無料で使えるおすすめの360度評価・多面評価システム8選！ツールの特徴と選ぶ際のポイントを解説！

360度評価・多面評価システムとは

360度評価・多面評価システムとは、従業員のパフォーマンスやスキルを、上司や部下、同僚などさまざまな立場から評価できるシステムです。

評価項目や評価方法、評価者の選択などを自由にカスタマイズできる機能や、評価結果を可視化・分析する機能がついており、人材育成や組織改善などの人事の業務を効率化できる機能があります。

360度評価・多面評価システムを選ぶときのポイント

無料の360度評価・多面評価システムを選定する際は、いくつかの基準が存在します。代表的な基準について解説します。

評価項目や方法がカスタマイズできるか確認する

360度評価・多面評価システムを選ぶときは、評価項目や方法がカスタマイズできるのかを確認しましょう。企業や組織によって、重視する従業員の特性やスキルは異なります。そのため、自社に合った評価項目や方法を設定できるシステムを選ぶことが重要です。

例えば、評価項目としては、業務成果やコミュニケーション能力、リーダーシップやチームワークなどが挙げられます。評価方法としては、評価者の数や範囲、評価基準や尺度、評価時期や頻度などが考えられます。また、従業員の特性や職種に応じた評価項目の追加や削除も可能なシステムが望ましいです。

他の人事システムと連携できるか確認する

360度評価・多面評価システムを選ぶときのポイントは、他の人事システムと連携できるかどうかです。360度評価システムは、他の人事システムと連携することで関連業務の効率化を図れます。例えば、タレントマネジメントシステムと連携できれば、評価結果をもとにしたスキルマップ作成やキャリアアップ支援が可能で人材育成を効率化できます。

また、給与計算システムと連携できれば、評価結果をもとにした給与や賞与の算出が可能で報酬管理を効率化できます。このように、360度評価システムと他の人事システムとの連携は、組織全体の人材マネジメントの効率化が期待できます。そのため、自社で導入する人事関連システムと連携できるかを確認しておきましょう。

評価データの抽出や分析が容易か確認する

360度評価・多面評価システムを選ぶときのポイントは、評価データの抽出や分析が容易かどうかです。評価データを部門別や個人別に抽出・分析できれば、各部門の強みや課題、個人のスキルや成長ポイントを把握し、それに基づいた人材育成プログラムの策定が可能となります。

また、評価データを可視化する機能があると、上層部やマネージャーへの報告がスムーズです。このように、評価データを細かい条件で抽出できればデータ活用の幅が広がるため、よりシステムを有効活用できるでしょう。

無料トライアルを実施しているおすすめの360度評価・多面評価システム8選

360度評価・多面評価システムには無料提供されているサービスはありません。この項目では無料トライアルを実施しているおすすめのツールを紹介します。

無料で利用できる機能と制限

カオナビは、人材情報の一元管理・見える化や各種評価の実施・分析やスキルマップの作成などができるタレントマネジメントシステムです。評価は、目標管理や360度評価などを行うことができます。無料トライアルでは、カオナビの全機能を試すことができます。

このシステムは無料トライアルを実施しています。

詳しくは公式サイトを確認してください。

無料で利用できる機能と制限

HRBrainは、人事評価やフィードバックなど、タレントマネジメントに必要な機能が利用できる360度評価・多面評価システムです。エンゲージメント向上のための組織診断サーベイや、従業員のコンディションの可視化ができるパルスサーベイなども提供しています。無料トライアルでは、すべての機能を試すことができます。

このシステムは無料トライアルを実施しています。

無料で利用できる機能と制限

あしたのクラウドHRは、AIによる目標添削機能や評価業務の自動化ができる360度評価・多面評価システムです。無料版では、自社専用にカスタマイズした機能を試すことができます。

このシステムは無料トライアルを実施しています。

無料で利用できる機能と制限

タレントパレットは、人材データベースやスキル管理などの人材の見える化に必要な機能が揃ったシステムです。人事異動シミュレーションや組織状態のリアルタイムモニタリング機能で、経営の意思決定支援ができます。無料版では、実際の画面を確認できます。

このシステムは無料トライアルを実施しています。

無料で利用できる機能と制限

One人事は、入社から退社までの人事業務を一括管理できるクラウド型の人事システムです。360度評価やMBO評価に加え、評価シートのカスタマイズやスキルの可視化と管理などを行うことができます。

このシステムは無料トライアルを実施しています。

ヒョーカクラウド ‐ 株式会社シーグリーン

無料で利用できる機能と制限

ヒョーカクラウドは、MBO評価やスキルマップ作成などの機能が利用できる360度評価・多面評価システムです。無料のデモンストレーション版では、一部機能を実際の操作画面で体験できます。

このシステムは無料トライアルを実施しています。

sai*reco ‐ 株式会社アクティブ アンド カンパニー

無料で利用できる機能と制限

sai*recoは、人事評価や人材データ管理など、人事業務を効率化できるシステムです。360度評価・多面評価機能では、MBO・OKR評価や評価サイクル設定などの評価結果をExcelで出力する機能などが利用可能です。無料トライアルでは、実際の機能を14日間試すことができます。

このシステムは14日間の無料トライアルを実施しています。

無料トライアルでは次の機能に制限がかかる、または利用できません。

機能	制限
トライアル期間	14日間

人事評価ナビゲーター ‐ 株式会社日本経営

無料で利用できる機能と制限

人事評価ナビゲーターは、360度評価や自己評価に加え、上司評価などの評価機能が利用できる多面評価システムです。部署や等級ごとの評価のばらつきをデータで可視化でき、経営者向けの報告書を自動生成できます。

このシステムは無料トライアルを実施しています。

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自社に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして自社に合うのか検討してみましょう。

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無料トライアル版と有料版の違いは？よくある機能制限と注意点

360度評価・多面評価システムの無料トライアル版と有料版のよくある機能制限をまとめました。

評価者数の制限

360度評価・多面評価システムでは、自分以外の複数の人からフィードバックを受けることができます。しかし、無料版では評価者数に制限があり、自分を含めて最大10人までしか評価できなかったり、評価者のカテゴリーが限られていたりすることがあります。

無料版で必要な評価者数や種類がカバーできるかどうかを確認しましょう。

評価項目や評価方法の制限

無料トライアル版では、有料プランと比べて評価項目や評価方法が制限されており、評価項目の数や種類、評価者の選択肢、評価基準などが固定されている場合があります。

自社の評価体系に合わなかったり、評価の精度や公平性が低下したりする恐れがある場合は、無料版では不十分かもしれません。

評価結果の保存期間や閲覧権限の制限

無料トライアル版では、評価結果の保存期間や閲覧権限が制限されている場合があります。例えば、評価結果は一定期間後に削除される、評価結果は管理者や評価者のみが閲覧できる、評価結果はグラフや表などで可視化できないなどの問題が発生する可能性があります。

評価結果を長期的に蓄積や分析をしたり、フィードバックしたりできない場合は、無料版では目的を達成できないかもしれません。

サービスを比較しましょう

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