新卒スカウトサービスおすすめ比較15選!メリットや選び方

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新卒スカウトサービスとは、新卒者の採用に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。企業側が学生にアプローチできるため、自社に合った学生を見つけやすくなることが特徴です。本記事では、新卒スカウトサービスのメリットや選び方、おすすめサービスを紹介します。

新卒採用サイト(ダイレクトリクルーティング)には多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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新卒スカウトサービスとは?

企業がみずから学生にアプローチできる採用手法として注目を集めているのが「新卒スカウトサービス」です。

新卒スカウトサービスとは、企業がみずから学生にアプローチする「ダイレクトリクルーティング」の一種で、新卒採用に特化したサービスです。

学生はプロフィールや自己PR、希望条件などを登録し、企業側はその情報をもとに、自社の求める人材に直接スカウトメッセージを送れます。

この仕組みによって、企業は受け身の採用から脱却し、志向や適性の合った学生にピンポイントでアプローチが可能です。また、他社との差別化を図りながら、自社の魅力を伝えることで、より高い志望度を引き出すことも期待できます。

新卒スカウトサービスと中途採用スカウトサービスの違い

スカウトサービスには新卒向けと中途向けがありますが、それぞれの目的や運用には大きな違いがあります。

中途向けスカウトは即戦力人材の採用が主目的で、職務経歴やスキルを重視した選考が行われます。一方で、新卒向けスカウトは「ポテンシャル採用」が中心となり、学業や課外活動、将来性といった観点からのマッチングが重視されます。

また、新卒スカウトでは学生との初期接点の重要性が高いため、スカウト文面の工夫や返信対応の速さなど、企業側の対応力が成果に直結します。中途と比べて運用ノウハウが求められるため、専用のサポートやツールを活用する企業も増えています。

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新卒スカウトサービスの市場は拡大している

近年、新卒採用においてスカウト型の手法を取り入れる企業が増加しています。その背景には、採用環境の変化や企業の採用戦略の多様化があり、市場規模も急速に拡大しています。

市場拡大の背景

新卒スカウトサービスへのニーズは年々高まりを見せており、実際に市場規模も拡大しています。

人材サービス事業を展開する株式会社マイナビが行った「2025年卒企業新卒採用予定調査」※1によると、調査対象の約1,500社のうち、新卒採用として逆求人や新卒スカウトサービスに取り組んでいる企業は全体の17.0%、取り組んではいないものの、利用を検討している企業は全体の16.5%に上りました。

このように、企業の間で新卒スカウトの導入が着実に広がりを見せており、サービス市場全体としても継続的な成長が見込まれています。

※2出典:「 マイナビ 2025年卒企業新卒採用予定調査 」(2025年4月23日閲覧)

なぜ今スカウト型採用が注目されているのか

従来の新卒採用は、学生からのエントリーを受けて企業が選考を進める、いわゆる「受け身型」の採用が主流でした。しかし現在では、企業がみずから学生にアプローチし、自社の魅力を積極的に伝える「攻めの採用」へとシフトしつつあります。

この背景には、少子高齢化による新卒学生の母数減少があります。学生の数が限られる状況で、採用競争が激化しており、限られた優秀な人材に先んじて接点をもつための手段としてスカウト型採用が注目されています。

また、スカウト型は企業と学生の相互理解を深めやすく、入社後のミスマッチ防止にもつながる点も評価されています。企業側のブランディング強化や採用効率の向上といったメリットもあり、多くの企業がその導入に踏み切り始めています。

新卒スカウトサービスのメリット

新卒スカウトサービスを利用するメリットは次のとおりです。

  • 優秀な就活生に直接コンタクトできる
  • 母集団の質が向上する
  • コストを抑えられる

それぞれ詳しく解説します。

優秀な就活生に直接コンタクトできる

新卒スカウトサービスを活用すれば、企業は優秀な学生に直接コンタクトできます。従来の就職活動では、企業説明会や合同説明会で学生とコンタクトするのが一般的でした。

新卒スカウトサービスを利用すれば、GPAやTOEICといった資格や客観的な指標をもとに、自社が求める人材を効率的に見つけられます。とくに、特定の専門性や技術力をもった学生とのマッチングも可能なため、即戦力となる人材の採用につながります。

また、学生の興味関心や価値観なども事前に確認できるため、採用後のミスマッチを防げるのも大きな利点です。

母集団の質が向上する

新卒スカウトサービスでは、登録している学生の多くが就職に対して高い意識をもっており、採用対象となる母集団の質が向上します。

プロフィール作成や情報更新にも積極的な姿勢を見せる学生が多く、自己PRの質も一般的な就活生より高い傾向にあります。

このような学生との出会いは、採用活動の効率を大きく向上させるでしょう。また、スカウトを通じて接点をもった学生は、企業への興味や理解が深いため、選考後のミスマッチも少なくなる傾向があります。

コストを抑えられる

新卒スカウトサービスの活用によって、従来の採用活動と比べてコスト削減が期待できます。具体的には、合同説明会への出展や会社説明会の開催にかかる会場費、人件費、移動費などの経費節約が可能です。

採用活動には相応のコストがかかりますが、これらを節約できるのは企業にとって大きなメリットとなるでしょう。また、選考過程での離脱率が低くなる傾向があるため、採用活動全体の効率化にもつながります。

新卒スカウトサービスの種類

新卒スカウトサービスには、次のような種類があります。

  • 新卒スカウト特化サービス
  • スカウト機能搭載の求人サイト

それぞれ詳しく解説します。

新卒スカウト特化サービス

新卒スカウト特化サービスは、新卒スカウトのみに焦点を当てた専門のプラットフォームです。大学や学部、GPAといった学歴情報だけでなく、インターンシップ経験や課外活動なども詳細に把握できます。

また、学生のプロフィールには、就活への意気込みや将来のキャリアビジョンなども記載されているため、価値観のマッチングも容易です。そのため、企業は自社の求める人材像に合った学生を効率的に見つけられます。

スカウト機能搭載の求人サイト

一般的な就活サイトにスカウト機能が追加された形態のサービスも多いです。これらのサイトでは、通常の求人広告掲載に加えて、気になる学生にスカウトメッセージを送付できるのが特徴です。

すでに多くの学生が利用している既存の就活サイトをベースとしているため、幅広い層の学生にアプローチできるほか、サイトによっては学生の検索履歴や閲覧履歴などのデータも活用した、精度の高いマッチングを実現しています。

また、求人情報の掲載とスカウトを組み合わせることで、効果的な採用活動を展開可能です。

新卒スカウトを成功させるコツ

新卒スカウトサービスのメリットや種類を理解したところで、実際にスカウトを成功させるためには、いくつかのポイントがあります。具体的なコツは次のとおりです。

  • 早い時期から実施する
  • アクティブな就活生にアプローチする
  • スカウト理由を明確にして相手に伝える
  • 特別待遇を与える

それぞれ詳しく解説します。

早い時期から実施する

新卒スカウトを成功させるコツは、できるだけ早い時期からスカウトを始めることです。新卒採用市場では、就職活動の開始時期が年々早期化する傾向が顕著です。

成績優秀な学生や就職意識の高い学生は、他の学生より早い段階から就職活動を始めるため、採用活動の開始が遅れると、優秀な人材との出会いの機会を逃してしまいます。

また、スカウト時期が遅ければ、学生の多くが内定を獲得していくため、スカウトメッセージへの返信率も低下していきます。新卒者の行動に合わせて、スカウト活動を展開しましょう。

アクティブな就活生にアプローチする

効果的なスカウトのためには、アクティブな就活生にアプローチすることが大切です。とくに、直近7日以内にログインや登録をした学生は、就職活動に対して高い意欲を持っている可能性が高いため、優先的にアプローチしましょう。

一方で、30日以上サイトを利用していない学生は、すでに就職活動を終えているか、モチベーションが低下している可能性があるため、スカウトメッセージへの返信を期待することは難しいでしょう。

就職活動に積極的な学生を見極めて、コンタクトを取ることが重要です。

スカウト理由を明確にして相手に伝える

新卒者のスカウトを成功させたいなら、スカウトの理由をはっきり伝えなければなりません。効果的なスカウトメッセージを作成するためには、たとえ時間と手間がかかるとしても、それぞれの学生に合わせた内容にすることが重要です。

個別性のあるメッセージを作成するためには、スカウト対象の選定段階でエントリーシートを読み、学生を選んだ具体的な理由を明確にする必要があります。

個々の学生の特徴や強みを十分に理解したうえで、それらを適切に反映したメッセージを作成することで、スカウトの成功率を大きく高められるでしょう。

特別待遇を与える

新卒者をスカウトするためには、特別な待遇を提供することも検討しましょう。学生に「選ばれた人材」としての特別感を伝えることで、効果的にアプローチできるためです。

二次面接からの選考参加や書類選考の免除といった特別な選考ルートを用意することで、学生に対して企業側から積極的な採用意欲を提示できます。

新卒スカウトサービスの選び方

新卒者をスカウトしたい場合に利用するべきサービスの選び方を解説します。選び方のポイントは次のとおりです。

  • 求める人材にあった登録層か確認する
  • 登録企業数を確認する
  • 料金形態を確認する

それぞれ詳しく解説します。

求める人材にあった登録層か確認する

新卒スカウトサービスは、自社の採用ターゲットにマッチした学生が多く登録しているサービスを選択することが重要です。新卒スカウトサービスには、大まかに次の2種類があります。

  • 全般タイプ
  • 特化タイプ

全般タイプは、幅広い学生が登録するサービスです。登録者が多いため、幅広く候補者を集めたい企業に向いています。

特化タイプは、特定の業界を志望する学生のように、領域に特化した学生が登録しているサービスです。採用したい人材の属性を絞りたい場合に利用しやすいといえます。

タイプの違いを理解していれば、自社の企業文化や募集職種に合わせて、最適なサービスを選択しやすいでしょう。まずは自社の求める人材像を明確に定義し、それに近い学生が実際にサービスに登録しているかどうかを、確認することが成功への近道です。

登録企業数を確認する

新卒スカウトサービスの選定では、登録企業数をチェックしましょう。登録企業数が多いサービスは、一般的に使いやすさや信頼性が高く、運営体制も整っていることが期待できるといえます。

また、サービスを利用している企業の規模や業界を分析することも、選定の際の重要なポイントです。とくに、自社と似た属性をもつ企業が多く登録しているサービスは、自社の採用基準に合致した学生が多く登録している可能性が高く、効率的な採用活動を期待できるでしょう。

ただし、登録企業数が多ければ、優秀な学生の獲得競争が激しいともいえるため、差別化のために自社の独自の魅力や強みを効果的に伝えられる採用戦略の構築が必要になります。

料金形態を確認する

新卒スカウトサービスを選ぶ際は、料金形態の確認も重要です。サービスによって特徴が異なりますが、大きく分けて定額型と成果報酬型の2つの形態が主流です。

定額型は、期間での利用料が設定され、一定の採用枠が付与されます。採用枠を超えた場合に追加料金が発生するものの、計画的な採用活動を行うことで、1人あたりの採用単価を効率的に抑えられるのがメリットです。

一方、成果報酬型は、採用が決定した人数に応じて費用が発生する仕組みで、1人あたりの採用単価が設定されています。

自社の採用戦略や予算、運用体制を総合的に考慮したうえで、最適な費用形態のサービスを選択することが重要です。

新卒スカウトサービス比較15選

OfferBoxは、企業が理想の学生に出会える新卒スカウトサービスです。適性検査により、各企業が自社で活躍している人材を可視化でき、要件とマッチする学生を探せるのが特徴です。

学生のプロフィール入力率が高いため、ターゲットを絞り込みやすいほか、専任サポートで検索方法を教えてもらえるため、理想の新卒者に出会いやすくなります。

レバテックルーキー

レバテック株式会社
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レバテックルーキーは、IT業界に特化した新卒スカウトサービスです。IT業界への就職を希望する幅広い人材が登録しているため、自社のニーズに合った人材が見つかりやすいのが特徴です。

企業のニーズに応じて、技術理解が深く専門性の高いエージェントが優秀な人材をマッチングしてくれます。

キミスカ

キミスカは、人材データの活用で採用を科学する新卒スカウトサービスです。学生によってスカウトのグレードを変更できるのが特徴。ゴールドスカウト・シルバースカウトを利用すれば、特別感のあるアプローチができます。

また、自社で活躍している人材と似た学生を探しやすいほか、学生の自己PRの自動解析により、相手に響くスカウト文を作成できる機能も搭載されています。

bサーチの採用コンサルティングは、採用戦略の立案から実行、広告掲載だけでなく効果測定、改善までをワンストップで対応する採用支援サービスです。

Webマーケティングを活用した採用コンサルティングが特徴で、採用ニーズに合った広告運用やMEO対策、動画といった採用ツール制作なども支援します。

ヤギオファー

株式会社bサーチ
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ヤギオファーは、履歴書作成サービス「ヤギッシュ」登録ユーザーにスカウトを送れる採用支援サービスです。履歴書や職務経歴書の情報、求職者のアクセス日順などで人材を検索できます。

新卒や中途など雇用区分ごとに月額1万円(税抜)で利用でき、100通のオファー送信やオファー承認者とのやり取りが可能です。

外資就活ドットコム

外資就活ドットコムは、国内トップ層の学生を採用できる新卒スカウトサービスです。登録している学生の約7割が、いわゆる難関大学(MARCH、関関同立以上)の学生で、就職を希望する東大生の約9割が登録。ポテンシャルの高い学生をスカウトしたい場合におすすめです。

スカウトだけではなく、求人情報の掲載や社員インタビュー、企業紹介など、さまざまなサービスとの組み合わせによって、効果的な採用マーケティングが可能です。

ビズリーチ・キャンパスは、採用力向上のノウハウを活かしたサポートが受けられる新卒スカウトサービスです。独自のデータベースに登録された学生は、他のスカウト型サービスとの重複率が低いのが特徴です。

また、新卒採用のノウハウが提供されるほか、採用体制の構築支援や運用代行支援もセットで行われるため、採用力向上を期待できます。

キャリアチケットスカウトは、企業と学生を価値観でマッチングできる新卒スカウトサービスです。面談や選考のオファーを学生に送れる機能はもちろん、求人募集情報をサイト内に掲載できるため、就活生に自社の存在をアピールできます。

また、専任の担当者が採用活動をサポートしてくれるため、効率的なサービス運用が可能です。

アカリクは、理系学生のスカウトに特化した新卒スカウトサービスです。民間企業に就職する博士学生の多くが利用しており、スカウトや人材紹介、就活イベントなど、理系学生の採用マーケティングは同サービス内だけで完結できます。

独自のネットワークで優秀な理系学生が集まりやすいサービスなので、理系新卒者の採用が必要な場合はおすすめです。

Smartthon(スマートソン)は、優秀な学生に対して、企業PRや新卒採用情報などをカードとして配信できるサービスです。審査を突破した学生のみが登録できる仕組みです。

企業は自社をしっかりアピールでき、学生は簡単な操作で会社情報を知れるため、双方が理解したうえでのマッチングが可能です。

Re就活キャンパス

Re就活キャンパスは、全学年を対象にアプローチできるスカウト型就職サイトです。条件をもとにスカウト対象を抽出できるほか、エントリー済みの学生の行動履歴をもとにスカウト対象をレコメンドするAIスカウト機能も備えています。

企業の雰囲気や魅力を発信する動画コンテンツや、合同企業セミナーといった学生と直接面談できる機会も利用でき、ミスマッチのない採用をサポートします。

ABABA

株式会社ABABA
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ABABAは、他社最終面接進出学生に限定した新卒採用向けダイレクトリクルーティングサービスです。他社の最終面接まで進んだ実績をもつ学生だけが登録できるため、一定以上の選考経験を備えた人材に絞ったアプローチが可能です。

学生の選考履歴や志望内容などから条件に合った候補者を抽出できるうえ、自社とのマッチ度も確認できます。LINE経由でスカウトを送信でき、スカウト代行にも対応しています。

LabBase就職

株式会社LabBase
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LabBase就職は、理系学生の新卒採用を支援するダイレクトリクルーティングサービスです。新卒採用やインターンシップの募集を掲載できるほか、学生側もプロフィールや研究内容を登録し、双方からのアプローチが可能です。

研究データや志望業種など、幅広い情報をデータベース化しており、複数の軸で候補者を絞り込めます。スカウト流通数を制限する仕組みと、学生ごとに作成するスカウトメッセージにより、スカウト返信率を高めています。

ONE CAREER CLOUD スカウト

ONE CAREER CLOUDスカウトは、新卒市場最大級の学生データを保有する新卒スカウトサービスです。就活生の6割以上が利用するサービスで、幅広い学生層にアプローチできるのが特徴です。

所属情報や活動実績で学生の絞り込みができるほか、LINEと連携してスカウト通知ができるため、スカウトの閲覧確率が高まります。

TECH OFFER

TECH OFFERは、理系新卒者に特化した新卒スカウトサービスです。学生が入力するプロフィールに加えて、全国の研究室・教員情報、約100万件の技術キーワード(※)をもとにマッチングするため、自社に合う学生に効率的にアプローチできます。

オファーの自動化により、採用工数を削減できるほか、手厚いサポートで採用活動を支援してもらえることも魅力です。

※出典:株式会社テックオーシャン「 【採用担当者様向け】TECH OFFER(テックオファー) 」(2025年6月9日閲覧)

新卒採用にスカウトサービスを活用しよう

旧来の採用活動では、求める人物層にマッチした学生に出会えない可能性があります。新卒スカウトサービスを利用して、企業側から学生にアプローチすることも検討してみましょう。

本記事を参考に、自社に合った新卒スカウトサービスを探してみてください。

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