こんな新入社員はこうして教育しよう! ~5つのタイプから当てはめる~
新入社員の教育で迷っていませんか?
ついに自分も入社して2、3年。会社にも仕事にも慣れてきてやる気に溢れている貴方。そんな順調な状況を変えてしまう圧倒的な存在。それが新入社員です。
会社に入ってきたばかりだから・・・社会人になったばかりだから・・・そのうち変わってくれるはずだから・・・そう信じる貴方の心は疲れていませんか? ここではそんな貴方に新入社員の教育法をタイプ別に見ていきたいと思います。
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タイプ別で見ていく 新入社員教育法!
「自分が新入社員だった時ってこんなにひどかったかな?当時の先輩や上司は今の自分くらいイライラしていたのだろうか・・・」そんなふうに自分を責めたりしてはいけません。新入社員は「できない」のでも「無能」なのでもありません。ただ「知らない」だけなのです。相手はつい最近まで学生だった新入社員です。「叱る」でも「失望する」のでもなく「教えて」あげれば解決することが多いのです。
タイプ1:積極性が全く見られない新入社員
まず、とにかく控えめで自信をもって発言、行動しない新入社員がいます。本人は「まだ新入社員だから自分なんかが」と思っているのかもしれません。たしかに前に出すぎる新入社員にも問題はありますが、まったく積極性がない新入社員も困りものです。この場合も「やれ!」と無理やりさせるのではなく、
まずは発言することの重要性を伝え、できるであろうレベルの仕事からどんどんさせてあげましょう。自分も発言できる、仕事ができるということがわかれば少しずつ自発的に行動していってくれるはずです。
タイプ2:「自分はわかっている」と思い込んでいる新入社員
学生時代にアルバイトをやっていて、しかもそこそこのランクまでいったりしていた新入社員に多いパターンです。そのバイト先では仕事にも慣れていて、後輩バイトもいたりしていたため、「自分はわかっている」と思ってしまっている新入社員がいます。
そのままの感覚で仕事に臨むとすぐに壁にぶち当たるでしょう。学生アルバイトと正社員の仕事の何が違うのか?ということを一つ一つ教えてあげましょう。それは「責任」であったり、「立場」であったりするかもしれません。そのままの心がけでは通用しない、ということがわかれば立ち振る舞いも変わっていくものです。
タイプ3:良くも悪くも目立たない新入社員
積極的に出てくるわけではない、かといってまったく何もしないこともない。実は一番の困りものかもしれません。良くも悪くもないのです。このタイプが難しいのは「何も悪いことはしていない」のです。だから変えていこうとしても、なぜ変えなくてはいけないのかがまったく理解できないのです。
そして先輩や上司側からしても、特に悪いわけではないので放置してしまう傾向にあります。やはり、多少は元気を出して仕事に取り組んでほしい新入社員!「これは君にやってほしい仕事だなぁ」「ちょっとおもしろい仕事がある、一緒にやってみよう」と声掛けして、少しでもやる気を出させ動かしていきましょう。
タイプ4:少し変わったことがある新入社員
マイナーなバンド好き、アニメオタク、たまに妙なハイテンション・・・新入社員にも様々います。特に何かに強烈な興味を持っているタイプは、それが他人に認められないと完全に心を閉ざしてしまいます。もし自分がわかるジャンルの話なら積極的にその話題で話しかけてみましょう。驚くほど心を開いて会話してくれるでしょう。
自分にはわからないジャンルのことでも拒絶してはいけません。「それは知らんなぁ、ちょっと教えて」という感じで近づいていけば、遠慮しながらもいろいろと語ってくれるでしょう。そうなってしまえば、仕事を指示してもスムーズに進んでいくこと間違いありません。
タイプ5:善悪の区別が曖昧な新入社員
まずこんなパターンです。先輩社員Aさんが自分の仕事に使おうと資料を作成、印刷までして準備をしていました。いよいよその資料を使って仕事をしようとした時のことです。資料がありません!しかし仕事は目の前に迫っています。非常に困ったAさんですが、なんとか切り抜けました。疲れ果てて自分の席に戻ったAさんの前に新入社員Bが来ます。「あ、先輩、そこにあった資料使わせていただきましたんで」 激怒したAさんですが、Bはなぜ怒られているのか理解できていないようです。
こんな時怒り心頭になるのはもっともですが、怒りのあまり「もういい!」と打ち切ってしまってはいけません。「なぜダメなのか、自分が怒っているのか」を説明してあげましょう。それが理解できれば、Bはもうこんなことはしなくなるでしょう。
新入社員を教育していく時の方法のまとめ
どうでしたでしょうか?
新入社員は決して「敵」でありません。同じ会社で働いていく貴方の「後輩」であり、「味方」でもあるのです。「最近の若い奴は何を考えているのかわからん」と突き放すのではなく、「まだまだ社会人になったばかり、知らないことやわからないことがあって当たり前」と考えてみましょう。
そして、こちらが相手を理解して接することで、あちらもこちらや社会のこと、会社のことを理解していきます。そうすれば相手も社会人として成長していき、会社にとって貴重な戦力になってくれるはずです。
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