利用できます。混在するOSやデバイスでもスムーズな運用が可能で、企業や教育機関、行政から高い支持を受けています。導入前のヒアリングにより最適な運用方法を提案し、運用ノウハウに長けたスタッフが迅速なサポートを行います。

mobiconnectの料金プラン・価格

プラン	初期費用	年額料金
エントリー	30,000円	1,800円
ベーシック	30,000円	2,400円
スタンダード	30,000円	3,000円

学校・教育委員会向けのプランは要問い合わせです。

利用できる機能

ビジネス・コンシェル デバイスマネジメント（BCD）は、多様なデバイスの一元管理やセキュリティ強化、業務効率化を実現します。スマートフォンはもちろん4Gケータイも統合管理でき、あらゆるモバイルデバイスを守ります。24時間365日の緊急対応も可能な国産MDMで、日本企業にとって安心感があります。

ビジネス・コンシェル デバイスマネジメント（BCD）の料金プラン・価格

プラン	初期費用	月額料金
iOS・Androidデバイス	0円	300円／1ID
4Gケータイ	0円	100円／1ID
Windows・Mac	0円	400円／1ID

利用できる機能

MDM MoDeMは継続利用率95％のMDMです。国内300社以上で導入され、顧客の気になることや気づきにすばやく対応することで、多くの企業に安心感を与えてきました。簡単で使いやすいセキュリティツールを合言葉に、担当者の知識レベルにかかわらず安心して使えるツールです。

MDM MoDeMの料金プラン・価格

プラン	初期費用	月額料金
Lite Plan	20,000円	150円／1端末
Standard Plan	20,000円	200円／1端末
Enterprise Plan	20,000円	300円／1端末

プラン	初期費用	月額料金
Maneged Google Play	20,000円	250円／1端末
Standard Plan	20,000円	200円／1端末
Enterprise Plan	20,000円	300円／1端末

利用できる機能

VECTANT SDMは少数台数から利用できる国産MDMです。対応OSや連携可能なアプリが多く、月300円から利用できるため、中小企業にもおすすめできます。モバイル端末のキッティング作業にも対応しているため、台数が多い場合も利用しやすいでしょう。

VECTANT SDMの料金プラン・価格

プラン	初期費用	月額料金
Stage1	50,000円	150円／1ID
Stage2	50,000円	300円〜／1ID
Stage3	50,000円	800円／1ID
Android Enterprise	50,000円	300円／1ID

※VECTANT SDMは、FiT SDMにリニューアルしました。

利用できる機能

Optimal BizはWebブラウザからスマートフォンやタブレットを一括管理し、セキュリティを向上させます。国内開発で豊富な機能を提供し、サポートも充実しています。

Optimal Bizの料金プラン・価格

プラン	初期費用	月額料金
Android・iOS,・iPadOS	45,000円	300円／1台
Windows・macOS	45,000円	500円／1台

利用できる機能

FENCE-Mobile RemoteManagerはMDM/EMMサービスで、統一規格でスマートフォンやパソコンを管理し、情報漏えいから端末を保護しています。ハイブリッドワークに適応し、働き方改革をサポートしています。

FENCE-Mobile RemoteManagerの料金プラン・価格

プラン	初期費用	月額料金
基本利用サービス	要問い合わせ
基本利用サービス（Light）	要問い合わせ

利用できる機能

CLOMO MDMは、圧倒的な使いやすさと堅牢なセキュリティを備え、デバイス管理を効率的に行うサービスです。iOSからWindows11まで対応しており、日本初のiOS向けMDMサービスとして多様な企業や教育機関に採用されています。専任サポートチームが悩みを解決し、遠隔で端末の利用状況把握や制限・設定が可能です。また、働き方改革機能や電子証明書の配布、緊急サポートも提供しています。

CLOMO MDMの料金プラン・価格

プラン	初期費用	月額料金
CLOMO MDM	19,800円	2,100円、300円／1デバイス（ライセンス）

MDM(モバイルデバイス管理)導入時の注意点

費用・料金だけでなく、次のポイントにも注意して導入するサービスを選びましょう。

プライバシーと従業員の受容性

MDMは、組織が従業員のモバイルデバイスを管理し、セキュリティを強化するためのツールです。しかし、従業員のプライバシーに対する影響や個人的なデバイスの制限に関する懸念があります。

従業員が個人のデバイスを仕事で使用する場合、彼らのプライバシーを尊重し、プライバシーに関するポリシーを明確にする必要があります。また、MDMの導入に先立ち、従業員とのコミュニケーションを行い、彼らの関心や懸念を理解し、受容性を高める努力が必要です。

法的規制とコンプライアンス

MDMを導入する際には、地域や業界によって異なる法的規制やコンプライアンスに配慮する必要があります。特に、モバイルデバイスの管理に関する法的要件やプライバシーに関する規制が適用されます。GDPRの規制に従い、個人データの収集、処理、保管に関するルールを遵守することが重要です。また、従業員のプライバシー権利を保護し、個人情報の適切な取り扱いを確保するための措置を講じることも必要です。

費用対効果の高いMDM（モバイルデバイス管理）ツールを導入しよう

MDM（モバイルデバイス管理）ツールの費用は、導入する台数や対応OSによって大きく変わります。費用だけでなく、機能の選定や既存システムとの連携、サポート体制の充実度なども注意するべきポイントです。

費用対効果の高いMDMツールを導入するためには、自社のニーズや予算に合わせて、複数のシステムを比較検討することが大切です。