SNS投稿監視サービス比較!料金や選び方ポイント・おすすめツール
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SNS投稿監視サービスとは?
SNS投稿監視サービスはSNS(ソーシャルメディア)やWebメディアなどから、自社に関する投稿やレビューなどを収集・モニタリングするサービスです。炎上の原因となる投稿や、風評・誹謗中傷などがないか効率的に確認できます。
インターネット上の投稿を監視し、企業イメージの毀損や売上の減少につながるリスクなどを見つけ出せれば、トラブルを未然に防げるようになります。消費者や顧客による投稿のみならず、社員のメンタルヘルスに関する悩みや、悪意ある社員による投稿なども監視できるツールも少なくありません。
さらに、KWをベースにツールが投稿をチェックするものや、人間の目によって直接チェックするサービス、AI(人工知能)が投稿を監視するサービスなどがあります。
SNS投稿監視サービスの選び方
SNS投稿監視サービスを選ぶ際は、次の流れで導入すべきサービスを選択しましょう。
- SNS投稿監視サービスの導入目的を確認する
- SNS投稿監視サービスの機能を確認する
- SNS投稿監視サービスを導入する際の注意点を確認する
- SNS投稿監視サービスの料金・価格相場を確認する
SNS投稿監視サービスの導入目的を確認する
まずは、SNS投稿監視サービスの導入目的を明確にする必要があります。そのうえで、必要な特徴や強み、機能を備えたサービスを選びましょう。多くの企業がSNS投稿監視サービスを導入する理由は、主に次のとおりです。
導入目的 | 詳細 |
---|---|
コストを抑えて問題のある投稿をチェックしたい | ツールタイプのサービスを選ぶ |
人間の目できちんと投稿をチェックしたい | ヒューマンチェックを実施しているサービスを選ぶ |
多くの投稿を効率的かつ正確にチェックしたい | AI(人工知能)を使って投稿をチェックするサービスを選ぶ |
SNS投稿監視サービスの内容を確認する
SNS投稿監視サービスでできること、利用できる機能は次のとおりです。導入目的から必要な機能を洗い出し、ニーズに合ったサービスを絞り込みましょう。
サービス内容 | 詳細 |
---|---|
リアルタイムの投稿監視 | ツールや目視により、SNSや商品・サービスの比較メディアの投稿内容を確認する |
キーワード検索 | 任意のキーワードで、複数のSNSやWebメディアの投稿内容を検索する |
リスク検知・ネガポジ判定 | 監視対象のメディアの投稿内容について、一定の基準でネガポジを判定する |
アラートの通知 | 問題のある投稿を発見した場合、システム上でアラートを発信する |
レポート作成 | 監視結果を定期的にレポートとしてまとめ、提供する |
ソーシャルリスニング | Webメディア上で消費者の声や市場動向を把握し、販売やプロモーションに活用するための情報を提供する |
コンサルティング | SNSの運用法や有効な使い方に関して専門家として相談を受け、有益なアドバイスをする |
たんに投稿を監視するのみならず、SNSの運用について、コンサルティングを受けられるサービスも多くあります。SNSを活用した、販売・マーケティング戦略の構築・運用を考えているならば、ぜひ利用してみましょう。
SNS投稿監視サービスを導入する際の注意点を確認する
SNS投稿監視サービスを利用する際には、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。
確認事項 | 詳細 |
---|---|
収集できる投稿・書き込みの範囲 | どのSNSや比較サイトを監視できるか確認する。重点的に監視したいメディアをカバーしているか、事前によく調べておく |
問題検知のスピード | 問題のある投稿や書き込みを発見した際、どのぐらいのスピードで検知できるか確認する |
キーワードのカスタマイズ性 | 検知したいキーワードをカスタマイズできるか、フィルタリング機能があるかなどを確認する |
検知や問題解決の実績 | サービス提供会社の検知能力や、問題解決の実績を確認する |
サポート体制 | サービス提供会社のサポート内容を確認する |
多言語対応 | 海外向けの商品・サービスを展開している場合、英語をはじめとした多言語に対応できるかも確認する |
SNS投稿監視サービスの料金・価格相場を確認する
自社のニーズに応じて、納得できる料金プランで利用できるかも確認しましょう。
SNS投稿監視サービスは内容やオプションによって、利用料金が大きく変わってきます。基本的には各提供会社に問い合わせる必要がありますが、料金体系を明確にしており、月額10万円程度から利用できるサービスもあります。
基本プランだと月額20,000~30,000円から利用できる場合もあるので、十分な効果が得られるか慎重に判断したうえで、導入するサービスを選びましょう。
おすすめのSNS投稿監視サービス比較【専用ツールによる確認が可能】
おすすめのSNS投稿監視サービスを比較してみましょう。まずは、専用ツールを使って、投稿や書き込みをチェックするサービスを紹介します。
Statusbrew - Statusbrew株式会社
Statusbrewは、月額15,000円で利用できるSNS監視管理ソフトウェアです。LINEやYouTube、Google ビジネス プロフィールなど、多くのソーシャルチャネルに対応しています。
承認ワークフローを備え、投稿の種類に応じ自動で担当者に確認を求めたり、NGキーワードを含む投稿を却下したりが可能です。投稿管理はもちろん、コメント監視にも対応し、キーワードやセンチメントなどの基準でコメントに自動返信したり、非表示にしたりできます。
LOGRIZa
LOGRIZaは広告表現のリスクに対応するためのソリューションで、掲載内容を監視・記録し、トラブルの発生を未然に防げます。案件・クライアントごとに、希望する単位でチェックしたいURLを登録すれば、自動でシステムが内容をチェックする仕組みです。
過去の差分チェックデータを13か月分保存するので、掲載内容の変化を素早く確認でき、CVRやLTVへの影響も可視化できます。検索ワードのSEO順位をキャッチする機能や、登録したキーワードが使われていないか確認する機能もあるので、SNSの炎上防止対策としても有効です。
Buzz Finder
Buzz Finderは、SNSをはじめとしたWebメディアの炎上対策や、VOC分析におすすめのツールです。X (旧Twitter)の投稿をリアルタイムで収集・分析する機能に加えて、複数のメディアの投稿を分析し、炎上を防ぎます。
さらに、最新のトレンドが肌感覚でわかるようになるので、SNSユーザーの声を活用した営業・マーケティング施策の検討にも有効です。希望に合わせてX以外のSNSや掲示板など、さまざまなメディアの情報収集と、分析サポートを受けられます。食品業界や金融業界、教育機関をはじめ、幅広く導入されている人気のサービスです。
e-mining
e-miningは、ソーシャルリスニングの検知に特化したモニタリングツールです。ネット上にあふれる情報から、ネガティブな投稿や口コミ・風評など、企業にとってリスクとなる情報を瞬時に発見します。20年以上の実績をもつリスク判定機能により、大量のデータを瞬時に分析できるのが特徴で、使いやすい管理画面も魅力です。
監視対象となるWebサービスは2,000以上で、緊急時や炎上の発生時には、追加料金なしで専門のコンサルタントによる沈静化のサポートが受けられます。さらに万が一の場合には、300万円の炎上保険も付帯しています。
おすすめのSNS投稿監視サービス比較【ヒューマンチェックが可能】
次に、有人によるSNS投稿監視サービスを紹介します。24時間365日の監視が可能なサービスも多いので、ぜひ利用を検討してみましょう。
ジールコミュニケーションズのWebモニタリングサービス
ジールコミュニケーションズのWebモニタリングサービスは、インターネット上の評判や口コミ・SNSを24時間365日監視する、Webモニタリングサービスです。有人監視でリスク投稿が発見された場合には、随時報告してもらえるので、いち早く問題に対応でき、被害を最小限に食い止められます。
万が一、炎上が発生した場合には的確な対策により、信頼の回復をサポートしてもらえます。監視からコンサルティングまで、オールインワンで受けられるのが魅力で、有事の対策に追加費用は一切かかりません。監視の状況をまとめたレポートと、炎上事例をまとめたリサーチレポートにより、業務改善やマーケティング・リスクマネジメントに活用できます。
エルプランニングのネット監視サービス
エルプランニングのネット監視サービスは、口コミやSNSの投稿を監視・分析し、炎上のリスク管理やマーケティングを支援するサービスです。ツールと有人による監視により正確で漏れのない管理が可能で、分析結果の報告を通じた集客サポートや、風評対策の支援をワンストップで受けられるのが特徴です。
監視対象の指定や報告の方法・頻度・報告内容など、環境や状況に合わせて自由にカスタマイズできるので、必要な情報のみ的確に提供してもらえます。万が一、炎上してしまった際にも徹底したフォローを受けられるので、迅速な沈静化が可能です。さらに最大500万円の保険金適応により、炎上後の火消し対応費用の補償も受けられます。
SNS監視 for OpenPNE
SNS監視 for OpenPNEは、24時間365日のSNSの有人監視が可能なサービスです。突然の監視件数の増加にも柔軟に対応が可能で、緊急時にも素早く必要な対応をとれるようになります。監視ノウハウは日々、蓄積されており、適宜現場に活かせるのでが強みです。
月額5万円から利用が可能で、環境に応じたカスタマイズができるので、まずは気軽に相談してみましょう。SNSに投稿する記事の内容によって、価格が変動する仕組みです。
リリーフサインの炎上リスクモニタリング
リリーフサインの炎上リスクモニタリングは、リスク監視の専門スタッフに、24時間365日の監視を依頼できるサービスです。SNSをはじめとした、国内2,000メディア以上に対応しています。システムを利用した監視に加えて、有人による詳細な目視チェックを通じて、安全なWebメディア運用を実現します。
タイのバンコクに自前の専用モニタリングセンターを完備しており、日本人オペレーターによる目視による監視を徹底しているのが特徴。国内では難しい、低コストでのサービス提供を可能にしています。インシデントの発生時にも投稿を詳しく分析したうえで、カスタマーサクセスチームによる徹底したサポートを提供しています。
OWL eye
OWL eyeは、常時インターネット上のネガティブな口コミや投稿を監視し、悪意のあるメッセージが書き込まれた場合には、すぐに報告を受けられるサービスです。XをはじめとしたSNSや各種掲示板・5ch・ブログなど、幅広いWebメディアに対応しています。
システムによる監視と有人監視の同時運用により、投稿内容を詳細にチェックするとともに、ロゴの無断使用も監視できるのが特徴です。炎上を未然に防げるのに加えて、顧客情報や機密情報が流出していないかも素早く察知できるので、情報セキュリティの向上に役立ちます。さらにソーシャルリスニングを通じて、消費者の不満をキャッチし、商品・サービスの改善にもつなげられます。
ポールトゥウィンの投稿監視サービス
ポールトゥウィンの投稿監視サービスは、SNSやコミュニティサイトの投稿を24時間体制で有人監視するサービスで、不正な投稿を詳細にチェックできます。不快な投稿を除外し、業者や荒らし行為をするユーザーに迅速に対処することで、Webメディアのユーザーが安心して楽しめる環境を維持できます。
20年以上にわたり、多数のインターネットコミュニティの監視を経験したノウハウを活かし、対象のテーマに沿った監視プランニングを提供。システムによる監視だけでは難しい、日本語ならではのニュアンスや文脈理解も、目視による監視で柔軟に対応できます。
大日本印刷のSNS炎上監視サービス
大日本印刷のSNS炎上監視サービスは、設定したキーワードをベースに24時間365日、SNSやインターネット掲示板など120以上のWebメディアから記事を収集し、投稿を監視します。4時間に1度の監視に加えて、書き込みが急増した際には投稿を目視で判定・評価し、危険度の高い内容であれば緊急通知を行います。
オプションでリスク発生時の対応コンサルティングや、検索エンジンの評価対応も受けられるので、導入を検討してみましょう。大手食品メーカーや自動車メーカーなど、多くの業界で利用されています。
アディッシュのインターネットモニタリング
アディッシュのインターネットモニタリングは、コミュニティサイトやECサイトのコメントや、書き込みの投稿監視が可能なサービスです。XやFacebook・InstagramといったSNSのアカウント監視や、各種Web掲示板のパトロールにも対応しています。
ソーシャルリスニングによりリスクのある投稿を検知し、いち早く報告を受けられる体制を構築できます。さらにフリマサイトやマッチングサービスなどで、必要な本人確認の代行も依頼できるので、必要に応じて利用してみましょう。動画共有サイトでの監視や、キュレーションメディアでの記事審査も依頼できます。
おすすめのSNS投稿監視サービス比較【AIによるチェックサービス】
続いてAI(人工知能)技術を活用した、SNS投稿監視サービスも押さえておきましょう。AIと目視によるダブルチェックで、投稿や書き込みを詳細にチェックできるサービスが多くあります。
イー・ガーディアンの投稿監視サービス - イー・ガーディアン株式会社
イー・ガーディアンの投稿監視サービスは、投稿内容を自動判別するAI監視システムと人による監視体制のSNS投稿監視サービスです。専門オペレーターによる投稿チェックに24時間365日対応しています。
SNSだけでなく、掲示板やコメント、コミュニティなどの監視が可能です。投稿監視システムや人工知能型画像認識システムなどにより、特定の怪しい投稿のみに絞り込んでチェックを行えるため、監視コストの低減にもつなげられます。
Mimamorn - 株式会社エフェクチュアル
Mimamornはインターネット上の文章について、特定のキーワードが発生していないか監視できるサービスです。商品・サービスに関する感想や、意見・風評を確認するのに役立つのに加えて、情報漏えいの監視にも利用できます。
主要なSNSをはじめ、多くのWebメディアを対象に独自のAIシステムによる検知が可能です。月額39,800円から手軽に利用できるので、まずは検知精度を確かめてみるとよいでしょう。予算に応じて、機能を柔軟にカスタマイズできるのも強みです。
Posmoni
Posmoniは、AI(人工知能)と目視による投稿監視により、SNS運営の負担を軽減できるサービスです。行き過ぎた暴言や暴力的なコンテンツを素早く排除し、安全なコミュニティ運営を実現します。
SNSをはじめとして、掲示板やライブチャットなど、さまざまなコミュニティサービスに対応可能で、導入後すぐに監視を始められます。国内外のクラウドソースを活用し、24時間365日のリアルタイムチェックが可能。さらに、高度なAIにより不適切な画像・動画も、素早く検知・対応できます。
AIブランドモニター
AIブランドモニターは、ネット上の風評をAIが365日監視するサービスで、SNSや商品の評判チェック・投稿管理などに役立ちます。
膨大な情報をAIが検知・分析し、評判が一目でわかるレポートを作成するのが特徴です。ダッシュボードを確認すれば、評判が一覧でスコア化されるので、有効な対策を素早く打てるようになります。さらにChatGPTとの連携機能も備えており、独自の炎上予防・口コミ管理サポート機能も利用可能です。
ツール上でネガティブな情報を発見した場合、ベンダーの経験豊富なスタッフに最適な対策を案内してもらえるので、SNSの運用に慣れていない企業も安心です。
エルテスのWebリスクモニタリング
エルテスのWebリスクモニタリングは、企業活動に影響のあるリスク情報を、24時間365日のモニタリングで早期発見するサーヒスです。AIと専門家による監視体制で、Xや5chなどのメディアからオープンな情報を取得し、徹底したモニタリングを行います。
緊急性の高い投稿を検知した場合には、緊急通知に加えて、沈静化までの初期対応を支援します。検知した投稿データはダッシュボードで常に確認できるので、社内での共有や報告が可能です。投稿のモニタリングと指定メディアの監視に加えて、各種リスク調査にも対応しています。
モニタリングDX
モニタリングDXは、SNSの投稿や口コミを確認・仕分けする手間を、大幅に削減できる高性能AI搭載のモニタリングツールです。業界初の投稿自動カテゴリー分け機能により、ネガポジ判定だけではなく、投稿がどのような話題・内容であるかの仕分けが可能です。
人間の判定に限りなく近い制度で結果を出せるため、SNSの投稿や口コミの判定にかかる時間を大幅に削減できます。AI学習により新たな判定候補ワードの自動検出も可能で、継続利用により判定精度を高められるのも強みです。
SNS投稿監視サービスを利用するメリット
SNS投稿監視サービスを利用するメリットは、主に次のとおりです。
- 炎上の可能性を未然に防止できる
- 問題が起こった際にも素早く対応できる
- 投稿や書き込みを業務改善に活かせるようになる
炎上の可能性を未然に防止できる
炎上リスクのある投稿や書き込みを発見し、問題が起こる前に対処できるようになるのは、SNS投稿監視サービスの最大のメリットです。企業情報や商品・サービスに関する投稿や、コメントをリアルタイムで監視し、不適切な内容やリスクのある投稿を早期に発見できます。
問題が顕在化したり世間に広まったりする前に対応できるので、炎上による被害を大幅に軽減できます。リスクのある投稿が発見された場合、どのように対応すべきかアドバイスを受けられるサービスも多いので、積極的に活用しましょう。
問題が起こった際にも素早く対応できる
消費者や顧客・社員の投稿や書き込みにより、問題が起こった際にも、素早く対応できるようになります。自社の危機管理体制のアピールにもつながるため、炎上のリスクを、逆にチャンスに変えられる可能性もあるでしょう。
さらに、外部の投稿監視サービスを利用することで、内部のセキュリティ体制も強化される傾向にあります。SNSやWebメディアの運用に関するリスク対策以外にも、業務に関するさまざまなセキュリティリスクに対して、迅速に対応できる体制の構築につながります。
投稿や書き込みを業務改善に活かせるようになる
消費者や顧客の投稿や書き込みを、業務改善や商品・サービスのブラッシュアップにつなげられるのも、投稿監視サービスを利用するメリットです。SNS上の投稿から顧客が商品・サービスに対して、どのような意見や感想をもっているのか確認できます。
ポジティブな意見のみならず、ネガティブな意見も参考にすることで、サービスの向上に役立つでしょう。さらにSNSは消費者の関心やトレンドを反映する場でもあるため、投稿の監視を通じて、どのような商品やテーマが注目されているか把握できます。情報を多角的に分析すれば、商品開発やマーケティング戦略の構築に活用できます。
SNS投稿監視サービスを利用するデメリットや注意点
SNS投稿監視サービスは多くのメリットがある一方で、次の点はデメリットになり得ます。注意点を理解したうえで、自社に合ったサービスを慎重に選択しましょう。
対応範囲をきちんと確認しておく
投稿監視サービスを利用する際には、対象となるプラットフォーム(SNSやネット掲示板・比較サイト・ブログなど)をきちんと調べておく必要があります。運用中のSNSやWebメディアに問題なく対応しているか、監視できるコンテンツの種類(テキスト・画像・動画など)とともにチェックしましょう。
加えて、どの程度の頻度で投稿をチェックしてもらえるか、どのようなかたちで報告を受けられるかも確認が必要です。社内のSNS担当者が状況を速やかに把握し、然るべき対応をとりやすいサービスを選択することが大事です。
リスク管理対策を徹底する
サービスの利用に加えて、社内でもリスク管理対策を徹底する必要があります。問題のある投稿を発見した場合、削除申請のみならず投稿者への警告や指導など、状況に応じた措置をとれる体制を整えておきましょう。
投稿監視サービスによっては、トラブルが発生した際の対応までサポートしてくれる場合もありますが、社内できちんと対応できる体制を構築する必要があります。
また一方で、顧客に投稿が監視されている感覚を与えないことも重要です。常時投稿が監視されているとわかると、企業に対する信頼感が揺らいでしまうおそれがあります。基本的に、投稿を監視している旨を公開する必要はありません。
投稿者のプライバシーに配慮しつつ、炎上リスクのある投稿に対しては、迅速に対応する姿勢を維持することが大事です。
SNS投稿監視サービスで炎上を未然に防ぐ
SNS投稿監視サービスを利用すれば、XやFacebook・InstagramといったSNSをはじめ、さまざまなWebメディアで問題のある投稿を速やかに発見できます。自社のリソースを割かずにリスクを発見できるのに加えて、炎上の可能性を防ぎつつ、問題が起こった際は迅速に対抗策を講じられるでしょう。
利用するサービスを選ぶ際には、次のポイントを比較することが大事です。
- 対応しているSNS・Webメディア
- 収集できるコンテンツの範囲
- 問題・リスク検知のスピード
- インシデント発生時に受けられるサポート
- サービスのコストパフォーマンス
- SNSの運用サポートの有無
- コンサルティングサービスの有無
SNS投稿監視サービスをより深く検討したい方は、できるだけ各提供会社のサービス資料を請求し、比較・検討するとよいでしょう。