eラーニングはスマホでも学習できる?メリットやおすすめのシステムを紹介
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- eラーニングはスマホでも学習できる
- スマートフォン対応eラーニングを活用するシーン
- スマートフォン対応eラーニングの種類
- eラーニングをスマホで行うメリット
- 時間や場所を選ばず学習できる
- 知識が必要なときにいつでも確認できる
- マイクロラーニングができる
- 負担をかけず手軽に導入できる
- eラーニングをスマホで行うデメリット
- 学習効果を下げる可能性がある
- セキュリティ上の懸念が存在する
- 学習のモチベーションを保ちにくい
- スマホ対応のeラーニングを選ぶポイント
- eラーニングのタイプを把握する
- 【自社で制作予定】スマートフォンからの制作は必要か
- 【他社で制作済】サブスクリプション型か買い切り型か
- 【他社で制作済】必要な教材はあるか
- 受講者にとって使いやすいか
- 学習管理システム(LMS)はあるか
- スマホに対応したeラーニングシステムの機能・料金比較表
- 【自社で制作済】スマホ対応eラーニングシステム2選
- LearnO
- ひかりクラウド スマートスタディ(eラーニング)
- 【自社で制作予定】スマホ対応eラーニングシステム2選
- Teachme Biz
- soeasy buddy
- 【他社で制作済】スマホ対応eラーニングシステム2選
- AirCourse
- Schoo for Business
- スマホによるeラーニングの成功事例
- アウディジャパン販売株式会社
- オルビス株式会社
- スマホ対応のeラーニングで学習効果を高めよう
- BOXILとは
eラーニングはスマホでも学習できる
eラーニングシステムにも、スマホやタブレットといったモバイル端末に対応したものがあり、スマホからでも学習は可能です。パソコンのほか、タブレットやスマホといった対応端末を増やすことで、受講者の都合がいいものでオンライン学習ができるようになります。
選定する際には、iOS(iPadやiPhoneなど)とAndroidのいずれに対応しているか、どのバージョンに対応しているか、アプリがあるかなどを各サービスの推奨環境にて確認しましょう。
スマートフォン対応eラーニングを活用するシーン
教材の閲覧
すでに作られた教材をスマートフォンにて視聴します。時間場所を問わず学習できるのが強みです。システムによってはテストやアンケートの機能もあり、学習した流れで身についたかのチェックが可能です。
教材の制作
教材制作に強いeラーニングシステムであれば、スマートフォンで画像や動画を撮影し教材にできます。画像を編集したり文字を入れたりと、撮影するだけにとどまらないのがポイントです。
スマートフォン対応eラーニングの種類
スマートフォン対応のeラーニングは、目的に合わせて次の種類にわけられます。
種類 | 詳細 |
---|---|
講座・研修向け | 社会人マナーやスキルの習得など、講師によるセミナー形式の受講に適したタイプ |
手順書向け | 業務の流れや機器の使い方など手順書を作成したい場合、自社で作成できる機能を備えたタイプ |
ノウハウ共有向け | 自身の知識を多くの人に展開するため、大多数の人が編集と閲覧どちらもするタイプ |
eラーニングをスマホで行うメリット
スマートフォンでeラーニングすることで、時間や場所を選ばず学習できる点といったメリットを享受できます。
時間や場所を選ばず学習できる
スマートフォン対応のeラーニングは、通勤や休憩の時間に学習できる点がメリットです。忙しい方でも、スキマ時間を有効活用して無理なく学習を進められます。またスマートフォンであれば片手で操作できるため、パソコンを開けない場所でも学習可能です。
知識が必要なときにいつでも確認できる
スマートフォンに対応したeラーニングは、知りたいときに簡単に確認できる点がメリットです。パソコンは立ち上げられない環境もあり、タイムリーに確認できません。しかしスマートフォンであれば、知識が必要になったときにコンテンツを検索し閲覧可能です。すぐ確認する習慣を身につけることで知識の定着も早くなるでしょう。
マイクロラーニングができる
マイクロラーニングとは5分といった短い時間で学習することです。スマホを使った学習であれば、5分や10分といった動画でも見やすく、手軽かつ継続的学習が行えます。マイクロラーニングは短い時間でも毎日学習する習慣をつけることで、知識を吸収しやすくなるといわれています。
そのため、従業員全体で基本的な知識を定着させたい場合や、長期的な学習が必要なスキルアップ講座を受講させたい場合などに、効果を発揮しやすいでしょう。
負担をかけず手軽に導入できる
スマホによる学習は、コスト面でも導入の手間といった面でも、負担を軽減できることもメリットです。パソコンは誰でももっているツールではないため、全従業員に学習してもらうには、パソコンを支給・貸出などを行う必要があり、コストがかかります。
またパソコンは高齢の従業員、もしくは10代といったスマホですべてをこなしてきた若年層は、パソコンを十分に操作できないケースがあり、使い方をレクチャーする必要があります。
しかしスマホはほぼ全員がもっているものであり、従業員のスマホにアプリをインストールすれば端末の購入は不要です。くわえてスマホはほぼ全員が操作に慣れているため、あらためてレクチャーする必要もないため、導入の手間を軽減できるでしょう。
eラーニングをスマホで行うデメリット
eラーニングをスマホで行うと、セキュリティ上の懸念やモチベーションの維持といった面で、デメリットが存在します。
学習効果を下げる可能性がある
スマホやタブレットで学習をすると、学習効果を下げる可能性が考えられるでしょう。スマホやタブレットはパソコンと比べて画面のサイズが小さいため、表示される文字といったコンテンツも小さくなります。
表示画面が小さいと内容を見にくくなるため、学習効果を下げる可能性があります。そのため、テキストや画像・動画がスマホ・タブレットからどう見えるか確認し、できる限り見やすいコンテンツ作成を心がけましょう。
セキュリティ上の懸念が存在する
従業員のスマホを使ってeラーニングを行う場合、セキュリティ上の懸念が発生するデメリットもあります。従業員のスマホは会社で管理しているわけではないため、セキュリティ対策が十分でないケースも考えられます。
またセキュリティ対策が十分だったとしても、端末が紛失や盗難にあう可能性もあるでしょう。そのため実際に導入する際には従業員協力のもと、OSのアップデートやアクセス制限などにより、セキュリティの強化が必要です。
学習のモチベーションを保ちにくい
スマホは利便性の高さゆえに、学習のモチベーションを保ちにくいこともデメリットです。スマホはSNSやチャット・通話アプリなどから通知・連絡が来ることも多いため、気が散りやすい環境です。
またいつでも学習できるがゆえに、「後でいいや」と後回しにしやすいため、モチベーションの維持が難しくなります。通知に関しては、フルスクリーンモードといった機能を活用し、できる限り外部からの連絡を遮断するのがおすすめです。
また5分10分で学習ができるようなコンテンツを用意し、マイクロラーニングを行うことで、モチベーションも維持しやすくなるでしょう。
スマホ対応のeラーニングを選ぶポイント
eラーニングのタイプを把握する
eラーニングはタイプによって強みとする点が異なります。複数をあわせもつサービスもありますが、選定時にはどれを必要としているか、洗い出しから入りましょう。
タイプ | 強み |
---|---|
自社で制作済みの教材を活用する | 機能が少なくて済むのでコストを抑えやすい |
自社で教材を制作して運用する | マニュアルや独自ノウハウを共有しやすい |
他社が制作した教材を購入する | 制作にかかる工数を削減できる |
【自社で制作予定】スマートフォンからの制作は必要か
「自社で教材を制作して運用する」タイプは、スマートフォンから制作できるものとできないものがあります。スマートフォンにて画像や動画を撮影してアップロードしたいのであれば、スマートフォン対応が好ましいでしょう。
【他社で制作済】サブスクリプション型か買い切り型か
「他社が制作した教材を購入する」タイプは、月額料金にて見放題のサービスと、特定の教材を初回に購入するサービスに、大きくわかれます。従業員みずから多くの教材に触れてほしい場合にはサブスクリプション型、決まった教材のみを学習してほしい場合には買い切り型がおすすめです。
【他社で制作済】必要な教材はあるか
「他社が制作した教材を購入する」タイプは、必要なコンテンツがあるかも重要なポイントです。英語やプログラミング、営業、セキュリティ研修、リーダー育成などシステムによってさまざまなので注意して調べましょう。また余裕があれば、講座のクオリティもチェックしたいところです。
受講者にとって使いやすいか
eラーニングシステムを選ぶ際には、受講者が使いやすいかの視点も必要です。使いにくいシステムではeラーニングの学習が定着せず、目的を達成できません。受講生のスキルを問わず、スマホやパソコンから直感的に操作できるかを基準に選びましょう。無料トライアルにて試してもらうのがおすすめです。
学習管理システム(LMS)はあるか
学習管理システム(LMS)とは、従業員の受講履歴や成績といった情報を一元管理できるシステムです。スマホでの学習もできるようになると、誰がどれだけ学習を進めているかが把握しにくくなります。
しかし学習管理システムがあれば、一目で全員の進捗状況や習熟度が把握できるため、フォローや遅い従業員への催促などが効率的にできます。また学習管理システムがある場合でも、搭載されている機能もさまざまです。
たとえばプッシュ通知やメール配信機能などがあれば、効率的に従業員へ連絡ができます。またフィードバック機能、コメント・意見機能などがあれば、コンテンツの改善に生かせます。管理機能を比較し、自社のニーズに合わせたeラーニングシステムを選びましょう。
スマホに対応したeラーニングシステムの機能・料金比較表
【特典比較表つき】『eラーニング(システム)の資料17選』 はこちら⇒無料ダウンロード
一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。
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※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
【自社で制作済】スマホ対応eラーニングシステム2選
自社で制作済みの教材を活用するeラーニングシステムは、比較的安価に利用できるのが特徴です。おすすめのシステムを紹介します。
LearnOは初期費用がかからず、月額4,900円〜と低コストで利用できるeラーニングシステムです。自社で制作した教材をアップロードするタイプであるため、PDFや動画などをアップロードして利用します。もしゼロからの作成が必要な場合には、eラーニング開発プランもおすすめです。
ひかりクラウド スマートスタディ(eラーニング) - 東日本電信電話株式会社
ひかりクラウド スマートスタディは、NTT東日本が提供するeラーニングシステムです。すでに研修で活用しているスライドや動画をアップロードし、受講内容を自由に組み合わせてオリジナルのコースを作成できます。受講者1IDあたり198円(税込)と低価格なのもポイントです。
【自社で制作予定】スマホ対応eラーニングシステム2選
オリジナルの教材を制作して運用したい場合に、簡単にコンテンツ制作できるeラーニングシステムを2つ紹介します。
Teachme Biz - 株式会社スタディスト
Tachme Bizは、写真や動画によるわかりやすいマニュアルを作成できる、eラーニングシステムです。テンプレートに沿って画像と動画、文字を入れるだけで簡単に制作できます。アクセスログで活用状況を分析し、マニュアルが根づいているかの確認も可能です。
soeasy buddy
soeasy buddyは動画をマニュアル化し共有できるeラーニングシステムです。スマートフォンで動画を撮影し、投稿ボタンを押すだけで作成完了です。字幕は自動で表示されます。質問や気づきを投稿して共有するSNS機能も搭載されており、教え合う文化を醸成できます。
【他社で制作済】スマホ対応eラーニングシステム2選
他社が制作した教材を購入し、手軽にeラーニングを開始できるシステムもあります。おすすめサービスを2点紹介します。
AirCourse - KIYOラーニング株式会社
AirCourseは、数百以上のコースと数千本以上の動画研修を受け放題なeラーニングシステムです。新人から管理職まで各階層に必要な研修を網羅しています。WordとExcelのような業務スキル、コンプライアンス研修などと幅広いテーマが揃っています。
Schoo for Business - 株式会社Schoo
Schoo for Businessは「オンライン研修」と「自己啓発学習」を組み合わせたeラーニングシステムです。業界の最前線で働く講師によるオンライン研修は、仕事にすぐ生かせる授業をラインナップしています。ライブ形式による学習もあり、双方向での授業のような体験を提供します。
スマホによるeラーニングの成功事例
最後に導入の参考になるよう、実際にスマホを活用したeラーニングにより、従業員の育成に成功した企業の事例について紹介します。
アウディジャパン販売株式会社
アウディ車の販売や、アフターセールスなどを行うアウディジャパン販売は、スマホ対応のeラーニングシステムを導入し、効率のいい従業員教育を実現しました。アウディジャパン販売は、これまで別のシステムを使ってeラーニングを行っていました。
しかし不具合が発生していることや、モバイルに対応していないことから、モバイル対応のeラーニングシステムに切り替えを実施。受講履歴のログから、従業員それぞれが自身に都合のいい時間に受講できるようになったことがわかりました。
また15分で読めるコンテンツにしたことで、気軽に学習へ取り組めるようになり、従業員の負担軽減を実現したそうです。
※出典:LearnO「その日からスマホで使える操作の分かりやすさ」(2024年6月23日閲覧)
オルビス株式会社
化粧品、栄養補助食品の通信販売・店舗販売を行っているオルビスは、スマホ対応のeラーニング導入で、幅広い従業員がeラーニングを手軽にできるようになりました。オルビスではコールセンターで150人近いスタッフが働いており、全員女性で30~50歳、もしくは定年延長で働いているため、パソコン操作が苦手な方も少なくなりません。
そのため、パソコンに慣れていない人でも使いやすく、すぐ操作になじめるようスマホ対応のeラーニングシステムを導入。スタッフからは仕事の合間に学習でき、中断しても次のところから続けられると好評でした。
またスタッフの意見やアンケート収集も楽になり、アンケートの回答も手軽にできるため、アンケートの回答率も向上したそうです。
※出典:LearnO「負担なく「隙間時間」の可能性を引き出す」(2024年6月23日閲覧)
スマホ対応のeラーニングで学習効果を高めよう
スマートフォン対応のeラーニングシステムは場所を選ばずいつでも学習できるため、学習する習慣を身につけスキルの習得を促進します。自社で制作した教材を活用できるシステムや、自社で一から教材を制作して運用できるシステム、他社が制作した教材を購入するシステムなど種類は豊富です。
紹介したおすすめのeラーニングシステムも参考に、運用に適したeラーニングで学習効果を高めましょう。eラーニングシステムの比較検討には多くのサービスからの選定が欠かせません。
BOXILでは提供会社各社から、サービス資料をまとめてダウンロード可能です。情報収集にかける工数を削減できます。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
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