中小企業におすすめストレスチェックツール10選|導入メリットと選び方

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【比較表】ストレスチェックサービス

ストレスチェックツールは、受検案内から集計・分析までを効率化し、中小企業でもメンタル不調の早期発見と法令対応を進めやすくするツールです。人手不足でケアに手が回らない、紙運用では集計が大変といった課題にも有効です。本記事では、導入メリットと選び方のポイントを整理したうえで、中小企業にとって使いやすいストレスチェックツール10選を紹介します。無料プランや手続き代行、スマホ受検の可否も比べ、自社に合うツールを見つけてください。

【30秒で分かるこの記事の結論】
・2025年法改正により、50人未満(の事業場)の中小企業でもストレスチェックが義務化の方向へ
・選定時は「スマホ受検のしやすさ」「低コストで継続可能か」「産業医面談などのフォロー体制」がカギ
・代表的なツールは「ストレスチェッカー」「ソシキスイッチ ストレスチェック」「HRBrain」など

ストレスチェックサービスには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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目次

中小企業が抱えるメンタルヘルスの課題

中小企業では、メンタルヘルス対策の必要性を感じていても、体制や時間が不足するケースが少なくありません。人員や役割分担の制約があるなかで、不調の兆しを見落としやすく、法令対応まで含めて負担が大きくなりやすいです。

課題を整理せずに場当たり的に対応すると、休職や離職の増加、職場の雰囲気の悪化などにつながるおそれがあります。まずは中小企業で起こりやすい課題を押さえ、原因と不都合をセットで理解しておくことが大切です。

人手不足でメンタルケアまで手が回りにくい

中小企業では人事労務の担当者が少なく、採用や給与、労務対応などの実務で手一杯になりがちです。結果として、面談の設計やフォローの仕組みづくりまで手が回らず、メンタルヘルス対策が後回しになりやすい状況が生まれます。

この状態を放置すると、不調が表面化した時点で、急ぎで対応せざるを得なくなり、現場も人事も疲弊しやすくなります。対応が遅れるほど休職や欠勤が長期化し、少ない人数で回している業務にさらに負荷がかかる点も見逃せません。

不調のサインが表に出にくく、休職や離職につながりやすい

中小企業では上司や同僚との距離が近い一方で、周囲に気を遣って不調を言い出しにくい人もいます。忙しさが常態化している職場ほど、「少しつらい」段階のサインが埋もれやすく、本人も我慢してしまいがちです。

不調の兆しを拾えないまま時間が経つと、突然の休職や退職といった形で表面化する可能性があります。引き継ぎが難しい職場では業務が止まりやすく、残った社員の負担が増えて連鎖的に離職が起きるケースもあります。

法令対応や産業医体制の整備が負担になりやすい

ストレスチェックは実施手順や個人情報の取り扱いなど、守るべきルールが多い制度です。中小企業では産業医の確保や実施者の選任、記録管理の整備まで一から進める必要があり、知識と手間の両面で負担が大きくなります。

準備が不十分なまま進めると、実施の遅れや手続きのミスが起きやすく、担当者の作業量が膨らみやすいです。個人情報管理の不備は社内の不信感にもつながるため、制度対応を「最低限の作業」にとどめない姿勢が欠かせません。

中小企業がストレスチェックツールを導入するメリット

ストレスチェックツールを導入すると、制度対応の負担を抑えながら、従業員の状態を把握しやすくなります。紙や表計算で運用していた作業をオンライン化できるため、少人数の体制でも継続しやすい点が強みです。

中小企業にとっては、手間を減らすだけでなく、経営課題の早期発見に役立つ仕組みとして位置づけやすいでしょう。

義務化への対応を、少ない工数で進めやすくなる

ストレスチェックツールを使うと、受検案内、回答回収、集計、結果の出力までを一連で管理できます。人事担当者が手作業で配布や入力を行う場面が減るため、制度対応を少ない工数で進めやすいです。

運用が安定すると、締切前に慌てて回収したり、集計ミスの確認に追われたりする状況が起きにくくなります。結果として、年1回の実施を毎年の恒例業務として回せるようになり、担当者の負担も少なくなります。

メンタル不調の早期発見につながり、休職や離職を抑えやすい

ストレスチェックツールは、高ストレス者の抽出や面談希望の受付などを仕組み化できる点がメリットです。本人が言い出しにくい不調の兆しをデータで捉えやすくなるため、早期のフォローにつなげやすくなります。

早めにケアできれば、症状が深刻化する前に業務調整や面談を検討でき、休職や離職のリスクを抑えやすくなります。少人数の組織ほど1人の離脱が影響しやすいため、早期対応ができる状態は大きな安心材料になるでしょう。

組織改善の根拠がそろい、生産性向上も狙いやすくなる

ストレスチェックツールの多くは、部署別の集団分析や経年比較などのレポートを出力できます。感覚や印象だけでなく、数値として傾向を把握できるため、職場環境の改善を進めるための根拠がそろいやすくなります。

たとえば、負荷の高い部署を特定して業務量を見直したり、上司のマネジメント支援を強化したりと、打ち手を選びやすくなるでしょう。改善が進めば、欠勤やミスの減少、集中力の向上などにつながり、結果として生産性向上も狙いやすくなります。

ストレスチェックツールが必要な中小企業

ストレスチェックツールは、制度対応を進めるだけでなく、従業員の状態を把握し、職場の課題を見える化するためにも役立ちます。特に中小企業では、体制や時間に制約があるため、必要性が高いケースから優先して導入を検討するとよいでしょう。

法令対応としてストレスチェックの実施が必要な企業

法令対応としてストレスチェックの実施が必要なのは、常時50人以上の労働者を使用する事業場を持つ企業です。事業場は本社だけでなく、支店や工場、店舗なども含まれ、業種にかかわらず実施しなければなりません。

たとえば、会社全体の従業員数が多くなくても、特定の拠点だけが50人以上なら制度対応が必要になります。

なお、50人未満の事業場は現状「当分の間は努力義務」ですが、2025年の法改正により、50人未満の事業場にもストレスチェック実施を義務付ける内容が盛り込まれています。施行日は「公布後3年以内に政令で定める日」とされているため、対象となり得る企業は早めに準備を進めておくと安心です。

従業員のメンタル不調や離職が増え、早期発見の仕組みがほしい企業

欠勤や遅刻が増えたり、業務の質が落ちたりするなどの変化は、不調のサインであることがあります。中小企業では周囲との距離が近い一方で、本人が言い出しにくく、気づいたときには深刻化しているケースも珍しくありません。

兆しを見落としたまま時間が経つと、突然の休職や退職につながり、業務の穴埋めが難しくなります。ストレスチェックツールで定期的に状態を把握できれば、面談や業務調整の判断材料がそろい、早めのフォローに移りやすくなります。

人事労務の担当者が少なく、紙運用では回らない企業

人事労務の担当者が少ない企業では、日々の手続き対応だけで余力がなく、追加業務を増やしにくい状況になりがちです。ストレスチェックを紙で運用すると、配布・回収・入力・集計といった作業が発生し、短期間に負担が集中します。

担当者の負荷が高いままだと、未回収のフォローが後回しになったり、集計やレポート作成が遅れたりしやすいです。ツールを導入して作業を自動化できれば、少人数でも運用の見通しが立ち、毎年の実施を継続しやすくなります。

中小企業のストレスチェックツールの選定ポイント

ストレスチェックツールは、単にストレスチェックを実施できるだけではなく、運用のしやすさまで含めて選ぶことが重要です。中小企業は担当者や予算に限りがあるため、継続して回せる仕組みかどうかを軸に比較すると失敗しにくくなります。

従業員規模に合う料金体系で、運用コストを見通せるか

ストレスチェックは年1回のように定期的に実施するため、料金体系が自社の規模に合っていないと負担が大きくなります。従業員数が少ない企業ほど、最低料金や初期費用の有無が導入のハードルになりがちです。

具体的には、月額課金か年額課金か、1人あたり従量課金かを確認し、年間総額を試算して比較しましょう。加えて、基本料金に含まれる範囲と、集団分析や実施代行などのオプション費用も事前に押さえておくと、見通しが立ちます。

スマホ対応で回答しやすく、受検率を上げやすいか

ストレスチェックは受検率が低いと、集団分析の精度が落ち、改善につなげにくくなります。中小企業では現場スタッフや外出の多い職種も多いため、回答のしやすさが受検率を左右しやすくなります。

チェックしたい点は、スマートフォンで回答できるか、ログイン手順が複雑でないか、回答途中の保存ができるかなどです。未受検者へのリマインド配信や、メールアドレスがない従業員でも受検できる仕組みがあるかも確認しましょう。

個人情報保護とセキュリティ水準が十分か

ストレスチェックは健康情報を扱うため、情報管理の信頼性が低いと社内の不安や不信につながりやすいです。結果の取り扱いに関するルールがあいまいだと、制度運用そのものが形骸化するおそれもあります。

具体的には、通信やデータ保存の暗号化、アクセス権限の設定、操作ログの管理などが備わっているかを確認しましょう。あわせて、ISO27001といった第三者認証やプライバシーマークの取得状況、データ保管場所や委託範囲の明示も見ておくと判断しやすくなります。

産業医や外部専門家との連携、面談などのフォロー体制があるか

ストレスチェックは結果を出して終わりではなく、必要な従業員を適切なフォローにつなげることが重要です。中小企業では産業医がいない、または稼働が限られているケースもあり、面談体制の整備が課題になりやすいです。

医師面接の希望受付や日程調整をツール上で行えるか、実施者や産業医の紹介・連携が可能かなどを確認しましょう。高ストレス者への対応フローがテンプレート化されているか、外部相談窓口やカウンセリングのオプションがあるかも比較ポイントになります。

組織分析レポートがわかりやすく、改善提案までつなげられるか

中小企業にとって価値が大きいのは、ストレスチェック結果を職場改善に活かせることです。集団分析が見づらいと、課題が読み取れず、せっかくのデータが活用されないまま終わる可能性があります。

具体的には、部署別・拠点別の集団分析ができるか、経年比較ができるか、一定人数未満の集計制限などプライバシー配慮が適切かを確認します。
あわせて、改善の優先度がわかる指標や、アクション例の提示、レポートの出力形式の選択肢があるかも見ておくと運用後の活用が進みます。

中小企業におすすめのストレスチェックツール10選

従業員規模や予算に制約がある中小企業でも導入しやすいストレスチェックツールを紹介します。法令対応やメンタルケアの仕組みづくりを効率化したい企業に適したサービスばかりです。

ストレスチェッカー

  • 57問、500人まで無料で利用可能
  • メールアドレス不要の専用URLで受検
  • AWS基盤の高水準セキュリティ

ストレスチェッカーは、厚労省57問調査票に対応したWebツールで、回答画面や案内メールの設定から集計・結果確認までオンラインで完結します。

500人までなら年1回無料で実施できるので、費用を抑えて法令対応できます。メール不要の専用URLや16言語対応、AWS基盤による高いセキュリティなど、特徴が豊富です。

※参考:HRデータラボ「ストレスチェッカー 公式サイト 」2026年1月14日閲覧

パルスアイ

株式会社ジャンプスタートパートナーズ
  • 産業医監修のストレスチェック
  • AIが離職リスクを4段階で予測
  • 月次サーベイで状態をモニタリング

パルスアイは、厚労省の制度に準拠したストレスチェック機能を備え、産業医監修のアドバイスが受けられます。

高精度AIが従業員の状態を分析し、離職リスクを4段階で予測するため、対策を早めに講じられます。月ごとのパルスサーベイで組織のコンディションを定点観測でき、変化に気づきやすい仕組みが強みです。

  • 回答状況をリアルタイムで可視化
  • 高ストレス者と面談を一括管理
  • 全国平均と比較した組織分析

タレントマネジメントシステムのHRBrainはストレスチェックも提供しています。HRBrainのストレスチェックは、回答状況を一覧で確認でき、未回答者へのリマインド配信を自動化できます。

高ストレス者の抽出と面談指導の管理を一画面で行え、回答データは自動で集計され本人にはグラフとセルフケアのアドバイスが表示されるなど、管理を効率的に進められる構成です。部署や拠点別に国平均と比較した分析ができ、報告書の電子申請やスマートフォン受検にも対応しており、実務に役立ちます。

  • 参加者リストを渡すだけで運営を一任
  • 紙とWebの併用が可能
  • 業界最低価格保証で安心

ソシキスイッチ ストレスチェックは、参加者リストを渡せば、紙・Webいずれも運営を代行してくれるサービスです。調査票の配布やメール送信まで任せられます。

57問・80問版や追加質問への対応と、読みやすい集団分析レポートに加え、実施報告会や社内研修もサポートします。制度運用に不安のある企業でも、安心して利用できます。紙版は最低価格保証のある低価格設定で、データを5年無料で保管してくれます。

ORIZIN

ピー・シー・エー株式会社
  • 57問版・80問版を同料金で提供
  • 追加質問や多言語にも対応
  • メール不要でWeb受検が可能

ORIZINは、57問版と80問版を同料金で提供し、睡眠やハラスメントなど独自の追加質問も設定できる柔軟なサービスです。Web受検では社員のIDとパスワードを配布するだけでよく、紙アンケートとの併用も可能です。

アクセス権限の設定や専門職による実施代行、心理相関図を用いた深い分析などの機能が備わっています。管理の負担を抑えつつ、課題を発見しやすいサービスです。

  • 受検後すぐに結果を閲覧可能
  • 設問作成から集計まで自動化
  • スマートフォン対応でリマインド送付も容易

ひかりクラウド スマートスタディのストレスチェックは、受検直後にレーダーチャート付きの結果を確認できます。質問作成や配布・回収が自動化されたサービスです。

基本機能は月額1ユーザーあたり180円で利用でき、eラーニングや情報共有にも利用可能です。管理画面から受検状況や高ストレス者を確認し、未受検者へリマインドを送れます。マルチデバイス対応で、PCがない環境でも受検でき便利です。

  • 医師・保健師によるチャット相談
  • 従業員の健康データをクラウド一元管理
  • ストレスチェック実施と組織診断

Carely(ケアリィ)は、従業員の健康情報をクラウド上で一元管理し、健康診断やストレスチェックの結果を蓄積する健康管理システムです。

社員は医師や保健師にチャットで相談でき、ストレスチェック実施後の保健指導や健康診断の日程調整にも利用できます。ストレスチェックの実施や組織診断機能も備えており、企業の産業衛生体制構築や健康経営を支援するサービスです。

セコムあんしんストレスチェックサービス

  • 厚労省マニュアルに準拠した運用
  • PC・スマートフォンから即時結果通知
  • 報告書作成と面接管理を支援

セコムあんしんストレスチェックサービスは、厚労省のマニュアルに沿った機能を提供し、集団分析も標準で行えます。

従業員は職場や自宅からPCやスマートフォンで受検でき、医師面接の申込みまで行える仕組みが魅力です。企業側は受検状況を確認し、労働基準監督署へ提出する報告書を簡単に作成できます。産業医向け機能では、高ストレス者への面接推奨や過去面談記録の管理ができます。

ポケットセラピスト

  • 無料で57問・80問版を実施
  • メール不要のスマートフォン・PC受検
  • 多言語対応の集団分析機能

ポケットセラピストは、スマートフォンやPCから受検でき、メールアドレスがなくても利用できる無料のストレスチェックサービスです。

57問と80問の調査票に対応し、複数言語による回答や受検者一括登録、メール配信、個人結果の閲覧まで備えています。グループ単位での集団分析や結果のダウンロードも可能であり、改善策の検討や報告作成がスムーズに行えます。

SMBC Wevox Stress Check

  • エンゲージメントユーザーは無料
  • 労基署報告書を簡単に提出可能
  • 既存データ活用で準備負荷を軽減

SMBC Wevox Stress Checkは、厚生労働省のガイドラインに準拠したストレスチェック機能です。エンゲージメントサーベイのSMBC Wevoxを有料利用する企業なら、追加費用なしで使えます。

SMBC Wevox上の既存データを活用して準備を効率化し、申請用報告書の作成も簡単にでき、実施負荷を軽減できる点が有用です。心の状態を把握し離職や休職を未然に防ぐことを目的とした機能で、エンゲージメント調査と併用することで、組織パフォーマンスの向上に役立ちます。

ストレスチェックツールで中小企業のメンタルヘルスの課題を解決

中小企業のメンタルヘルス対策は、担当者の負担や運用の難しさから後回しになりがちです。ストレスチェックツールを使えば、実施から集計、分析までの流れが整い、不調の兆しを見逃しにくくなるでしょう。

まずは自社の人数規模に合う料金体系か、スマートフォン対応で受検率を確保しやすいかを確認します。個人情報の管理水準や、面談などのフォロー体制も比較しておくと安心です。無料トライアルや資料で運用イメージを固めてから導入すると、社内の合意形成も進みやすいでしょう。

今回紹介したサービス以外のストレスチェックツールを広く比較したい方は、次のボタンから資料をまとめてダウンロードできます。機能や費用、サポートの違いを並べて検討し、自社に合うツールを見つけてください。

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