無料のeラーニングシステムおすすめ比較11選 | 教材作成ソフト、既成の講座一覧


おすすめeラーニングの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。資料請求特典の比較表では、価格や細かい機能、連携サービスなど、代表的なeラーニングを含むサービスを徹底比較しています。ぜひeラーニングを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
運用に工数を割きたくない企業にとって強い味方であるeラーニング。無料のサービスもありますが、状況によっては有料の方が総合的にコストパフォーマンスの優れる場合もあります。
本記事では、無料のeラーニングを紹介するとともに、どのような状況において有料のサービスを利用すべきなのか解説します。おすすめの無料eラーニングの比較も行っているので、ぜひ最後までチェックしてください。
目次を閉じる
- eラーニングを無料で利用する方法
- 無料プランのあるサービスを利用する
- 自社でシステムを構築する
- オープンソース型のシステムを利用する
- 無料eラーニングのメリット
- 無料eラーニングシステム利用の注意点
- 利用制限
- セキュリティリスク
- 有料版へ移行が必要な場合もある
- 有料のeラーニングを利用すべき状況
- 人数が多い
- 教材を作ったことがない
- 定期的に講座を作成する予定がある
- 既存の講座を利用したい
- 無料のeラーニングシステム(作成ソフト)
- SmartBrain
- エムスタ
- learningBOX
- 無料のeラーニングシステム(講座一覧)
- AirCourse
- Schoo for Business
- Progate
- ドットインストール
- 大塚ID ビジネスeラーニング
- えらべる倶楽部
- gacco
- 無料のeラーニングシステム(個人向け)
- UMU
- おすすめeラーニングシステムの比較表
- 無料のeラーニングですぐに導入しよう
- BOXILとは
eラーニングを無料で利用する方法
eラーニングを無料で利用するには、次の方法があります。
無料プランのあるサービスを利用する
無料でeラーニングを利用するには、まず、有料で提供されているeラーニングシステムの無料プランや、無料トライアルを利用する方法があります。
無料プランや無料トライアルで、自社で独自の講座を内製したり、プラットフォーム側で用意した講座を視聴したりできます。
たとえば、自社の研修用のオリジナルコンテンツを内製したい場合には、初期費用が0円で無料プランがあるサービスを選べば、本格導入前のお試しとして操作性や機能の確認が可能です。自社で教材を作成する必要がない場合は、プラットフォーム側で用意されたコンテンツを利用して、すぐに受講を開始できます。
自社でシステムを構築する
自社でシステムを一から構築し、利用する方法です。この場合、サービスの利用に対する費用はかかりませんが、環境構築や運用・保守を行うための人的リソースが必要な点に注意が必要です。
しかし、自社でシステムを構築すれば、独自機能を追加するなどして、自社に合ったシステムを運用できます。クラウド型で提供されているeラーニングシステムは、自社で環境構築する必要なく、すぐに利用を開始できますが、カスタマイズするのが難しくなります。
機能にこだわりたい場合には、自社でのシステム構築を検討するとよいでしょう。
オープンソース型のシステムを利用する
オープンソースで提供されているプラットフォームを活用するのも、無料でeラーニングを利用する一つの方法です。
オープンソースとは、無償でソースコードが公開されているソフトウェアのことで、ライセンス費用などを支払う必要なく、無料で利用できます。
また、オープンソース型のシステムには、機能の追加や修正など、カスタマイズを自由に行えるメリットもあります。ソースコードが一般公開されているため、ベースとなるシステムを自社でカスタマイズして独自の機能を追加すれば、低コストでオリジナルのシステムとして利用が可能です。
無料eラーニングのメリット
eラーニングには、無料のものと有料のものがあります。無料eラーニングの最大のメリットは、費用をかけずにeラーニングシステムが使えることです。
ただし、無料のeラーニングは、期間・人数・コンテンツ数・機能などに制限をかけられている場合がほとんどで、期間が制限されている場合は、無料期間が終了すると自動で有料へ移行するケースもあるため注意が必要です。
無料eラーニングシステム利用の注意点
eラーニングシステムは無料でも利用できますが、利用する際には次の点に注意しましょう。
利用制限
無料のeラーニングシステムには、利用人数・利用期間・コンテンツ容量・利用可能なコンテンツ数などに、制限を設けているケースが多いです。「ユーザー数20名」「利用期間1か月まで無料」「コンテンツ利用は3つまで無料」といったように、利用できる範囲が限られており、制限なく使用するには有料版への移行が必要になる場合があります。
たとえば、利用人数に制限がある場合、多くのユーザーで利用したい企業の利用には向いていないと言えるでしょう。
そのため、無料でどこまでの機能が使えるのか、どのようなコンテンツが利用できるのかをチェックして、自社の目的に合った運用が可能かを検討する必要があります。
セキュリティリスク
無料のeラーニングシステムは、十分なセキュリティ対策を施していない場合があります。そのため、あらかじめ、システム側でどの程度のセキュリティ対策がされているのかを確認する必要があります。また、問題があった場合には、すぐに対応してもらえる体制が整っているかも確認しておきましょう。
もしくは、高いセキュリティ体制を重視している場合には、有料版のシステム利用も視野に入れて検討するとよいでしょう。
有料版へ移行が必要な場合もある
無料のeラーニングシステムは、「動作が遅く使いにくい」「機能に制限があり自社の目的に合った運用ができない」といった理由で、有料版の利用が必要な場合もあります。
たとえば、自社で教材の内製ができるシステムを利用したい場合でも、無料のeラーニングシステムの中には、コンテンツの作成機能がない場合もあります。また、コンテンツ作成が可能なシステムでも、無料版では容量を制限されていることが多いです。
そのため、無料版を試してみて機能が不十分な場合には、有料版への移行を検討する必要が出てくるでしょう。
有料のeラーニングを利用すべき状況
無料のeラーニングはコストを抑えられるものの、状況によっては有料のeラーニングを導入したほうが効率的なことも多々あります。主に次のような場合は有料のeラーニングを導入したほうがよいでしょう。
人数が多い
受講させたい人数が多い場合は、無料のeラーニングでは対応しきれないことがほとんどです。この場合は、有料のeラーニングを選択した方がよいでしょう。また、人数によって価格が変わる場合もあります。導入の際には、どのようなプラン設定か確認しておくとよいでしょう。
個人向けのeラーニングを利用したい場合、無料でもさまざまな講座が利用できます。有料プランにしても、コストはさほどかかりません。無料プランやお試しプランでトライアルするのがおすすめです。
教材を作ったことがない
はじめて教材を作る場合も有料のシステムを選んだ方がよいでしょう。有料のeラーニングはテンプレートや機能が充実しており、はじめて作成する方も比較的使いやすくできています。
デモや無料プランで機能や内容をチェックできるので、実際に講座を作成する担当者が作りやすいと感じるシステムを選びましょう。
定期的に講座を作成する予定がある
講座を作成するのが一度限りなら無料システムでもよいのですが、継続して作成する予定がある場合は、有料システムのほうが望ましいでしょう。有料システムなら安定して継続的に利用でき、作成するたびに操作方法にも慣れていくので、教育コストを下げられます。
既存の講座を利用したい
講座を作成する時間がなく、既存の講座を利用したい場合も有料システムがおすすめです。
既存講座を提供するサービスの場合、無料では制限が多く、とくにコンテンツ数が限られがちです。無料プランで講座内容を試してみて、質が高いと感じたら有料プランにしたほうが、充実した学習になるといえるでしょう。
有料のeラーニングはこちらにて比較しているため、必要に応じてあわせてチェックするのをおすすめします。
eラーニングのサービスをWebサイトより詳しく調べたい方には、次のボタンにてダウンロードできる企業提供の資料が参考になります。
無料のeラーニングシステム(作成ソフト)
無料のeラーニングシステムのうち、教材を内製するためのソフトを紹介します。紹介するサービスはいずれも期間制限のないものなので、長期的な運用を検討している場合にもおすすめです。
SmartBrainは、20ユーザーまで無料で利用できるeラーニングシステムです。スマートフォン対応はもちろんのこと、英語・中国語・韓国語と多言語に対応。ビデオを撮影して配信できるので、動画教材に対応している点もポイントです。
エムスタ@ラボは、50ユーザーまで無料で利用できるeラーニングシステムです。テキストを基本としたシンプルな構成ながら、教材作成やアンケートといった基本的な機能はおさえています。人数の多い場合におすすめです。
learningBOX - learningBOX株式会社
learningBOXは、10ユーザーまで無料のeラーニングシステムです。教材の作成や管理はもちろん、無料の別サービス「QuizGenerator」との組み合わせで問題作成をしやすいのが強みです。
無料のeラーニングシステム(講座一覧)
無料のeラーニングシステムのうち、企業が作成した講座の利用が可能なサービスを紹介します。ビジネスマナーやプログラミング言語といったどの企業にも共通しているスキルについては、内製するよりもコストパフォーマンスがよくなりやすいです。
AirCourse - KIYOラーニング株式会社
AirCourseは、18の無料コースを受けられるeラーニングシステムです。30日間だけの閲覧制限はあるものの独自の教材作成も可能。情報セキュリティのような少数の講座を集中して受講させたい企業におすすめです。
Schoo for Business - 株式会社Schoo
Schooは、ビジネススキルの生放送動画を無料で閲覧できるeラーニングです。生放送と限定的な用途ではありながら、コミュニケーションを取りながらの受講や多分野を扱ったカリキュラムなどが魅力。有料会員では、録画の閲覧や企業での導入もしやすくなります。
若手・新入社員向けにExcel(エクセル)入門、全職種向けにハラスメント研修やコンプライアンス研修といったカリキュラムが含まれた、パッケージを提供しています。職種別に必要なスキルを体系的に身につけられるでしょう。
Progateは、無料で基本的なプログラミング言語を書きながら学習できるeラーニングです。HTMLやJavaといったエンジニアに必要なスキルを学習できます。有料プランでは、より多くの教材が開放され、企業ごとに情報管理もできます。
ドットインストールは、プログラミングの学習動画を3分間ずつ閲覧するeラーニングです。Progateと異なり、1回の動画がコンパクトで種類の豊富な点が特徴です。有料なら企業での導入もしやすいでしょう。
大塚ID ビジネスeラーニング
大塚ID ビジネスeラーニングは、動画や漫画にてビジネススキルを学習できるeラーニングです。確認テストが付属しており理解度を確かめられるのが便利です。
えらべる倶楽部
えらべる倶楽部 eラーニングは、多数のビジネススキルの講座をすべて無料で受講できるeラーニングです。個人で学習しやすいシステムであるため、福利厚生のように利用するのもおすすめです。
gacco
gaccoは、無料にて大学教授の講義を受けられるeラーニングです。統計学や心理学といったビジネスでも活かしやすいスキルが含まれており、学生から社会人まで幅広い方が利用できます。
無料のeラーニングシステム(個人向け)
UMU
UMUは、個人向けアカウントが無料の、双方向的なコミュニケーションをとるのに便利なeラーニングです。学習した後の定着に重きを置いており、習得に不安を覚えている方におすすめしたいサービスです。有料プランなら複数人にて利用可能。
おすすめeラーニングシステムの比較表
サービス名 | Schoo for Business | Smart Boarding | Progate | Cloud Campus | LearnO | AirCourse | ![]() ドットインストール | playse. ラーニング | ひかりクラウド スマートスタディ(eラーニング) | KnowledgeDeliver | SAKU-SAKU Testing | etudes(エチュード)/etudes Plus(エチュードプラス) | KnowledgeC@fe | LearningWare | SpeedLMS | ![]() eden LMS |
ユーザーレビュー | 4.25 | 4.49 | 4.63 | 4.17 | 4.19 | 4.1 | 4.5 | 4.67 | 4.5 | 4.45 | 4.71 | 4.43 | 3.75 | 4.67 | 5.0 | 5.0 |
タイプ |
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初期費用 | 0円(税込)〜 | 100,000円(税抜)〜 | 0円(税抜)〜 | 0円(税抜)〜 | 0円(税抜)〜 | 5,500円(税込)〜 | 550,000円(税込)〜 | 160,000円(税抜)〜 | 200,000円(税抜)〜 | 0円(税抜)〜 | 0円(税抜)〜 | |||||
月額固定費用 | 70,000円(税抜)〜 | 4,900円(税抜)〜 | 19,800円(税抜)〜 | 30,000円(税抜)〜 | 20,000円(税抜)〜 | 10,000円(税抜)〜 | ||||||||||
月額従量課金 | 1,500円(税抜)〜 | 980円(税抜)〜 | 1,628円(税込)〜 | 360円(税抜)〜 | 2,680円(税抜)〜 | 198円(税込)〜 | 660円(税込)〜 | 0円(税抜)〜 | 300円(税抜)〜 | |||||||
無料プラン | 個人向けのSchooは無料プランあり | |||||||||||||||
無料トライアル | ||||||||||||||||
対応言語 |
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iOSアプリのURL | ||||||||||||||||
AndroidアプリのURL | ||||||||||||||||
スマートフォンのブラウザ対応 | ||||||||||||||||
SOC | ||||||||||||||||
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プライバシーマーク | ||||||||||||||||
そのほかセキュリティ認証・内部統制 |
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月額費用イメージ(10名規模) | 15,000円(税抜)〜 | 29,400円(税抜)〜 | 16,280円(税込)〜 | 70,000円(税抜)〜 | 4,900円(税抜)〜 | 3,600円(税抜)〜 | 26,800円(税抜)〜 | 1,980円(税込)〜 | 19,800円(税込)〜 | 30,000円(税抜)〜 | 10,000円(税抜)〜 | 3,000円(税抜)〜 | ||||
月額費用イメージ(100名規模) | 150,000円(税抜)〜 | 98,000円(税抜)〜 | 162,800円(税込)〜 | 70,000円(税抜)〜 | 9,800円(税抜)〜 | 36,000円(税抜)〜 | 268,000円(税抜)〜 | 19,800円(税込)〜 | 550,000円(税込)〜 | 66,000円(税込)〜 | 30,000円(税抜)〜 | 20,000円(税抜)〜 | 30,000円(税抜)〜 | |||
月額費用イメージ(1,000名規模) | 1,500,000円(税抜)〜 | 980,000円(税抜)〜 | 1,628,000円(税込)〜 | 70,000円(税抜)〜 | 98,000円(税抜)〜 | 360,000円(税抜)〜 | 2,680,000円(税抜)〜 | 198,000円(税込)〜 | 1,100,000円(税込)〜 | 3,300,000円(税込)〜 | 150,000円(税抜)〜 | 234,000円(税抜)〜 | ||||
学習管理(LMS) | ||||||||||||||||
テスト作成、アンケート作成 | ||||||||||||||||
SNSコミュニティ、掲示板 | ||||||||||||||||
[内製]インポート形式 |
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[既成]学習コンテンツ |
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無料のeラーニングですぐに導入しよう
無料のeラーニングシステムは、費用がかからず利用できるので、導入ハードルの低さが一番のメリットです。無料はなにかと制限が課されてしまうものの、必要な機能が限定的であるならば無料でも十分に運用は可能です。
反対に、次のようであれば有料のeラーニングを検討するとよいでしょう。
- 人数が多い
- 教材を作ったことがない
- 定期的に講座を作成する予定がある
- 既存の講座を利用したい
有料で便利なeラーニングシステムについては次の記事にて紹介しています。

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