マイナンバー制度が始まってから、企業は従業員のマイナンバーを収集・保管・利用・破棄するまでの管理に責任を持たなければなりません。
しかし、マイナンバーは個人の重要な情報であり、万が一漏えいしたり紛失したりした場合は、重大なトラブルになる可能性があります。
そこで、マイナンバー管理のセキュリティ対策として、専用のソフトやシステムを導入することがおすすめです。
＞＞マイナンバー管理とは？法律・必要になる書類・安全な管理方法
マイナンバー制度とは
マイナンバー制度とは、日本に住民票がある国民一人ひとりに12桁の個人番号を付与する制度です。
マイナンバーは、税金や保険、年金といった行政の手続きに活用できるだけでなく、行政以外の医療や民間利用など活用分野の拡大が期待されています。
マイナンバーを管理する際のセキュリティ対策
マイナンバーは個人情報を管理するための重要なものです。漏えいや不正利用を防ぐためには、適切なセキュリティ対策が欠かせません。
マイナンバーを管理する事業者や個人事業主は、次のようなセキュリティ対策が必要です。
- セキュリティソフトの利用
- パスワード設定やデータの暗号化
- パソコン本体の盗難対策
セキュリティソフトの利用
マイナンバーを含む個人情報をパソコンやスマートフォンなどのデバイスで管理する場合は、セキュリティソフトを利用することが推奨されます。
セキュリティソフトとは、ウイルスやハッキングなどのサイバー攻撃からデバイスやデータを守るためのソフトウェアのことです。セキュリティソフトには、次のような種類があります。
- アンチウイルスソフト：ウイルスやマルウェアなどの悪意のあるプログラムを検出・駆除するソフト
- ファイアウォールソフト：インターネットとの通信を監視・制御し、不正なアクセスを防ぐソフト
- VPNソフト：仮想的なプライベートネットワークを構築し、通信内容を暗号化するソフト
- バックアップソフト：データを別の場所にコピー・保存するソフト
セキュリティソフトを利用することで、マイナンバーを含む個人情報の漏えいや改ざんを防げます。ただし、セキュリティソフトを利用するだけでは不十分であり、定期的な更新や設定の確認なども必要です。
パスワード設定やデータの暗号化
マイナンバーを含む個人情報をデバイスやメディアで管理する場合は、パスワード設定やデータの暗号化が推奨されます。
パスワード設定やデータの暗号化によって、マイナンバーを含む個人情報の盗難や流出を防げます。
ただし、パスワード設定やデータの暗号化だけでは不十分です。パスワードの強度や管理方法、暗号化の方式や鍵の保管方法なども注意する必要があります。
パソコン本体の盗難対策
マイナンバーを含む個人情報をパソコンで管理する場合は、パソコン本体の盗難対策が推奨されます。
パソコン本体の盗難対策とは、パソコンを南京錠やシリンダ錠で物理的に固定する方法や、キャビネットの施錠や入室管理システムの導入、持ち運びを最小限にするなどが挙げられます。
ただし、パソコン本体の盗難対策だけでは不十分です。パソコンの電源を切ったり、画面をロックしたり、利用後はすぐにログアウトしたりするなどの操作面の対策も必要でしょう。
マイナンバーセキュリティ対策ソフトのメリット
マイナンバーセキュリティ対策ソフトとは、マイナンバーを含む個人情報の収集・保管・利用・破棄に関する法令やガイドラインに準拠したセキュリティ対策を提供するソフトウェアのことです。
マイナンバーセキュリティ対策ソフトのメリットは、次のとおりです。
- セキュリティ対策の手間やコストを削減できる
- セキュリティ対策の品質や効果を向上できる
- セキュリティ対策の運用や管理を簡単にできる
マイナンバー管理のセキュリティ対策には、いくつかの手順や設定が必要ですが、セキュリティ対策のソフトを導入すれば、これらを一括で実施可能です。
マイナンバーセキュリティ対策におすすめのソフト・サービス
マイナンバーセキュリティ対策ソフトは、多数のメーカーやサービス提供者から販売されています。
マイナンバー管理に特化したサービスから、人事労務管理システムと連携しているマイナンバー管理サービスまで、幅広く紹介します。
マイナンバー管理に特化したサービス
マイナンバー管理に特化した、おすすめのサービスを紹介します。
| サービス名 | 月額料金 |
|---|---|
| クリプト便 | エントリー：1,000円 ライト：1,000円 スタンダード：900円 |
| LB ファイルロック3 Pro | LBファイルロック3Pro10ライセンスパック：38,000円（税抜） LBファイルロック3Pro50ライセンスパック：178,000円（税抜） LBファイルロック3Proコーポレートパック：298,000円（税抜） LBファイルロック3Pro10ライセンスパック（ダウンロード版）：38,000円（税抜） |
| マネーフォワード クラウドマイナンバー | 個人：1,280円（税抜）〜 法人（50名以下）：3,980円〜 法人（51以上）：要問い合わせ |
| オフィスステーションマイナンバー | ～100名：3,300円 101～200名：4,400円 201～300名：5,500円 |
| 奉行Edge マイナンバークラウド | 初年度2,500円（21名以上は要問い合わせ） |
| マイナクラウド | プラン10：1,000円 プラン30：2,400円 プラン60：4,800円 プラン100：8,000円 以降100人増えるごとに8,000円加算 |
| MJSマイナンバー | 要問い合わせ |
| フリーウェイマイナンバー | 1,980円（税抜） |
| かんたんHRマイナンバー | 要問い合わせ |
| 皆伝！マイナンバー | 要問い合わせ |
| スパイラル®マイナンバー管理サービス | 要問い合わせ |
クリプト便 – NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
- メール本文や添付ファイルを自動的に暗号化する
- メールの送信者や受信者を本人確認する
- メールの送受信にマイナンバーカードを利用できる
クリプト便 は、マイナンバーを含む個人情報を暗号化して送受信できるメールサービスです。
高度なセキュリティ対策の実施や監査対応などにより、マイナンバーを含む個人情報の漏えいや不正利用を防げます。
また、オートパイロット機能やメーラー連携などのオプションが充実しており、セキュリティや監査のさらなる強化に役立ちます。
価格・料金プラン
| プラン名 | 月額料金 |
|---|---|
| エントリー | 1,000円 |
| ライト | 1,000円 |
| スタンダード | 900円 |
LB ファイルロック3 Pro – 株式会社ライフボート
- ファイルやフォルダをドラッグ＆ドロップして暗号化・復号化できる
- パスワードや指紋認証でファイルやフォルダにアクセスできる
- ファイルの削除や上書きを防止する機能も備えている
LB ファイルロック3 Pro
は、マイナンバーを含む個人情報を暗号化して保管できるファイル暗号化ソフトです。
多彩な認証機能の組み合わせによって、安全なデータの受け渡しや保存が可能です。
企業やグループ内での利用の際はパスワードレスでも利用可能となる「宛先指定機能」や、パスワードを自動生成できるツールなどを備えています。
簡単操作でありながらマイナンバーを含む個人情報の盗難や流出を防ぎます。
また、LB ファイルロック3 Proは、あらゆるリムーバブルメディアに対応しており、持ち歩きの際の情報漏えい対策も可能です。
価格・料金プラン
| プラン名 | 月額料金 |
|---|---|
| LBファイルロック3Pro10ライセンスパック | 38,000円（税抜） |
| LBファイルロック3Pro50ライセンスパック | 178,000円（税抜） |
| LBファイルロック3Proコーポレートパック | 298,000円（税抜） |
| LBファイルロック3Pro10ライセンスパック（ダウンロード版） | 38,000円（税抜） |
マネーフォワード クラウドマイナンバー – 株式会社マネーフォワード
- 金融機関出身メンバーによる堅実な運用体制
- 高度な暗号化技術による情報保護
- ワンタイムパスワードで安全かつ効率的に収集
マネーフォワード クラウドマイナンバーは、金融機関出身のメンバーが中心となり、安心の運用体制を整えた管理システムです。
顧客の氏名やマイナンバーは「256bit SSL暗号化通信」と「2048bit公開鍵」により厳重に管理され、外部からの不正アクセスや漏えいを防ぎます。
ワンタイムパスワードを活用して取引先や株主のマイナンバーを効率的に収集できるため、利便性とセキュリティを両立しています。
価格・料金プラン
| プラン名 | 月額料金 |
|---|---|
| 個人パーソナルミニプラン | 1,280円（税抜） |
| 個人パーソナルプラン | 1,680円（税抜） |
| 個人パーソナルプラスプラン | 2,980円（税抜）（年払い） |
| 法人（50名以下）ひとり法人プラン | 3,980円（税抜） |
| 法人（50名以下）スモールビジネスプラン | 5,980円（税抜） |
| 法人（50名以下）ビジネスプラン | 7,980円（税抜） |
| 法人（51名以上） | 要問い合わせ |
オフィスステーションマイナンバー – 株式会社エフアンドエム
- マイナンバーをクラウドで一元管理
- 利用者ごとの権限設定で不正利用を防止
- 労務管理とスムーズに連携可能
オフィスステーション マイナンバーは、クラウド上でマイナンバーを効率的に管理できるシステムです。
担当者ごとに権限を設定できるため、不正利用や情報漏えいを防止します。既存の労務管理システムともスムーズに連携でき、人事情報やマイナンバーの収集から保管、利用までを安心して任せられます。
価格・料金プラン
| プラン名 | 月額料金 |
|---|---|
| ～100名 | 3,300円 |
| 101～200名 | 4,400円 |
| 201～300名 | 5,500円 |
奉行Edge マイナンバークラウド – 株式会社オービックビジネスコンサルタント
- Microsoft Azureによる世界基準のセキュリティ環境
- 24時間365日の監視体制で安心運用
- 国際的なコンプライアンスに準拠したクラウド基盤
奉行Edge マイナンバークラウドは、世界各国で運用されている「Microsoft Azure」を採用したマイナンバー管理システムです。
世界トップレベルのセキュリティに加え、24時間365日の運用監視により、常に安全な環境で利用できます。
国際基準に準拠したクラウド基盤のため、グローバル展開を視野に入れる企業にも適しています。
価格・料金プラン
| プラン名 | 月額料金 |
|---|---|
| 通常プラン | 初年度2,500円（21名以上は要問い合わせ） |
マイナクラウド – 株式会社ビットスクリプト
- AES暗号アルゴリズムで堅牢に保護
- SECOMが保証する通信経路の安全性
- 二段階認証とSSLによるセキュリティ強化
マイナクラウドは、専用システムで高度なセキュリティ環境を提供します。外部からの不正アクセスを強力に防止できます。
専用システムでシンプルに管理したい企業、大切な情報を確実に守りたい企業に最適です。
価格・料金プラン
| プラン名 | 月額料金 |
|---|---|
| プラン10 | 1,000円 |
| プラン30 | 2,400円 |
| プラン60 | 4,800円 |
| プラン100 | 8,000円 |
※以降100人増えるごとに8,000円加算
MJSマイナンバー – 株式会社ミロク情報サービス
- クラウド版・オンプレミス版・BPOから選択可能
- 業務システムとのスムーズな連携
- ワークフローを大きく変えずに導入可能
MJSマイナンバーは、マイナンバー管理はもちろん、既存の会計・給与システムともシームレスに連携できるところが特徴のマイナンバー管理システムです。運用環境に合わせて、クラウド版・オンプレミス版・BPOから選べます。
会計や給与システムと一緒に運用したい企業に最適です。導入後の業務負担を最小限に抑えられます。
価格・料金プラン
要問い合わせ
フリーウェイマイナンバー – 株式会社フリーウェイジャパン
- 収集・保管・利用・廃棄を効率化
- AWSでセキュアに運用
- 従業員20人まで無料利用可能
フリーウェイマイナンバーは、低コストでマイナンバーを管理できる点が大きな魅力のシステムです。AWS基盤でセキュリティも高く、安心して利用できます。
コストを抑えつつ導入したい小規模事業者におすすめです。小さな企業のセキュリティ強化にも役立ちます。
価格・料金プラン
| プラン名 | 月額料金 |
|---|---|
| 通常プラン | 1,980円（税抜） |
かんたんHRマイナンバー – セイコーソリューションズ株式会社
- 契約締結と同時にマイナンバー収集可能
- API連携で効率化
- 強固なセキュリティで情報を保護
かんたんHRマイナンバーは、雇用契約と同時にマイナンバーを収集できるため、業務フローがシンプルなところが特徴です。API連携で自動化も可能です。
直感的に操作できるため、システムに不慣れな担当者がいる企業に向いています。
価格・料金プラン
要問い合わせ
皆伝！マイナンバー – スミセイ情報システム株式会社
- 金融系ノウハウを活かした高い安全性
- 基幹システムを変更せず利用可能
- 人事・会計両面で対応可能
皆伝！マイナンバーは、経理業務の効率化にもつながる万能なシステムです。人事情報だけでなく個人支払先のマイナンバー管理にも対応しています。
既存システムを変更せずに導入したい企業におすすめです。幅広い部門での運用に対応できる点が強みです。
価格・料金プラン
要問い合わせ
スパイラル®マイナンバー管理サービス – スパイラル株式会社
- ガイドライン準拠で安全性の高い管理を実現できる
- API連携で既存システムとの統合が可能
- 未申請者へのメール配信やログ分析で効率的に運用できる
スパイラル®マイナンバー管理サービスは、法令ガイドラインに準拠したセキュリティ基盤でマイナンバーを管理できるシステムです。
APIを活用すれば、人事給与の基幹システムとの連携が可能で、既存の業務フローを崩さず導入できます。
未申請者への一斉メール配信やアクセスログ・利用ログの分析レポートを確認できるため、効率的かつ透明性のある管理が可能です。
価格・料金プラン
要問い合わせ
人事労務管理システムと連携しているサービス
人事労務管理システムと連携している、おすすめのサービスを紹介します。
| サービス名 | 月額料金 |
|---|---|
| SmartHR | 要問い合わせ |
| ジョブカン労務HR | 無料プラン：0円 有料プラン：400円/1ユーザー |
| jinjer人事労務 | 300円〜 |
| freee人事労務 | ミニマム(年払い)：400円 スターター(年払い)：600円 スタンダード(年払い)：800円 アドバンス(年払い)1,100円 |
| HybRid | 要問い合わせ |
| PROSRV on Cloud | 要問い合わせ |
SmartHR労務管理
- マイナンバーを含む従業員情報をクラウドで統合管理
- 厳重なアクセス制御で安全性を確保
- 労務手続きと合わせて効率的に運用可能
SmartHRは、労務管理で多くの企業に導入されているクラウドサービスです。
マイナンバー管理機能を搭載しており、個人情報を安全に一元化します。厳重なアクセス制御によりセキュリティを守りつつ、入退社手続きや社会保険申請とあわせて効率的に運用できます。
価格・料金プラン
要問い合わせ
ジョブカン労務HR
- マイナンバーを自動暗号化して保存
- 権限設定で安全な情報共有が可能
- 労務管理と統合された使いやすい設計
ジョブカン労務HRは、従業員情報の管理とともにマイナンバーを厳重に取り扱えるシステムです。
マイナンバーは自動的に暗号化され、担当者に応じたアクセス権限を付与できるため安心できます。労務管理業務と統合されており、日常業務の流れに沿ったスムーズな管理が可能です。
価格・料金プラン
| プラン名 | 月額料金 |
|---|---|
| 無料プラン | 0円 |
| 有料プラン | 400円／1ユーザー |
ジンジャー人事労務
- マイナンバーを含む人事情報を一括管理
- 暗号化とアクセス制御で安全に運用
- 他の人事データとの連携がスムーズ
jinjer人事労務は、人事労務管理を中心に幅広い機能を持つシステムです。
マイナンバー管理では暗号化や権限設定によって情報漏えいを防止します。他の従業員データと連携して利用できるため、管理業務を効率化しつつセキュリティも担保できます。
価格・料金プラン
| プラン名 | 月額料金 |
|---|---|
| 通常プラン | 300円〜 |
freee人事労務
- マイナンバーをクラウドで安全に保管
- 利用履歴を記録し監査対応も可能
- 労務手続きと一体化したシンプルな操作
freee人事労務は、クラウド型の労務管理サービスとしてマイナンバー機能を標準搭載しています。
個人のマイナンバーは暗号化され、安全に保管されます。利用履歴も自動的に記録されるため、監査対応もスムーズです。労務手続きと一体化しているので、シンプルに運用できます。
価格・料金プラン
| プラン名 | 月額料金 |
|---|---|
| ミニマム(年払い) | 400円 |
| スターター(年払い) | 600円 |
| スタンダード(年払い) | 800円 |
| アドバンス(年払い) | 1,100円 |
HybRid – 株式会社CSS-consulting
- マイナンバーと本人確認画像を同時に収集できる
- マイナンバーカードの目視確認で正確性を担保できる
- 入社から年末調整までを一元管理できる
HybRidは、マイナンバーを含む労務関連情報をまとめて管理できる人事労務システムです。
一人ひとりのマイナンバー画像と本人確認書類を同時に収集し、実際のカードを目視確認することで情報の正確性を高めます。さらに、入社申請から年末調整までを一元管理できるため、コスト削減と効率化を同時に実現できます。
人事情報の収集から活用までを安心して進められる点が魅力です。
価格・料金プラン
要問い合わせ
PROSRV on Cloud – 三菱総研DCS株式会社
- マイナンバー収集・管理・利用をクラウド上で安全に行える
- 入社時のマイナンバー収集を代行し、システムへ登録可能
- 外部機関向けのマイナンバー付与データを作成できる
PROSRV on Cloudは、三菱総研DCSが提供するクラウド型の人事給与システムです。マイナンバーの収集から管理・利用までを安全に運用できます。
入社時にはマイナンバー収集を代行し、システムへの登録までサポートするため、担当者の負担を大幅に軽減します。
さらに、外部機関に提出するためのマイナンバー付与データの作成も可能で、業務の効率化を実現可能です。
価格・料金プラン
要問い合わせ
マイナンバーセキュリティ対策ソフトの注意点
マイナンバーセキュリティ対策ソフトを利用することで、マイナンバー管理のセキュリティ対策を効率的かつ効果的に実施できます。
ただし、マイナンバーセキュリティ対策ソフトを利用する場合は、次のことに注意する必要があります。
- ソフトの性能や信頼性を確認する
- ソフトの更新や保守を欠かさない
- ソフトの利用規約やプライバシーポリシーを確認する
マイナンバー管理システムでのセキュリティ対策もおすすめ
個人情報の管理は企業にとって大きな課題です。
特にマイナンバーなどの機微な個人情報は、紛失や流出を防ぐためのセキュリティ対策が不可欠です。しかし、パソコンでデータを安全に管理することは難しいのが現状でしょう。
マイナンバーをはじめとする個人情報を適切に管理するためには、マイナンバー専用の管理システムの活用が効果的です。
マイナンバー管理システムでは、マイナンバーの収集から廃棄までライフサイクルを一元管理できるうえ、マイナンバー情報を確実に消去できる機能や、高度なセキュリティ対策も備わっています。
特にクラウド型のシステムならパソコンへのデータ残存もなく、セキュリティ対策として最適です。
マイナンバー漏えいによる信用失墜や制裁金は企業経営に致命的な影響を与えかねません。マイナンバー管理システムの導入を検討し、セキュリティ対策を徹底することが重要です。
マイナンバーセキュリティ対策ソフトの導入で効率的な管理を
マイナンバーを取り扱う事業者や個人事業主は、マイナンバー管理のセキュリティ対策が法的にも義務付けられています。しかし、セキュリティ対策は手間やコストがかかるだけでなく、専門的な知識や技術も必要です。
マイナンバーセキュリティ対策ソフトは、マイナンバーの収集・保管・利用・廃棄に関する法令やガイドラインに準拠したセキュリティ対策を提供するソフトウェアです。
マイナンバーセキュリティ対策ソフトを利用することで、マイナンバー管理のセキュリティ対策を効率的かつ効果的に実行できます。
本記事では、マイナンバーセキュリティ対策ソフトのメリットと、おすすめのソフトやサービスを紹介しました。マイナンバー管理のセキュリティ対策にお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
BOXILとは
BOXIL（ボクシル）は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「 BOXIL SaaS 」、ビジネスメディア「 BOXIL Magazine 」、YouTubeチャンネル「 BOXIL CHANNEL 」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
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