無料で使えるおすすめのLPOツール4選!ツールの特徴と選ぶ際のポイントを解説!
LPOツールには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
⇒LPOツールの資料をダウンロードする(無料)

おすすめLPOツールの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。ぜひLPOツールを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
目次を閉じる
- LPOツールとは
- LPOツールの機能
- ヒートマップ
- A/Bテスト
- レポート
- LPOツールのメリット
- 現状の課題を可視化できる
- テストの精度を向上できる
- 運用を効率化できる
- 無料のLPOツールを選ぶときのポイント
- サポート体制を確認する
- コンバージョン率の改善効果を測定できるか確認する
- 外部ツールとの連携ができるか確認する
- 無料で使えるおすすめのLPOツール4選
- SiTest
- Ptengine
- GA4
- DEJAM
- 無料と有料の違いは?よくある機能制限と注意点
- 作成できるLP数の制限
- 分析機能の制限
- アカウント数の制限
- 有料ツールを検討するべきケース
- LPの数や種類が多い場合
- 複数のユーザーでLPOツールを利用する場合
- 高度な分析機能が必要な場合
- サービスを比較しましょう
LPOツールとは
LPOツールとは、LP(ランディングページ)を最適化するためのシステムです。LPとは、Webサイトにアクセスしたユーザーが最初に目にするページのことで、コンバージョンに直結する重要な要素です。LPOツールを使うことで、LPの課題を分析し、改善策を検証できます。
LPOツールの機能
LPOツールは、無料プランや無料トライアルが提供されているサービスを活用することで、コストを抑えて導入が可能です。
無料プランではPV数やドメイン数、サポートに制限を設けている場合があるものの、基本的な機能であれば無料で利用できるケースが多いです。
たとえば、無料のツールで利用できる機能には、次のものがあります。
ヒートマップ
ヒートマップとは、Webページ上でのユーザー行動を色によって可視化できる機能です。
よくクリックやタップされている箇所のほか、カーソルの動きやスクロール率などを可視化して確認できます。たとえば、「よく読まれている箇所は赤」「滞在時間が短い箇所は青」のように、色によって効果を視覚的に把握できるのが特徴です。
ユーザーのLP上での行動履歴を視覚化できるため、そこからユーザーが興味関心をもっているコンテンツや問題点などを把握して改善につなげられます。
A/Bテスト
A/Bテストは、テザインやコンテンツなどが異なる2つのパターンを比較して、より効果的なバージョンを検証できる機能です。
たとえば、ボタンの色やデザイン、配置やレイアウトなど、2つの異なるパターンのページを作成してテストできます。
それにより、ユーザーの反応やコンバージョン率などを測定し、有効なコンテンツを判断できるため、効率的にLPの改善につなげられます。
レポート
LPのパフォーマンスデータを可視化できる機能です。
簡単な操作で、アクセス解析や行動履歴の分析データをまとめた結果のレポートの確認が可能です。自動でレポートを作成したり、図やグラフなどでわかりやすく可視化できたりするツールもあります。
そのため、データの収集や分析作業の手間を削減しながら、運用の効率化や効果の向上が期待できます。
LPOツールのメリット
LPOツールを導入するメリットとして、次の3つが挙げられます。
現状の課題を可視化できる
LPOツールでは、ヒートマップやレポート機能などの利用が可能なため、具体的なデータや数値にもとづいた現状把握が可能です。
たとえば、ヒートマップ解析機能により離脱箇所や逆によく読まれている場所、クリックされている場所などを可視化できるため、ページ上での課題発見に役立ちます。また、レポート機能ではクリック数や滞在時間、コンバージョン数などのデータを具体的な数値でわかりやすく可視化できます。
そのため、効果検証にかかる手間や時間を削減しながら、効果的な改善策の検討が可能です。
テストの精度を向上できる
PDCAを回して継続的にテストを繰り返すことで、精度が向上しコンバージョン率を改善できるメリットもあります。
LPOツールでは、簡単な操作でA/Bテストの作成が可能なため、手間や労力を抑えながら大量のテストの実施が可能です。また、テストはコンテンツブロック単位で行えるため、複数のページを用意せずに詳細な分析が可能になります。
それにより、より効果的なバージョンを特定してLPを最適化できるため、成果向上が期待できます。ヒートマップ機能と併用すれば、さらに高精度の検証も可能です。
運用を効率化できる
LPOツールには一つのツールでLP制作から配信、効果検証まで必要な機能が揃っているため、運用を効率化できるのもメリットです。
通常、LP制作にはスキルや専門知識が必要となり、外注する場合はコストが発生します。しかし、ツールを導入すれば、デザインテンプレートやノーコード編集で、専門知識がなくても簡単にLPを作成できます。制作にかかる手間を削減しつつ高品質なLPを迅速に作成可能です。コンテンツの編集やフォントの変更など、編集も容易に行えます。
無料のLPOツールを選ぶときのポイント
無料のLPOツールを選定する際は、いくつかの基準が存在します。代表的な基準について解説します。
サポート体制を確認する
LPOツールを選ぶ際には、サポート体制を確認することが大切です。LPOツールには、LPの作成やテストの実施など、さまざまな機能が備わっているため、トラブルや不明点が発生することもあるでしょう。この際に、迅速かつ丁寧に対応してくれるサポート体制があると安心です。
コンバージョン率の改善効果を測定できるか確認する
LPOツールを選ぶ際はコンバージョン率の改善効果が測定できるかも確認しましょう。無料版ではA/Bテストや、複数の異なる要素を同時にテストする多変量テスト(マルチバリアントテスト)などの機能に、制限を設けている場合があります。
外部ツールとの連携ができるか確認する
LPOツールを選ぶ際は外部ツールとの連携ができるか確認しましょう。LPOツールだけではなく、他のマーケティングツールやアクセス解析ツールなどと連携することで、より効果的なLPOができます。
LPOツールには、外部ツールと連携ができるサービスとできないサービスがあります。すでに利用しているツールとの連携ができるLPOツールを選びましょう。
無料で使えるおすすめのLPOツール4選
LPOツールの中で、無料で使えるおすすめのツールを紹介します。無料の範囲でできることや機能制限などを解説しているのでLPOツール選びの参考にしてみてください。
無料で利用できる機能と制限
SiTestは、コーディング不要でA/Bテストや多変量テストを実行できるLPOツールです。無料プランの利用期間は無制限で、ヒートマップやA/Bテスト、EFO、パーソナライズなど全機能を利用できます。
無料プランでは次の機能に制限がかかる、または利用できません。
| 機能 | 制限 |
|---|---|
| 計測PV数 | 3,000PVまで |
| 計測可能ドメイン数 | 1 |
| 専任のカスタマーサポート | 利用できません |
| 代理店向けパートナー制度 | 利用できません |
無料で利用できる機能と制限
Ptengineは、ヒートマップやサイト解析、ページ編集、A/BテストのほかWEB接客やパーソナライゼーション機能が利用できるLPOツールです。サイトの課題を発見し、ノーコードで施策を実施し、効果を測定できます。無料でできることは、ヒートマップやアクセス解析、ノーコードイベント計測、A/Bテストなどです。
無料プランでは次の機能に制限がかかる、または利用できません。
| 機能 | 制限 |
|---|---|
| 計測可能PV数 | 3,000/月 |
| データ保存期間 | 1か月 |
無料で利用できる機能
GA4は、Webサイトやアプリのアクセス解析を行うことでLPOの改善ができるアクセス解析ツールです。ユーザーの属性や行動、コンバージョンなどのデータを収集、分析し、レポートで確認できます。
DEJAM
無料で利用できる機能
DEJAMは、URLを入力するとサイトの改善案が提案され、ノーコードで編集、A/Bテストを公開できるLPOツールです。14日間無料で利用できるトライアルが提供されています。時系列やヒートマップなどのレポートやAI相談などの機能が充実し、サイト改善を効率化できます。
自社に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして自社に合うのか検討してみましょう。
無料と有料の違いは?よくある機能制限と注意点
無料のLPOツールでよくある機能の制限をまとめました。
作成できるLP数の制限
無料版のLPOツールでは、作成できるLPの数に上限があります。たとえば、無料版では1〜10ページと決まっているケースが多いです。キャンペーンや商品の種類が少ない場合は、無料版でも十分かもしれません。
しかし、多様なターゲットやシナリオに対応するために、複数のLPを作成したい場合は、無料版では不足するでしょう。
分析機能の制限
無料版のLPOツールでは、有料版に比べて分析機能に制限を設けていることが多いです。
たとえば、A/Bテストや多変量テストなどの実験的な機能や、GA4のような外部ツールとの連携機能を利用できない場合があります。これらの機能が必要な場合は、有料版にアップグレードする必要があります。
アカウント数の制限
無料版のLPOツールでは、有料版に比べてアカウント数も制限されていることが多いです。たとえば、LPの作成や編集ができるアカウントは、1〜3人と決まっている場合があります。
チームで協力してLPを作りたい場合は、有料版にアップグレードする必要があります。
有料ツールを検討するべきケース
状況やツールに求めていることによっては、無料ツールでは叶えられないケースが存在します。有料ツールを検討したほうがよいケースをまとめているので参考にしてみてください。
LPの数や種類が多い場合
LPの数や種類が多い場合は、有料サービスに切り替えたほうがよいでしょう。無料版では作成できるLPの数に制限を設けていることが多く、カスタマイズ性も低いです。
有料版ならば、自由にLPを作成したり、テンプレートやデザインを変更したりできます。
複数のユーザーでLPOツールを利用する場合
複数のユーザーでLPOツールを利用する場合は、有料サービスに切り替えたほうが便利です。無料版ではアカウントの数や権限の設定に制限があります。
有料版ならば、ユーザーごとにアカウントを作成したり、権限を分けたりできます。
高度な分析機能が必要な場合
無料版のLPOツールは、基本的なコンバージョン率やクリック数などの指標を提供してくれますが、詳細な分析機能は有料版にしかない場合があるため注意しましょう。
たとえば、ヒートマップやスクロールマップ、A/Bテストなどの機能を使うと、ユーザーの行動や傾向をより深く理解できます。これらの機能は、LP改善に欠かせないものなので、有料版を検討する価値があります。
サービスを比較しましょう
自社に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして自社に合うのか検討してみましょう。


