MDMツール比較17選!選び方・おすすめサービス


おすすめMDM(モバイルデバイス管理)ツールの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。ぜひMDM(モバイルデバイス管理)ツールを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
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MDMとは
MDMとは、スマートフォンやタブレットを一括で監視、制御、操作する「Mobile Device Management」の略称です。従業員向けにモバイルデバイスを所有している企業で主に導入され、同一アプリをまとめてインストールしたり、紛失時にデバイスのロックやデータ削除をしたりします。
具体的なMDM導入方法には、社内でMDM用のサーバーを丸ごと導入、社内の既存サーバーの一部をMDM用に割り当てる、社外のMDMサーバーレンタルシステムを利用する、といった方法があります。
MAMとの違い
MAMはMobile Application Managementの略称で、モバイルのアプリケーション管理をするためのツールを指します。アプリを利用する際、データの暗号化や業務領域の切り離しを行います。
MCMとの違い
MCMは、Mobile Contents Managementの略称で、モバイルのコンテンツ管理を行うためのツールです。コンテンツのアクセス権管理やダウンロード制限ができます。
EMMとの違い
EMMはEnterprise Mobility Managementの略称で、モバイル端末を快適かつ安全に使えるように管理するためのものです。MDMとMAM、MCMすべての機能がそろったサービスと考えてよいでしょう。
MDMツールの選び方
MDMツールを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。
- MDMツールの導入目的を確認する
- MDMツールの機能を確認する
- MDMツールを導入する際の注意点を確認する
- MDMツールの料金・価格相場を確認する
MDMツールの導入目的を確認する
MDMツールの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にしましょう。主な導入目的は次のとおりです。
導入目的 | 詳細 |
---|---|
BYODの導入をスムーズに進めたい | 導入時や導入後のサポートが手厚いタイプのツールがおすすめ |
異なるデバイスも一括で管理したい | どのデバイスにも対応し、まとめて管理できるタイプのツールがおすすめ |
リモートワークへの管理対応を迅速に進めたい | 導入や設定が簡単に行えるタイプのツールがおすすめ |
デバイスだけでなくファイル管理やアプリ管理まで行いたい | 幅広い機能を備えたタイプのツールがおすすめ |
MDMツールの機能を確認する
MDMツールでできること、利用できる機能は次のとおりです。上記の導入目的・課題をどのように解決できるか記載しているため、必要な機能を洗い出しましょう。
【基本的な機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
ウイルス対策 | 不正なアプリを自動検知し削除を促す機能 |
端末の一元管理 | 複数の端末の一括設定や管理を行う機能 |
位置情報取得 | 機器の位置情報の取得や、履歴を確認できる機能 |
ログ取得・閲覧 | 管理サイトの操作、エージェントの動作をログで確認できる機能 |
紛失対策 | リモートロックや画面ロック時のメッセージ表示など紛失時の対策が行える機能 |
アップデート管理 | アップデートの遠隔指示やバージョンの指定、また、最新OSへのアップデートを一定期間禁止する機能 |
監視 | SIMカードの抜き取りや交換の検知や違反アプリ利用を検知する機能 |
機能制御 | 業務に関係のないアプリやWebサイトへのアクセスの禁止やWi-Fi、カメラなどの使用を禁止できる機能 |
資産管理 | 1日1回端末から情報を自動的に収集し管理する機能 |
アプリケーション情報取得 | インストールアプリの情報取得や確認をする機能 |
2段階認証 | 管理画面のログインの際に2段階の認証が必要な機能 |
設定管理 | 機器へ適用する設定を作成し自動的に適用する機能 |
ユーザー管理 | 機器の所有者情報の管理・登録をする機能 |
PC資産管理機能 | PCの資産情報も一元管理する機能 |
【特定の課題・用途・業界に特化した機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
BYOD運用対応 | 私的な端末を利用する場合に対応したセキュリティ設定機能 |
業務時間設定 | 終業時間外の端末業務の利用を禁止したり、業務時間外でルールを自動切替できたりする機能 |
業務エリア設定 | 業務を行うエリアを設定し、エリア外での業務をする場合には業務アプリが非表示になる機能 |
URL制御 | 指定したURLのみを表示できる機能 |
私的端末への対策を行いたい場合はBYOD運用に適した機能があるものを、従業員の勤務時間管理やリモートワークの際の管理を徹底したい場合には業務時間設定や業務エリア設定などの機能があるツールがおすすめです。
MDMツールを導入する際の注意点を確認する
MDMツールを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。
確認事項 | 詳細 |
---|---|
導入形態 | 主にオンプレミス型、クラウド型の2つに分けられます。自社に適した形態を検討しましょう。 |
対応デバイス | 自社が利用するOSやデバイスに対応しているかを事前に確認しておく必要があります。 |
セキュリティレベル | 自社のセキュリティポリシーと照らし合わせ、見合ったセキュリティレベルのツールを選びましょう。 |
操作性 | 管理のしやすさや確認のしやすさなどをトライアル期間やデモ画面などであらかじめ確認しておきましょう。 |
サポート体制 | 導入時や導入後の疑問点、トラブルが生じた際のサポートはどのような形で受けられるのかを確認しておきましょう。 |
MDMツールの料金・価格相場を確認する
MDMツールの料金は、クラウドタイプかオンプレミスタイプかで異なります。自社に必要な機能や要件に合うタイプのツールの料金を確認しましょう。
クラウドタイプの場合、端末1台につき月300円〜1,000円程度とサービスによって異なります。初期費用がかからないものありますが、必要な場合もあるため事前に確認しておきましょう。
オンプレミスタイプの場合は、企業の規模や利用台数、サーバー環境への構築などがあり、それぞれ異なります。また、どちらにおいてもオプション機能を利用する場合には別途費用が必要な場合があります。
気になるツールがある場合は公式サイトから見積もり依頼や相談の問い合わせをしましょう。
導入・運用サポートが手厚いおすすめのMDMツール
導入時のルール設定や、運用中のトラブルに手厚くサポートできる体制が整ったタイプです。はじめての導入や各種設定まで依頼したい場合におすすめです。
SPPM Forcus - 株式会社AXSEED
- 専用デバイス化したAndroidスマホやタブレットの活用をサポート
- デバイスの手配からキッティング、運用まで代行可能
- 最小契約台数1台~、1か月~の契約に対応
SPPM Forcusは、用途を固定したAndroidデバイスの活用に特化した管理サービスです。Google社提供の専用モードを利用し、小売店のPOSレジといった、用途を限定して利用される端末管理をサポートしてくれます。
端末の調達からセキュリティ対策、利用停止に伴う作業まで、ワンストップで代行可能です。中古端末のレンタルによる調達や、遠隔操作によるロックなども対応できるので、短期利用にも長期利用にもおすすめです。
BizMobile Go! Direct
- AIが全端末をモニタリング後、1日1回自動メンテナンス
- ボタン一つで複数台への適用が可能
- 導入・設定のサポートも
BizMobile Go! Directは、働く時間と場所で端末状態を自動で切替えられるMDMツールです。管理画面で設定を登録しておけば、複数台への適用ができ、効率的。導入の際にはヒアリングをもとに最適な運用プランを提案し、必要に応じて導入・設定のサポートも行ってくれます。
CLOMO MDM - 株式会社アイキューブドシステムズ
- あらゆる端末をリモート管理
- 盗難や紛失時も安心のセキュリティ
- 機能の制限・設定が柔軟にできる
CLOMO MDMは、スマートフォンやタブレットなどのあらゆる端末をリモート管理するモバイルデバイス管理です。iOSやWindows、Androidなど端末やOSを問わず利用でき、万全のセキュリティと端末のリモート管理で、紛失や盗難のリスクに備えます。
端末を紛失したときは、リモートで端末のロックやデータ削除が可能です。カメラ機能やメール、VPNなど特定の機能を制限や設定でき、端末内のアプリの利用状況を遠隔監視も可能です。さらに、管理台数の上限もなく操作も簡単なため、組織に応じた数のデバイスをスムーズに一元管理できます。
LanScopeAn
- デバイス操作状況を可視化
- IT資産の情報を自動収集
- 操作ログによる、端末の証跡保全
LanScopeAnは、スマートデバイスやタブレットの管理を行うMDMツールです。デバイスの紛失・盗難時にはリモートロックとワイプが可能で、情報漏えいのリスクをカット。
端末の位置情報や操作状況を素早くチェックし、コンプライアンス意識や内部統制を強化。iOS・Androidのスマートデバイス、Windows系クライアントOSに対応しています。
MDM RESCUE+
- 運用ポリシーやMDMプロファイルの作成
- 社員向けに専用コールセンターを設置
- ソフトウェアの試用を代行
MDM RESCUE+は、MDMの導入コンサルティングと運用支援を行うサービスです。Android・iOS・Windowsにおける、スマートデバイスのリモートロック・ワイプの代行もできます。
また、OSのバージョンアップ時には、貴社で使用予定のソフトウェアをあらかじめテストし、どのように運用するかのポリシーを策定します。コールセンターを設け、操作の手助けや、ソフトウェア使用上のトラブルシューティングも行います。
どのデバイスにも対応したおすすめのMDMツール
PC、スマートフォン、タブレット、Mac、Windowsなどあらゆるデバイスを一括で管理できるタイプです。複数タイプのデバイスもまとめて管理したい場合におすすめです。
FileWave - 株式会社ラネクシー
- インストールできるアプリケーションの制御や、メール、Wifiの事前設定が可能
- 位置情報の取得や遠隔操作でハードの管理にも対応
- 特許技術の自動回復機能を搭載
FileWaveは、端末やOSを一元管理できるMDMツールです。端末配布後の最初の起動時にアプリケーションや設定を最適化できるゼロタッチ展開や、利用できる機能やアプリの制御、遠隔操作などに対応可能です。
24時間おきにデバイスをモニタリングし、破損ファイルや誤削除されたソフトウェアを再インストールする、自動回復機能を搭載しています。遠隔で不要なソフトウェアをアンインストールしたり、任意のアプリケーションや修正パッチなどを予約配信したりできます。
- 9時から21時まで対応する専門チームによる電話サポート
- 緊急時操作代行に24時間365日対応
- 初期費用無料、1台から利用可能
SPPM3.0は、サポート満足度97%※1の手厚いサポートが特徴のMDMサービスです。自治体や金融、報道など幅広い業態でシリーズ累計5,800社※2の導入事例があります。
マルチキャリア、マルチOSに対応し、モバイルであれば位置情報の取得やインストールアプリの制限、異常検知などに対応可能です。60以上※2の機能を自由に組み合わせられます。
※ボクシル掲載資料参照(2023年3月閲覧)
※2 出典:AXSEED「法人用途に必要なMDMサービスとは?機能と特徴を解説|MDM SPPM - 株式…」(2023年11月10日閲覧)
JumpCloud - 株式会社アクト
- IDやアクセス、デバイスなどの統合管理が可能
- 企業所有はもちろんBYODのデバイスも集中管理
- OSやデバイスの種類を問わずサポート
JumpCloudは、macOS、Windows、iOS、iPadOS、tvOS、Androidなどのモバイルデバイスを一元管理できるMDMツールです。
コンソールから、コマンドやポリシー、安全な構成を設定でき、登録デバイスにプッシュすることで動作を制御できます。ディレクトリサービスとMDMを備えたセキュリティオールインパッケージです。
ビジネス・コンシェル デバイスマネジメント
- ソフトバンク開発のMDM
- セキュリティ対策が充実
- 24時365日緊急対応
ビジネス・コンシェル デバイスマネジメントは、ソフトバンクが開発したMDMサービスです。端末紛失の際はリモートでロック・データ消去、不正端末からのアクセス制限などセキュリティ対策が充実しているのが特徴です。また24時365日緊急対応も可能です。
i-FILTER ブラウザー&クラウド - デジタルアーツ株式会社
- 官公庁、学校、教育機関での導入実績多数
- 専用サーバーの設置が不要
- フィルタリングからデータ消去まで可能
i-FILTER ブラウザー&クラウドは、クラウド型のエンドポイントWebセキュリティサービスです。サーバー設置が不要なため低コストで利用でき、アプリケーションを問わないWebフィルタリングが可能。端末のログ・レポート作成による可視化、機密データの消去まで、PCやスマートフォン、タブレット端末の問題を解消します。
Optimal Biz - 株式会社オプティム
- 国内市場シェアトップクラス
- 700機種以上対応のマルチデバイス※
- セキュリティ対策が万全
Optimal Bizは、法人向け、官公庁向けといった業界別ソリューションを展開しているMDMです。利用実績が多いのはもちろんのこと、デバイスのOSの詳細や、遠隔ロック・初期化、制限機能の豊富さ、端末の一括セットアップでセキュリティ面でも安心して利用可能です。
管理画面はやさしいユーザーインターフェースに設計されていて、また、組織構造に合わせて端末の設定を自動化してくれるので、セキュリティの専門家がいない場合でも簡単に利用できます。
※出典:オプティム「Optimal Bizが選ばれる理由6選|Optimal Biz」(2022年7月時点の数値)
モバイルマネージャー
- リモートロックやリモートワイプ機能
- スマートデバイス紛失時のリスク軽減
- 複数端末のブックマークを一括設定
モバイルマネージャーは、スマートデバイスの管理と、紛失時のセキュリティ対策を行うクラウドサービスです。Android・iOSとWindowsに対応しています。
遠隔操作で端末を利用禁止にするリモートロックや、遠隔操作でデータを消去するリモートワイプの機能を備えています。ファームウェア情報といった情報を取得できるため、メンテナンス性の改善にも役立つでしょう。
導入や設定が簡単に行えるおすすめのMDMツール
導入や設定に手間がかからず、すぐに利用開始できるタイプです。ゼロタッチ導入や電源を入れるとすぐに登録ができるものなど、シームレスに導入したい場合におすすめです。
- iPhone、iPad、Macなどのデバイス、アプリ、イベントリを管理
- 最新OSへの即日サポートに対応
- デバイス属性とユーザー属性をあわせた多様なインベントリを収集可能
Jamf Proは、Appleデバイスの管理に特化したApple専用MDMソリューションです。端末のキャリアやストレージ、構成プロファイルなどの情報をもとにイベントリ情報を収集でき、台帳管理やスマートグループによる動的グループ運用に対応できます。
デバイスの設定や構成の管理、悪意のあるソフトウェアの阻止、Appleデバイスへのパッチ適用などを実行でき、ゼロタッチ導入にも対応可能です。
MobileIron - マクニカネットワークス株式会社
- 簡単にデバイス登録できる
- デバイス設定の自動化
- モバイルアクセス制御とセキュア接続を提供
MobileIronは、シームレスな設定プロセスを提供しているので、デバイスに電源を入れてすぐにMDMに登録できます。社内の接続設定やメールプロファイル、デバイス固有の制限が数回のクリックのみで自動的に構成されます。これによりヘルプデスクへの要請を削減できます。
※MobileIronは、Ivantiへリブランディングしました。
豊富な機能を備えたおすすめのMDMツール
デバイスの管理以外にも、MAMやMCMまで行える機能を持つタイプです。ひとつのツールを導入して幅広くセキュリティ管理を行いたい場合におすすめです。
SOTI MobiControl - SOTI Japan株式会社
- 運用、保守の効率化でコスト削減
- 端末に応じて自動で設定変更が可能
- モバイルデバイスの一元管理で効率化
SOTI MobiControlは、オプション料金なしで全機能を利用できるMDMツールです。SaaS/オンプレミスに対応しており、端末管理に欠かせない機能を多く揃えています。
階層管理で組織体系をそのまま管理体系として反映できるので、グループに対する設定や端末ごとの設定などポリシー適用の範囲に自由度が増し、手間のない管理が実現できます。
FENCE-Mobile RemoteManager - 富士通株式会社
- OSを問わずデバイスを一元管理
- 連携アプリにて情報漏えいを阻止
- 管理者が対応できないときは運用を代行
FENCE-Mobile RemoteManagerは、OSやキャリアを問わず管理できるMDMツールで、デバイス内の資産管理とセキュリティ対策を同時にサポートします。
デバイスの不正利用や盗難、紛失、ウイルス対策を実施。あまた、Microsoft 365をはじめとしたアプリの連携で、利用方法やデータ持ち出しに制限をかけ情報漏えいを防止します。管理者が対応できない夜間や休日の運用代行をはじめ、管理者の負担を軽減する機能を搭載。
mobiconnect - インヴェンティット株式会社
- 充実したサポート体制
- 不正利用の自動検知やVPN設定によりセキュリティも徹底
- 規模を問わず、企業や学校、教育委員会などで導入実績
mobiconnectは、法人向け国産MDMツールです。複数のOSやデバイスが混在するプラットフォームにも対応しており、企業だけでなく教育現場や行政でも支持されています。導入前には、運用ノウハウを熟知したプロがヒアリングをし、最適な運用方法を提案。顧客に寄り添った手厚いサポートで、問題が起きた際にもすばやく対応します。
「BOXIL SaaS AWARD Winter 2023」の受賞サービス
「BOXIL SaaS AWARD(ボクシル サース アワード)」は、SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」が毎年3月4日を「SaaSの日(サースの日)」と定め、優れたSaaSを審査、選考、表彰するイベントです。
今回の「BOXIL SaaS AWARD Winter 2023」は、2022年10月1日から2023年9月30日までの1年間で新たに投稿された口コミ約18,000件を審査対象としており、計297サービスに、ユーザーから支持されるサービスの証としてバッジを付与しました。
【Good Service】:「BOXIL SaaS」上に投稿された口コミを対象に、各カテゴリで総得点の高いサービスに対してスマートキャンプから与えられる称号です。
サービスの安定性No.1 | SPPM3.0 |
機能満足度No.1 | SPPM3.0 |
カスタマイズ性No.1 | SPPM3.0 |
お役立ち度No.1 | SPPM3.0 |
使いやすさNo.1 | SPPM3.0 |
【口コミ項目別No.1】:「BOXIL SaaS」上に投稿された「口コミによるサービス評価」9項目を対象に、各カテゴリ、各項目において一定の基準を満たした上で、最も高い平均点を獲得したサービスに対して、スマートキャンプから与えられる称号です。
>>BOXIL SaaS AWARD Winter 2023の詳細はこちら
MDMを用いてモバイル端末を徹底管理
モバイル端末は企業活動において今や必須のものですが、パソコンとは違ったセキュリティ問題が生じます。パソコンよりも監視しにくく、また社員としてもなんとなくパソコン使用時よりもセキュリティ意識が下がってしまう部分もあるでしょう。
また、会社支給ではなく個人所有のモバイル端末をビジネスシーンで利用するBYOD(Bring Your Own Device)、そして企業が許可していないモバイルデバイスやクラウドサービスを利用するシャドーITも増加しています。
従来は、セキュリティ上の懸念から個人所有のモバイル端末の業務上使用や会社支給のデバイスの社外への持ち出し、そしてソフトのインストールは禁止されることが一般的とされてきましたが、高度なモバイル端末やクラウドサービスの普及に伴って徐々にBYODが浸透してきています。
企業側のメリットとしては会社支給の端末を用意する必要がなくなりますが、一方でデバイス管理上の問題もあります。運用ポリシーを策定し、利用される端末を把握したうえで運用しないと、情報漏えいリスクが高まります。
セキュリティ対策をしっかり行っていくために、ぜひ自社に合ったMDMサービスを選んでいただきたいと思います。今後さらに拡大していくモバイル端末の使用に伴いサービスの導入を検討していきましょう。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
- BOXIL Magazineの会員限定記事が読み放題!
- 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
- 約800種類のビジネステンプレートが自由に使える!
BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。
BOXIL SaaS質問箱は、SaaS選定や業務課題に関する質問に、SaaSベンダーやITコンサルタントなどの専門家が回答するQ&Aサイトです。質問はすべて匿名、完全無料で利用いただけます。
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