ストレスチェックサービスの費用相場と料金表・おすすめツール比較
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ストレスチェックサービスの費用相場
ストレスチェックサービスの料金は、初期費用がかかったり、ユーザーごとの月額利用料がかかったり、年間料金がかかったりとサービスによってさまざまです。
費用相場は、初期費用がかかるケースで0円〜150,000円程度、月額利用料が発生するケースで1ユーザーあたり50円〜400円程度、年間料金の場合は50,000円~430,000円程度です。
内訳 | 費用相場 |
---|---|
初期費用 | 0円~150,000円程度 |
月額利用料 | 1ユーザーあたり50円〜400円程度 |
年間料金 | 50,000円〜430,000円程度 |
※料金相場は本記事に掲載しているサービスの料金を参考にしています。
ストレスチェックサービスを導入する際には、システム移行や導入サポートの有無によって費用が大きく変わります。自社で移行を行ったり、サポートを受けなかったりすると、安価に導入できることが多いですが、逆に外部に依頼したり、 サポートを受けたりすると、高額になる可能性があります。
また、クラウドシステムの場合は月額利用料が発生し、料金はプランやユーザー数などによって異なります。費用相場はシステムやサービスによっても異なるので、導入前には必ず見積もりを取るようにしましょう。
ストレスチェックサービス10選の料金表
ストレスチェックサービスの中でも費用対効果が高いおすすめのツールを紹介します。各ツールの特徴や詳しい料金プランなどを解説しているのでストレスチェックサービス選びの参考にしてみてください。
ストレスチェックサービス「ストレスチェッカー」 - 株式会社HRデータラボ
利用できる機能
ストレスチェックサービス「ストレスチェッカー」は、労働安全衛生法に準拠したストレスチェックサービスを提供するSaaSです。初期費用・月額費用は0円、年1回の実施料金でストレスチェックが可能です。コストを抑えてストレスチェックを導入できます。受検勧奨メールや受検期間の延長をオプションで提供し、受検率を向上させられます。
ストレスチェッカーの料金プラン・価格
プラン | 年1回実施料金(税抜) | 備考 |
---|---|---|
無料プラン 57問 | 0円 | 年1,000人以上の実施の場合、120円/人 |
Web代行 57問 | 250円/人 | 200人以下の場合、一律55,000円 |
Web代行 80問 | 250円/人 | 別途基本料金55,000円 |
紙プラン | 450円/人 | 別途基本料金22,000円 |
利用できる機能
ハピルス健診代行は、健康診断や特定保健指導、ワクチン接種などの健康管理業務を代行するサービスです。従業員一人ひとりに合った健康管理プランを作成・提案し、受診・実施のサポートを行います。健康診断の予約や申し込み、結果の回収などの手続きの代行も可能です。無料でストレスチェックも利用できるため、健康状態を一元管理できます。健康診断の受診率や特定保健指導の実施率を向上させたい企業におすすめです。
ハピルス健診代行の料金プラン・価格
要問い合わせ
ソシキスイッチ ストレスチェック - 株式会社情報基盤開発
利用できる機能
ソシキスイッチ ストレスチェックは、手書きのストレスチェックを、低コストで迅速に実施できるサービスです。受検者リストを渡すだけで、その他の作業をすべて代行します。企業側の負担を最小限に抑えてストレスチェックを実施できるでしょう。分析結果は最短2週間で納品されるため、迅速に適切な対策を講じられます。
ソシキスイッチ ストレスチェックの料金プラン・価格
プラン | 料金(税抜) | 備考 |
---|---|---|
紙版(57項目) | 49,800円(〜60人) 69,800円(〜100人) 89,800円(〜150人) |
以降1人あたり470円 |
紙版(80項目) |
69,800円(〜60人) 99,800円(〜100人) 129,800円(〜150人) |
以降1人あたり620円 |
独自設問 | 69,800円(〜60人) 99,800円(〜100人) 129,800円(〜150人) |
以降1人あたり620円 57項目+4選択肢・4問まで(5選択肢・5問以上の追加は+10,000円~) |
Web版(57項目) | 基本作業費30,000円+230円/人 | 基本作業費は年1回ごとの金額 |
Web版(80項目) | 基本作業費50,000円+280円/人 | |
独自設問 | 基本作業費50,000円+280円/人 | 57項目+4選択肢・4問まで(5選択肢・5問以上の追加は+10,000円〜) |
利用できる機能
リモート産業保健は、産業医と産業看護職がオンラインで健康管理を行うサービスです。月額30,000円から利用可能で、法定義務を低コストで実現できます。産業医と産業看護職の2名体制で健康管理を分担することで、担当者の業務負担を軽減します。複数の小規模事業場で働く従業員の面談も、オンラインで対応可能です。Web版ストレスチェックも提供しています。
リモート産業保健の料金プラン・価格
プラン | 初期費用 | 月額料金(税抜) |
---|---|---|
基本プラン | 50,000円 | 30,000円〜 |
すこやかサポート21 - 株式会社インテージテクノスフィア
利用できる機能
すこやかサポート21は、健康診断やストレスチェック、残業時間などの健康データを一元管理するサービスです。従業員の健康状態を総合的に把握し、早期発見・予防につなげられます。健康診断やストレスチェックなどのデータを手入力することなく自動で取り込めるため、データの分析やレポート作成などの作業も効率化できます。
すこやかサポート21の料金プラン・価格
プラン | 初期費用 | 月額料金 | 備考 |
---|---|---|---|
すこやかサポート21(Light) | 150,000円〜 | 〜300円/人 | サービスサイトに掲載されている目安料金です。 |
すこやかサポート21(Standard) | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
健康経営支援サービス HPM - 公益財団法人日本生産性本部
健康経営支援サービス HPMは、従業員の健康データを一元管理し、健康経営のためのPDCAサイクルの実行を支援するサービスです。健診受診者管理、ストレスチェック、面接・保健指導、従業員サーベイなどの機能が搭載されています。ストレスチェック機能では、組織ニーズに応じた設問数(57問・80問・132問)のストレスチェックを実施し、個人結果表の作成はもちろん、集団分析を実施できます。ストレスチェックのみ利用するといった機能単位での利用も可能です。
健康経営支援サービス HPMの料金プラン・費用
要問い合わせ
利用できる機能
ORIZINは、中堅・中小企業向けに、低価格で職場環境改善を支援するストレスチェックサービスです。保健師や臨床心理士が、受検結果を踏まえて、職場環境の分析と改善支援を行います。厚生労働省が義務として定める57項目のストレスチェックだけでなく、80項目のストレスチェックも同一料金で実施可能です。
ORIZINの料金プラン・価格
プラン | 100人までの年間料金(税抜) | 備考 |
---|---|---|
シンプルプラン | 120,000円 | 101人以降10ユーザーごとに+12,000円 |
スタンダードプラン | 168,000円 | 101人以降10ユーザーごとに+16,800円 |
シンプルプランプラス | 384,000円 | 101人以降10ユーザーごとに+12,000円 |
スタンダードプランプラス | 432,000円 | 101人以降10ユーザーごとに+16,800円 |
Growbase - ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社
利用できる機能
Growbaseは、健康診断やストレスチェック、面談記録などの健康情報を一元管理するクラウド型健康管理システムです。健康診断結果やストレスチェックのスコア、面談記録など、さまざまな健康情報を確認できます。ストレスチェックでは、職業性ストレス簡易調査票(23項目・57項目)か新職業性ストレス簡易調査票(80項目・141項目)を受けられます。
Growbaseの料金プラン・価格
要問い合わせ
利用できる機能
WELSAは、従業員の健康関連データや記録を一元管理し、健康リスクの評価や重大疾病の発症リスク予測を行う健康管理システムです。ストレスチェックでは、職業性ストレス簡易調査票57問と新職業性ストレス簡易調査票80問を選択できます。健康診断やストレスチェックなどのデータを分析することで、健康リスクの高い社員を把握可能です。
WELSAの料金プラン・価格
要問い合わせ
newbie - 株式会社マイクロウェーブ
利用できる機能
newbieは、健康診断結果やストレスチェック、面談記録などの健康情報を一元管理するクラウド型健康管理システムです。Web上でストレスチェックを実施でき、受検結果管理や受験率の把握が可能です。特に、テレワーク環境下での健康管理や、健康経営の推進を検討している企業におすすめです。
newbieの料金プラン・価格
プラン | 初期費用 | 月額料金(税抜) |
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ストレスチェックのみ | 500円(1,000人以上の場合一律500,000円) | 50円/ユーザー |
健康診断のみ | 500円(1,000人以上の場合一律500,000円) | 150円/ユーザー |
健診+ストレスチェック | 1,000円(1,000人以上の場合一律1,000,000円) | 200円/ユーザー |
健診業務代行セット | 2,000円(1,000人以上の場合一律1,000,000円) | 375円/ユーザー |
ストレスチェックサービス導入時の注意点
費用・料金だけでなく、次のポイントにも注意して導入するサービスを選びましょう。
機能の充実度
ストレスチェックサービスには、健康診断結果の管理やストレスチェックの実施、特定保健指導の実施など、サービスによってさまざまな機能が搭載されています。導入するシステムはニーズに合った機能が充実しているかどうかを、しっかりと確認しましょう。
具体的には健康診断結果の管理、ストレスチェックの実施、特定保健指導の実施などの有無などです。ただ、機能が充実していると、システムの操作が複雑になる場合もあります。操作のしやすさも、導入するシステムを選ぶ際の重要なポイントです。
セキュリティ対策
ストレスチェックサービスは、従業員の健康に関する個人情報を扱うシステム・サービスです。そのため、セキュリティ対策が十分に施されているかどうかを、必ず確認しましょう。
たとえばデータの暗号化やログ管理、アクセス制限なの機能が必要です。万が一、システムに不正アクセスがあった場合の対応策も確認しておきましょう。
費用対効果の高いストレスチェックサービスを導入しよう
ストレスチェックサービスの費用は、提供形態や機能、利用者数などによって大きく変わります。費用だけでなく、機能の選定や既存システムとの連携、サポート体制の充実度なども注意するべきポイントです。費用対効果の高いストレスチェックサービスを導入するためには、自社のニーズや予算に合わせて、複数のサービスを比較検討することが大切です。
ストレスチェックサービスは次の記事でも詳しく紹介しています。