ノーコード開発・ローコード開発ツールのシェア・市場規模 一番選ばれている人気サービスはkintone
ノーコード開発・ローコード開発を導入しようと思っても、種類がたくさんあってどうやって選べばいいの?と迷いますよね。そんな声にお応えしてBOXILがおすすめノーコード開発・ローコード開発を厳選。チェックしたいサービスの紹介資料をまとめてダウンロードできます。
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ノーコード開発・ローコード開発ツールのシェア率
ノーコード開発・ローコード開発ツールの導入に携わった1,660人を対象にBOXILが独自アンケート※1を実施し、導入したサービスを尋ねました。
シェアが最も多かったのは、kintoneで16.80%。その後にAdaloが14.60%、Bubbleが11.60%、Glideが10.40%、Platioが6.90%と続きます。これら5社で全体の60.3%を占めていました。
※調査概要:インターネット調査にてノーコード開発・ローコード開発ツールの導入に携わった全国20〜60代の1,660人へ実施。本調査の期間は2025年5月14日〜18日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある
各サービスの詳細や比較記事は以下もご参照ください。

口コミ・ユーザー満足度もチェックしよう
口コミやユーザー満足度もサービス選定に非常に役立ちます。導入企業のリアルな声なども参考にしましょう。

ノーコード開発・ローコード開発ツールの市場規模
BOXIL編集部が2024年2月に実施した調査をもとに、ノーコード開発・ローコード開発ツールの市場規模を算出※1しました。2023年のSaaS型ノーコード開発・ローコード開発ツールの市場規模は、およそ1,261.7億円だと算定できます。
また、導入を検討しているユーザーの動向や導入予定時期をもとに算出すると、2024年の市場規模は1,586億円に到達する見込みで、2025年の市場規模は1,939.7億円規模に成長すると予測※できます。
※1 調査期間 2024年2月16日〜2月27日 スマートキャンプで実施した「SaaSの利用実態調査」をもとに、1社あたりの利用金額と法人数から算定
※2 同調査の導入時期と導入予定時期から算定
ノーコード開発・ローコード開発ツール市場の成長率は?
同調査では、まだノーコード開発・ローコード開発ツールを導入・利用していないエンジニア・開発担当者に対して、導入予定も調査しました。その結果、「時期は未定だが利用検討中」と答えた企業が多いものの、利用開始予定の企業は少なく、活用方法が見出せていない企業も多いと考えられます。
導入予定時期 | 回答数 | 割合 |
---|---|---|
時期は未定だが利用検討中 | 23 | 4.9% |
半年以内には利用開始予定 | 7 | 1.5% |
1年以内には利用開始予定 | 11 | 2.3% |
2年以内には利用開始予定 | 2 | 0.4% |
現時点では未定・利用予定はない | 429 | 90.9% |
ノーコード開発・ローコード開発ツール市場の成長の要因としては、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進や業務効率化のニーズ、クラウドサービスとの連携の親和性の高さが挙げられます。とくに、近年では非エンジニアでもノンプログラミングで業務アプリを構築し、データ分析や効率化を図るサービスがあらゆる業務分野で増加中です。
今後もクラウドサービスにおいてノーコード・ローコードで開発できるツールが増加することが見込まれるため、クラウドサービスの市場の拡大に伴って市場が成長していくと考えられます。
ノーコード開発・ローコード開発ツール シェア率TOP5の口コミ・満足度
シェア率だけでなく、TOP5サービスの特徴や実際の満足度について紹介します。
kintoneは、サイボウズが提供するIT知識不要で業務アプリが作成できるノーコード・ローコードツールです。マウス操作だけで顧客管理や業務データベース、ワークフローなど幅広い分野のアプリを自作でき、Excelや各種データも簡単にシステム化できます。
業務改善や現場主導のデジタルトランスフォーメーションを促進します。複雑な社内業務も統一して管理できるため、多くの企業から支持されている代表的サービスです。
Adalo
Adaloは、コーディングなしでパーツを組み合わせるだけでWebアプリやモバイルアプリが開発できるノーコード開発ツールです。美しくデザインされた25種類以上のコンポーネントやデータベースの作成・接続が簡単で、感覚的な操作で開発できます。
Android/iOS/ウェブへのマルチ配信にも対応し、Google PlayやApp Storeへの公開もスムーズです。初めてアプリ開発に挑戦するユーザーにも最適です。
Bubble
Bubbleは、HTMLやCSSの知識がなくても、幅広い目的のWebアプリ開発に対応できるノーコード開発ツールです。直感的なドラッグ&ドロップUIでデスクトップやモバイル向けの複数ユーザー対応アプリを作成できます。
バックエンドやデータベースもビジュアルで開発可能。有料プラグインによる拡張性も高く、Scratchなどのビジュアルプログラミング言語経験者にも相性が良い自由度の高いツールです。
Glide
Glideは、Googleスプレッドシートのデータを活用して簡単にアプリケーションが開発できるノーコードツールです。豊富なビルド済みテンプレートからコピーしてカスタマイズできます。
編集もスプレッドシートを更新するのと同じ感覚で可能です。料理レシピやガイドブック、ローカルガイドなどに向いており、短時間でモバイルアプリを公開したいユーザーや初心者にもおすすめできます。
Platioは、現場業務向けのモバイルアプリを誰でもノーコードで作成できるツールです。建設現場や倉庫、店舗向けなど多様なテンプレートを備え、動画や位置情報、各種データにも対応できます。
1契約で複数アプリ作成可能で、テンプレートを元に自由なカスタマイズが可能です。入力データはグラフ表示やリアル集計もでき、現場ごとの業務改善・スマート化をサポートします。異常の自動検知通知など現場DXにも有用です。
シェア率だけでなく機能で比較しよう
ノーコード開発・ローコード開発ツールを選ぶ際は「自社の制作したいアプリの規模や用途、操作性、連携できるサービス、サポート体制」など比較検討が重要です。
プラグインやテンプレの充実度や多言語・マルチOS対応、UIの直感性、コストパフォーマンスもポイント。業務効率化やアイデアの具現化に最適なツールを選びましょう。
