クラウドサインとDocusignどちらを採用すべき?主要電子契約システムを徹底比較!
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クラウドサインとDocusignの比較
クラウドサインとDocusignは、共に契約書の作成、送付、署名、保管をオンライン上で完結できる電子契約システムです。両者の主な違いは次のとおりです。
| 比較項目 | クラウドサイン | Docusign |
|---|---|---|
| 提供会社 | 弁護士ドットコム株式会社 | Docusign, Inc. |
| 導入実績 | 250万社以上(累計送信件数3,000万件以上)※1 | 世界180か国以上で160万社以上※2 |
| 主な対象業種 | 全業種(特に日本国内の企業) | 全業種(グローバル企業にも対応) |
| 主な特徴 | ・日本法に最適化 ・日本語サポート ・シンプルな操作性 |
・グローバルスタンダード ・多言語対応 ・豊富な機能 |
※1 出典:弁護士ドットコム「クラウドサイン|国内シェアNo.1の電子契約サービス」(2025年12月2日閲覧)
※2 出典:Docusign「Docusign|世界No.1の電子署名&インテリジェント契約管理システム」(2025年12月2日閲覧)
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クラウドサインとDocusignの企業概要
クラウドサインとDocusignを提供する企業の概要を紹介します。
クラウドサインとは
クラウドサインは、弁護士ドットコム株式会社が提供する電子契約システムです。
弁護士ドットコム株式会社は、2005年に設立され、東証グロース市場に上場しています。
「クラウドサイン」は、日本の法律や商習慣に最適化されたサービスとして、国内シェアNo.1※とされています。
※出典:弁護士ドットコム「クラウドサイン|国内シェアNo.1の電子契約サービス」(2025年12月2日閲覧)
Docusignとは
Docusignは、DocuSign, Inc. が提供する電子署名ソリューションです。
DocuSign, Inc. は、2003年に米国で設立され、電子署名とデジタル取引管理の分野で世界をリードする企業です。
Docusignは、世界180か国以上※で利用されており、多言語対応やグローバルな法規制への準拠を強みとしています。
出典:Docusign「Docusign|世界No.1の電子署名&インテリジェント契約管理システム」(2025年12月2日閲覧)
クラウドサインとDocusignの基本機能を比較
クラウドサインとDocusignの基本的な機能について紹介します。
機能一覧
機能数を比較するとDocusignの方が多機能ですが、クラウドサインも日本の商習慣に必要な機能を備えています。
■クラウドサインの主な機能
- 契約書の作成、アップロード
- 契約書の送信、署名依頼
- 電子署名、タイムスタンプ
- 契約書の保管、検索
- テンプレート機能
- ワークフロー機能
- 本人確認機能
- API連携
■Docusignの主な機能
- 契約書の作成、アップロード
- 契約書の送信、署名依頼
- 電子署名、タイムスタンプ
- 契約書の保管、検索
- テンプレート機能
- ワークフロー機能
- 本人確認機能
- API連携
- 高度な認証機能
- レポート機能
- 多言語対応
- モバイルアプリ
機能の比較表
双方の機能と価格については、次の表で比較してまとめているので、ぜひ参考にしてください。
| 機能 | クラウドサイン | Docusign |
|---|---|---|
| 契約書作成 | ○ | ○ |
| 契約書送信 | ○ | ○ |
| 電子署名 | ○ | ○ |
| タイムスタンプ | ○ | ○ |
| 契約書保管 | ○ | ○ |
| テンプレート | ○ | ○ |
| ワークフロー | ○ | ○ |
| 本人確認 | ○ | ○ |
| API連携 | ○ | ○ |
| 多言語対応 | 一部対応 | ○(40言語以上) |
| モバイルアプリ | ー | ○ |
価格・仕様の比較表
| 比較項目 | クラウドサイン | Docusign |
|---|---|---|
| 月額料金 | 10,000円~ | 1,990円~ |
| 無料トライアル | フリープランを利用可能 | ○(30日間) |
クラウドサインとDocusignの特徴を比較
クラウドサインとDocusignは、共に電子契約を実現するサービスですが、得意とする分野や機能に違いがあります。
クラウドサインは、日本の法律や商習慣に最適化されており、日本語でのサポートも充実しています。一方、Docusignは、グローバルスタンダードな電子署名ソリューションとして、多言語対応や高度な認証機能を備えています。
共通する基本機能としては、次のようなものがあります。
- 契約書の作成、アップロード
- 契約書の送信、署名依頼
- 電子署名、タイムスタンプ
- 契約書の保管、検索
クラウドサインの特徴は次のとおりです。
日本法に最適化
クラウドサインは、日本の法律や商習慣に合わせて開発されており、日本の企業にとって利用しやすいサービスです。
日本語サポート
日本語によるサポートが充実しており、導入から運用まで安心して利用できます。
シンプルな操作性
直感的に操作できるシンプルなインターフェースを採用しており、ITに詳しくない方でも簡単に利用できます。
Docusignの特徴は次のとおりです。
グローバルスタンダード
Docusignは、世界中で利用されている電子署名ソリューションであり、グローバルな取引にも対応できます。
多言語対応
40以上の言語に対応しており、海外の企業との契約にも利用できます。
豊富な機能
高度な認証機能やレポート機能など、豊富な機能を備えています。
クラウドサインとDocusignの評判・口コミを比較
クラウドサインとDocusignの評判や口コミも確認しておきましょう。
クラウドサインの評判・口コミ
Docusignの評判・口コミ
その他の電子契約システムとの比較
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クラウドサインとDocusignは結局どちらを採用すべきか?
クラウドサインとDocusignは共に優れた電子契約システムですが、次のような観点からサービスを選定するのがよいでしょう。
■クラウドサインが向いている場合
- 日本国内の企業との取引が中心
- 日本語でのサポートを重視する
- シンプルで使いやすいシステムを求めている
■Docusignが向いている場合
- 海外の企業との取引が多い
- 多言語対応が必要
- 高度な認証機能やレポート機能を求めている
- グローバルスタンダードのシステムを利用したい
価格面ではDocusignの方が安価ですが、日本の商習慣に合わせて作られたクラウドサインが使いやすいと感じる場合もあるでしょう。
無料トライアルやフリープランを活用し、実際の業務に即した操作感や機能を確かめることをおすすめします。


