【導入企業】
株式会社GA technologies様
業種:不動産
従業員規模:1000人以上
株式会社GA technologies
中途採用 Productチーム マネージャー 西山 湧己様
従業員数:1,000名以上
「テクノロジー×イノベーションで、驚きと感動を生み続ける」というミッションを掲げ、AI不動産投資「RENOSY(リノシー)」の開発・運営など、不動産をはじめ、さまざまな産業のビジネス変革に取り組むテック企業
導入の目的 採用規模の拡大に伴うHR業務の効率化と、ソフトスキルを含む評価の標準化・面接官育成の強化
課題
- HRチームの業務負荷増大
- 思想や基準の共有
- 内製でのAI活用におけるワークフロー構築の壁
導入の決め手
- 採用に特化したAI活用による業務効率化
- 『HERP Hire』とのシームレスな連携
効果
- HR担当1人あたり月23時間の業務削減
- 書類選考の判断スピードの向上
- 申し送りなどで発生する手作業を大幅削減
採用規模が急拡大する企業にとって、増え続ける業務量に対応しながら選考の質も維持・向上させることは避けては通れない課題です。2013年の創業から12年で売上収益は2,489億円になり、100を超える職種・月1,000件規模の応募と向き合うGA technologiesでも、書類選考や情報整理にかかる工数の増大、面接官ごとの評価基準のばらつきといった課題が顕在化していました。
同社はこうした状況に対し、『HERP Hire』と連携して選考業務をAIで支援する『HERP AIリクルーター』を導入。一次スクリーニングや申し送り作成などを自動化することで、リクルーター1名あたり月23時間の余白が生まれ、候補者アトラクトや面接官育成といった“採用の質を高める仕事”に向き合える体制が整い始めたと語ります。
同社は『HERP AIリクルーター』をいかに活用し、どのような組織的な効果が現れているのか。中途採用マネージャーである西山湧己氏にお話を伺いました。
(※「AIリクルーター」は株式会社HERPの登録商標です。)
──株式会社GA technologiesについて教えてください。
西山:GA technologiesは「テクノロジー×イノベーションで、驚きと感動を生み続ける」というミッションを掲げ、AI不動産投資『RENOSY』を中心に事業を展開しています。売上収益・従業員数ともに毎年成長を続けており、海外を含む新規領域にも挑戦するなど、組織としても成長過程の只中にあります。
事業の拡大に伴い、採用ニーズも急伸しました。現在は100を超える職種を同時募集し、月1,000件規模の応募が寄せられる状況。領域が広がるにつれて候補者も多様化し、より精緻な採用体制が求められるようになっています。採用のAI活用 立ちはだかる“内製化の壁”
採用拡大の裏で浮き彫りになった”負荷”と”属人化”
──事業成長に伴い採用規模も拡大する中、現在はどのような体制で採用を進めているのでしょうか?
西山:当社では一次スクリーニングをHRが担い、その後は現場と連携して選考を進めています。HRは候補者と現場が気持ちよく選考に臨めるよう支える“黒子”として、プロセス整備やアトラクト設計などの基盤づくりを進めてきました。
ただ、事業が加速する中で採用の量・質は急激に増しています。100以上のポジションに採用担当5名で向き合う現状では、候補者体験の維持と基盤整備を両立するのが難しく、オペレーション負荷は一気に高まっていきました。

──特にどの部分が課題になっていましたか。
西山:大きくは「工数負荷」と「評価の属人化」です。書類選考の一次スクリーニングはHRが全件を目視で確認し、議事録転記や申し送り作成も手作業が発生する。結果としてタスクが滞留しやすい状況が続いていました。
さらに面接官が増えるにつれ、カルチャーマッチなどソフトスキルの判断にばらつきが生まれ、基準の統一まで手が回らない状態でした。
──御社のようなテック企業であれば、すでにAIツールなどを活用して効率化に取り組まれていたのではないでしょうか?
西山:実際、社内ではAIによる業務効率化が進んでいますし、HRでも個人レベルのAI活用や、『Dify』を活用した情報整理には取り組んでいました。ただ、採用領域ではZoom・Dify・HERP Hireと情報が分断され、ツールをまたぐたびに手作業が発生していたのです。
そのタイミングで『HERP AIリクルーター』のお話をいただいて。まさに当時の課題を解決できそうだと感じたこと、そして『HERP Hire』とシームレスに連携でき、採用に必要な情報を一元化して扱える点が決め手となり、導入を決断しました。
「一次スクリーニング」の精度を変えずにスピードを向上
──導入後、具体的にどのような場面で『HERP AIリクルーター』を活用していますか?
西山:中心となっているのは書類選考の一次スクリーニングです。事前に言語化した基準をトリガー機能に設定し、必須資格・勤務地・経験年数など60項目以上の要件を自動判定。HRが介在しなくても『HERP AIリクルーター』から現場へ書類を渡せるようになりました。
精度維持のため、AIの判定とHRの判断は定期的に突き合わせ、必要に応じてトリガー機能の指示を微調整していますが、基本的には「人が行っていた判断の傾向はそのままに、スピードだけを劇的に引き上げる」ことができています。

──質を維持しながら、AIに業務を代替できたのですね。特に負荷の大きかった「情報整理」の部分ではいかがでしょうか。
西山:従来はHERP Hire・Slack・Zoomや各種資料を行き来してまとめていましたが、現在は蓄積された情報と書き起こし内容をAIが整理し要点を提示してくれます。
これらの情報整理は、面接内容のフィードバック補助にも活用していく予定です。面接官ごとの評価傾向やバラつきが把握しやすくなり、今後は面接官育成やバーレイザー制度の運用と組み合わせることで、さらに活用の幅を広げられると考えています。
──西山さん個人としては、どのように業務の中で役立てていますか?
西山:私は面談・面接、オファー面談前の“壁打ち”に使うことが多いです。候補者の経緯や所感をAIに要約してもらい、「どのようなアトラクトが有効か」「どこを丁寧にケアすべきか」といった視点を事前に確認しています。
最終的に候補者へ伝えるのは人ならではの思いや熱量ですが、その土台となる情報整理をAIが担ってくれることで、より説得力のあるアトラクトが可能になりました。
AIが生み出した“23時間の余白”と戦略に向き合う採用体制
──『HERP AIリクルーター』導入後は、どのような効果が表れましたか?
西山:まず定量的な面では、リクルーター1名あたり月23時間ほどの削減効果が出ています。書類選考に充てていた約8時間、議事録転記や申し送り作成といった情報整理にかかっていた約15時間。これらの業務が自動化されたことで、日々の業務負荷は大きく軽減されました。

──応募総数が増大している中で、効率化のインパクトは大きいですね。
西山:ええ。そして一番の変化は、思考や戦略に向き合う時間が生まれたことです。以前は作業に追われ、面接官との綿密な振り返りや選考プロセスの改善などに手が回っていませんでした。
AIが定型作業を担ってくれたことで、候補者アトラクトの設計、面接官へのフィードバック、採用基準のアップデートといった“採用の質を底上げする仕事”に腰を据えて取り組めるようになったのです。
また、面接官の評価傾向が可視化され、カルチャーマッチをどう見極めるかといった判断プロセスの見直しにも着手し始めようとしているところです。これまで「重要なのに手が付けられなかった領域」に取り組めるようになったのは、大きな前進だと感じていますね。
さらに、オファー面談にも変化がありました。AIが候補者の情報を丁寧に整理してくれることで、現場責任者や役員が候補者に伝えるべきポイントをより正確に把握でき、個別性の高いメッセージングが可能になっています。
──業務効率化だけでなく、採用そのものの質向上に寄与していると。
西山:その通りです。AIが業務の土台を整えてくれたことで、HRは候補者体験の向上や面接官育成といった、本質的なテーマに集中できるようになりました。“御用聞きで量をさばく採用”ではなく“質に向き合う採用”を実現するための基盤が、ようやく整い始めた実感があります。
AIと描く「面接の標準化」と「候補者体験の向上」
──今後、『HERP AIリクルーター』をどのように活用していきたいと考えていますか?
西山:まずはHR以外のメンバーにも活用を広げ、面接官が候補者サマリーの確認や質問設計に使えるようにしたいと考えています。また評価傾向を可視化したり、バーレイザー制度の運用に組み合わせたりすることで、振り返りを建設的に行い、面接の標準化や育成にもつなげていきたいですね。

──採用組織としての今後の展望についても教えてください。
西山:当社は中期経営計画でも示しているとおり、2026年度は3,230億円の売上収益を目指しており、今後は海外展開もさらに進んでいきます。そのスピードに耐えうる“強い採用組織”をつくることが、今の私たちの使命です。
採用は事業の未来をつくる仕事だからこそ、候補者体験を高め、面接官を育成し、採用基準を常にアップデートできる柔軟な体制が欠かせません。また、事業部が抱える本質的な課題を理解し、「採用」という人の側面から解決策を提案できる──そんなビジネスパートナーとしての在り方も強めていきたいと思っています。
『HERP AIリクルーター』はその土台を支えてくれる存在です。事業も採用も伸びる今、AIと人が協調しながら、現場とも経営陣とも対等に議論できるような採用組織を目指して、進化させていきたいと考えています。
引用元:HERP Hire 月23時間削減。内製では解消しきれなかった採用の「負荷」と「属人化」をHERP AIリクルーターで解決 / GA technologies
