無料で使えるおすすめのAI-OCR5選!ツールの特徴と選ぶ際のポイントを解説!
おすすめAI-OCRの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。ぜひAI-OCRを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
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- AI-OCRとは
- 無料のAI-OCRを選ぶときのポイント
- 読み取り精度を確認する
- 対応するファイル形式や言語を確認する
- データの管理や連携が簡単か確認する
- 無料で使えるおすすめのAI-OCR5選
- Microsoft OneNote ‐ Microsoft
- Light PDF ‐ ソースネクスト株式会社
- Renee PDF Aide ‐Rene.E Laboratory
- Boxoft Free OCR ‐ Boxoft
- Free OCR to Word ‐ TechCandy
- 無料と有料の違いは?よくある機能制限と注意点
- 読み取り精度の制限
- 利用回数の制限
- セキュリティの制限
- 有料ツールを検討するべきケース
- 文字認識精度が重要な場合
- RPAとの連携が必要な場合
- セキュリティ対策が重要な場合
- サービスを比較しましょう
AI-OCRとは
AI-OCRとは、AI技術を用いて画像データ内の文字を認識・抽出するシステムです。手書き文書やフォーマットの異なる文書からも、AIの学習能力により文字を高精度に認識できます。
AI-OCRには、紙の文書をデジタル化し、データベース化や業務システムへの連携などの業務を効率化する機能があります。
無料のAI-OCRを選ぶときのポイント
無料のAI-OCRを選定する際は、いくつかの基準が存在します。代表的な基準について解説します。
読み取り精度を確認する
AI-OCRを選ぶ際は読み取り精度が高いか確認してください。無料版には読み取り精度に制限がかかっていることがあります。
どのくらいの精度を求めているか把握し、必要に応じて有料プランへの切り替えも検討しましょう。また、読み取り精度は画質やフォーマットにも影響されますので、同じ条件で比較検討することをおすすめします。
対応するファイル形式や言語を確認する
対応するファイル形式や言語を確認してください。無料版では対応するファイル形式や言語に制限がかかっていることがあります。
どのようなファイル形式や言語の文書を読み取りたいか把握し、必要に応じて有料プランへの切り替えを検討しましょう。また、対応するファイル形式や言語はサービスによって異なります。比較検討する際には注意しましょう。
データの管理や連携が簡単か確認する
データの管理や連携が簡単か確認してください。AI-OCRで読み取ったデータはどのように保存や管理されるか、また、他のシステムやアプリケーションとどのように連携されるかは比較の際に重要なポイントです。
データの管理や連携が簡単であれば、業務効率化やデータ活用につながります。サービスの提供元がどのようなデータ管理や連携機能を提供しているか、また、現在利用しているシステムやアプリケーションとの互換性などもチェックしましょう。
無料で使えるおすすめのAI-OCR5選
AI-OCRの中で無料で使えるおすすめのツールを紹介します。無料の範囲でできることや機能制限などを解説しているのでAI-OCR選びの参考にしてみてください。
Microsoft OneNote ‐ Microsoft
無料で利用できる機能と制限
Microsoft OneNoteは、ノート作成や共有、整理、検索などの機能を持ったデジタルノートアプリです。OneNoteには、画像や印刷物からテキストを読み取り、コピーできる光学文字認識(OCR)機能があります。
この機能は、スキャンした名刺やレシートなどの情報をOneNoteに取り込んだり、抽出したテキストを編集することもできます。
詳しくは公式サイトを確認してください。
Light PDF ‐ ソースネクスト株式会社
無料で利用できる機能と制限
Light PDFは、PDFの編集や変換、透かしや署名の追加、パスワードの解除や保護、圧縮や回転などの機能を持ったオンラインPDFサービスです。
Light PDFには、PDFや画像からテキストを読み取り、編集可能なWord、Excel、PPT、PDFやTXTに変換できる光学文字認識(OCR)機能があります。この機能は、スキャンした名刺やレシートなどの情報をLight PDFに取り込んだり、画像内のテキストを編集したりするのに便利です。
無料プランでは次の機能に制限がかかる、または利用できません。
機能 | 制限 |
---|---|
ファイルサイズ | 5MB以下 |
Renee PDF Aide ‐Rene.E Laboratory
無料で利用できる機能と制限
Renee PDF Aideは、PDFファイルからWord、Excel、PowerPoint、EPUB、HTML、テキスト、画像などの形式に変換できる無料のAI-OCRソフトです。
OCR機能を利用すると、画像やスキャンした文書からテキストを認識・抽出し、編集や検索が可能なプレーンテキストに変換できます。多国語に対応しており、高速で高精度な変換ができます。
無料プランでは次の機能に制限がかかる、または利用できません。
機能 | 制限 |
---|---|
サポート | 利用できません |
Boxoft Free OCR ‐ Boxoft
無料で利用できる機能
Boxoft Free OCRは、画像やPDFからテキストを読み取り、編集や検索が可能なプレーンテキストに変換することができる無料のAI-OCRソフトです。このソフトは、英語やフランス語、スペイン語、ドイツ語、ロシア語、イタリア語、ポルトガル語など、さまざまな言語に対応しています。
また、複数のスキャナーと接続でき、傾き補正、切り抜き、回転などの最適化ツールを利用して、書類や画像を成形できます。
有料版は無く、完全無料で利用できます。
Free OCR to Word ‐ TechCandy
無料で利用できる機能
Free OCR to Wordは、画像やPDFからテキストを読み取り、Word文書に変換できる無料のAI-OCRソフトです。このソフトは、英語や日本語などの主要な言語に対応しており、高速で高精度な認識ができます。さらに、スキャナーと直接接続できる機能も備えており、紙の書類を簡単にデジタル化できます。
有料版は無く、完全無料で利用できます。
自社に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして自社に合うのか検討してみましょう。
無料と有料の違いは?よくある機能制限と注意点
無料のAI-OCRでよくある機能の制限をまとめました。
読み取り精度の制限
無料のAI-OCRは有料版に比べて読み取り精度が低い場合があります。特に手書き文字や非定型フォーマットの文書に対しては、誤読や欠損が発生する可能性が高くなります。
読み取ったデータをそのまま利用するのではなく、必ず目視で確認や修正を行うことが必要です。また、読み取り精度はサービスによって異なりますので、複数のサービスを比較して最適なものを選びましょう。
利用回数の制限
無料のAI-OCRは利用制限がかけられる場合が多いです。例えば、一日あたりの読み取り回数や一回あたりの読み取り枚数、一枚あたりのファイルサイズなどに制限が設けられている場合があります。
どのくらいの量や頻度でAI-OCRを利用するか把握し、必要に応じて有料プランに切り替えることも検討しましょう。また、利用制限はサービスによって異なりますので、比較検討する際には注意しましょう。
セキュリティの制限
無料のAI-OCRはセキュリティの問題も考えられます。インターネット上に保存されるデータは、ハッキングや漏洩のリスクがあります。無料のAI-OCRは暗号化やパスワード保護などのセキュリティ対策が不十分だったり、利用規約でデータの利用権を譲渡したりする場合があります。
セキュリティに敏感なデータを扱う場合は、信頼できるAI-OCRを選ぶとよいでしょう。
有料ツールを検討するべきケース
企業の状況やツールに求めていることによっては、無料ツールでは叶えられないケースが存在します。有料ツールを検討したほうが良いケースをまとめているので参考にしてみてください。
文字認識精度が重要な場合
無料のAI-OCRは文字認識精度が低いことが多く、画像データによっては読み取りにくい文字は誤って認識される可能性があります。特に手書き文字や非定型フォーマットの文書などは、無料のAI-OCRでは対応できないことがほとんどです。
文字認識精度が低いと、データの品質や信頼性が低下し、業務に支障をきたすことになります。文字認識精度が高い有料のAI-OCRを検討するか、無料のAI-OCRを使う場合は画質やフォーマットに注意してください。
RPAとの連携が必要な場合
RPAとの連携が必要な企業ならば、無料版では対応できない場合が多いです。RPAとはロボティック・プロセス・オートメーションの略で、人間の代わりにコンピューターが業務を自動化するシステムです。
AI-OCRとRPAを連携させることで、画像データから文字データに変換した後、業務システムへのデータ入力やデータ分析などの作業を自動化できます。これにより、業務効率や生産性が大幅に向上します。しかし、すべてのAI-OCRとRPAが連携できるわけではありません。自社で利用しているRPAと連携できるかどうか確認してください。
セキュリティ対策が重要な場合
無料版ではセキュリティ対策が十分でないことが多く、画像データや文字データが第三者に漏洩する可能性があります。特に個人情報や機密情報を含む文書をAI-OCRにかける場合は、注意が必要です。
セキュリティ対策が強化された有料のAI-OCRを検討するか、無料のAI-OCRを使う場合は利用規約やプライバシーポリシーを確認するようにしましょう。